2010年05月31日

間奏曲287 素朴な疑問、首相と国民の成すべき事

 鳩山首相がピンチを迎えているようですね、しぶとく粘ってはいますが…。私はある時期ある程度まで、鳩山さんの活躍に期待を寄せていました。私の場合は博愛ですが、鳩山さんの友愛の精神を私は評価していたのです。政治家では希少な純粋の精神の持ち主として鳩山首相に価値を見出していました。

 ところが、その友愛は甘さを見せ綻び始めました。信念なく誰にでも良い顔をする八方美人へと変貌してしまいました。衆院選マニフェストの欲張り過ぎと連立内閣内の主義主張の違い、そして各都道府県の地域エゴ、鳩山さんの力不足の友愛はこれらの重圧に押し潰されてしまいました。
 
 それにしても殆どの都道府県の人々やそれを代表する首長達の地域エゴイズムは情けないものですね。どんなに沖縄が苦しもうとも自らの地域には基地は来て欲しくないと言い、譲りません。唯一の救いは大阪府知事の橋本さんが、応分の負担をしたいと言われていた事です。横須賀ベースキャンプの地続きの小中学校に通った私には解せません。勿論、そこは海軍の港なので殆ど飛行機やヘリコプターは飛んでは来ませんでしたが…。しかし、核弾頭を積んだ原子力空母や原子力潜水艦は私達の直ぐ傍に居たかも知れません。暴発して死の灰が降ったかもしれません。もし安全の為の抑止力が必要であるならば、全ての国民が応分の負担をするのが当り前ではないでしょうか? 日本国民はエゴイズムの国民なのでしょうか? それとも沖縄は日本では無いのでしょうか? 私は極めて不快で腹立たしい疑問を持つのです。
posted by 三上和伸 at 22:24| 間奏曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月29日

間奏曲286 もしもお嫁さんが来てくれたなら?

 先日仕事で伺ったお宅では、飾り棚の上に幾つかの写真が写真立てに入れられ飾られてありました。殆どが愛らしいお孫さんの写真でしたが、中に、ご長男の結婚の折に新妻とペアで写された写真と新妻一人で撮られた写真がありました。その新妻は何と美しい、あのフィギュア・ペアの日本人ロシア選手・川口悠子のイメージがある清楚で可憐な女性でした。その時私は何故か清々しい気分に誘われ、嬉しい思いに満たされました。

 「こんなお嫁さんが来てくれたなら、どんなに素敵な事だろう…」、我が家には男の子はいないのですが、私は可笑しな夢を見てしまいました。

 人はよく言います。『可愛い娘さんがいるじゃないですか? そんな事を言ったら罰が当たりますよ!』。 勿論、娘は可愛いのです。目の中に入れても?痛くないほど可愛い…、でもそこは親子、互いを知りすぎていてある意味面白くないのです。

 これがお嫁さんであればどうでしょう。停滞していた我が家に美しい華やぎが訪れます。新たな緊張と驚きで思いも掛けなかったさざ波が立ち始めます。気恥ずかしさと愛しさで心揺れ心躍る事でしょう。舅の私としては目眩めく幸福な日々が送れます。でもこれは私の夢…、儚い愚かな夢…、白日夢…。夢でないここのご主人(お父さん、お義父さん)、貴方は天下一の幸せ者です。今、それを噛み締めてください。

 男にとって、女性はこの世に二つとない、宝物ですよね。   
   
posted by 三上和伸 at 21:38| 間奏曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月28日

間奏曲285 腰が楽になり、希望が蘇りました。

 治療のお陰か、ストレッチの効能か、何だか腰が楽になり、庭仕事の目安が立つようになりました。梅雨入り前のここ二三週間が作業の勝負どころであり正念場なので、腰が楽になったのは明るい兆しです。雑草を全て抜き、芝刈りをして、庭木の剪定をする。まあ全てが出来なくとも芝刈りまではきちんと済ませたいと思っています。そして秋以降は新たな苗を育てたいと思っています。またあの美しい野草の花咲く花壇にしたいと願っています。今、新たな希望が私の心と体を突き動かし始めました。
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2010年05月27日

野の花68 石垣に咲く空木 保土ヶ谷区常盤台 2010.05.27

ウツギ
ウツギ(空木、別名・卯の花、ユキノシタ科ウツギ属)
空木は、卯の花とも呼ばれ夏の季語であり、唱歌「夏は来ぬ」の中で「卯の花の匂う垣根に…」と歌われています。旧暦の四月(現代の五月頃)の名の卯月は、この卯の花・空木からとられたと言われています。如何に空木がこの季節を象徴し、人々の間に馴染みが深かったかが解ります。

 それもその筈、こうして現代の世でも写真のように都会の片隅に自生し花を咲かせています。これは保土ヶ谷区常盤台の切り通しの石垣に生え、花を咲かせたものです。苔生した石垣に懸崖となり、見事な風情を漂わせ魅せてくれていました。私は以前よりずっとこの様が気になっていて、今日初めて車を止めて写真に収めました。
posted by 三上和伸 at 22:53| 野の花 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

間奏曲284 ストレッチしました。

 今し方、朝の寝床でのストレッチを終えて起床しました。体を捩じったり伸びをしたり、腰は痛みますがとても気持ちは良いですね。ただ前屈だけは苦手で膝を曲げずに足先に手を付ける動作は全く駄目でした。朝の体はとても固いのですね。第一、足を伸ばして座っただけで、腿の裏がパンパンに張って、しかもお腹の脂肪が分厚く邪魔をしてその位置から前には倒れません。これは極めて重症だと思いました。接骨医のお兄さんは毎日やればきっと柔らかくなりますと言ってくれていましたけれどね…。それにしてもストレッチの外にダイエットもしなければなりませんね、お腹の脂肪を落とすべく…。人間健康に生きるって大変なことですね、歳取れば歳取るほど…。人生は益々やることが膨大であり、ボオーとなどしていられませんねホントは…。でも…してしまいますが…? 
posted by 三上和伸 at 08:07| 間奏曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月26日

間奏曲283 腰痛と庭の手入れ

 どうも昨日の庭仕事でまたしても腰を痛めたようで、腰がシャンと伸びません。昔のお爺さんように腰が曲がって上手に歩けません。最寄りの接骨院へ行き、治療をして貰いました。温熱を当て、その後低周波の類で激しい震動を送られ、最後に接骨医の手によるマッサージを受けました。近年はマッサージを受ける事は少なかったので、その気持ち良さに天にも昇る快感を味わいました。胃の後辺りの背中を圧されると胃にジワーと効いてきてお腹が空いてくるのが分かりました。接骨医のお兄さんに言わせると、私の体は非常に硬く、このままでは大怪我をする恐れがあるそうです。「是非、ストレッチをしてください。朝昼番、短時間でよいから毎日してください。特に朝は起きる前に布団の中でやり、それから起き上がってください」と言われました。早速、今晩から実行するつもりです。

 それでも庭仕事は、夕方雨が降る前にやりました。ここまでくれば私は意志が固いのです。腰は痛みましたが何のその! 頑張りました。大分はかどりました。明日もやるつもりです。接骨院から帰ってきたら…。

