2010年03月30日

私の歳時記 2010.03.30 天の月、地の花、これぞ贅沢の極み

満月と夜桜
 寒さに我慢ができれば、今宵こそは観月と花見が同時にできる稀な一夜と申せます。今日が今年四回目の望月の宵であり、花は清新な三分咲きの頃と言えるでしょう。ベランダからは正面に満月が望め煌々と黄金に照り映え、庭の染井吉野は街灯の灯りに映え薄紅がぼうっと滲んで観えます。目を移せば暗がりに向かうに従って紅は濃くなり艶美を増し、更に闇に向かえば薄墨の如く色を失くしていきます。誠に夢のような麗しき如月の一夜です。

 天に黄金の望月、地に薄紅の夜桜、秋と春の至高の美を味わえるとは、実に有難く幸せな事ではないでしょうか…。
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2010年03月29日

私の歳時記 2010.03.29 昼の狐の嫁入りと夜の月

 今日は誠に目まぐるしいお天気の日で、昼は晴れているのに時々パラパラと僅かな雨が降りました。この現象を昔から「狐の嫁入り」と称し今に伝えてきました。その伝で言えば狐はこんなお天気雨の折に嫁入りをするのだそうです。
 
 葛飾北斎の絵にこの「狐の嫁入り」を描いた作品があり、その構図は狐の嫁入りの行列の脇に人間が雨のために農作物を片付けて家に取り込む姿が描かれています。
 
 青空に小雨、余り見慣れぬ風景の異質さを恐れた人間は、こんなお伽噺のような言い伝えを作り子孫に残したのですね…。そしてこれはまた以外な事に全国的に流布したのです。何と不思議で面白く、興味深いものですね。「狐の嫁入り」、ちょいと怪しく興味をそそられる良い語句ですね。

 夜は一転して寒風が吹き荒び、寒いの寒くないの…、震え上がりました。季節外れの寒波が訪れているそうで、空は冬の空のように澄み渡り、今輝かしい天体が観えています。寒いのですが我慢して、さっきまでベランダに降りて月を眺めていました。明日が満月であり、その円球の陰りない輝きは久し振りのものであり、感動しました。月の傍には土星がおり、穏やかにまったりとした薄黄色の光を放っていました。そしてその東にはおとめ座のスピカがあり、こちらは何を思うのか何に激するのか、激しい瞬きを魅せていました。
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2010年03月28日

音楽の話18 2010 リトルコンサート 2010.03.28

  娘・三上夏子先生と先輩声楽家の大関はるみ先生の主催するピアノ発表会・リトルコンサートが横浜ゲーテ座で開かれました。小さな子供から大人までが緊張で震えながらも楽しく誇らしげに出演しました。溌剌とした曲、優しい曲、楽しい曲、思いの籠った曲、様々な曲が選ばれていました。
 後半にはディズニーのベストナンバーが兄弟、親子、生徒同士、また生徒と先生のコンビでピアノデュオの形で演奏されました。その楽しさ、優しさ、大きな喜び、そこには音楽の大切な夢がありました。見守る家族の愛がありました。素敵な事ですね!
 先生方の歌とピアノ、そして年長の方々の素晴らしい腕前、本当に感心いたしました。音楽の将来は当分大丈夫ですね!

           演奏曲目と寸評
1、ちょうちょう             スペイン民謡

 2、 歌                     ゲジケ

3、おもちゃを片付けなさい       ビュイグ=ロジェ 

4、アンダンテ(びっくりシンフォニーより)   ハイドン

5、ソナチネ                  チュルク

6、おかしなできごと、メロディー     カバレフスキー

7、ソナチネ OP.36-1 C-dur T      クレメンティー 
 
 *ここまでは可愛いお子様たちのおませな服装、背伸びの演奏、そして親御さんたちの無我夢中…。誠に微笑ましい風景を見せてくれました。仄々としました。みんなしっかり弾けて偉いね、頑張ったね。凄い!

8、かっこう                 ドイツ民謡
   チューリップの王女様           サティー 
 *サティーのアンニュイな雰囲気がとても良かったですね。ふっと力が抜けてリラックスができました。

9、アレグロ                モーツァルト
 *軽快で愛らしい曲、お話しているよう、一生懸命弾いていました。

 10、二つのドイツのダンス          ベートーヴェン
 *ベートーヴェンは清潔な人柄、そのベートーヴェンの爽やかさが感じられました。軽快で踊りたくなりますね。

 11、みじかいうた、ピエロ          カバレフスキー
 *寂しい歌と面白い曲が対比されています。中でもピエロって面白いね! 私も楽しかったです。

 12、メロディー、勇敢な騎手          シューマン
 *シューマンの優しさがよく出ていました。仄暗いところがシューマンらしくて素敵ですね。

 13、人形の夢と目覚め              オースチン
 *発表会の定番の曲ですね。これを弾けるなんて素晴らしいです。ゆったりと丁寧に弾けていましたね。

 14、気まぐれなロバ              ベルトミュー
 *愉快なロバさんの曲、楽しいけど綺麗なフレーズもあり、そこが美しく弾けました。パーマとシックなドレスが素敵な子、お辞儀も綺麗でした。

 15、ソナチネ OP.157-4               スピンドラー
 *中々の努力家さんかしら、力強く元気に弾けました。丁寧さもありました。

 16、ソナチネ第六番 F-dur U ロンド     べ-トーヴェン
 *よく弾かれる有名なベートーヴェンのソナチネ、健やかで美しいメロディーがあり、勿論貴方の演奏は美しかったですよ! 

 17、ソナチネ OP20-1 Gーdur T         ドゥシェック
 *しっかりとした構成をもって演奏しました。ソナチネもここまでくると難しいですね。よく頑張りました。

 18、エリ−ゼのために             べ-トーヴェン  
 *ピアノを志す人の一つの目的がこの曲です。囁くようでもあり、夢見るようでもあり、ドラマティックでもあります。嬉しそうに弾いていましたね。良かったね。

 19、ポロネーズ B-dur(遺作)           ショパン
 *可愛らしポロネーズですね。こんな曲があるなんて知りませんでした。ポロネーズのリズムに乗って弾むようでした。

 20、ノクターン                  リヒナー   
 *明るい町の灯りが見えます。静かな夜のムードが漂います。ゆったりとして綺麗なピアノの響きでした。

 21、プロムナード、タランテラ、マーチ     プロコフィエフ 
 *お洒落で楽しい現代の音楽、粋にさらりと弾くのが肝要ですね、お洒落にね。それが出来ていたと思いました。

 22、即興曲 OP.90-4 As-dur           シューベルト
 *この中学生は天性のエンターティナーですね。聴かせどころを心得ています。見事な演奏でした。

 23、トルコ行進曲                モーツァルト
 *エキゾチックなトルコ風の行進曲、当時のヨーロッパでは流行してました。コーヒーもトルコから伝わった飲み物なのですよ。確実に丁寧に異国情緒を表現できました。

 ヴァイオリンとピアノのデュオ
 メヌエット G-dur〜g-moll             j.s.バッハ
 *ピアノの冷涼な響きを聴き続けた後にヴァイオリンの音、何て暖かく聴こえたのでしょうか。ピアノのロマンティックとはまた別の人の声に近いヴァイオリンのリリシズム、素敵でした。

 三上夏子先生の演奏
 「ああ、ママ聞いてちょうだい」による変奏曲(キラキラ星変奏曲)       W・A・モーツァルト
 *美しいピアノの音、このこぼれおちる美音は指のタッチの微妙な使い方に秘密があります。生徒の皆さんも先生の教えをきちんと守って良い音で弾けるようになってください。
 変奏曲とは一つのメロディーテーマ(主題)を様々に変化させて作り出す曲です。その変化の度に人間(作者)のあらゆる思いや感情が込められていきます。喜び、怒り、悲しみ、楽しみ、変奏曲とは人間の思いのデパートなのです。
 そんな感情の変化を三上先生はその美音の中に摘み取っていきます。時には華やかに時には喜ばしく、また時には悲しみに満ち溢れて…。素晴らし感動を求めて…。人の心の表現者として…。
 音楽とは人の感情の鏡です。その鏡が磨かれれば磨かれる程そこには新たな音楽芸術の未来が広がってくるのです。まだ見ぬ世界が現われてくるのです。

 大関はるみ先生の歌唱
 不思議の国のアリス、これが恋かしら(シンデレラ)、右から二番目の星(ピータ−パン)
 大関先生はイタリア歌劇のアリアやイタリア歌曲を専門とする声楽家です。美しく豊かな声を持ちスケールの大きな歌唱を聴かせてくださいます。またイタリア語の歌ばかりではなく、ドイツ語の歌曲や英語の歌、はたまた日本の歌曲や唱歌も歌ってくださいます。優しく温かい心の持ち主であり、それが歌によく表れてます。ディズニーの愛らしい歌をありがとうございました。
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間奏曲250 フィギュア審査員、やはり可笑しい

 素人目に観ても確かにヨナの演技は美しい、大いに魅力的です。しかし今回、真央は完璧でした。少なくとも失敗したヨナに比べれば。誠に苛立たしい限りですがどうも今のフィギュア界には依怙贔屓が横行しているようです。真央の演技は完璧の上に迫力がありました。胸を打つ力がありました。何より観客の歓声の大きさがそれを物語っていました。それにも拘わらずフリーの採点で一位はヨナでした。私は全く納得がいきませんでした。何故か判りませんが、真央は審査員に嫌われてるようです。審査員達は真央の苦心の成果・三回転半を認めるのが悔しいと見えました。誠に陳腐な旧態依然の審査体系に呆れ果てただ嗤うだけですね! 真央は当分採点には苦労するでしょう。でも革新者は何時もそのような苦難を背負うものなのです。何れ真央はナンバーワンになるでしょう。フィギュアの真の手本となるでしょう。後は美しさのパフォーマンスを身に付けるだけですね。金メダルおめでとう!
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2010年03月27日

間奏曲249 鶯とデュエット再び

 花の寺、鶯の寺として私の大好きなお寺さん、ここの幼稚園の仕事は私の大切な年中行事です。毎年楽しみにして訪れています。
ハクモクレン 
巨大なハクモクレン、やや遅きに失して黄ばんでしまいましたが、それもまた粋なもの、美しいと讃嘆しました。

バイモ
バイモ、昔は春の庭一面に咲いていました。今は大分少なくなりましたが、やはり素敵に咲いていました。

 再びのお寺の幼稚園、今日は天気がよく私の仕事の間中鶯は常に鳴いてくれました。アクセントやイントネイションはやや拙い鳴き方でしたが、透き通る声は清らかで私は嬉しくなりました。時々聴き惚れて調律の手を休めると鶯は遠く遠ざかり微かな声となりました。再度ピアノを打ち出すと声は戻ってきました。まるで私のピアノに関心を持ち呼応して動いているようでした?…。鶯は自分の縄張りを行き来しているようで、正に私の思惑通りの鶯の動きでした。大いに楽しめました。鶯君サンキュー!
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野の花39 ムラサキケマン 逗子市池子 2010.02.26

ムラサキケマン
ムラサキケマン(紫華鬘、ケシ科キケマン属)
 日蔭のやや湿った所に生える越年草、人の生活圏からはやや離れた場所に多く見られます。赤紫の花房は鮮やかでしかも比較的群生する草なのでよく目立ちます。雑草からは頭一つ抜け出した春の美しい紫です。
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野の花38 アオキの花と実 逗子市池子 2010. 03.26

アオキの雄花 
アオキの雄花(ミズキ科アオキ属)
  四弁の赤黒い花、非常に小さく、遠くからでは気付きません。しかし近付いて良く観ると中々に美しい花です。拡大してみれば更に美しさが際立ちます。誰も観てやらないのでは可哀想ではありませんか。是非観てやってください。
 観ればオシベしかなく雄花である事が判ります。メシベは退化したそうでこれは雄の木の証です。と言う事は昔はメシベがあったって言う事、いつの間にか雄木と雌木に分かれたのですね。雄と雌の違いなどは大した事ではないのですね、植物にとっては…。

アオキの実
アオキの実
 実があると言う事はこれは雌の木です。実の脇からは今年の花序が伸びています。まだ花はなくもう少し時間が掛かりそうです。雄花よりも少し後で花開くようです。しかし今年の花が咲く時まで実が残るのは面白いですね。一年掛かりで紅く熟すのですね。
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間奏曲248 早朝のアッシー

 今、妻を最寄駅まで送って来ました。妻は義母と義姉夫婦と連れだって身延山へお花見に出掛けたのでした。身延山には素晴らし枝垂れ桜があるのでしたね。義母には生前の義父との思い出の桜と聞いています。親孝行ができてよかったね。私は残念ながら月末と来月の初めは仕事が立て込んでいて同行できませんでした。これから仕事とです。トホホホ… 
 まあ私は特別お花見として気張って出掛けなくても毎日あちこちの路傍や里山で花を観て暮らしている男です。私の日常は花と共にあります。ですからちっとも寂しくありません。…とか何とか言っちゃって無理しちゃってもやはり悔しさは隠せません、ポツリと「僕も行きたかったな」。
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2010年03月26日

私の歳時記 2010.03.26 愛しき山桜 逗子池子

ヤマザクラ
ヤマザクラ(山桜、バラ科サクラ属)
 山桜は日本の山野に自生する種で、全ての山桜はタネから育ちます。従ってその個体変異は大きく株により開花時の花色葉色が大いに異なります。普通、花色と葉色の濃さは比例すると考えられ、花の濃い株は葉(幼芽)の色も濃い(紅い)のです。花が咲くと同時に葉も出るため、その固有の色がそれぞれ主張をし合いまた溶け合って山桜の桜山は濃淡の見事なグラデーションを描きます。正に春欄満を演出するのです。
 染井吉野もいいし、江戸彼岸も素晴らしい、大島は清麗だし、蝦夷山桜は華麗極まりない…。しかし山桜は地味で小作りだけれど淡く柔和で美しい、私はどんな豊満な桜よりもこの清楚で優しい乙女を愛して止みません。

 京急の線路越しに写したので電線が写ってしまいました。残念ですがご容赦ください。
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2010年03月25日

間奏曲247 雨と鶯

 一昨日から降り続く止み間のない雨、しかもだんだん寒さが増してきて今日は辛い氷雨でした。この日は昨年鶯と私とでデュエットをしたあのお庭の素敵な幼稚園での仕事…、しかし雨音ばかりが聞こえ、鶯はおろか烏さえ鳴きはしませんでした。「こんな雨では鶯は来ないかな?」…。しんしんと冷えゆく教室で一心腐乱に調律をしていると、やがて外界の音を感じなくなりました。…とその時突然の一声が…「ホー、ホケキョ」と聞えた気がしました。窓を開け、外を見ると相変わらずの強い雨降りで、鶯の気配はありません。「空耳だったのかしら?、今確かに鶯の声が聞えたようだが…」、私は狐に抓まれたような不思議な異次元の空間にいる錯覚を覚え、夢を見ているようでした。余りにも美しい声の主・鶯に拘りすぎたのでしようか…。がっかりし、鶯とのデュエットは後日の楽しみとして諦め、再び調律に邁進しました。ピアノは正しい音に整えられ、鶯との音比べに十分立ち向かえる程の美しさになったのにね…。
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2010年03月24日

音楽の話17 ストレスと涙、そして音楽と

 先日放送されたフジテレビ「エチカの鏡」でストレスに勝つ方法を教えていました。朝太陽光にあたるとか、リズム運動をするとか、幾つかの方法を伝授していました。その中に特に私の目を引き付けたのが泣く事でした。泣いた時に起こる精神の浄化作用がストレスを解放する強い効果がある事を伝えていました。
 
 例えば子供は日常的にストレスが生じれば泣いてそのストレスを解放しますが、大人はそう易々と泣く事はできません。過酷な非日常の強いストレスがあれば泣く事もあるでしょうが、大抵の大人は自分の窮地では余り泣かないのです。苦悩する事はあっても泣くのは敗北と思って最後の最後まで泣けないのです。依って益々ストレスを溜め込む事になります。

 ではどうしたら大人は泣いてストレスを発散できるのでしょうか。番組では自分の好きなメロドラマなどを見せて出場者を泣かせていました。メロドラマの優しさに溢れる悲劇性、これこそが大人を簡単に泣かせる妙薬であるのが解ります。ここで安易ではありますが、ストレスの解放がなされたのです。しかしそこに何か白々しい軽い作りもの真実味のなさが見え隠れするのも否めません。お涙頂戴の真実味のなさが…。

 それではどこに真実味のある泣いてストレスを解放できる在り処があるのでしょうか。それは飽くなき探求の末に完成された芸術作品の中にあります。作者は己の悲しみを人類の悲しみとして捕えます。人の涙を自分の涙として表現します。その眼差しは人類への優しさに満ちています。それは文学であろうと絵画であろうと、そして音楽であろうとも…。優れた人の優れた作品には必ず愛と涙のメッセージがあるのです。例えばモーツァルトのレクイエムのように…、ブラームスの歌曲「おお死よ、なれこそいたまし」OP121ー3のように…。
 
 
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間奏曲246 雨の朝、でも健やかです

 雨がしとしとと降る朝、皆様おはようございます。昨晩はよく眠れましたか? 私は予想どおり健やかに眠れました。寝るのは健康の基本ですね、良く寝むれた朝はとても気持ちよくやる気が違ってきます。よし!やってやろうじゃないの! と言う前向きな気力が俄然湧いてきます。今日の仕事は早いので、支度を急いで行って参ります。皆様もお元気で行ってらっしゃい! 良いご首尾を!
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2010年03月23日

私の歳時記 20103.23 静かな雨の夜

 今日は上弦の月の日、晴れていれば艶めかしい半月が観えた筈でした。でもこんな静かな雨は何かしら心を落ち着かせてくれていいものです。寒くもなく心地よい湿り気のある空気が部屋を支配していて肌も潤むようです。心身が軽く健やかとなり、今夜は良く眠れそうです。皆さまもお健やかでありますように…、夜深しなどせずにお休みなさい。
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2010年03月22日

野の花37 春の花二題 横浜市 2010.03.22

タチツボスミレ
タチツボスミレ(立壺菫、スミレ科スミレ属・多年草)
春の乙女・タチツボスミレが帰ってきました。「この涙色が美しいね」と私が言えば「決して悲しくはないのよ!、ただ春が来て嬉しいだけなの…」と答えて嬉し涙を流しました。私はその愛しさに涙しました。

ホトケノザ
ホトケノザ(仏の座、別名・サンガイグサ・ホトケノツヅレ・ホウガイソウ、シソ科オドリコソウ属・越年草)
シソ科オドリコソウ属の越年草です。越年草とは前年の秋までに種から芽を出し、年を越した春に花咲く草を言います。そして実を結び種を散らせて命尽きるのです。今、このホトケノザは花盛りです。ナズナやオオイヌノフグリなどと一緒に日当たりのよい道端で咲いています。よく群生をして見事な風景を魅せます。
 
 この草の名の由来は、この花の元にある花序の葉の重なりから来ています。仏の座のようでもあり、さんがい(三蓋)のようでもあります。またほうがい(宝蓋)にも例えられ、更に仏のつづれは仏の綴れ織りの衣に例えたようです。 

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野の花36 トウダイグサ 横浜市 2010.03.22

トウダイグサ
トウダイグサ(灯台草、トウダイグサ科トウダイグサ属)
 黄緑が美しい草で、思わず美味しそうと思ってしまいます。ところがこれは毒草であり、草汁に触れれば皮膚はかぶれてしまいます。況して食べてしまえば、口どころか胃や腸は大変な事になります。田舎の道端にはよく生えているので気を着けてください。食べないように…。

 トウダイグサの灯台とは海を照らす灯台ではなく、昔の室内照明の事。時代劇を見ると出てきますよね。この草の杯状の花序が灯台に似ているのでこの名になりました。
 
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野の花35 ウグイスカズラ 横浜市 2010.03.22

 数日前の散歩の折、この花に出会いました。その時は風が強くピントが呆け写真撮影に失敗してしまいました。今回はまずまずの出来であり、ここに載せる事を果たせました。

ウグイスカズラ
ウグイスカズラ(鶯蔓、スイカズラ科スイカズラ属)
 背の低い小さな灌木です。星型の華奢な花を下に垂らして咲かせていました。薄紅の優しい花色で心に残り帰宅して調べました。初めはツツジの仲間かと思いツツジ科を調べてみました。しかしどうも違うらしい…、結局、合弁花類を端から調べ上げとうとう突き止めました。ウグイスカズラ、花に見合ういい名前でした。
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私の歳時記 2010.03.22 辛夷満開、桜綻ぶ

 昨日の朝は雷鳴で起こされ、今朝はメジロのさえずりで目が覚めました。どちらも楽しいですが、私はメジロのさえずりがいいですね。しかしどちらでも起きない我が妻はこれ如何に?、私は隣に寝ていてその眠りっ振りにはほとほと感心させられます。ママ、御免チャイ?

 気持ちいい朝なので食事を済ませ、早速散歩に出ました。何時もの自然公園を一回りしたのですが、本格の春は既にここにあり、様々な花が咲き揃いました。コブシは満開を迎え、染井吉野はほころびました。目眩めく春欄満はあと一週間後ですかね。

コブシ
コブシ(辛夷、別名・ヤマアララギ・コブシハジカミ、モクレン科モクレン属) 
 自然公園内の芝の原に一本植えられているコブシ、大木ではありませんが、遠くからでも良く見えます。樹形が素晴らしく、丸く白い巨大なボールのよう…。本当に素敵です。
 千昌夫の「北国の春」でコブシは歌われています。「コブシ咲くあの北国の北国の春…」。正に北国の山に自生し山桜の前に咲き満開になる、村では春一番の花なのですね…。

ソメイヨシノ
ソメイヨシノ(バラ科サクラ属)
 いよいよ染井吉野が咲き始めました。エドヒガンザクラとオオシマザクラの掛け合わせであり、ふた親の持つ最良の因子を受け継いだ桜の傑作と言えます。枝の大きな広がり、密度の高い花房、そして何よりの薄紅の花色、正に空前絶後の妖艶な色です。
 最大の欠点は一本の掛け合わせ木から生まれたクローン桜である事です。実生以外の木は寿命が短く名木になるまでに時間が足りないのです。実生の親達は樹齢千年を超えるものがあるのにね…。そして全ての染井吉野が同色で色の変化・個性のない事。あの山桜のような陰影に富んだ群落が望めない事です。でもこれほどの艶美な花は何処にもありませんよね…。染井吉野はそれでいいのです。
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2010年03月21日

間奏曲245 速いぞ、凄いぞ、でも怖くないぞ、京急の快賊特急

 娘のバロックダンス発表会に出向くため、京浜東北線で田端に向かったのですが、途中事故のため鶴見で足止めを食い、その後はチンタラチンタラで私は業を煮やし、帰りには品川から京急に乗り換え横浜に向かいました。
 一番前の運転席の後ろに他人の子供達と立見で陣取り、迫りくる景色とスピードメーターを交互に見比べ興奮の乗り物体験をしました。京急電車の速いの速くないの、どっちだと思いますか? そう速いの! スタートからアクセル全開で四十五秒足らずで時速120qに達し、その勢いでカーブに挑み難なく駆け抜けてしまいます。そのビクともしない安定感はJRのような脱線事故の恐怖など全く感じられません。アクセル、解除、アクセル、解除、そしてブレーキ、またアクセルと…。その凄まじいアクセルワークに私は血沸き肉踊り、まるでFー1を見ているようでした。何と言う快走、何と言う快感、正に京急の快速特急は快賊特急であり、野蛮極まりない愛すべき通勤電車です。万歳!京浜急行!
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音楽の話16 バロックダンスの楽しみ

 今日は我が娘・三上夏子が出演したバロックダンスの発表会を観覧してきました。群舞あり、ソロあり、デュエットありの楽しい舞踏の会でした。夏子先生はソロでメヌエットを愛らしく踊り、またデュエットではG・F・ヘンデルのオペラ「ジュリアス・シーザー」の中の音楽に振付した演目を踊りました。何時も二人でデュオをしているヴィオリニストの青年演じるシーザーと息を合わせて、若き日のクレオパトラを妖艶?に演じました。

宮廷の衣装 
 宮廷の美しいドレスを着けて踊りました。馬子にも衣装かも知れませんが、とてもエレガントで愛らしいでしょ! 父親の私が言うのも何ですが、麗しい娘の姿に惚れ惚れとしました。踊りは愛らしく清純さが際立ちました。

横からの姿
 横から見たドレスのフォルム、流れる線とふっくらしたボリュームが美しいと思いました。
 因みにこの衣装は妻が縫いました。妻もバロックダンスを嗜んでおり、以前、研究家の先生に教えを請い、この宮廷のドレスを制作したのでした。
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間奏曲244 暴風雨は収まりました

 先程掲載したブログで暴風雨の警戒を呼び掛けてしいましたが、早々と風雨は収まりました。大げさに騒ぎ立て、誠に失礼いたしました。もう出掛けても安心ですね。
 そんな訳で私どもは我が長女・三上夏子先生も出演するバロックダンスの舞踏演奏会に行ける事になりました。久々の衣装を付けた娘のダンスをゆっくりじっくり観てこようと思っています。日頃の修行?の成果がどれほどのものか、見極めたいですね…。 
 さあ出掛けましょう。この模様は夜のブログでお伝えします。お楽しみに…。
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私の歳時記 2010.03.21 嵐の彼岸

今は朝の七時過ぎ、暴風雨に雷の春分の日となりました。先程までもの凄い雷鳴が轟き、私は思わず目を覚ましてしまいました。気象情報を聴きながら今日の家族のそれぞれのお出掛けはどうなるのだろうかと不安を抱き想いあぐねていたのでした。危険も多く交通の足も乱れているようで想い遣られますね。日本中お墓参りに出かける方も多いでしょうに大変な春分の日になりました。皆さまどうぞお気をつけください。

 春分とは太陽の黄経が零度になる日、ここから一年を掛け三百六十度を巡るのです。地球もそこにある諸々のものも新たな出発の季節でもある訳です。日本はそこに春夏秋冬の季節が現われ、日本人はその季節の風光の中での生活となります。その恵みを大いに楽しんで暮らしたいですね。
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2010年03月20日

私の歳時記 210.03.20 土筆

ツクシ
ツクシ(土筆、筆頭菜、つくづくし、つくしんぼ、トクサ科の多年生羊歯)
 ツクシはスギナの胞子茎であり、春になるといつの間にか出てきます。一説によれば、そこの土が痩せると肥沃な土地に移動するため、胞子を撒き散らす胞子茎(ツクシ)を出すそうです。繁殖の手段で花の種と同じ役目なのですね。
 ツクシは愛らしいので昔から人々に愛されてきました。名前が沢山あるのもその理由です。春の季語として俳句にも多く使われています。
 また美味しいので山菜として珍重されてもきました。はかまを取った穂と茎を塩を少々入れた湯でさっとゆで上げます。胡麻和え、辛子和え、椀種などにします。

 参考:広辞苑、大日本百科事典
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間奏曲243 また君に恋してる

 昨夜の金スマで歌われた「また君に恋してる」は稀にみる絶唱でした。最初はビリーバンバンが歌った歌でしたが、坂本冬美は更に見事に壺にはまった歌唱を示しました。豊かな思い入れ、小気味良い歌い回し、私は感動で思わず泣きそうになりました。こんな歌が沢山巷に流れたら、日本の歌謡界は大変な隆盛期を迎えるでしょうね。でも稀にしかないから絶唱なのですけれどね…。

 忌野清志郎と冬美の友情話も驚きに満ちたものでした。ジャンルの違う冬美の歌に惚れ込んで褒め称える勇気、そして驚愕の共演、今更ながらに清志郎の偉大さを知るものとなりました。いい話でした。
 
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2010年03月19日

間奏曲242 春の声と昨夜の牡丹餅

 先程起床し布団を上げ、今洗濯をしながらブログを書いています。と言う訳は、我が家は四人家族ですが全員が社会人であり、仕事を持っています。ですから家事は分担でするのが決まりとなっており、私は布団の上げ下ろしと洗濯(干すのは他の人)を担当しています。各種の掃除や炊事も時々します。義務感も大きいのですが、慣れれば楽しくもあります。それに家族に貢献できている充実感が何よりですよね。今洗濯は終わり、長女が干してくれています。

 今、カラスの野太い声の通奏低音に乗ってシジュウカラが超高音のさえずりを聴かせてくれています。ああ何て美しい春の声! 昨夜の雨も何処へやら日も差してきて正に春麗の頃となりました。気持ちがいいです。

 昨夕帰宅したところ、ダイニングテーブルの上に牡丹餅が置かれてありました。後で聞いたところ妻が作って置いたのだそうです。「入り牡丹餅よ!」と妻は軽やかにのたまいました。その美味しかった事、甘い物は幸福を連れてきますね。
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2010年03月18日

私の歳時記 2010.03.18 彼岸の入り

 彼岸とは現生の煩悩を解脱し、涅槃(解脱の境地・死)の世界に到達すること。またその境地と広辞苑にありました。難しいですが、何となく解る気はします。
 今日は春の彼岸の入りで、この日から七日間は彼岸の内であり、中日が春分の日に当たります。現生とあの世を想い先祖を供養し自らを省みる日と私は考えています。本当は生死を考え静かに過ごす一週間なのですね。少し考えてみましょう…。
 ではお休みなさい、お健やかに。
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2010年03月17日

間奏曲241 父への見舞いとお墓参り

 今日、私共夫婦は二人して仕事をお休みにして父を見舞いました。そしてその帰りに母を連れ彼岸のお墓参りを済ませてきました。これは母の願いでもあったので彼岸の入りの一日前でしたが、早めに済ませました。午後は好天に恵まれ気持ちの良い墓参でした。私は三上家の墓を素手で洗い邪気を払い先祖の冥福を祈りました。そして更に家族の安泰を祈願しました。
 また母の実家のあの椿の墓にも詣でました。僅かに残った赤い椿の下で手を合わせました。日も心も麗らかな春の墓参でした。母の喜びようは大変なものでした。

 父の回復は思いの外順調で、昨日は僅かにお茶が飲めるようになったそうです。咽ないようにとろみを付けたお茶だそうで、母は嬉しそうに私に告げました。私は実のところ父はもう駄目だと思っていました。覚悟を決めていたのでした。この私の浅はかな覚悟は砕かれました。それは実に快い砕かれ方でした。

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自然通信60 恥じらいの開花・紅葉苺 横浜市2010.03.16

自然通信60 恥じらいの開花・紅葉苺 横浜市 2010.03.16
モミジイチゴ
 私の散歩はあっちに行ったりこっちに来たり、よく脱線をしますが時よりその先で思い掛けない対象に出会う事があります。勿論それを目論んでそうするのですが、今日はその目論見が功を奏しました。
 突然の出会い、白い衝撃、それは薄暗い林の縁で冴え冴えと佇んでいました。よく観ると何とも言われぬ恥じらいを魅せて開花しており、私はその愛おしさに暫しそこに釘付けとなりました。仄かな温みが私の胸に宿りました。
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間奏曲240 散歩の素晴らしさ

 やや強かったですが、春の風を受け、ウグイスにメジロにシジュウカラの野鳥の澄んださえずりを聞き、野花を訪ねた今日の散歩は誠に楽しかったのでした。ここまで、花鳥風月の内の花鳥風までを味わえたのですが、もう一つの月は今日(三月十六日)が新月なので残念ながら見えません。でも数日でか細い月が西の空に見えてくるのでその日をもって日本の美を味わい尽くす事になります。しかしまあ花鳥の花は桜でしょうから今少し本当の意味での完全制覇は先の事ですかね…。それまで楽しみにしていましょう。いずれにしても味わう事のできる今の境涯に私は幸せを感じています。
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2010年03月16日

野の花34 春の花三題U 2010.03.16

再びの春色を求めて散歩に出ました。ありました美しい春色が…。その時の私の狂喜がお分かりになるでしょうか? 勿論、貴方ならきっと解ってくださるでしょう…。

キブシ
キブシ(木五倍子、キブシ科キブシ属)
 毎年、梅や椿が終わり始める頃、桜の咲く少し前にこのキブシは咲き出します。ユーモラスで愛らしい花、地味ですけど最高のタレントですね、私は愛して止みません。

ハナダイコン
ハナダイコン(花大根、アブラナ科オオアラセイトウ属)
 何と美味しそうな紫でしょうか、私は何時もそう思うのです。食べたいくらいに甘い色、これこそが春の紫ですね。
 沢山の名を持つ花です。オオアラセイトウ、ショカッサイ、ランジンサイ、ムラサキハナナなど。

モミジイチゴ
モミジイチゴ(紅葉苺、バラ科キイチゴ属)
 散歩道から外れたら、突然目の前に白い衝撃、ふわりと柔らかい繊細な花弁が観えました。豊かさと優しさが心に染み入りました。世にも美しい花とはこう言う花なのでしょうね。
 ひと月もすれば実は黄色く熟します。とても美味しいです。
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2010年03月15日

間奏曲239 桜見の計

松田の河津桜 吉野の山桜
松田の河津桜 2009.02.22  吉野の山桜 2009.04.04 
 もう直ぐ桜の季節ですね。庭にある染井吉野の蕾が大分膨らんでいます。今にも開きそうですよ。
 私は一年の計など計った事はありませんが、桜見物の計画だけは毎年必ず立ています。昨年は松田の河津桜や吉野の山桜を観てきました。今、それらを懐かしめばその薄紅色が私の瞼に麗しく映ります。すると俄然、私の心はむずむずと動き出し、脳内はアドレナリンが噴出して開いた資料の上を目線は素早く巡ります。さてさて何処へ行こうかと嬉しい悩みを抱え込むのです。
 但し、今月末から来月の頭は仕事が立て込んでいるので我が庭の染井吉野や近隣の山桜で我慢する事にします。その後は箱根園の大島桜を絶対に観て、更にその後に山梨県武川の江戸彼岸桜(神代桜)と高遠の小彼岸桜を同じ日に観る積もりです。そしてゴールデンウィークには信州の中綱湖に行って大山桜を観ようと思っています。どれも一回は目に叶った桜達ですが、今年はもう一度その艶美な姿を心に刻みたいと願っています。その時はこのブログで写真をお目に掛けます。お楽しみに!
 今私は自分の計画に興奮しています。今夜は眠れないかも知れません…。でもお休みなさい、お健やかに。
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2010年03月14日

音楽の話15 NHKN響アワー、「春の祭典」を聴いて

 S.ビシェコフ指揮のN響でストラヴィンスキーの「春の祭典」とG.マーラーの「アダージェット」を聴きました。
 神秘的土俗的な踊りの音楽「春の祭典」、ストラヴィンスキー三大バレエの最後にして最高最大の作品です。何よりもそのリズムの熱狂した野蛮さが大胆で圧倒的ですね。正に血沸き肉踊る音楽の持つ原始的な快感を呼び覚ます音楽です。インタビューで指揮のS.ビシェコフはバッハ、ベートヴェン、ワーグナーを引き合いに出しこう述べました、「この曲は音楽の流れを変える革新的な曲で、次世代の作曲家に大きな影響を与えた。皆この曲が頭から離れず困惑しているのだ」と…。確かに私もそう思います。しかし当のストラヴィンスキーはこの曲を最後にこのような作風からはおさらばしているのです。その後のストラヴィンスキーは十九世紀に成し遂げたブラームスの古典主義的な道を推し進め新古典主義へと軌道を修正しています。この曲は彼の野蛮で知的な野心を満足させる言わば実験的お遊びだったのかも知れませんね…。
 演奏は迫真のもので、リズムと管弦楽法の知的且つ原始的快楽を極度に発揮した熱狂的なものでした。私も興奮し心臓の高鳴りが聞こえました。

 G.マーラーと言えば交響曲第五番第四楽章「アダージェット」、さる映画音楽に使われお馴染みとなりました。現代の日本でもテレビドラマなどに使われています。美しい音響を持つ安らぎに満ちた陶酔の音楽で、心癒される方も多い事でしょう。
 常日頃のマーラーの心を悩ませていたのは死への恐れ、運命への呪い、そこから逃れるためにマーラーは音楽と女性の中に没頭したのでした。この余りにも美しい音の洪水の中に…、アルマと名乗る魔性の女の胸の内に…。私達もその魔性の洪水に溺れるのが、マーラーの正しい聴き方です。
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間奏曲238 昨晩の炊事当番と春の快哉

 昨日はお休みで、散歩をしたり、これから書き上げる音楽の話のブログの下書きをしたりして過ごしました。妻は仕事仲間と築地探訪に出掛け、次女は繁華街にお買い物、そして長女は朝から晩まで生徒さん達のピアノレッスンでピアノ室に籠り切り、私一人が寂寞を抱えましたがしかし、自由気儘に休日を満喫したのでした。しかし朝、妻が発つ時、「パパ、悪いけど今夜の夕飯の支度をお願いね! 私は月島でもんじゃ焼きを食べて帰るからいらないけど…」とのたまい、私は妻の昼は寿司、夜はもんじゃの贅沢に、「くそ、羨ましいな…」と舌打ちし妻を妬みましたが、久し振りの炊事当番、気持ちを入れ替えて私と娘二人の夕食を作るべく炊事当番の役目に与かりました。

 夕方まず米を二合洗い炊飯器に掛けました。次に冷蔵庫の野菜室と肉をチェックし、豚肉にじゃが芋ゴロゴロ、舞茸どっさりの舞茸カレーを作る事にしました。じゃが芋を切って水に浸け、人参と舞茸を適当な大きさに切り分けました。更に豚肉は一口大に切り揃え、最後に玉葱一個を薄くスライスしました。
 鍋に油と玉葱を入れ、甘味が強く出るまで炒めます。やや弱火にして透き通るまで炒めるのです。やがて豚肉にじゃが芋・人参と入れ炒め、最後に舞茸とローリエを入れ水を張ります。最初は強火で沸騰させ直ぐやや弱火にして十五分ほど煮込みます。火を止め最後にローリエを取り去りカレールーを入れ優しく混ぜ合わせます。仄かに舞茸の香が浮遊し絶品?のカレーライスが出来上がりました。

 なお豚肉が余ったので豚の生姜煮も作りました。じっくり煮たので豚肉は口の中でほろほろと蕩けました。味醂の味が効いていました。
 
 オニオンサラダは口を付けた二人の娘が怪訝な顔をしたので、急遽玉葱炒めに変更しました。オニオンがどんなに晒しても辛味が抜けなかったのでした。玉葱炒めは殊の外長女が好んで食べてくれました。嬉しかった!

 三人で仲良く楽しくそして美味しく食べられました。

 今日も春らしい素晴らしい陽気、心も体も軽いですね。今掃除をしている最中です。一寸手を休めてブログを書き出しました。時々何かをしている最中でもふっと思い立ち書きたくなるのです。掃除が済んだらまた散歩をしようと考えています。きっと新しい春が待ち受けている事でしょう。
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野の花33 春の花三題 横浜市 2010.03.13

昼間一時間余り散歩をしました。南風が強く目にゴミが入り難渋しましたが、非常に暖かく「とうとう春がきた来たのだなー」としみじみと思い嬉しくなりました。心は正にスプリングの如くしなやかで健やかに軽かったのでした。道端には春の野草が咲競い私を夢中にさせてくれました。

カントウタンポポ
カントウタンポポ
 総苞片が反り返らずに閉じていたため、すぐにカントウタンポポだと判りました。西洋種とは違い春にならないと咲かない花なので、この花が咲けば春が到来した証明になります。今年はやはり春が早かったのですね。今日は三月十三日ですものね。

ナズナ
ナズナ
 春の七草として有名なぺんぺん草です。素朴な白花ですが優しく涼しげで私は好きです。群生すればレースのカーテンのようで更に涼しげで大好きです。

オオイヌノフグリ
オオイヌノフグリ
 花期の長い花で早春から桜が散るまで咲き続けます。丁度今が満開でまるで夜空の星屑のように野原の空を占領してます。私はこう名付けこの青い花を称えました。「路傍の青い星」と…。
posted by 三上和伸 at 00:47| 野の花 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月13日

私の歳時記 2010.03.13 春の大曲線

 今は夜の十一時半過ぎ、深夜の空を眺めていました。丁度この時期この時間は春の星座が勢揃いしていて見応えがあります。特に春の大曲線は北の北斗七星からうしかい座のアークトウルスを経ておとめ座のスピカを結び南北に大きな曲線を描き素敵です。中でも今は普段観難いおとめ座の女神が携える麦の穂・スピカがよく観えています。スピカは春の真珠星と言われ、限りなく白に近い青白で美しい一等星です。私はうっとりと溜息をつきながら眺めました。
posted by 三上和伸 at 23:46| 私の歳時記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

私の歳時記 2010.03.13 庭のショウジョウバカマ

ショウジョウバカマ
ショウジョウバカマ(猩猩袴、ユリ科ショウジョウバカマ属)
 猩猩とは本来オランウータンの事です。でもここで言う猩猩とはオランウータンに似せた中国の想像上の怪獣で大酒飲みの事、因みに人間の赤ら顔の酒飲みも猩猩と言うそうです。この猩猩は能楽にも登場しており、その際の赤ら顔の猩猩の名が後にこの草の赤い花に当てられ、同時に下部の葉の広がりを猩猩の袴と例えられて、この草は猩猩袴と名付けられたのだそうです。美しい花には何とも可哀想な滑稽な名を付けられてしまいました。

 参考:広辞苑

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2010年03月12日

間奏曲237 雑記

 美しいものは滅ぶのでしょうか? 朱鷺に大銀杏、誠に残念な事です。
 日本の朱鷺は日本人が滅ぼした鳥、いなくなって初めてその重大な罪に気付き、中国の朱鷺を借りて今必死の復活に賭けています。今回そんな掌中の珠のような大事な若鳥を九羽死なせてしまった。誠に大失態だと私は怒りに震えました。まあしくじりはしくじりとして反省をして覚悟を持って復活させて欲しいですね。佐渡の空を群れなして飛ぶ姿を観たいものですね! あの鳥島のアホウドリのように…。

 鎌倉鶴岡八幡宮の歴史的大銀杏が先日の大風で倒れてしまいました。樹齢一千年を数える大木であり、私は昨秋、黄葉を観に訪ねたのでした。まだ少し時期的に早く、葉は緑に繁っていましたが、今思えばやや元気がなかったようでした。寿命だったのですかね? もう少し手厚く手入れをすれば良かったのかしらね? 樹木医はいなかったのでしょうか? 良く解りませんが? 

 何れにして人災と言えるでしょう…。

 もう一つ、人間の全く見苦しい争いが、クジラ・イルカを巡る騒動です。白色人種の一部対日本人の争い、知能が高かろうが低かろうが、肉を食べるのが今日の人類、牛や豚だって犬位の知能はあります。白色人種の一部は牛や豚に触れた事がないのでしょう、きっとね。

 白色人種の一部の論理は余りにもヒステリックに過ぎます。でもそうは言っても諭しても解らないのがヒステリックのヒステリックたる所以、盲信患者に付ける薬はないのです。まあ日本人もクジラが食べられなくてもちっとも困りませんしね。もう食べるのは止したら如何ですかね。でもクジラやイルカが増えすぎて一時的には魚の水揚げが大量に減るでしょう。それでもクジラやイルカも食う魚や海老が減り、自然に元の生息数に戻るのです。それは彼らが如何に知能が高かろうが生態系の一部だからです。

 問題は生態系から外れた人類です。このまま増えて行ったら地球を食い潰します。そうなったらもう食べるものはありません。日本の政治家がどんなに日本の人口を増やそうとしても食べ物がなくなったら大量の餓死者がでます。否、その前に世界大戦になるでしよう。人の悪い輩はそれが人間の生態系と言うかも知れませんが。
 人口は減る方がよいのです。そうすれば不幸は回避できます。一時的には辛いでしょうが、凌げば楽になります。北欧やスイスのような人口の少ない豊かな国になれます。農業国にもなれるしね!

 
posted by 三上和伸 at 22:01| 間奏曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

間奏曲236 一つ終われば一つが始まる

 先程、税務署に行き確定申告を済ませ税金を納めてきました。個人事業主にとっては大きな一つのけじめ、今日からは新たな正月が来た気分です。これから心置きなく日々が過ごせます…。

 ところが父の容体が回復に向かい退院後の新たな生活の場を検討するために、今日これから病院に向かいケアマネージャーに会う事になりました。一つ済めば新たな心配の種がまた一つできる、人間は中々真の自由は得られないものですね。一つ一つ義務や困難を片付けてその都度心の自由をほんの少し味わうのみ、でもそれが大事なのですね…、心の新陳代謝が。真の自由はあの世へ行ってからですかね…。
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2010年03月10日

私の歳時記 2010.03.10 春の使者二つ

 昨晩の雪から半日余りで太陽が出て、おおらかな陽気となりました。庭の花達は待ってましたとばかり花弁を広げ、明日の子種を得る準備に余念がありませんでした。沈丁花に雪割草、私達に春を教えてくれる清々しくも愛らしい春の使者です。

沈丁花
沈丁花
 沈丁花は中国原産の常緑灌木、早春の庭を清冽な香気で清めてくれます。この匂いは熱帯の香木の沈香に似るため名の頭に沈が使われ、更に同じ熱帯の香木・丁子から丁を貰いうけこの花は沈丁花の名を称しました。それ程の高貴な香であり、人々に尊ばれていると言う事です。

雪割草
雪割草
 春早く雪を割るように現われ花開く事から雪割草の名が付けられました。今回の雪でこの雪割草の名の如き様が見られるのではないかと期待をしていましたが、残念ながら雪は早く溶けてしまい願いは叶いませんでした。…と言うのは、この花は陽光を受けないと綺麗に開きません。太陽が出る前に雪は溶けてなくなってしまったのでした。本来はオオミスミソウと称し佐渡や新潟の雪深い所に生息しています。
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2010年03月09日

間奏曲235 また雪!恐るべき雪国我が埴生の宿

雪の宿 
 またまた雪降り、あと一週間余りで彼岸の入りだと言うのにどうした事でしょう。今年はもう何回目だか数えられない程の降雪ですね、凄過ぎます。帰宅の最中、強い北風で雪が舞い私は震え上がり、ほうほうの体で家へ飛び込みました。少し休んで夕飯を頂き、再び一息入れたところで今ブログを書いています。そしてその合間にチラチラと窓の外を覗き、雪の具合を見定めています。もうすでに芝の中は薄っすらと積もっています。やおら私はベランダに降り一枚写真を撮りました。ピントが定まりませんでしたが、雪が積もってるのは分かります。我が住まいが雪のお宿だと言う事にご納得頂けましたでしょうか? 凄いでしょ!
 ストーブの有難さに体も心もポカポカでこの項を書き終わりました。皆様、どうぞ風邪など召さぬようお健やかに! お休みなさい…。
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2010年03月08日

間奏曲234 天狼・シリウスの瞬きと愛子様

 今日はようやくの晴れ間が出て日中はやや暖かく大分楽でした。しかし夜になって北風が吹き始め冷えてきました。そのお陰なのか空気は冴え空は薄雲が掛かりながらも星は見え隠れしてます。本当に久し振りの星空で嬉しく先程からしばし眺めて楽しんでいました。やはりこの時期はオリオン座に冬の大三角、そして中天にある火星が見事です。この時間では大分南から西に傾きつつありますが、よく見えています。特にシリウスは南中にあり、青くギラギラと瞬いています。風が強ければ強いほどその瞬きは激しさを増します。このギラついたシリウスの眼を昔の中国の人々は天の狼と恐れ極め付きの名称・天狼(てんろう)と称しました。壺にはまった誠に素晴らしい名ですね! 
 なおこの天狼星は全天で一番明るい星(月と惑星を除く)で実視等級ではマイナス1.46等星です。

 話は変わりますが敬宮愛子様はお気の毒ですね…。その育ちの良さゆえ、人の敵意や暴力には無縁の方でしたからね。育ちは悪くても虚弱だった私もやはり愛子様同様、世の暴力的ストレスには弱い人間でした。愛子様の恐怖と不安は良く解ります。でも少しずつ慣れて逞しくなって欲しいと思います。私は慣れずに学校は大嫌いで高校まで終えました。未だにクラス会などは行った事がありません。しかし私には家族があります。家族だけで十分じゃありませんか!


 

posted by 三上和伸 at 22:42| 間奏曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月07日

日本の景色20 横須賀美術館

 昨日の雨の土曜日、私は妻と連れだって横須賀市観音崎にある横須賀美術館を訪ねました。父への見舞いの前の時間を当てたのと誰かさんの朝寝坊のため、大幅な時間短縮となりましたが大いに楽しめました。
 所蔵品展では大正・昭和初期の東京:まちの風景が素晴らしいと思いました。古色蒼然のレトロな風景は熟年の私には何となく記憶の端に残ってる風景であり、懐かしさで胸が染みました。
 現代の画家たちのワンダーシニアサーティー展は流石に現代のもの、その一部は私のような年齢の者にも見応えある作品もありましたが、古い鑑賞眼ではにっちもさっちもいかぬものも多くありました、まるで前衛音楽を聴いているかのような…。意味があるのでしょうが、感性と心に触れてこないのはどうしたものでしょうか?
 そして併設されてる谷内六郎館は誰にでも親しめる優れた会場でした。確か?あかとんぼの旋律がながれ「週刊新潮は明日発売されます」のテレビCMでお馴染みだった週刊新潮の表紙絵。私も随分買った覚えがあります。その原画と六郎氏自身が書いた表紙の言葉が沢山展示されていました。正に懐かしさの極みであり、彼の言葉も絵と同様に優しさに溢れていて涙ものでした。
 
横須賀美術館玄関ホールから観た風景
広い玄関ホールからガラス越しに観た東京湾、巨大タンカーが見える
 美術館は前面が東京湾に開かれ背後は観音崎公園の照葉樹林が迫り、自然豊かな絶好のロケーションにありました。晴れていれば更にその感興は増したでありましょう。
posted by 三上和伸 at 19:36| 日本の景色 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

間奏曲233 菜種梅雨

 今日も雨、しかも寒い雨、どうも菜種梅雨が早まって冬にずれ込んでいるようです。菜種梅雨とは本来、菜種の花(菜の花)が咲く時期の三月下旬から四月上旬に表れる天候の崩れ、一か月もずれ込むのはやはり温暖化の影響でしょうか?。寒くても天気がよければ我慢ができますが、寒い雨は本当に辛い、オーバー着て傘を差しレインシューズを履いて出掛けるのはきついですね…。重苦しくて堪りません。

 私は今日、午後から仕事です。幸い車で出るので私はちっとも苦になりません、悪しからず…。…とか何とか言ってしまってお茶らけてすいません。でも雪降りで歩いて滑って転んで出掛けた事もありますので…、何度も…、車の跳ね飛ばし水を掛けられた事も何べんも…。怒り狂いますね!
 
 人間、便利な社会に頼りきり体を使わず虚弱化して行く末が案じられます。しかし嘆いてばかりでは儘なりません。気象の変動は年々大きくなり、気候のストレスは増えつつあります。少し鍛えて体に気をつけて上手に文明の利器を利用して行けたらいいですね。伝統の生活の知恵も参考にして…。

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2010年03月06日

私の歳時記 2010.03.06 今日は啓蟄

 今日は二十四節季の一つの啓蟄(けいちつ)、冬眠していた虫達も暖気で動き出し穴から這い出してくる頃の意味づけがされています。天文で言えば太陽の黄経が345度になる日、二千十年三月六日の午前一時四十六分が今年の啓蟄でした。あと十五度進めば春分、もうすぐ昼夜の時間が等分となるのです。春間近ですね!。ところがこの雨、この寒さ、虫も動こうにも動けません。仮に出てきたとしても、雨に濡れ凍え死んでしまうでしょう。だから虫も穴倉でのんびりお昼寝、人間も炬燵やストーブのある部屋でほかほか夢見心地、平和な啓蟄の晩は更けて行きます。幸せですね!
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間奏曲232 爪を伸ばすのは何のため

 今日は朝から雨が降っています。雨は嫌ですが、その分、外の世間は静かなようでホッとはしますけれどね…。さっきゴミ出しをしてきましたが、外は昨日の暖気が残っているようで、そんなに寒くはありませんでした。
 さて今日は病院の父を訪ねる日程ですが、その前に横須賀観音崎にある横須賀美術館にも寄って行こうと思っています。病状を伺うお見舞いに遊びを組み込むなんて何と不謹慎な!と思われるかもしれませんが、人間は硬軟併せ持って生きるのが、その人の精神の安定を図る上で大切と思います。辛い事も楽しい事もしっかりやりましょう。

 一昨日、私は妻や娘の前で無知丸出しの可笑しな事を尋ね失笑を買いました。「何故、女性は大人になると爪を伸ばすの?」、妻と娘曰く「指を長く魅せるためだよ、そんな事も知らなかったの? 馬鹿だね〜」。私「へ〜そうなんだ! 初めて分かった、なーるほど〜」。私の周りには爪を伸ばす女性がいなかったので、そんな無知が野放しになっていたのでした。それにしても爪伸ばし女性は器用ですね。私などそんな事したらボタンもはめられなくなっちゃいます。疲れませんかね?…。  
posted by 三上和伸 at 09:48| 間奏曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月05日

間奏曲231 豊饒の時

 今日は私のブログでリンクさせて頂いている心のピアノ教室の岩田ちひろ先生のお宅へ調律に伺いました。フランスのピアノ音楽に造詣の深いちひろ先生は心優しく見目麗しいピアニストです。誰が見てもすぐ好きになってしまう素敵な笑顔の持ち主です。
 この日はピアノの音色について幾つか指示をしてくださいました。それは私自身気が付かない音色の変化で流石繊細な感性の持ち主と驚かされ、同時に私の感性と技術力増進にヒントを与えてくださいました。誠に有意義な時間を過ごさせて頂きました。

ちひろ先生のレッスン室
岩田先生のレッスン室(八畳間の防音室、グランドピアノが二台入っています)
 
 更に終了後のお茶の時間には音楽の話で盛り上がり、フォーレにドビュッシー、ラフマニノフにチャイコフスキー、ショパンなどの作曲家を褒めそやしたりけなしたり、そして更に私が得意満面・有頂天になってモーツァルトとブラームスを絶賛し、まくし立てたにも掛からず、優しく、また時には笑い転げながら私の饒舌を受け止めてくださいました。私にとってこの一時は正に豊饒の時でした。
posted by 三上和伸 at 23:29| 間奏曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月04日

間奏曲230 一粒万倍日

 私は取り立てて暦に載っている占いを信じている訳ではないのですが、天体の様子を知ったり季節のあれこれを学ぶのに暦は重宝しています。また昔人のものの考え方や慣習・風習なども知り得て中々に面白い読み物です。

 今日、平成二十二年三月四日は一粒万倍日だそうです。一粒の種が万倍の実を結ぶ未来繁栄を暗示する吉日の事で、全ての事始めに大吉だそうですが、借金はタブーなのだそうです。昔の人はこれを有難がり大切に守って何かの事始めとしたのでしょうね…。そう言えば私は私の母方のおばあちゃんが熱心に暦を読んでいた姿を記憶しています。あれもおばあちゃんの何かの事始めだったのかしら…。因みにこの一粒万倍日は毎月数日はありますから、事始めとしては何時でも始められるようなものですが…。勿論私はそんなものに左右はされずに、思い立ったが吉日の方ですけど…。
 
 *一粒万倍(いちりゅうまんばい)
 少しのものもふえて多くの数になるのたとえ、少しだとて粗末にはできぬの意ともなる。稲の異称でもあるそう。(広辞苑)
 
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2010年03月03日

私の歳時記 2010.03.03 今日は上巳の節句

 上巳(じょうし)とは陰暦の三月三日の事。上巳の節句とは五節句の一つで現代では陽暦の三月三日に祝う桃の節句の事です。女児の節句で女児誕生と共にこの節句は身近なものとなります。一家を挙げて祝う事になり、お嫁さんの実家は早速雛人形を買い求め、娘の嫁ぎ先に送り届けます。大きな散財ですが、そこには大いなる愛と美しい伝統があり、床しいものです。

 ここでは一年前に訪れた神奈川県開成町の瀬戸家の雛飾りをご覧に入れます。再びの掲載ですがお楽しみ頂けたら幸いです。

茅葺の民家
瀬戸家の佇まい(現在、瀬戸家は住まわれておらず、公の施設となっています)
 美しい茅葺の古民家、伝統ある雛祭りには打って付けの屋敷ですね。この中に様々な雛人形が飾られてありました。座敷という座敷に飾られており、正に壮観です。

七段飾り
吊るし雛を従えた七段飾りの雛人形、現代のものに近いのでしょうか?

ぽっくりの雛形
可愛らしいぽっくりの雛形、お雛様の前の毛氈一面に並べられてありました。思いも掛けない光景に驚かされ嬉しくなりました。

吊るし雛とお雛様
小さなお雛様をお守りするように吊るし雛が飾られています。この吊るし雛は女児誕生と共に一家の女総出で作られるそうです。正にこの景色、女の喜びで溢れていますね。

繊細な雛人形
小さく華奢な作りですが、中々凝った出来栄えですね。日本の手作りの技は素晴らしく誇り高いものですね。
posted by 三上和伸 at 22:38| 私の歳時記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月02日

私の歳時記 2010.03.02 アオキの雄花

 昨日と今日ではまるで違うお天気、冬と春が交互に訪れてはやがて本格の春となるのですね。三寒四温とも言いますね。体調には気をつけたいですね。皆様はどうぞお気をつけください。
 今日はお寒うございました。昼の本郷の森での散歩は本当は凍える寒さでした。我慢して何か春らしいものを探そうと頑張ってみたのでしたが、僅かに一つありました。アオキ(青木)の花の蕾でした。春を感じさせてくれる新鮮な瑞々しい蕾でした。何か美味しそうですよね!

アオキの雄花
アオキの雄花の蕾
 アオキは雌雄異株でこの蕾は雄の木にある雄花のものです。近くにあった雌花にはもう少し小さい蕾が付いていました。この後双方とも小さな赤い花が咲きます。そして雄花は雌花に花粉を配し、雄花は萎れ、雌花にはやがて実が成ります。最初は緑で一年を掛け赤く色付きます。赤い実の写真も撮りましたが、今一つ冴えなかったので掲載を見送りました。何れまた…。
posted by 三上和伸 at 23:44| 私の歳時記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

私の歳時記 2010.03.02 冬枯れの枝とヤドリギ?

 お客様の都合でまたしても日中時間が空いたので、横浜市栄区の上郷の森を散歩しました。冬枯れの中で、椿や梅以外は花もなく詫びしいものでしたが、美しい枝振りを魅せる小楢林は十分に見応えがあり、この時期ならではの風景を楽しみました。
 ここの駐車場は一時間無料なので五十分間散歩をし、只でゲートを抜けお客様の元に車を走らせました。

小楢林の枝振り
コナラ(小楢)林の枝振り
 生憎、暗い曇天でしたが、青空に映える枝振りとは別の憂愁の景色が現われて、何故かブラームスの第四シンフォニーが思い起こされました。あれは戦争と平和の不滅のシンフォニー、胸苦しさの中に愛と熱情が燃え、その先には光る涙がありました。

ヤドリギ
冬枯れの枝にヤドリギ(寄生木)
 森は様々な形態を見せてくれます。どうやらクヌギの枝の股にヤドリギが寄生したようです。これもこの時期ならではの自然の風景です。ある華道家が申しておりました。「冬は他の季節にない冬ならではの風景を魅せてくれます。部屋や都会に閉じこもってばかりいないで外の自然に出てみましょう。新しい感動がありますよ」と…。
 でもこのヤドリギどこか変、もしかしたら鳥の巣かも?……。 
posted by 三上和伸 at 19:50| 私の歳時記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

私の歳時記 2010.03.01 早春の息吹

 今日はデジカメ持参で仕事に出ました。その理由は今日のお客様のお庭には素敵な木瓜の木があって何時か写真に撮りたいと思っていたからでした。お願いして撮らせて頂きました。
 その前の昼休みには空き時間があったので合間を縫って横浜市港南区の日限地蔵に寄ってみました。境内には柚子が黄色に熟していました。ちょっと手で触れてみました。豊かな実りが重さに表れていました。
 そして帰宅してからはお散歩に出て、早春の息吹を探して来ました。…ありました、打って付け愛らしい生き物が…。
 
ユズ
柚子(ハナユ)
 見事に黄色く色付いていました。遠くから見ても直ぐに柚子だと分かる美しい黄色でした。失礼してちょっと一つ爪で傷つけて香りを楽しみました。素晴らしい芳香が鼻をくすぐりました。
 この木は柚子の仲間のハナユと言う品種で普通の柚子よりやや小柄です。寒さに耐えるので関東以北にはこの品種が多く植えられています。

ボケ
 お客様のお庭にある木瓜です。余りにも美しいので何時か写真に撮りたいと願っていたのでした。気持ちよく撮らせて頂きました。

フキノトウ
 何か早春の証となるものはないかと何時ものお散歩コースを久し振りで歩きました。ありました、フキノトウ、人のお庭に栽培してあるものですが、誰も見ていないのをいい事に、一枚撮らして貰いました。食べるにはちょっととうが立ち過ぎているようですが、中々可愛いでしょ!

我が団地の梅 
 遅咲きの団地の梅、まだまだ蕾が沢山付いています。当分楽しめますね。
posted by 三上和伸 at 00:19| 私の歳時記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする