2010年04月30日

間奏曲267 明日は五月ですね

 明日は五月ですね。寒暖の差の激しかった劇的な気候の四月は去り、風薫る五月が始まります。五月はきっと清々しい季節になるでしょう。

 明日明後日と信州に行ってきます。仁科三湖や姫川源流を訪ね、大山桜や春の野花に会ってくるつもりです。何れその模様はお知らせ致します。二日間のお別れです。皆様お健やかに、お休みなさい。

 
posted by 三上和伸 at 23:00| 間奏曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

間奏曲266 愛のドラミング・コゲラ

 今日はお休みをして自然通信作りや車の清掃とワックス掛けをするつもりでした。明日は信州行きなので少しでも綺麗な車で出掛けたいと思い、念入りに磨きを掛けていたのでした。

 ところが、庭の裏山で突然「ダルルルルルル、ダルルルルルル……‥」と可笑しな音が…。目を凝らしてそちらを見ると立ち枯れの木に小さな鳥が…、「そうか、キツツキがドラミングをしているのだな!、これが憧れていたドラミングか?」。過去にこのような音は何度も聞いた覚えはあったのですが、とうとう我が庭で確たる現行の姿を見届けての、キツツキのドラミングが聞けたのでした。

 もう車を磨くどころではなくなり、私はじっ〜としてこの求愛の音楽を聴き続けました。熱の籠った見事な連打の力強いものでした。暫くすると三人の少年がサッカーボール持参でやって森の前の公園でボール遊びをしました。私は少年らに「ほら、キツツキがドラミングをしているよ!、もう直ぐ雌がやって来るよ」と気を誘っても大して興味を示さずボールを蹴り続けました。私はコゲラが逃げてしまうのではないかと少々心配しましたが、コゲラはそんな事は意に介さずドラミングを続けました。それだけコゲラの恋の現実は切実だったのかも知れません? 私はじっくりとたっぷりとコゲラのドラミングを堪能しました。

 やがてコゲラも立ち去ると私はもう、車内の掃除には嫌気が差し、止める事にしました。そして家に戻り、今いそいそとコゲラのブログを書いています。「コゲラ君、ありがとう!、キツツキのドラミングの生態を余す所なく魅せてくれて…、とても楽しくて嬉しかった。あの木が君の愛の舞台なのだね、ようく覚えておくよ、来年も再来年も何時何時までも、叩きに来ておくれね!」私は大いに満足でした。

 この春は我が町や我が庭先で筆竜胆に会えたり、キツツキのドラミングを聴けたり、楽しい事がいっぱい! わが世の春?とはこう言う事ですかね? その言い方、一寸可笑しかった?
posted by 三上和伸 at 18:12| 間奏曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

自然通信61 空色の夢・筆竜胆 横浜市 2010.04.25

フデリンドウ
 愛らしい空色の竜胆…、このフデリンドウは春咲きの竜胆です。娘達の小学校の校章のデザインに使われた花、昔の横浜のこの辺りには当たり前に見られた草だそうです。しかし近年、この草も減少し、私はここに住み始めてから三十年相見えた事はなく、この日、初めての出会いを果たしました。よくぞ生き延びていてくれました。嬉しい…、その空色は春の空のように淡く麗で、私に春の夢を見させてくれました。
posted by 三上和伸 at 08:40| 自然通信 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

私の歳時記 2010.04.29 横須賀しょうぶ苑の牡丹と藤

 午前には通り雨も降り、風も吹きましたが、午後は晴れ、初夏の兆しの感じられる麗らかな日となりました。私達は父の見舞いがてら、横須賀しょうぶ苑に行き、牡丹に石楠花、そして藤の花を楽しみました。

 これから暫くは藤と牡丹が楽しめます。花菖蒲まつりは六月一日から行われるそうです。見応えがありますよ!

ボタン フジ フジ 
      牡丹                藤(紫花)           藤(桃花)

 ここ横須賀しょうぶ苑は、寒椿から枝垂れ桜、藤、花菖蒲、萩、彼岸花、水仙まで、一年を通じて花が楽しめる優れた花の里です。主役は勿論、六月の花菖蒲ですが、その季節季節で美しい花が咲き競い、咲き継いでいきます。この日の花達はやや盛りには早く、二三分から五分咲きの模様でしたが、藤と白花の牡丹が素晴らしく、見事な咲き振りを魅せていました。

因みに牡丹は中国で花王と称されています。花の王、正にその豪華絢爛の重厚にして繊細な美は薔薇にも優り、花王の名に相応しいものですね。すると日本の花王石鹸は差し詰め牡丹石鹸と呼んでも良いのですね? 牡丹石鹸、素敵ですね!
posted by 三上和伸 at 00:29| 私の歳時記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月29日

間奏曲265 今年五回目の満月

 夜更かしをしたお陰で満月が拝めました。今年五回目の満月…、春なので秋の名月の冴え冴えとした透明感はありませんが、幾分朧の優しい月でした。やや空気も温るくなり、仄々とした春の宵です。大型連休を前にして、何だかゆるりとした良い気分です。

 さあ、幸せな眠りにつきましょう。お健やかに、お休みなさい…。
posted by 三上和伸 at 01:19| 間奏曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月28日

間奏曲264 時間旅行・季節巡りへ

 二日続いた冷たい雨も上がり、どうやら連休は最終日までお天気のようです。七時のニュースの素敵な気象予報士・半井小絵さんが教えてくれました。

 さて、連休の一泊旅は、下界から標高を上げる旅、初夏から春、春から早春に遡る時間旅行です。素敵な旅だとは思いませんか?

 天気予報に気をよくして勇気凛凛、先程、宿に電話して、宿泊の予約手続きをしました。最初は中房温泉に当たりましたが、登山客用の大部屋しかなく、残念ながら諦めました。次に葛温泉のT館に聞いたところ、トイレ付の部屋はふさがり、ここもあえなく断らざるを得ませんでした。私はトイレには繊細な性質なので、共同トイレは願い下げです。そちらの行為は落ち着いてゆっくり気兼ねなく済ませたいではありませんか…。そして三度目に尋ねたのが、今回宿泊の世話になる、同じ葛温泉のS閣です。高温の単純温泉の源泉かけ流しの湯で、内湯と露天の湯舟が三つもあるようです。楽しみです。因みに料理は山菜・川魚料理で、妻は?ですが私は好みです。これも楽しみ! 五月一日に行ってきます。

 まだおそらく、宿の周りは新緑前でしょう。早春の息吹を再び味わう事になるでしょう…。 
 帰ったらご報告をいたします。お楽しみに…。
 
posted by 三上和伸 at 21:59| 間奏曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月27日