 さあ、ストレッチをしてお風呂に入り休む事にします。皆様お休みなさい。どうぞお健やかに!
posted by 三上和伸 at 23:49| 間奏曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月25日

間奏曲282 庭の手入れ初日と不如帰の声

 私のブログの '09 庭の花で百種余りの花を咲かせ皆様にご覧に入れた我が庭…。この自慢の庭もその後の手入れの不行届きで今少々荒れています。私の怠慢と家庭の事情により、野放しになった樹木と伸び放題の雑草が花壇を見苦しくしています。

 一度野放しにしてしまうと、中々再開する端緒が見出せず、「やらなければいけない、やらなければ…」と近頃は心焦るのですが、行動に出られず、逡巡するばかりでした。

 それでも、ここ暫くの間の草木の成長は凄まじく、もう限界と自ら観念し、今日の午後遅くから庭の雑草取りを始めました。今朝紹介したブタナやコバンソウ、カラスノエンドウの黒い莢にカラスムギの穂などを沢山抜きました。とにかく庭仕事を始める端緒が見出せた事が今日の収穫であり、何よりの嬉しい事でした。

 その最中、遂に不如帰の声をしっかり聴けました。「トッキョキョカキョク、トッキョキョカキョク!」、力強くぶっきらぼうで居丈高でも美しく颯爽としています…。何せ飛びながら鳴く鳥で直ぐにあっという間に何処かへ飛んで行ってしまいます。それでも今回はハッキリと聴き取れました。「トッキョキョカキョク、トッキョキョカキョク」、その雄叫びは庭仕事の端緒にやっと付けた意志薄弱で間抜けな私への祝福だと勝手に思い込み、一人悦に入りました。もう時は夕刻でそこは心地よい涼風が立っていました。 
posted by 三上和伸 at 22:06| 間奏曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

野の花67 雑草と呼ばないで 初夏U ブタナとコバンソウ 2010.05.25

ブタナ
ブタナ(豚菜、キク科エゾコウゾリナ属)
秋に咲き蔓延るセイタカアワダチソウに匹敵する手強い雑草。空き地、芝生、路側帯の植え込み地などの人間がさら地にした所に一気に侵入する雑草中の雑草。写真は我が団地の芝生の中に蔓延ったブタナ、タンポポのように綺麗に見えるので抜かない人もいるようですが、何れこのままでは芝生は枯れてしまいます。人と雑草、表裏一体ですが、上手に付き合う事が必要です。より良い地域環境を目指すならば、やはり抜くしかないでしょう。

コバンソウ
コバンソウ(小判草、別名・俵麦、イネ科コバンソウ属)
ヨーロッパ原産の一年草で初めは明治の頃に鑑賞用として持ち込まれ栽培されていたそうです。それが海岸の砂地などに野生化し、この近くでは湘南海岸などの砂地に群生しています。現在でもタネは園芸店で売られており、私の身近でもこうして半野生化した株が見られます。まあ可愛いですが、その繁殖力は尋常でなく、適度に抜く必要はあります。勿論、できたタネが落下する前に…。
posted by 三上和伸 at 08:30| 野の花 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月24日

間奏曲281 サッカー日本代表???

 今までサッカー日韓戦を観ていました。歯痒い誠に歯痒い! ゴールまでが遠い、余りにも遠い、それでも真摯に懸命に応援する私達は辛抱強い国民なのですね。自らもその一員ですが、この自虐的な国民に私は感心したり、呆れたりして、ほとほと悲しくなり疲れ果てました。

 最早成す術が尽きたのでしょうか? 日本代表岡田監督は前途多難で崖っぷちですね。サポーターも私等ただのファンももう覚悟をしたほうが良いかも知れませんね。予選敗退を…、一つも勝てなかったりして…。

 日本サッカーは技術はそれなりにあると想われますが、体力が足りないようです。サッカーは野球などの他のスポーツに比べ体力勝負の暴力的肉弾戦です。どうも日本は華奢な選手ばかりで瞬発力が足りないようです。一気にゴールに飛び込む突き抜けるような爆発力が欲しいですね。
posted by 三上和伸 at 22:01| 間奏曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月23日

間奏曲280 雨の夜に想う

今日は一日雨でしたね。正に鉛色の空、時折強い降りを見せ散々な日曜日でした。私達は父を見舞いました。父は今日の天気に合わせるように苦しそうでした。また容体が悪化するような気配を見せていました。

 私は父を見るのが辛い、そしてその辛さに真正面から向き合えない自分がいるのが情けない。解っていますが逃げている私がいるのです。父は昔もっとしっかりしていて私を支えてくれました。それが今の体たらく、情けなさ、私は合点がいかないのです。病気でももっとしっかりして欲しいのです。威厳を持って欲しいのです。でもそんな情けない父を受け入れる事ができるかできないかが、私が真の大人になれるか、未熟な子供のままで終わるかの別れ道なのかも知れません。今、私の人格が問われています。
posted by 三上和伸 at 23:47| 間奏曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

間奏曲279 日曜の朝に想う事

 今、朝の六時半、私は目覚め窓開け放ち、静かに外の音を聴いています。バスの発進する吹かし音や車の音がけたたましい…、既に日曜の活動は始まっているのです。

 私が待っている音は中々聴こえてきません。カラスやコジュケイ、ヤマバトにウグイスは鳴いていますが、あの素晴らしい威風堂々たるホトトギスの声は聞こえてきません。昨日一瞬の一声は聴いたのですが…。

 そうこうしている内に微かに桜の葉を叩く雨の音が聞こえてきました。そうです、今日は雨の予報が出ていました。素晴らしい晴天が続いた五月も雨が増えて来ました。もう直ぐ梅雨なのです。

 目に青葉 山不如帰 初鰹
 ああ…、不如帰の声が聴きたい…
posted by 三上和伸 at 06:53| 間奏曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月22日

間奏曲278 私の生き甲斐

 天に星、地に花、人に愛。何処かの団体の標語のようですが、中々よくできています。星や月を眺め、花を愛で、家族を愛して生きる、正に私の生き様を現しているようです。私は自分の性向、情念、そして運命に取り敢えず満足をしています。それらを与えてくれた父母にまた家族に感謝しています。嫌な事も沢山ありますが、生きる意欲は旺盛です。この先何をするのか、仕事なのか趣味なのか愛なのか? 全てを目指す私は強欲なのでしょうか? 否、それこそが生きる証、生きる希望、やらなければ生まれてきた甲斐がないではありませんか。頑張ります。
posted by 三上和伸 at 21:55| 間奏曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

野の花66 雑草と呼ばないで 初夏T ジシバリとニワゼキショウ

 野草は長い年月をかけ、人とは余り係わりなく自然にそこに適応し生きてきた草達。雑草は人間が自然を切り崩して造った田畑や空き地・裸地に最初に侵入する草、帰化植物を含め爆発的な繁殖力を持った草達です。人間が自然破壊をしなければ本来は生えてこない草、雑草とは人間が連れてきた草なのです。

ジシバリ
ジシバリ(地縛、別名・イワニガナ・ハイジシバリ、キク科ニガナ属)
茎の節から根を出し、地面を縛って殖える事からジシバリの名が付けられました。田畑や道の雑草として昔から嫌われていました。ところがどうでしょう? 中々美しいでしょ! この草ほど雑草と呼ばないでの哀願に相応しい花はそうないでしょう…。綺麗ですね。

ニワゼキショウ
ニワゼキショウ(庭石菖、アヤメ科ニワゼキショウ属、帰化植物《北アメリカ原産》)
芝生などに群生する厄介な雑草。でも小さいけれど愛らしい。情にほだされ一寸抜くのを手加減すると、また一気に殖えて来るそのえげつなさ…、これが雑草の雑草たる所以ですかね…。もう少しお淑やかならいいのにね!
posted by 三上和伸 at 09:12| 野の花 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月21日

私の歳時記 2010.05.21 小満、そして上弦の月

 今日は二十四節気の一つの小満です。その意は万物成長し、実を付け始め、陽気盛んとなり満つるだそうです。夏の季であり春分から早六十日が経った事になります。昔は田植えの準備がこの気を境になされたそうです。

 丁度今日は上弦であり、晴れて半月が仄々と見えています。満月や十三夜の月も素敵ですが、私は上弦の月も大好きです。何となく美しい女性の横顔に見えるからです。

今夜も貴女は静かに微笑んでいました。心満たされた幸せなお顔で…。そして何時も一人寂しい変なおじさんの私を、世にも美しい妙なる笑顔で慰めてくれるのですね…、ありがとう…
posted by 三上和伸 at 20:55| 私の歳時記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月20日

ピアノの話15 断線と張弦

断線は様々な理由から起こります。ピアノの製造上の欠陥、ミュージックワイヤーの錆や老朽化、ピアニストの打鍵打弦の瞬発力の強さなど挙げたら切りがありません。されど切れるのは仕方がない事、切れたら見事に張り替えてやればよいのです。そのコツはとにかく弦を素直に扱う事、余計な力を入れず、捻じ曲げない事が肝要です。
 断線は主に高音部と次低音部の銅巻き線に多く起こります。細く短い弦(高音部)と比較的細く重い弦(次低音部の銅巻き線)が切れ易いのです。

張弦に使われる道具
張弦の道具
左から チューニングハンマー ストックのミュージックワイヤー(細い方から順に八種の番手を用意しています) かき上げ三つ割り用具 マイクロメーター 弦打ちポンチ ワイヤーカッター ニッパー 上にハンマー 他に本格的張弦(ピアノ一台分など)にはチューニングピン打ちポンチなど
大体、以上の道具を使います。弦(ミュージックワイヤー)の番手と太さ(径)は以下に記します。

13.0番ー0.775mm 13.5番ー0.800mm 14.0番ー0.825mm 14.5番ー0.850mm 0.025mmずつ20.0番まで増え、その先は0.05mmずつ22.0番まで…、更に25.0番までは0.10mmずつ増えます。
最も切れる弦の番手は14.0番と14.5番です。

76Aの断線
76Aの三弦の内、中央の弦が切れています。但し、現代のピアノでは一本のワイヤーを奥のヒッチピンに渡し込んで二弦として使うため、中央と左の弦が不能となっています。正しく鳴っているのは右の弦だけと言う事です。

切れた弦を外す
切れた弦を取り出したところ。チューニングピン巻き口のコイルは三回転(三回巻き)です。メーカー(スタンウェイなど)によっては四回転のものもあります。

弦の太さ(番手)を計る
マイクロメーターで弦の太さ(直径)を計っているところ。0.850mmを指し、この番手は14.5番と判明しました。

新しい弦を巻き始める
針金巻きのストックから新しい14.5番の弦を切り出し、巻き始めるところ。
このブログの写真を撮るのも自撮自演なので、チューニングピンにコイルを巻き付けている所は写真にできませんでした。残念! 悪しからず…

出来たコイルをかき上げる
巻き付けたコイルを正しい位置にかき上げているところ。専用のかき上げ器を使いコイルの重なりの隙間をなくしています。

コイルを打ち下げ整える
上げきって余分に出過ぎたコイルの上部を専用のポンチで打ち下げているところ。ピンに正しく直角になるように整えます。

三弦の三ツ割りし弦を正しい位置に整える
三弦が均等に正しい位置になるように三ツ割り用具で整えているところ。ハンマーに正しく当たるようにします。

駒(ブリッジ)に密着させるための弦打ち
駒上の弦を叩き弦を駒と駒ピンに密着させているところ。雑音のない正確な音響伝播を可能にさせます。ベアリング効果も高めます。
 その外に弦を渡し込んだ奥のヒッチピンも奥側から確かに打ち込みます。雑音の回避や調律の安定に必要な作業です。
調律をする
最後に調律をして張弦の作業を終わります。

posted by 三上和伸 at 23:10| ピアノの話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

とっておきの花2 アヤメの花比べ

 いずれはアヤメかカキツバタと言われるように、アヤメの類は見分けが付き難いと人は言います。そこでそんな方々に私がアヤメ科アヤメ属の花を一堂に集めて、お教え致しましょう。何れも美しい花ですが、ここに載せるのは日本に自生する野生種であり、花菖蒲やアイリスなどの園芸種は入れていません。
 
シャガ(射干、胡蝶花) 2009.04.07
シャガ
美しい花模様が蝶のように見えたのでしょうか。胡蝶花、素敵な名前を付けたものですね。またシャガの名は桧扇に似る葉から導き出され、桧扇の漢名の射干(しゃかん)を当てたものです。
花は一日花であり、朝開いて夕刻には萎みます。美人薄命ですかね。

ヒメシャガ(姫射干) 2009.05.01
ヒメシャガ
シャガより更に紫が濃い美しい花です。小振りですが多花性であり、株一面を花が覆い尽くします。誰をも惹きつける魅力ある花です。

アヤメ(文目) 2010.05.18
アヤメ
はなびら(外花被片)の基部には黄色と白及び紫色の虎斑模様があります。これが文目の名の所以です。湿原の縁や草原に多く、良く群生します。アヤメ(菖蒲)の中の正真のアヤメです。

カキツバタ(杜若、貌佳草) 2010.05.18
カキツバタ
外花被片には虎斑模様がなく、白色の楔模様があります。故にシンプルな作りであり、明るい紫の色と相俟って端麗な佇まいを魅せます。湿原に群生する花で、一度は観る価値があります。それは驚愕の紫の海となります。

ヒオウギアヤメ(桧扇文目) 2010.05.18
ヒオウギアヤメ
最も高山型のアヤメで、湿原の地塘などでよく見られます。その外花被片には立派な虎斑模様があり、自らアヤメである事を主張しています。高山の透明な光の中でその薄紫は冷気を誘い、山人に暫しの涼みと安らぎを与えてくれます。

キショウブ(黄菖蒲) 2010.05.18
P5181562.JPキショウブ
明治の頃に渡来した外来種です。初めは鑑賞用に育てられていましたが、やがて半野生化し都市近郊の水田や沼に自生しています。五月の陽光に照り映える黄色は正に金色へと昇華し、圧倒的な輝きを呈します。

ノハナショウブ(野花菖蒲) 2009.06.10
ノハナショウブ
菖蒲園などで見られる園芸種のハナショウブの親(原種)です。この親子、基本は同じ性質なので花時は六月で一緒です。普通のアヤメ類に比べ一月前後遅く咲きます。
 京紫と呼ばれる赤みの強い紫と外花被片基部の黄色の楔模様、そして無駄を排したスレンダーな立ち姿、誠に気品に満ちた出で立ちです。子孫の花菖蒲達にはない野生の輝きがあります。
 私は京紫の貴婦人と称してこの花を称えたいと思います。
posted by 三上和伸 at 00:36| とっておきの花 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月18日

とっておきの花1 庭のカキツバタ 2010.05.18

カキツバタ
カキツバタ(杜若、別名・貌佳草《カオヨグサ》、アヤメ科アヤメ属)
私がアヤメの仲間で最も好きな花、何よりもそのすっきりとした花の作りが素晴らしい…、端正の言葉が一番似合う菖蒲です。この紫薫る原生の美人を私は自然の中で愛でるのが好みです。水芭蕉で紹介した居谷里湿原で過去二回、私はこの花と逢瀬を重ねました。しっとりと濡れて…品を作って…その人は淑やかなる華やぎを魅せて私に頬笑みました。
posted by 三上和伸 at 21:06| とっておきの花 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月17日

野の花65 ニシキウツギ 横浜市 2010.05.16

ニシキウツギ
ニシキウツギ(二色空木、スイカズラ科タニウツギ属)
日本海側のタニウツギに対し太平洋側のこのニシキウツギ…、また箱根にはハコネウツギもあり、この類は地域によってそれぞれ棲み分けているようです。

 空木と言えば丁度今が花時の卯の花と呼ばれるユキノシタ科の茎が中空の種がありますが、この二色空木が茎は中空でなくスイカズラ科の樹木で全く別の種です。

 花色はやや黄味掛かった白から紅色に順次変わり、同じ木で二色の濃淡の変化と色合いが同時に楽しめる、中々味わいの深い素敵な樹木です。
posted by 三上和伸 at 08:29| 野の花 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月16日

間奏曲277 お土産の中身

 妻が旅先から帰ってきました。先程迎えに行ったのですが、帰路の途中、車の中で何やら乙な臭いがするので妻が「何か変な臭い???」と私がオナラをしたと暗に責めました。しかし私はしてないので「排ガスの臭いだよ!、空気口が空いているから」と返答しましたが、逆に私は妻を疑いました。『ハシタナイ事をして…』と心で呟きました。

 しかし、その謂われないお互いの疑惑は妻のお土産を開けた途端、判明しました。大根のお漬物があったからでした。『でも、何で妻はこの事に気付かなかったのだろう、ずっと自分でこれを持っていたのに?』、私は不思議でしたが、恐らく狭い車の中でより臭いが籠ったのではないかと想われました。

 それにしてもこの大根の柴漬は美味しく箸が止まらなくなり困りました。しかもその他の土産物の饅頭、太巻き寿司も鱈腹食べ、夕食のカレーライスも相まって、今の私のお腹は臨月そのものです。苦しい…
posted by 三上和伸 at 22:28| 間奏曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

間奏曲276 美しき天体ショー 2010.05.16

三日月と宵の明星
 もし良かったら、今すぐ西の空を観てください。か細い三日月の上に明るい宵の明星(金星)が泳ぐように輝いて素晴らしい天体ショーを魅せています。あの月星ゴムのマークまでは接近していませんが、近くに寄り添い仲良く黄金の光を放っています。天はこの天体ショーによくぞ今日の晴れを授けてくれました。幸運でした。嬉しい、有難う!
posted by 三上和伸 at 19:42| 間奏曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

野の花64 オヘビイチゴ 横浜市 2010.05.16

オヘビイチゴ
オヘビイチゴ(雄蛇苺、バラ科キジムシロ属)
緩く小さな流れの縁に群生して咲いていました。そこは見事な黄色で埋め尽くされ、見応えがありました。初めはキンポウゲかと思いましたが、キンポウゲ特有の金属光沢がなく、我が家へ帰り、図鑑で調べたところオヘビイチゴと分かりました。ヘビイチゴ属でなくキジムシロ属なので勿論苺は生りません。ヘビイチゴより全体に大きいのでオヘビイチゴ(雄蛇苺)の名が付きました。
posted by 三上和伸 at 17:23| 野の花 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

野の花63 キンラン 横浜市 2010.05.16

キンラン
キンラン(金蘭、ラン科キンラン属)
先程、何時もの散歩コースを歩いてきました。昨日のお婆ちゃんの情報では散歩コースの自然公園にキンランが咲いているとの事。早速私も血眼になり、探し回りました。私もいつの間にか花探しの鼻が効くようになり、何と奇跡的に短時間で見付けてしまいました。野に咲く初夏の蘭…キンラン…、御機嫌よう、初めまして! 綺麗だね!

 *見舞いから戻りました。16:30   父はぐっすりと寝ていました。何と管から栄養補給の食事中だと言うのに…。少し良くなって来たようですが、どうなんでしょうか? 早々に退散し母を送り、我が家に戻りました。

 お天気でしたが、一寸涼しいですね、帰ってきたら我が娘は冷え症なのか?、厚手の靴下を履いていました。私が呆れて嗤ったら、ブンブンと怒って言いました。「好きで履いてるんじゃないんだよ!、冷え症の辛さを知れ!」だと…。「すいません、気が付かないで…、御免チャイ」、私は謝りました。
posted by 三上和伸 at 12:25| 野の花 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月15日

間奏曲275 近所の素敵なお婆ちゃん

 私の近所には素敵なお婆ちゃんが住んでいます。お婆ちゃんと呼んでは失礼な程にかくしゃくとして前向きな生き方をされています。私の母と同じ位のお歳なのですが、まるで若々しく輝いていらっしゃいます。と言うのは、このお婆ちゃんはとても絵がお上手なのです。油絵をなさっていて何年か前に個展を開かれ、私も見せて頂きに伺いました。その絵は、尋常ではない丹念さで描かれており、このお婆ちゃんのとてつもない情熱と絵と係わる時間の重さを痛感しました。私の驚きは大きく、深く感動したのを昨日の事のように憶えています。
 
 今日、私はバスで仕事に出ましたが、丁度バス停でこのお婆ちゃんにお会いしたのです。一緒にバスに乗り、後方の二人席で並んで座りながらお話をしました。旅の事…花の事…絵の事…、そしてこの日は自然公園に写生に行かれるとの事、流石ですね…、お元気な事! そして別れ際にこう仰いました。「今、私の絵が相鉄の二俣川駅に飾ってあります。上りの昇降口にあります」と…。私は早速拝見して参りました。飾られてある二つの絵の右側の作品、豊かな百合の絵でした。素敵でしたよ! お婆ちゃん!
posted by 三上和伸 at 23:13| 間奏曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

間奏曲274 妻は葵祭に、私は仕事に…

 今、京都葵祭に出掛ける妻を新幹線・新横浜駅まで送ってきました。妻の母と姉とで訪れる水入らずの京都…、親孝行の姉妹の願いが叶い、一両日はお天気も良さそうです。庶民の祭の祇園祭に対し貴族の祭として栄えて来たのが葵祭だそうです。きっと素敵でしょうね、光源氏はいるのかな? スナップ写真が楽しみです。

 妻は観光、私は仕事、一寸悔しいですが、いいじゃないですか、幸せならば。
 私はより素晴らしいピアノの音を目指し、今日も頑張ります。
posted by 三上和伸 at 07:54| 間奏曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月14日

ピアノの話14 招からざる客・雑音

ピアノ屋根のロングヒンジ定型型 ピアノ屋根ロングヒンジ省略型
   定型型のロングヒンジ      省略型のロングヒンジ
 ピアノを弾いた時、本来のピアノの響き以外の音が鳴り響く事があります。これが招からざる客・雑音であり、雑音には二通りの出所があります。一つはピアノ本体のある部位が共鳴し発音するもの。もう一つはピアノ以外の部屋の何処かの物体が共振するもの。何れにしても極めて不愉快なもの、絶対に取り去る事がピアノ調律師の責務であります。

 ここでは、この内のピアノ本体にある屋根のロングヒンジ(長蝶番)の雑音について述べてみましょう。日本の殆どのメーカーのどの種類のアップライトピアノでも、このロングピンジは雑音を出します。それは比較的高音部の音に共鳴してジッ、ジッと鳴ります。

 勿論、そこに止めてあるネジをしっかり締めた後の話です。この雑音の原因はヒンジのパイプとその中を貫いている心棒の間に隙間が出来ているからです。パイプと心棒が密着していれば雑音は出ないのです。では何故パイプと心棒の間に隙間があるのでしょうか? それははっきり言って製造段階に問題があるからです。メーカーの品質管理に手抜かりがあったのです。

 写真左は本来の形のヒンジであり、右は省略型のヒンジです。当然ながらパイプと心棒に隙間があればこの二つのヒンジは区別なくどちらも雑音が出ます。但し左の定型型はパイプの隙間にシリコンオイルを染み込ませ、隙間をオイルで埋めてやれば大抵は直ります。それはパイプに無数の切れ込みがあるのでシリコンオイルを染み込ませる事が出来るからです。反対に右の省略型では切れ込みはなく、オイルを染み込ませられません。ではどうするのでしょうか? パイプを叩いて潰すしかないのです。さも無ければヒンジをそっくり取り換えるか? しかしそのヒンジですら当てに出来ないのです。取り換えたヒンジが再び雑音を出したら言い訳すらできなくなります。ですから叩くのです。パイプの表面がボコボコになろうともです。

 コストダウンは制作者の命題でしょう。しかし誤ったアイデアは取り返しが付かない結果を多々生みます。この省略型ヒンジが何よりそれを証明しています。しっかりした商品を作る事こそが制作者の最大の責務ではないでしょうか。

posted by 三上和伸 at 19:46| ピアノの話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月13日

野の花62 ミヤマカタバミ 本栖 201005.04

ミヤマカタバミ
ミヤマカタバミ(深山傍食、カタバミ科カタバミ属)
よく庭の芝生の中や道端のアスファルトの隙間などに咲いている黄花のカタバミと同属の草…、白い花も緑の葉も大分大きく黄花のカタバミとは著しく印象が違います。
美しい緑の三つ葉、清楚な白い花、善良そのものと言った優しい風情はその辺り一帯に清く涼しいオーラを発して観えます。不思議と観る者の心を解きほぐし、慰めてくれる花です。

*以上も持ちまして連休の花便りは終わりとなります。読んでくださってありがとうございました。
posted by 三上和伸 at 22:56| 野の花 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

私の歳時記 2010.05.04 ミツバツツジ 本栖

ミツバツツジ
ミツバツツジ(三葉躑躅、ツツジ科ツツジ属)
五月の連休に関東甲信越の山や高原を旅すれば、必ずこのミツバツツジに出会えます。よく山の断崖に懸崖状に咲いている姿を見掛けますが、その美しさは尋常ならざるもので、一見の価値は十分にあります。機会がおありでしたら是非ご覧ください。余りの美しさにびっくりしますよ!

この類は生える地方によってオシベの数の違いなどによる多少の差異があり、分類上区別されています。例えばトウゴクミツバツツジ、サイゴクミツバツツジ、ただのミツバツツジ等の名で分けられています。写真の花はオシベが五個なので、ただの?ミツバツツジだと想われます。
 
posted by 三上和伸 at 22:10| 私の歳時記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月12日

野の花61 ツボスミレ 本栖の原野 2010.05.04

ニョイスミレ
ツボスミレ(坪菫、別名・如意菫{ニョイスミレ}、スミレ科スミレ属)
別名のニョイスミレの如意とは読経や説法などで僧が携える仏具の事。この菫の葉の形が如意に似ていたのでニョイスミレの名となりました。
この本栖の原野ではこの坪菫は少数派のようであり、たった一株を見付け運よく写真に撮れました。初めて観た菫であり、私の菫体験も少しずつ度重ねて行けて嬉しく思っているところです。数えればもう既に十指に余っている程です。
posted by 三上和伸 at 23:20| 野の花 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

野の花60 マメザクラ 本栖の森 2010.05.04

マメザクラ マメザクラ
マメザクラ(豆桜、別名・富士桜、バラ科サクラ属)
豆のように小さく可愛いから豆桜、正にこの花の有様にピッタリの命名です。我が娘は秘密の森の美女と申しておりましたが、この美女はサクラ属の末娘、小さく儚げだけれど本当はしっかり者、桜の王者・江戸彼岸桜と結婚して小彼岸桜を生みました。己の血筋はしっかり残し、愛しく華麗な子孫を残したのです。でもそんな母の素振りは少しも見せず、可憐でろうたけた風情を魅せています。富士の裾野の秘密の森に棲む、それは美しい神秘の桜です。

posted by 三上和伸 at 22:10| 野の花 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

野の花59 シロバナエンレイソウ 本栖 2010.05.02

シロバナエンレイソウ
シロバナエンレイソウ(白花延齢草、別名・深山延齢草、ユリ科エンレイソウ属)
お訪ねしたAさん宅は唐松林と桧林に囲まれた自然豊かな住まいでした。何と庭先まで野生の草が侵入し花を咲かせていました。この庭先のシロバナエンレイソウ、この花とは幾歳月、何年振りの再会でしょうか? そうです、娘達がまだ幼かった頃、あの福島の土湯で観て以来の二十余年振りの花…。「本当にお久し振り、元気だった?」、私は嬉しくて何度も何度もそう尋ねていました。優しく奥床しい善良の花です。
posted by 三上和伸 at 08:26| 野の花 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月11日

私の歳時記 2010.05.04 富士と春の味

本栖からの富士山
原野の先に富士
春の花を探しに富士の裾野・本栖の原野を歩きました。二日前には信州にいて麗しの花々に出会いましたが、この本栖もそこに優るとも劣らぬ花の里、初めて目に掛かる愛しの花もありました。

コゴミ ゼンマイ
コゴミ                ゼンマイ
コゴミもゼンマイもシダ類ですが、これらは食べられる嬉しいシダ類。若芽は様々な食べ方で賞味されます。でもこうして眺めてみるのも楽しいものです。まあ大抵の人は眺めるより摘むのが先ですけれどね。時計のゼンマイのようにクルクルッと丸まって可愛いのです。ああ…、愛しい…

 二つのシダの名の由来は?
 コゴミはその見た目の背を丸めて屈むの意の屈み(こごみ)からとられたそうです。これはこのシダを売り始めた農家の主人が名付けたそうです。昔は食べなかったそうですが、その有用さに着目し、売り込むための命名だったようです。
 ゼンマイはその形が銭を丸く捲いて見える事から、銭捲きになり、それが訛ってゼンマイになったと言われています。時計のゼンマイはこのシダ植物のこの姿をなぞったもので、ゼンマイの名を拝借したものです。
posted by 三上和伸 at 22:34| 私の歳時記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

間奏曲273 フィギュアスケートの疑問、解消しました

 私達が疑問に感じたフィギュアスケートの採点方法が新たに変更されたと五月七日付けの朝日新聞が伝えていました。ジャンプの基礎点を引き上げ、回転不足でも基礎点の七割を保証するとの事…、ジャンプを得意とする選手には朗報であり、私の愛する真央ちゃんには好都合となり、今後の真央ちゃんの得点が楽しみです。真のスポーツウーマン・真央ちゃんは前途洋洋です。益々頑張ってください!

 本来、フィギュアスケートとはスポーツなのであり、高難度の技にこそ、そのスポーツとしての価値があります。バレエなどの舞踏芸術ではないのに枝葉の芸術性(色気)にこだわり過ぎ、美こそが優位であるような錯覚の採点をした審判員は誠におこがましい限りです。ホントに恥ずかしい!
国際スケート連盟は今回冷静な判断を下しました。大いに結構な事であり、私の素朴な疑問も爽やかに解消されました。
posted by 三上和伸 at 18:01| 間奏曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月10日

自然の風景26 旅の幸福最後まで 2010.05.02

私達は安曇野の旅の最後にお定まりの大王わさび農園を訪ねました。あの清々しい水の流に会いに…、黒沢明の「夢」の第八話「水車のある村」の舞台に使われたあの水の流に…。

その麗しい流に心動かされた妻はどうしてもゴムボートに乗り、この水の流を体感したいと言い出しました。本当はカヌーに乗りたかったらしいのですが、カヌーは見つからず、私は内心ほっとし、溜息を付いたのでした。

とにかくボートに乗りました。汗を掻くくらいの陽気だった所為もありとても気持ちよく、あの映画のシーンのようにしばし夢幻の狭間に遊びました。水の持つ涼みの快感に私の肉体は生理的官能の喜びに満たされたのでした。

そしていよいよ中央道に乗り帰路に付きました。旅の喜びに満たされた私達は心地よい疲れを感じ、妻は暫しのお休みと寝息をたて、私は快適に車を走らせました。

中央道の富士見を過ぎた辺りから南アルプスが観え初め、巨大な屏風を広げたような鋸岳が現われ私を驚かせました。
やがて甲斐駒が現われると私の熱狂は頂点に上り詰め、その高く偉大な岩峰を仰ぎつつ必死で揺れる車のハンドルを握り締めました。
最後に鳳凰山が悠然と姿を見せ、その長い尾根の稜線が甲府盆地に馳せ下るのを観て心が穏やかに落ち着くのを感じました。私はやはり高く大きな南アルプスが一番好きなのだな…と心から実感したのでした。

そして大月から河口湖に向かう暫くの間、常に行く手には富士山が前に立ち、私達を祝福してくれました。それはこの旅の幸運の証、充実の証明、私はそう信じて胸が熱く燃えました。
posted by 三上和伸 at 23:12| 自然の風景 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

昼餉 安曇野・蕎麦どころ常念 2010.05.02

馬刺しと蕎麦がき とろろ蕎麦
馬刺しと蕎麦がき         とろろ蕎麦
JRほたかの駅からしばらくアルプスに向かって走ると、穂高南小の先に蕎麦どころ常念は見えてきます。ここは地元では一二を争う蕎麦の名店であり、大勢の客の絶える事はありません。一昨年の安曇野漫歩の折にも紹介しましたが、今回写真が撮れましたので掲載いたします。

私達は旅先で食堂に入ると、メインの料理の外に一品は土地の名物を食べる取り決め?をしています。この日は信州の名物馬刺しと妻の好物の蕎麦がきを注文してみました。しこしことした歯応えの馬刺し、爽やかな旨味が病みつきになり、あっという間に皿は空になりました。
蕎麦がきは口中でトローリとした舌触りのもっちりで、蕎麦の香が優しく広がりました。妻は如何にも美味しそうに食べました。その口の動きがその美味しさを雄弁に物語っていて、私は見ていて楽しめました。フフフ…

ここは安曇野、山葵の名産地です。常念の切り蕎麦は山葵の風味で食べる蕎麦…、蕎麦と山葵が絶妙のハーモニーを奏でます。思い出したら、また食べたくなってしまいました。ゴックン!
posted by 三上和伸 at 21:22| 今宵の宿・食べ歩き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月09日

今宵の宿 葛温泉・仙人閣 2010.05.01

 私が宿を取る場合、大抵はお天気を睨み予報の確実性を見計らってその数日前ないし当日に決めます。自然を愛でる旅では天候は最も重要であり、雨や嵐では絶対に出掛けません。面白くないし危険です。まあ都会や名所旧跡を訪ねる旅では、時には雨も情緒があり、良いかも知れませんが…。しかしそれでは望みの宿は簡単に取れないのでは? と思われますがそれはそれでいいのです。宿のために旅をするのではなく、あくまで自然が目的であり、旅は安全に家に戻るのが鉄則です。晴れた日に旅に出て自然と遊び、そこそこの宿に泊まり、無事に家に帰る、それでよいのです。

 *仙人閣
葛温泉・仙人閣
 葛温泉・仙人閣もそこそこの宿でした。特に風呂は素晴らしく、関節痛や筋肉痛に効能があると風呂場の壁の温泉調査票に書かれてありました。事実、私の疲労回復の一助になった気がします。源泉は高温で湯量豊富であり、内風呂は循環式を取り入れていますが、三つある露天風呂は源泉かけ流しの気持ちの良い風呂です。午前三時に入った時は丁度山の端に十八日の月が現われ、風流な月見風呂を体感しました。たった一人の贅沢極まりない湯浴みでした。

 *仙人閣の庭先から観た北アルプス・唐沢岳
唐沢岳
 深い山間の宿・仙人閣の庭先からは北アルプス・唐沢岳が望めます。この季節、雪に覆われた白銀の峰として、前山の狭間に形よく現われます。またこの山は露天風呂からも望め、白日の下で浴すれば絶景を独り占めにした入浴が可能です。まあ、様々な時間の入浴をお勧めします。きっと自然の深さを実感する一時となります。

 *宿の夕餉
宿の夕餉
 イワタケやヤマウドなどを使った天婦羅、土筆や蕗味噌の先付け、ニジマスの塩焼きに猪の鍋など、殆どが山の恵み山の料理でした。どちらかと言えば私は川魚や山菜を好む男、大変嬉しく満足でした。刺身や海産物を好む我が妻もこの日の料理には合格点を与えていました。でもやはり海のものがいいらしい…。「次は海がいいね!」とのたまいました。人の食味は様々ですね。
 
   
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私の歳時記 2010.05.02 オオヤマザクラ 大町市

*植えられた大山桜
オオヤマザクラ
オオヤマザクラ(大山桜、別名・蝦夷山桜・紅山桜、バラ科サクラ属)
山桜よりも寒地性の桜で、蝦夷山桜の名で知られるように北海道でも咲きます。従って当然ながら信州の山間部でも自生は見られ、私達はそれを目指してこの旅に出たのでした。しかし、今年の春は遅く、中綱湖周辺の山の大山桜は未だ蕾で、残念ながらその自生の花姿は観られませんでした。

 それでも大町市内には多くの大山桜が植えられており、その麗姿を充分堪能する事ができました。山桜よりも花の輪が大きく、しかも紅が濃い桜、その華麗極まりない咲き振りは、数々の野生の桜の中でも、最も美しいと私は確信しています。正に桜の女王と言っても偽りではないでしょう。

 旅の二日目に最初に寄った大町市エネルギー博物館の庭に咲いていました。伸びやかに天を突く桜で、その濃紅紫色が見事に青空に映えていました。

 *山の端に咲く自生の大山桜
遠くにオオヤマサクラ
代掻が済んで稲の苗を植えるだけになった田んぼ、連休中には田植えが行われるでしょう。その先の山の端に微かに紅の塊が見えます。これが恐らく大山桜であり、自生している株だと想われます。またその山の中腹には今度は薄紅の塊が点々とあり、これは恐らく自生している大山桜か江戸彼岸桜と思われます。まだまだここら辺りの山には野生の桜が生きる余地はあるようです。
posted by 三上和伸 at 09:39| 私の歳時記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月08日

野の花58 ザゼンソウ 居谷里湿原 2010.05.01

ザゼンソウ
ザゼンソウ(座禅草、サトイモ科ザゼンソウ属)
水芭蕉や立金花は水の中に棲みますが、この座禅草はすぐ傍の水から一寸離れた所、やや乾いた地面が好きなようです。その姿は奇怪だけれど、何故か憎めない不思議な可愛さがあり?、私は大好きです。静かに静かに日がな一日座禅を組み通す、それは熱心な修行僧であります。
posted by 三上和伸 at 23:20| 野の花 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

野の花57 リュウキンカ 居谷里湿原 2010.05.01

リュウキンカ
リュウキンカ(立金花、キンポウゲ科リュウキンカ属)
沼や湿原に生育する多年草で、春雪解けとともに咲き出します。多くの花を付け、花期の長い花として知られています。水芭蕉と自生地が重なり、一時水芭蕉の白とリュウキンカの黄色が混ざり、湿原は美しいコントラストを魅せ、見事な華やぎで彩られます。

 この湿原は比較的リュウキンカは少なく、残念ながら見渡す限りの白と黄色の混合は観られませんでしたが、それぞれに美しく咲き競い、己の自己顕示はつつがなく果たせていたと想われます。

 画像は直りました。お騒がせしました。
posted by 三上和伸 at 20:07| 野の花 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月07日

間奏曲272 山菜と蕎麦のお土産

山菜と手打ち蕎麦
 先日お訪ねしたAさん夫妻宅のお昼御飯は、ご主人特性の手打ち蕎麦とご夫妻が育て摘んだ山菜の天婦羅でした。余りにも美味しく私は夢中でたいらげ、ご主人に尋ねました。「腰があり喉越しがよく、プロ顔負けの美味しさですが、美味しい蕎麦を作るこつは何ですか?」、すると御主人は「蕎麦粉が良ければ美味しい蕎麦ができます。これはニ八の配合で、小麦粉が二、蕎麦粉が八です」と仰り謙遜でした。奥床しい限りの解説で素敵でしたが、実際は蕎麦粉の良さと打ち手の腕前が相乗されるもの、私はそう納得したのでした。
 新鮮な山菜の天婦羅は言わずと知れた美味な逸品、タラの芽のこくとコシアブラの芳香、口中は春の贅沢で溢れました。

 写真はお土産の山菜を我が家で天婦羅にし、頂いた切り蕎麦を茹で上げたもの…。傍のお浸しはやはり頂いた蕨。一日、日を置いてしまいましたが、その風味は素晴らしく、何らあのお呼ばれ日の味と遜色はありませんでした。「美味しかった。Aさんご夫妻、ご馳走様、ありがとうございました。」
  
posted by 三上和伸 at 22:54| 間奏曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

野の花56 ミズバショウ 居谷里湿原 2010.05.01

ミズバショウ
ミズバショウ(水芭蕉、サトイモ科ミズバショウ属)
湿原の西の縁には清冽な水が湛えられています。その水中から水面に顔を出しているのが水芭蕉…、誠に清らかな佇まいを魅せています。私はこの花を観ると何時も心清められ敬虔な気持ちになります。そしてついこの花を「白い精霊」と声を出し呼んでしまいます。豊かで清らかな花、私はこの日もこの森の白い精霊に心慰められました。
posted by 三上和伸 at 08:09| 野の花 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月06日

野の花55 カタクリ 白馬村 2010.05.01

カタクリ
カタクリ(片栗、ユリ科カタクリ属)
春の妖精…、春の天使…などと呼ばれて誰からも愛されている花。春、雪が融ければ咲き出し、野を紅紫色で染め抜きます。よく群生する草で落葉樹の林下や縁に見事な群落を作ります。しかしそれは人が山を大切に守るからこそであり、片栗は人と共に生きる草なのです。近年、人が下刈などの山の手入れを怠るようになり、この片栗も減っています。竹藪や笹藪が蔓延れば林下に片栗は咲かなくなってしまうのです。何時までも咲かせていたい花です。

 今年は白馬村も雪が深かったので、片栗はまだ咲き出したばかりでした。今週末当たりが良さそうです。でも拙いながらも写真は撮れました。片栗は写真には気難しく、中々写真映りの悪い花です。上手く撮れるようになるには今一つの経験が必要です。頑張ります。
posted by 三上和伸 at 23:09| 野の花 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

野の花54 キクザキイチリンソウ 白馬村 2010.05.01

キクザキイチリンソウ
キクザキイチリンソウ(菊咲き一輪草、キンポウゲ科イチリンソウ属)
高遠の項で、恥ずかしながらアズマイチゲをキクザキイチリンソウと間違えて称し掲載してしまいました。花は似ていて見分けは難しいですが、葉は違いが判り易く、それを間違えた私はまだまだ植物愛好では初歩ですね。この写真の花がキクザキイチリンソウです。花色は白から紫と幅があり、しかも濃淡が無限であり、変化に富んだ得難い花です。

 早春の山間部では一番よく見られる花で、ここでも片栗の自生地に行き着くまで、そこかしこで咲いていました。枯れ野に花の賑わいは人にどれ程の希望を抱かせる事か、この時、初めて分かった気がしました。
posted by 三上和伸 at 21:58| 野の花 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

間奏曲271 端午の節句に想う事 2010.05.05

鯉幟
  今日は端午の節句、端午とは月の最初の午(うま)の日の事だそうで、それが後に午は五に繋がるとの事で陰暦の五月五日を端午としたそうです。またこの日はあやめ(菖蒲)の節句とも言われ、男の子を祝い、鯉幟を掲げ菖蒲湯に入る慣わしがあります。現代では今日のこの日、陽暦の五月五日が端午の節句となりました。

 狭い都会暮らしでは、鯉幟を揚げる事もままならず、鯉幟を見掛けるのは、郊外の農家などが多いようです。写真の鯉幟も何時もの私の散歩道沿いの大きな屋敷にありました。

 勿論私も鯉幟を贈られた事はなく、ただ私の父は誕生した私に小さな五月人形をくれました。暫くはその五月人形も毎年飾られていて、今の私の記憶にもそのしょうき様の怖い顔は鮮明に残っています。嬉しく眺め、触って遊んだりもしたものでした。

 その五月人形をくれた優しい父も今病気で苦しんでいます。一進一退の病状であり、弱々しく当所なく彷徨っています。私にできる事は少なく、看病の母の使いと健康を祈る事、そして父の姿を心に刻み込んで、己の老後を想う事…。今の父を私に置き換えて将来を見定める事です。父と同じ轍を踏むか、もう少し増しな人生の終末を送れるか、これからの私の努力に掛かっているのでしょう…。 

 
posted by 三上和伸 at 00:09| 間奏曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月05日

間奏曲270 ゴンドラの中の私 白馬五竜遠見尾根 2010.05.01

 信州旅行と本栖湖行きが記事の順番で前後してしまいましたが、ここからは再び信州旅行に戻ります。

ゴンドラの私
 遠見尾根大展望台で素晴らしい山岳観望を楽しんだ私達は、再び空中ゴンドラに乗り、片栗自生地を目指しました。
 
 そのゴンドラの中での事。「写さなくていいの!、止めて!」と哀願したのに妻は私を“パチリ”、「いいじゃん、可愛く撮れたよ!」と言って二カッと笑い、デジカメのモニターを見せました。「しょうがないな〜」と私…。
 
 それでは、折角撮ってくれたので、久し振りで私を投稿してみますか? でも何だか少し太りましたかね? ムムム…、あ〜、頬の弛んだ膨らみ、やっぱり太った…恥ずかしい〜。
posted by 三上和伸 at 07:50| 間奏曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月04日

間奏曲269 娘と富士本栖湖へ行ってきました。

我が娘ピアノ教師・三上夏子
 富士本栖湖に住まわれる私と娘の共通の友人Aさん夫妻にお招きを受け、二人して訪ねました。その行きがけに、富士の風穴と氷穴を訪れ、その間に広がる青木ヶ原樹海を散歩しました。丁度三差路の分かれ道に至り、一休みして記念写真を撮りました。「はい、チーズ!」、素晴らしい笑顔でした。
posted by 三上和伸 at 23:25| 間奏曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

自然の風景25 白馬三山と五竜岳

 朝、横浜を六時に出発して昼食を取ったのは信濃大町、美味しい蕎麦を食べました。それからもう一息頑張って白馬村の道の駅・白馬に着きました。休憩をとり、売り場を物色した後、さて何処を観光しようかと観光チラシを手に思案顔の私を捉まえたお兄さん、爽やかな笑顔で「遠見尾根の大展望台で絶景を楽しみませんか? ゴンドラで簡単に行けますよ! 今日は快晴でバッチリですよ! それに可愛い片栗の自生地も近くにありますよ!」と売り込みました。私は待ったなしに「よし、そこに行こう!」と妻に伺いを立て快諾を得たので、このお兄さんにゴンドラの割引券を貰い勇んでゴンドラ下駅に向かいました。

 展望台からは360度見渡せ素晴らしい絶景が広がっていました。午後になり少々空気の透明度は落ちましたが、まずまずの明度で山と谷、そして白馬の村が眺められました。まるで箱庭のように繊細で鄙びた故郷の風景、白馬は塩の道の一里塚です。

白馬三山
手前の八方尾根越しに観た白馬三山、左・白馬鑓ヶ岳、中・杓子岳、右・白馬岳(2933m)
 残念ながら、白馬三山だけは薄い雲が掛かりやや鮮明さに欠けました。この山塊はやはり白馬の里からの鄙びた景観が最良かも知れません。それは何時か写真に収めたい…。郷愁の涙を誘うような…。

五竜岳
五竜岳(2814m)
硬軟の岩石の風化浸食の差異で表れた文様、雪が乗り、更に際立ったこの黒い雪形を五竜の割菱と言うそうです。誠に不思議な美しい文様ですね。
この割り菱は武田家の紋章・御菱(ごりょう)に重なり、この山はそれに因んで御菱の頭とか御菱岳と呼ばれていたそうです。後にそれが訛ってごりゅうとなり、五竜岳の名の起こりとなったようです。
posted by 三上和伸 at 06:24| 自然の風景 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月03日

自然の風景24 後立山連峰・白銀の峰 2010.05.01

 塩の道は、古来より白い山を望む素晴らしい山岳展望の道です。古の旅人は誰でも暫し憩い、この壮麗な山々を仰ぎ観て旅の疲れを癒したことでしょう。しかしそれとは逆の立場で現代の私達もやはり、この道を旅します。古人の生業とはまた違う一寸した贅沢として、この道を通うのです。されど時代を問わず、その山への思いは変わる事はなく、私は古を思い、昔人と心を一つにして感動を分かち合おうとするのです。この山岳への切なる憧れを縁(よすが)にして…。

後立山連峰
後立山連峰の峰々、信濃川の上流・高瀬川の右岸から望みました。
 この頃が一年で最も白く輝く時期。強まった紫外線を乱反射して青空にくっきりとスカイラインが現われます。それこそが雪山の魅力、観る者の心に清浄なる華やぎが訪れます。身も心も清らかな解放感に包まれるのです。 

鹿島槍ヶ岳
鹿島槍ヶ岳(2890m)
 北アルプスは南アルプスに比べ高さ大きさでは劣りますが、その程良く凛々しい見栄えの良さでは断然優ります。特にこの後立山連峰は里の平野から遮るものなく眼前に仰ぐ事ができ、素晴らしいものです。その内でもこの鹿島槍ヶ岳は均衡の採れた双