間奏曲263 素朴な疑問・ずんだれパンツの美意識

 ずんだれるは九州地方の方言だそうで、だらしない格好をすると言う意味です。私は神奈川県人ですが、やはりずんだれるは使います。若者の腰パン、正にずんだれていますね。
 
 バンクーバーオリンピックで顰蹙をかった国母選手に代表されるずんだれた腰パンは私の世代の美意識には適いません。誠に見苦しい不潔な印象を拭えません。何故、安易に右へ倣えで同じ格好をするのか?、個性をはき違えて没個性になっているのではないのか?、私は甚だ素朴な疑問を感じます。

 私達の青春時代にもそんな時代を先取りする服装はありました。それはマンボズボンとかラッパズボンなど、やはり年配の大人からは行き過ぎたファションであると言われていました。しかしそこには粋でお洒落な美意識がありました。大人からは不良の服装と決め付けられましたが、何よりも格好よかった。田舎者の地味な私ですら憧れたものです。

 ファションは自由だと私は思います。しかし不潔感漂うものは如何なものか? 下着が見え隠れしているのは最悪です! 臭いまでしてきそうです。現代の若者の美意識に素朴な疑問を感じます。そして何よりも行く末が案じられます。

 美しいものは正しく美しいし、ずんだれた不潔なものは正しく醜い、卑屈な自意識を吹き飛ばして、弾けるような美意識を発揮してごらん!
posted by 三上和伸 at 23:00| 間奏曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

野の花53 イチリンソウ 横浜市 2010.04.25

イチリンソウ
イチリンソウ(一輪草、キンポウゲ科イチリンソウ属)
山の端の農家の土手に咲いていた一輪草、たまたまそこに居られたおばあちゃんに聞いてみました。「この草は何方かが植えられたのですか?」、するとおばあちゃんは「否や、これは昔からここに在ったんだ、誰も植えてなんかいないよ」と答えてくれました。私は「綺麗ですね!」と褒め、写真を一枚撮らせて頂きました。そして「ありがとう!」と礼を述べてそこを発ち去りました。一輪草の清らかさとおばあちゃんの笑顔が目に残像として残り、心は温かでした。

 白く美しい花びら状に見えるものは実は萼片であり、イチリンソウの一属は花弁を持たない草の集まりです。しかし、そう言われなければ、決して普通の人にはこれが萼片だとは判らないでしょう…。私も当然判らず、昔、図鑑で調べて知ったのです。命とはそれぞれであり、まだまだ不思議は山ほどこの世に存在します。地球は興味の尽きせぬユートピアなのです。
posted by 三上和伸 at 08:37| 野の花 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月26日

野の花52 マムシグサ 横浜市 2010.04.25

マムシグサ マムシグサ
マムシグサ(蝮草、別名・テンナンショウ《天南星》、サトイモ科テンナンショウ属) 
花(仏炎苞)の色が左右の写真で違いますが、同じマムシグサです。この種は近い場所で色違いの株がよく混在しています。

 この草の毒のある球根を乾かしたものを天南星と呼び、痰切りや痙攣止めの薬として使われました。依ってこの草は昔、天南星と言われていました。

 雌雄異株で株が大きくなれば雌株になり、またその株が矮小化すれば雄株になる、言わば性転換をする事が知られています。雄花の花粉を雌花に運ぶのは主にハエですが、雌花は中に入ると虫がそこから出られなくなる構造をしており、確実に花粉の着床を成し遂げているようです。中々優れた進化をしているようで、懐の深い草です。
 
posted by 三上和伸 at 18:43| 野の花 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

野の花51 フデリンドウ 横浜市 2010.04.25

フデリンドウ フデリンドウ
フデリンドウ(筆竜胆、リンドウ科リンドウ属) 左・空色 右・紫色
今日の散歩の幸運は、この筆竜胆を見付けられた事…。長い間憧れていた春咲きの竜胆を我が町で発見できた事に尽きます。何と幸せな事でしょうか。…と言うのは、昔はこの周辺に沢山自生していたと語り継がれていた筆竜胆、それは娘達が通った小学校の校章の図案に用いられていた事で証明されています。これが縁で私はずっと探してきました…。それが何と今日、遂に会い見える事ができたのです。
 空色ないし明るい紫の色、その色は私の永遠の憧れの色、夢が叶ったのです。 
posted by 三上和伸 at 01:34| 野の花 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月25日

私の歳時記 2010.04.25 里桜(八重桜)

サトザクラ
 下界の桜では最も遅い開花のもの、とりを務める大切な花です。主にオオシマザクラから作出された園芸種であり、自然の清新な味わいにはやや乏しいと思われます。しかし大振りの八重咲きは豊満な官能美を表しており、私達に豊かな喜びを与えてくれます。大島桜同様にその芳香を持つ葉が和菓子や塩漬けに大切に用いられています。桜餅や桜湯の素材になるのですね。
posted by 三上和伸 at 22:49| 私の歳時記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

私の歳時記 2010.04.25 銀杏の新緑

イチョウ
 桜の後は新緑の萌える頃、山も並木も若草色がたゆたい美しいものです。銀杏も黄葉の秋に勝るとも劣らぬ若い春が見事です。観ている此方も命の泉が湧き出し元気が出てきます。心も体も若い息吹で萌えてくるのです。
posted by 三上和伸 at 22:04| 私の歳時記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

野の花番外 訂正のお詫び

アズマイチゲ
アズマイチゲ(東一華、キンポウゲ科イチリンソウ属)
 四月十二日付の野の花44のキクザキイチリンソウは誤りで、本当はアズマイチゲと言う名の同属の花でした。ここに間違いを訂正し、お詫びいたします。

 キクザキイチリンソウは、いずれ機会を見て掲載しご紹介いたします。
posted by 三上和伸 at 20:45| その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月24日

間奏曲262 お待ちかねのミントちゃん

ミニチュワダックスのミント
 今朝一寸紹介したワンちゃんの写真が撮れましたので掲載いたします。オヤツを持って調律に訪れる私を待ちかねているのがこのミントちゃん。ミニュチュワダックスの♀六歳です。どうも写真に慣れていなかったようで、恥ずかしそうに下を向いてしまいました。でもピアノの椅子に座ったミントちゃんは可愛いでしょ!。
posted by 三上和伸 at 21:07| 間奏曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

間奏曲261 麗しき青春と愛らしい対象

 二日続いた雨もやっと上がり、今朝は晴れ間が見えています。先程まではメジロが賑やかに囀り、清々しい春の朝を演出していました。ところが私は一寸眠いのです。昨夜に誰かさんが遅い帰宅をし、しかも興奮冷めやらずにお喋りを続け、私も妻も付き合わされてしまったからです。私は午前二時には寝ましたが、妻は更に付き合わされたらしく未だ寝ていて起きてきません。誰かさんの微笑ましい青春の一齣(まだ秘密)に付き合わされ、寝不足にされられてしまいました。

 今日の私は午後に仕事に出るので、もう少し寝ていたいところでしたが、先程目覚めゴミ出しをし、今洗濯機を回しながらブログを書いています。

 今日のお客様にはワンちゃんがいて、私が行くと愛らしく尻尾を振り遊んで欲しいと迫ってきます。時にはクルンと寝転がりお腹を出したり、また時には、私を見ながらあちらへ一目散に駆けて行きます。「私(雌犬です)を追いかけてきて! そしてつかまえて!」とでも言っているようでその仕草は何とも可愛いものです。しかし、私が「ワンちゃん、おじさんは遊びに来たのではないんだよ、ほらオヤツを買ってきたからこれを食べて静かしていてね!」…と言ったところで犬は言う事を聞きません。飼い主のお客様に別室へ連れて行って貰って私は仕事に励むのです。今日も近くのコンビニで犬のオヤツを買って行くとしましょう。「待っててね!」
posted by 三上和伸 at 09:37| 間奏曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月23日

間奏曲260 素朴な疑問・横断歩道の心理

 私は信号機のない横断歩道では、急ブレーキにならない限り極力停車し歩行者が渡るのを待ちます。ところが歩行者の中には、こちらが発車しようとしているにも拘わらず、遠くから駆け寄り横断歩道に入るや否やゆっくり歩き始める人がいます。こちらの急ぐ気持ちを嘲笑うかのように…、わざとらしくゆっくり歩くのです。まあ年配の方はこちらの気持ちを思い遣り、早く渡ろうとしてくれますが、若い人に可笑しな歩行者が多いようです。誠に理解に苦しみますが、その心理は如何なものなのでしょうか? その度に素朴な疑問に襲われるのです。「どうして?…、歩行者のほうが偉いの?…」

 更に自転車(人)は横断歩道では危険極まりない運転をする場合があります。歩行者が渡り終えた後、私はアクセルを踏み横断歩道を乗り越えようとしますが、その刹那、遠くから一気に疾走してくる自転車にぶつかりそうになる事があります。これは誠に恐怖の瞬間であり、冷や汗がでます。この自転車人の心理はこれ如何に…、また素朴な疑問が湧いてきます。「ちっ、この命知らずめが! 愚か者めが!」 何時か何処かで事故が起きます。否、今も何処かで起きています。
posted by 三上和伸 at 23:27| 間奏曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月22日

音楽の話20 生誕二百年の不平等

 皆様もご存じかと思われますが、今年は生誕二百年の大作曲家が二人います。ショパンにシューマンですが、どうもシューマンはショパンに比べ人気の面で旗色が悪いようです。新聞のコンサート広告などを見てもショパンの記念演奏会は沢山ありますが、シューマンのは余り見かけません。残念な事です。

 ショパンはピアノの詩人と呼ばれていますが、シューマンは何と呼ばれているか分かりますか? 実は何もないのです。シューマンこそはショパンに負けず劣らずのピアノの詩人であると私は確信しているのですが…。その作品の交響練習曲やクライスレリアーナはピアノ音楽の傑作であり、ショパンのエチュードやバラードなどに比べ、なんら遜色はありません。ただ一つ言える事はショパンの圧倒的な娯楽性の説得力による人気の高さが優る事でしょう。そのピアノの響きの甘い陶酔は他のどんな作曲家にも真似できない唯一無二の天分でしょう。しかしシューマンには優しい心があります。そっとピアノに触れる繊細で奥床しい溜息のような音があります。あのトロイメライを思い浮かべてください。そこには誰をも安らかな夢に誘い込む慈しみの愛があります。
 もっとシューマンに注目してください。
posted by 三上和伸 at 22:45| 今宵の名曲・音楽の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月21日

間奏曲259 黄金の日々に向けて

 日中は汗ばむ陽気、私は今年初めて腕まくりをして仕事に励みました。風薫るあの素敵な季節の先駆けのような一日、私の肉体は気持ちよく弾み、精神は健やかに快哉を叫びました。こんな日は野山に出て降り注ぐ太陽を浴びて遊びたいところですが、そこは黄金週間までの我慢、その黄金の日々の軍資金を蓄えるための仕事をしないとね。頑張ります!

 さて黄金の連続休暇をどう過ごそうか、二三候補を上げていますが、絶対外せないのが信州の山奥へ大山桜(蝦夷山桜)を観に行く事…本年最後の花見と洒落込むのです。できれば温泉に一泊して…。温泉は安曇野の中房温泉がいいな…。でももう予約は取れないかも知れませんね?
お天気と睨めっこで何処かいい温泉を取るつもりです。ああ、待ちどうしい!
posted by 三上和伸 at 22:57| 間奏曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

間奏曲258 雉が来ないかな?

 昨夜のニュースで何処かの公園に雉が舞い降りたとか。先日ここでキジムシロの花を紹介したばかりで、私はすぐに反応し羨ましく思いました。私の住まいの近くには野鳥は多いですが、小鳥ばかりで雉は見かけません。来たらいいのにな〜…。

 今図鑑で雉を観ていますが、雄は赤い顔に緑の胸、羽の上部は縞目の鱗状で下部はライトブルー、尾羽は体と同じ位の長大さ、見事な美しさです。反対に雌や子は限りなく地味な薄茶色、これは保護色で雌だけが抱卵するそうで、必要不可欠な体色なのですね。でも雉の母子、限りなく?可愛い!

 先程まで、我が庭ではシジュウカラとメジロがさえずっていました。春、恋の季節です。
posted by 三上和伸 at 07:57| 間奏曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月20日

私の歳時記 2010.04.20 今日は穀雨

 穀雨は今年八回目の二十四節気、春分からは二番目で太陽の黄経が三十度になる日です。まあ春分から三十日が経過した事になります。早いですね…。
 この穀雨は稲の種蒔きの目安になる時期で、温かい雨を意味しています。丁度今日の雨はその穀雨の名にピッタリの雨でしたね…暖かかったです。今、八重桜が咲き始めポッテリとした重い薄紅が彩りを魅せています。その後はツツジが続き、藤も咲くでしょう。八十八夜ももう直ぐで、さすれば初夏と言う事になりますね。
 
 温かい雨、それは農家にとっては大切な有難い雨です。でも今日の雨は重い鞄を持ち歩く私には辛い雨でした。雨は夜からだと言っていませんでしたか? 傘と鞄の所為で私の肩と腰は凝りがひどくなりました。今晩は膏薬の世話になります。トホホ…。 
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2010年04月19日

野の花50 ヒカゲスミレ 横浜市 2010.04.17

ヒカゲスミレ
ヒカゲスミレ(日蔭菫、スミレ科スミレ属)
十七日の散歩の折に見付けた白いスミレです。名前の特定ができずに掲載を控えておりました。今も確かではないのですが、埋もれさすのも残念ですので、お目に掛ける事にしました。日本に菫は多く、一部を除いてその種の見分けは難しいのです。図鑑で照らし合わせ、しかも日陰に咲いていたので、この名の種と判断して掲載しました。もしも違っていたら御免なさい。白い花は華奢で小さく楚々として可憐でした。
posted by 三上和伸 at 22:14| 野の花 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月18日

野の花49 キジムシロ 横浜市 2010.04.17

キジムシロ
キジムシロ(雉蓆、バラ科キジムシロ属)
雉(きじ)が座るのに丁度良い形…、その蓆(むしろ)状に生育するのがこの草。これをキジムシロと名付けた昔人は、楽しい観察眼の持ち主だったに違いありません。現代人では想像の付かない命名で感心させられます。でもよくよく思い描いてみれば何だかぴったりする名ですね。もし雉が座ったら楽しいですね。花の後、根生葉が大きく四方に広がり、雉の座る蓆のようになります。
posted by 三上和伸 at 11:11| 野の花 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

野の花48 コバノタツナミ 横浜市 2010.04.17

コバノタツナミ
コバノタツナミ(小葉立浪、別名・ビロード立浪、シソ科タツナミソウ属)
全体に繊毛が多くビロードの感触があるためビロード立浪の別名があります。茎葉に比べ花が大きく美しいので野草とは思えない華やぎがあります。けれどもこれは立派な野草です。己自身の生活力で生き継いでいる自立した草なのです。人間に阿ずに生きるパワーの持ち主です。
posted by 三上和伸 at 10:25| 野の花 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

野の花47 シロバナタンポポ 横浜市 2010.04.17

シロバナタンポポ
シロバナタンポポ(白花蒲公英、キク科タンポポ属)
私の住まいの周りには存在しないと思っていたシロバナタンポポが、何と驚くなかれありました。農道の端に一株あっただけなので真の自生かどうかははっきりしませんでしたが、私は嬉しくなりました。今後は殖えるのか?絶えるのか? その推移を見届けて行きたいと思っています。殖えるといいですね。
posted by 三上和伸 at 09:41| 野の花 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月17日

私の歳時記 2010.04.17 シャクナゲの花

 雨に混ざり、あられが車のフロントガラスでダンスをしていた昨日、箱根や関東北部では積雪があったとの事。その雨も今朝まで降り続き、私達の今日の箱根行きは取り止めにしました。妻はクロスワ−ドパズルやテレビに興じストーブの前を動きませんでした。私は晴れた午後に長い散歩に出ました。コースは何時のも散歩道ですが、数多咲く春の花達と戯れ、時を忘れて歩き続けました。午後二時に出たのに帰り付いたのは五時でした。楽しかった…。

シャクナゲ
 そんな道中の一時、この石楠花を楽しみました。何時もの自然公園に植えられていたもので、園芸種のジーン・マリーと言う品種らしいです。その鮮やかな薔薇色が嬉しく私の心に染み入り、何故か元気が出ました。綺麗な色は人を元気にさせるようです。
posted by 三上和伸 at 23:59| 私の歳時記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月16日

音楽の話19 この名曲この一枚  ブラームス ピアノ協奏曲第二番変ロ長調OP83

   ブラームス ピアノ協奏曲第二番変ロ長調OP83
     ピアノ:ウィルヘルム・バックハウス
     指揮:カール・ベーム ウィーンフィルハーモニー
     使用ピアノ:ベーゼンドルファー(ウィーン)  録音:1867年(ウィーン)

 *ブラームスの時代
 西洋クラシック音楽が最も進歩し爛熟したのが十九世紀、古典派の末期からロマン派の時代です。そしてこの時代はピアノと管弦楽にオペラの時代とも言われています。ピアノの進化と競うように演奏技法も超絶技巧化し、協奏曲やソナタ、珠玉のピアノ小品などの名曲が次々と生み出されました。また管弦楽では多くの種類の楽器が取り入れられオーケストラの大編成化が進みました。そしてそれに適合した巨大な交響曲や色彩豊かな大規模の管弦楽曲が誕生しました。更に産業革命の進展により富裕層(ブルジョワ階級)が台頭し観客が増え、オペラの上演が活発化しました。今日上演される大半のオペラはこの世紀に作られました。
 この音楽の発展は国別にみても大きな変動があり、イタリアやフランス及びドイツ・オーストリアの音楽先進国のみならず、イギリスやスペイン、ロシアにポーランド、チェコ、ハンガリー、そして北欧などの周辺諸国にも波及をし、大きなうねりとなり広がりを見せました。 

 この隆盛を極めた十九世紀後半に時流に逆らい古典形式の作曲法に拘りその権威として活躍したのがドイツの大作曲家ブラームスです。ここではその曲作りに於いて、何処でどんな発想を持ってどのように作曲したか第二ピアノ協奏曲を例にして述べてみましょう。
 まずはこの第二ピアノ協奏曲作りに大きく係わったイタリア旅行と夏の避暑地についてお話し致します。
 
  *イタリア旅行
 よくブラームスは大作曲家の歴史的系譜の最後を飾る人と言われ、それまでの西洋音楽を総括した作曲家として評価されています。それは自分より前の時代の音楽の大部分を研究し尽くし、あらゆる作曲法を熟知し使えた作曲家だからです。対位法、和声法、旋律法、リズムを駆使したソナタ形式、変奏曲形式、フーガ、カノンなど、凡そ試さない形式・音楽法は無いと言われています。そんなブラームスであるからこそ古い時代の文化や歴史に興味を示さない筈はありません。ブラームスは古代のギリシャやローマの文化遺跡に強い憧れを抱き文献を読み漁って来ました。百聞は一見に如かず、何時か訪れたいと願っていましたが、長年の懸案であった交響曲を首尾よく二作もものにし、肩の荷が降りたのか1878年の四月、漸く勇んで憧れのイタリア行きを決行しました。そしてその後死ぬまでの十九年間に都合九回もイタリアを訪れたのであり、その熱狂と執心振りが窺い知れます。北ドイツ人のブラームスにはイタリアは真に心安らぎ心時めく、レモンの花咲く南方のパラダイスだったのです。

 憧れのイタリアは余りにも強烈で新鮮な驚きをブラームスに与えました。この印象はその後の数年のブラームスの作品に表れてきます。鉛色のブラームスの響きにイタリアの薫風と青い空が顔を出します。特にこのピアノ協奏曲に顕著に表れています。

 *ブラームスの夏の避暑地
ブラームスは比較的若い時分(三十歳ぐらい)から新作の作曲は夏の避暑地で行うのが慣例となりました。特に大作は夏の六ヶ月間に集中して行い、仕上がらなかったら翌年に回しました。
 バーデンバーデン、リヒテンタール、ペルチャッハ、ミュルツシュラーク、トゥーン、イシュル、プレスバウムなどの田舎の自然豊かな避暑地を気の向くままに選び出し借家としました。夏の創作(五月から十月)の家として使いました。
 
 春五月になると避暑地に家とピアノを借りて住み始めます。日課としては早朝に起き出し、まず風呂に入り、葉巻をくわえながらコーヒーを沸かして至福の時を過ごします。そしてやおら巨大な譜面台の前に立って作曲に取りかかります。午前中一杯作曲に精を出し、午後は自由に人と会ったり人を訪ねたり、散歩をしたりして過ごします。散歩の折には愛する自然から多くの着想を得てご満悦で五線譜にペンを走らせていたそうです。ブラームス曰く「新しいメロディーの花が次々に現れるのでそれを踏み付けないように(忘れないように)しないとね…」。それは大切に保管され何時か何らかの曲で日の目を見る事になるのです。また読書にも多くの時間を割く本の虫であり、聖書を始め様々な分野の書物を読み漁っていたと言われています。極度の近眼だったらしく読書は得意だったのかも知れませんね。その結果並外れた慧眼博識の持ち主となりそれは音楽に遺憾なく発揮されています。食事は昼も夜も友人の家でお呼ばれに与かるか行き付けのレストランで済ませます。まあ独り身ですから気楽に生活していたようです。何しろブラームスにとって夏は創作の季節、自然や人と戯れながらもやるべき仕事は最大限にこなしたようです。

 やがて紅葉が美しい十月になると都会(ウィーン等)に戻り新作の出版やお披露目の演奏旅行に入ります。また寸暇を惜しんではオペラを始め様々なコンサートにも出向き、一冬を忙しく飛び回っていました。

 *名曲完成の手順
 ブラームスにとって一つの大曲を作る時、その端緒を簡単に始める事はありません。どんな様式でどんなテーマの曲を作りたいのか、綿密に計画を立てます。そして普段から考えていた幾つかテーマメロディーから選び抜いてその曲に最も相応しい主題を決定します。それが決まると余ったテーマメロディーは他の曲を作るのに使われ決して無駄にはされません。ブラームスの場合、交響曲の後に室内楽が多く作られますが、その一部は余ったテーマで作られる事が多いのです。

 避暑地に入り、立てられた計画通りに作曲は精力的に進められます。一夏を費やして書かれた曲はピアノで試演され友人達などに批評を請います。そしてこの批評感想などを参考にして入念な仕上げに入ります。このピアノ協奏曲の場合は更に楽友のビューローが指揮をしてたマイニンゲンのオーケストラを使い試演を繰り返し完成させました。ブラームスは何時もどんな作品でも、あらゆる手段を使い完璧な作品に仕上げていたのです。
 
 *ピアノ協奏曲第二番変ロ長調Op83
 ブラームスの第二ピアノ協奏曲は古今のピアノ協奏曲の最右翼に位置する壮大深遠なモンスターです。最後の大作曲家・ブラームスの創作能力の絶頂期を示す作品の一つです。
 イタリアで着想され、避暑地プレスバウムで大方が完成され、更にマイニンゲンで実際にオーケストラを使って試演され補筆されました。余すところなく完成された完璧な曲です。

 二回のイタリア旅行の後に作曲されました。ブラームスの全作品の中でも最もイタリアの印象が強い作品です。曲中のそこかしこにイタリアの青い空が現われ、ご機嫌で観光に廻るブラームスを彷彿とさせます。石畳、石の建築物、大理石の彫刻。粋なカフェ、美しい娘達、洒落た路地に佇む家並。そんな題材が綯い交ぜになってこの爽快無比な巨大なコンツェルトに収斂されていきます。

 青い空に天馬駆ける縦横無尽の第一楽章。透徹の眼力と熱狂が織りなすダイナミックなスケルツォ。街角のカフェで観る白日夢のアンダンテ。街を陽気に練り歩く洒落ておどけたロンド、そこには美しい乙女の素肌が輝いて観えます。そしてそこから無骨な男の夢が…、大人の男の偉大なロマンが溢れ出て止みません。

 *バックハウスのベーゼンドルファー
 鍵盤の獅子王(バックハウスのニックネーム)が叩き込むベーゼンドルファー、しかしそのピアノは決して悲鳴を上げません。深く温かく壮大に鳴り響き、正に大理石の質感…。その光沢は底光りをして天まで届きそうです。天馬駆け廻る精神の高揚、官能の響き、バックハウスとベーゼンドルファーにしか成し得ない最高のブラームスがここにあります。

 *ベームとウィーンフィル
 睨んだら外さないベームの眼力、ウィーンフィルが官能の響きで応えています。アンダンテの大人の夢…、追憶…、官能…、これは正に音楽の宝です。

 
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2010年04月15日

間奏曲257 雨にも負けず

 寒い雨の一日、しかし真冬に比べたらたかが知れたものです。テレビで寒さが話題になっていますが、騒ぐほどのものではありません。しっかり着込み、少しの防寒を怠らなければ凌げます。日によって温度変化がきついので生活の知恵でまめに脱いだり着たりすればよいのです。セーターやカーディガンが役立ちますね。カイロもありますしね、昔に比べたら天国です。

 それに桜も例年になく長く楽しめましたしね。温かい食べ物も美味しいですよね。今晩はチンジャオロースーにアサリの味噌汁でした。温かい味噌汁が腹に染みました。ご馳走さま!
 
 でもお体に気を付けて温かくしてお休みなさい。どうぞお健やかに!
posted by 三上和伸 at 23:49| 間奏曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ピアノの話13 雨の朝、ピアノを思う

 雨の朝、私の心は昨夜同様くさくさしていますが、仕事への思いは勇気凛凛、全く動揺はありません。それがプロであり、ピアノの音を思い描けば心は燃え晴れ渡るのです。若い時分から私はこの仕事にのめり込み大好きとなり、近年この仕事が天職だと思えるようになりました。どちらかと言うと不器用な性質で仕事を覚えるのに時間は掛かりましたが、その分手間暇を掛け徹底的に鍛錬をしてきました。ピアノの音の美しさ、それは宝石のように煌めいて流水の如く滴り落ちる、絹のように滑らかで乙女の肌の如く温かで香しい…。こんなピアノの美音を私は生涯を掛けて作り続けたいと念願しています。
posted by 三上和伸 at 08:22| ピアノの話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月14日

間奏曲256 桜散る

 あれほど隆盛を誇り、異例の長さで咲いてくれた桜も、既に散り終えています。その祭りの後の葉桜を観るに付け、私の心は虚しさに沈み、ぽっかりと空洞ができました。何やら気分が晴れずうウジウジして希望が湧きません。例え緯度を上げ、標高を駆け上り寒地の桜を愛でようとも、それは一時凌ぎの暇潰し、本当の春の歓喜ではありません。春は最早終わったのですね…。馬鹿な私、もう十分楽しんだのにね…。でも私は性懲りもなくこの週末、箱根園の大島桜を観に行こうとしています。連休には信州の山へ大山桜を観に行こうとしています。この屈折した手に負えない私のネガティブで欲深い性格。どうにもなりませんが、希望が無ければ生きて行けない私なのです…。希望は自らで作り出すもの…。頑張ります!

 お休みなさい、どうぞお健やかに!
posted by 三上和伸 at 21:24| 間奏曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

私の歳時記 2010.04.14 春の朝、目覚めの幸せ

 今朝は晴れており、気持ちの良い目覚めが得られました。私は窓を開け放ち柔らかい風を入れ、庭の音に耳を澄ませました。先程まで鶯が「ホーホケキヨ」と鳴いていて、今はシジュウカラが桜の木の枝でさえずりを始めました。「ツッピー、ツッピー、ツッピー」とその高音の愛らしい事…。そして更にコゲラまでがやってきて「グリュ、グリュ」と言いながら毛繕いをしています。毛繕いが終わると今度は葉桜となった桜の幹を駆け上り運動会をしています。まるでリスのようですね、その俊敏な事…。何時もながらの春の風景が今年も戻ってきました。嬉しい事ですね…。
posted by 三上和伸 at 09:01| 私の歳時記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月13日

昼餉 高遠そば・ますや 2010.04.10

高遠そば
 昼は高遠そばと決めていましたが、屋台や土産物屋を兼用した店を使うのではなく、本格の手打ち蕎麦処を当てにしていました。城址公園からの帰路、そんな店は直ぐに見付けられました。高遠中学校傍の高遠そば・ますや。混んでおり、一時間近く待たされましたが、手打ちの蕎麦は一流であり、大満足でした。

 二通りの挽き方で作る蕎麦は一方が滑らかなのど越しもの、また一方は噛み応えのある強い腰のものがあり、二つの食味が楽しめます。但しこの日は強腰の方は売り切れており、味わえませんでした。喉越で食す蕎麦の内、妻は写真の焼き味噌を擦り込んだたれのものを、私は辛味大根をたっぷりと入れたたれのものを食べました。天ぷらなどは一切なく、ただ蕎麦とたれと薬味で食べる手打ち蕎麦、その三味が一体となり醸された芳香と食味は絶品であり、久方振りで旨い蕎麦を食べた幸せを感じました。なお蕎麦は二笊出されますが、まず一笊が出され、時間を置いて新たに茹で上げられたもう一笊が出されます。先に申した二通りの食味の蕎麦を一笊ずつ楽しめるようになった品もありました。
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2010年04月12日

野の花46 フクジュソウ 高遠城址 2010.04.10

フクジュソウ
フクジュソウ(福寿草、別名・元日草、キンポウゲ科フクジュソウ属)
こちらも小彼岸桜の下に咲いていました。この黄色は目立つので直ぐにその存在は知れました。大分伸びて大株になり、沢山の花を咲かせました。空中の桜に倣うように、地にも春を知らせる華やぎがありました。
posted by 三上和伸 at 21:47| 野の花 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

野の花45 アズマイチゲ 高遠城址 2010.04.10

アズマイチゲ
アズマイチゲ(東一華、キンポウゲ科イチリンソウ属)
小彼岸桜の足下に咲いていました。桜ばかりに見惚れている多くの花見客には目に入らないらしいささやかな花。でも私が熱心に写真撮影をしていると高年のご婦人が尋ねてきました。「何の花ですか?」と…、私が「菊咲き一輪草です」と答えると再び「愛らしい花ですね、全然気付きませんでした」と言われました。どれもこれも花は花、一輪でもその花らしい美しさがあるものです。
 
 訂正、皆様へ:私はこの花をキクザキイチリンソウと間違って申してしまいました。またこの話の中のご婦人にも誤りを申し、申し訳ない事をしました。本当はアズマイチゲと言う草でした。御免なさい。
 なお、キクザキイチリンソウはいずれ機会を見てお目に駆けたと思っています。
posted by 三上和伸 at 21:29| 野の花 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

日本の景色23 南アルプス・白峰三山と桃 一宮町より

白峰三山と桃
白峰三山(農鳥岳3023m 間ノ岳3189m 北岳・古名:白峰3193m)
 笹子トンネルを抜け、暫く車を走らせると突然甲府盆地が見晴らせます。そして何とその正面には膨大な山脈が立ちはだかり、美しいスカイラインを描いて観えてきます。正にこれが日本の屋根の南の山塊、南アルプスこと赤石山脈です。私達はこの地にある釈迦堂パーキングエリアに車を止め、暫しの間休息と南アルプス観望に費やす事にしました。さらにここは有名な甲府盆地の桃源郷であり、周囲は桃畑が大きな広がりを見せていました。私はエリアから抜け出しその農園の桃畑の一角に分け入り桃の花を楽しみました。そして園内から西を仰ぎ素晴らしい真白な白峰三山を桃越しに写真撮影をしました。富士山、穂高槍連峰と並び称される日本山岳の精華が目に染みました。
posted by 三上和伸 at 08:30| 日本の景色 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月11日

私の歳時記 2010.04.11 散り行く桜

 今年の潔くない?桜のお陰で世にも美しい景色が出現しています。今日父の見舞いの折に観た三浦半島の山々がそれを映し出していました。新緑が萌えだして柔らかい黄緑色が見事で、そこに桜の薄紅がたゆたい溶け込んでいるのでした。針葉樹の深緑も混ざり、生き生きとした春色で春の山を演出しているのです。私は「これ以上の幸せ色はあるのだろうか?」、と自問し、「否、有りはしないのだ!」と確信しました。また一つ私は素晴らしい春を感じ取る事ができました。

 午後には風が強くなり、激しく桜吹雪が舞いました。もう直ぐ桜ともお別れですね…。…

posted by 三上和伸 at 22:48| 私の歳時記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

自然の風景23 南アルプス・早川尾根と甲斐駒ケ岳 2010.04.10

早川尾根と甲斐駒ケ岳
左:早川尾根 右:甲斐駒ケ岳(2966M)
南アルプスはその山の高さや大きさでは北アルプスより優勢ですが、岩稜の張り出しでは劣っています。太平洋気候帯に属し積雪が少ないのがその理由であり、森林の分厚さに比して岩の露出が少ないのです。従って鋭利な風貌の岩山は少なく、その景観としての山の価値は北アルプスに劣ります。しかし例外はあるもので、この花崗岩の大伽藍・甲斐駒ケ岳だけは別格であり、日本の褶曲山脈の山の中では第一位に推す事のできる美観を備えています。それは力強く美しく、そしてさらに知性の閃きすら感じさせる山の傑物であり、私の最も愛する山です。
posted by 三上和伸 at 12:32| 自然の風景 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月10日

日本の景色22 花三昧三題 2010.04.10

 先程、花詣での日帰りの旅から戻りました。高速道路の渋滞に巻き込まれ難渋しましたが、忍耐の末、やっとの事で我が家に帰れました。ホッと一息です。
 それにしても絶好の行楽日和に恵まれて最高の旅ができました。山の風景に麗しの花、そして旨いものと何から何まで素晴らしく、怖いくらいの幸運が待ち受けていました。
 まずは好天に呼応し欄慢と咲き競い、我が世の春を謳歌していた桃と桜の咲き振りを紹介します。

山梨県一宮町の桃
モモ
モモ(桃、バラ科サクラ属)写真は食用の桃
昔中国から渡来した樹木。梅と同様に極めて有用な植物であり、その有難さは誰もが感じているところです。花も綺麗ですが実はもっと素敵であり、その美味しさは筆舌に尽くし難いものがあります。また葉も重要であり、薬用にされます。

高遠城址の小彼岸桜
コヒガンザクラ
コヒガンザクラ(小彼岸桜、バラ科桜属)
マメザクラとエドヒガンザクラの雑種とされています。両者の特徴が端的に表れていて、紅が強く、極めて小振りの愛らしい品種です。楚々として上品ですが華麗でもあり、麗しき乙女の風情が濃厚です。本当に美しい桜で、園内では方々で感嘆の溜息が聞えていました。

日本最古の桜・山高神代桜(エドヒガンザクラ) 山梨県武川実相寺
山高神代桜
エドヒガン(江戸彼岸、バラ科サクラ属)
エドヒガンは山野に自生する桜で、桜の中では最も長生する種です。全国には多くの名木を産しており、桜の王者です。この山高神代桜もエドヒガンの名木で樹齢二千年と言われています。主幹は折れて無く傷みも激しいですが、脇から伸ばした枝に豊かに花を付けます。およそ二千回も花を咲かせたはずで、その天文学的な数値の偉大さを知るにつけ、私は驚き呆れ、ただただ感動に押し潰されるのです。
posted by 三上和伸 at 23:17| 日本の景色 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月09日

間奏曲255 明日は新たな花見へ

 「明日は新たな花見へ旅立ちます」と大袈裟に言って仕舞いましたが、本当は一寸強行軍の日帰りで行ってこようかなって思っています。まずは朝一で高速に乗って高遠へ飛んで?高遠城址の小彼岸桜を観、取って返して山梨武川の神代桜に詣で、最後は一宮御坂の桃源郷で桃三昧に耽るという趣向で計画を立てています。何処までどれだけ楽しめるか分かりませんが首尾よく行ったら写真を交えご報告いたします。お楽しみに! 明日は早いので今日はこれでお休みなさい…、どうぞお健やかに!
posted by 三上和伸 at 23:13| 間奏曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月08日

野の花44  ウラシマソウ 観音崎 2010.04.06

ウラシマソウ
ウラシマソウ(浦島草、サトイモ科テンナンショウ属)
観れば肌がざわつく奇怪な花、その花からは糸状に伸びた長大な付属体が出て放物線を描いています。これが浦島太郎の釣り糸に見立てられて、この名・浦島草の名の起こりとなりました。この得体の知れぬ花、皆様は何と思われるか私は興味津々ですが、実は、私の大好きな花なのです。こんな怪しげで面白い花の顔の表情をした草はそうそう探す事はできないでしょう。浦島太郎伝説の生きた継承者。その素朴な愛嬌に私は抱き締めたく?なるのです。
posted by 三上和伸 at 22:48| 野の花 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

野の花43 キケマン 観音崎 2010.04.06

キケマン
キケマン(黄華鬘、ケシ科キケマン属)
海岸に生え時に大株となり群落を作ります。やや奇怪な雰囲気を持ち、その黄色の存在感は独特のものです。私は美しいと思いますが…。皆様は如何ですか?
posted by 三上和伸 at 21:54| 野の花 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

野の花42 カジイチゴ 観音崎 2010.04.06

カジイチゴ
カジイチゴ(構苺、バラ科キイチゴ属)
海岸に自生するキイチゴの仲間、美しい白花は本来は五弁花なのですが、写真の花は八重に見えます。故にふっくらとして豊かな味わいを醸しだして観えます。私はまだ実を食べた事がありませんが、オレンジ色に色付き美味しいそうです。今度、食べてみますね。一月後には実になっているでしょうから…。また訪れて…。
posted by 三上和伸 at 21:45| 野の花 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

野の花41 ハマダイコン 観音崎 2010.04.06

ハマダイコン
ハマダイコン(浜大根、アブラナ科ダイコン属)
食べる大根がその昔野生化したもので、再び肥料をやり育てれば立派な大根になります。まあこれがいわゆる大根の花と呼ばれる草なのです。不思議な事に何処にでも生えて良さそうなのですが、海岸の砂場にしかありません。よって浜大根の名が付けられました。群生すると中々に美しい景色となります。
posted by 三上和伸 at 21:23| 野の花 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月07日

日本の景色21 観音崎灯台 2010.04.06

父を見舞い母を実家に送り届けた後、陽気も素晴らしく時間もあったので、観音崎に出向きました。この春の時期の海岸の花が気になっていたのであり、花追い人の私としては外せぬものでした。春欄満の岸辺には期待通りの花々が満ち溢れ、楽しい一時を過ごせました。

観音崎灯台
日本初の西洋式灯台。海の銀座・浦賀水道の安全を担い日々灯火を点滅させています。観音崎の森の高台にあり、海岸からは美しい白亜の塔として望めます。私の子供時代からの馴染みであり、私の大切な心の原風景の一つです。

 *後ほどこの日見付けた花々をご紹介いたします。
posted by 三上和伸 at 21:45| 日本の景色 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月06日

間奏曲254 春欄満

散り始めた染井吉野
 近年私は桜を観ると何故かじーんとしてしまい、目頭が熱くなります。その桜の渾身の咲き振り、献身の持て成し、その一途さに涙誘われるのです。それはモーツァルトやブラームスを聴いた時と同じ心の動き、一途な美しい賜物に私は涙で共感してしまう性質のようです。

 少し歩けば体は汗ばみ微風がそれを静めてくれます。散り始めた桜からは空色が透けて見え、柔らかい陽光が差していました。春欄満、本当に気持ちの良い一日でした。

 昼間、今年初めての燕を見つけました。元気よく燕返しの反転を繰り返していました。本当にエネルギッシュな舞いでした。…気持ち良さそう…。
posted by 三上和伸 at 23:21| 間奏曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月04日

間奏曲253 車窓花見とお茶の時間

ミルフィーユ
ラ・マーレ・ド・チャヤの苺のミルフィーユ
 車窓花見とは文字通り車の窓から眺める花見…、何だ?と馬鹿にされる方も居られると思いますが、これもやってみれば中々乙なもの、変化に富んで飽きさせず私は大好きです。まず横横道路から望む山桜の素敵な事、それは円海山、釜利谷、朝比奈、鷹取山と続き、山の斜面を淡い薄紅に染めて行きます。そして圧巻の濃淡の微妙なグラデーションの素晴らしさ、見事なものです。年一回の絶景、春来たるの思いが強く感じられました。

 長女を友人のコンサート会場まで送るため逗子インターで降り、葉山を目指しました。ところが時間が早く、それを埋めるために久し振りに葉山のチャヤでお茶をする事にしました。そしてこれも久方振りでしたが大好きだった苺のミルフィーユを食べる事にし、それに舌鼓を打ちました。「桜の後は苺だーい!」と無我夢中で絶品に武者振りつきました。その美味しかった事! 「何にも言えねー」

 娘を送り届けた後は再び車窓花見に邁進しました。逗子経由で逗子鎌倉ハイランドの長い染井吉野の桜並木を走り抜けました。爽快なドライブと車窓を流れる桜並木、これぞ最高の春の楽しみですね。

 最後は上大岡を抜け弘明寺から大岡川の一方通行の側道に入りました。多くの花見客でごった返し道を塞いでいました。極めて走り難かったのですが、そこは良くしたもので、今度はゆっくり花見を堪能できました。大岡川は桜で埋め尽くされ、ピンクに燃えており、その凄まじさに私はもう十分を通り過ぎ食傷気味となりました。心は満腹ならぬ満心?を覚えました。「ゴッツァンです!」バイ三上山
 
posted by 三上和伸 at 22:59| 間奏曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

私の歳時記 2010.04.03 春の白花三題

 目が眩む巨大な桜の下に…、小さく儚いけれど一片の意志を持って咲く花達。私の目は次第に桜からこれらの花達に向かいます。「ようこそお久し振り、元気だった、待っていたよ!」  

シロバナタンポポ
シロバナタンポポ(白花蒲公英、キク科タンポポ属)
白い蒲公英、私はどれ程君に憧れていたことか…、想像してください。その白、その清逸…。待ち侘びた春、会えて嬉しい…。

トキワイカリソウ
トキワイカリソウ(碇草、メギ科イカリソウ属)
船の碇に似た花形、白く繊細な作り…。私は知っていても今初めて出会ったような驚きを隠せません。余りにも美しい、余りにも清らかです。

イワヤツデ
イワヤツデ(岩八手、別名・丹頂草、ユキノシタ科ユキノシタ属)
蕾はほんのりと紅が滲んでいます。故に丹頂草とも言われています。されど咲けば紅は消え失せ白の世界となります。白雪の面影へと変身するのです。
posted by 三上和伸 at 20:49| 私の歳時記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

野の花40 スミレ二題 横浜市 2010.04.03

スミレ
スミレ(菫、スミレ科スミレ属)
スミレとシンプルに名乗れるのはこの花だけです。日本のスミレの代表であり、一輪でもその愛らしさは格別です。開発で大分減りましたが、私の住まいの近くにはまだこうして生き残っています。会えた喜びにふっと心が潤むスミレ界のスターです。

タチツボスミレ
タチツボスミレ(立壺菫、スミレ科スミレ属)
庭の染井吉野の足元一面を彩るタチツボスミレ、空中は桜の薄紅、地はスミレの薄紫、誠に美しい春色を呈しています。私は有頂天になりその幸福は計り知れません。
posted by 三上和伸 at 09:50| 野の花 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月03日

間奏曲252 鶯とデュエット三度

 今年最後の鶯の幼稚園、天気はよく暖かく最高の共演ができました。私がピアノを叩けば鶯が応えます。鶯がさえずれば私が寄り添います。仲良く楽しく美しく…、誠に豊かな時間でした。私は気付いていました。一週間前とは明らかに違うその歌い振り、驚くほどに滑らかになっていたのでした。
 帰り際にご住職(園長先生)とご子息にお会いしました。そこでは鶯の話も出て、ご子息は「三上さん、鶯のさえずり上手になったでしょ?」と問い掛けてきました。私は「ええ、素晴らしかった、私のピアノに上手に合わせてくれましたよ」と答えました。そしてお互いにっこりと相槌を打ったのでした。場が盛り上がり楽しくて名残惜しくもありましたが、先生方、そして愛しの鶯君に別れを告げ、帰路につきました。

 ここの鶯は二オクターブ上のB・シ(二点ロ)音を起点にその上のオクターブB音(三点ロ)でさえずりを展開しています。その中で如何によいリズムとアクセントを付け加えていくかが鶯のさえずりの上手さになると言えるでしょう。この鶯君は頭のホーの音があと少し伸びれば上出来となるでしょう。
posted by 三上和伸 at 21:50| 間奏曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月02日

私の歳時記 2010.04.02 感嘆、満開の染井吉野

庭の夜桜
 暴風も収まり、満開の桜は殆ど散らずに済みました。ほっと胸を撫で下ろして今、夜桜を見物していました。勿論庭の染井吉野を観ていたのであり、その壮麗な美しさに出るのは溜息ばかりでした。桜などと言う類稀な花を作り賜うた自然に…、そして染井吉野の生みの親の江戸染井村の園芸家に感謝するだけですね。昔からの言い伝えに桜の木の下には死人が埋まっているなどがあり、よく耳にしますが、あながち根も葉もないデマとは思われない尋常ならざる咲き方をするのが桜です。それは世にも凄まじい渾身の咲きっぷりと言ってよく私はただただ感嘆するのみです。
posted by 三上和伸 at 21:22| 私の歳時記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月01日

間奏曲251 春の嵐と桜便り

 エイプリルフールだからなのか知りませんが、春の嵐がやって来て法螺?を吹き、可哀想に桜を激しく揺さ振っています。散りはせぬかと心配をしていますが、お天気キャスターの森田さんに言わせれば、大丈夫だとの事。週末は満開の絶好のお花見日和となり大変な人出となるのでしょうね。

 私も四日の日曜日は休みがとれ、父の見舞いがてら、車の車窓からの花見を楽しもうと思っています。候補地としては、本牧から根岸に掛けての桜街道、その先の金沢並木の桜道、もしくはずっと西の戸塚の柏尾川の土手伝い、逗子ハイランドの山越えの道、まあ全部回ってもいいかなっと考えています。あと瀬谷の海軍道路や横浜都心の大岡川沿いも素晴らしい…。勿論全て車からの花見が可能です。 
 でもその前に近所の桜山を散歩してもいいかな、早起きをして…。きっと何処でも春欄満の夢のような風景でしょうね…。
 
posted by 三上和伸 at 21:11| 間奏曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする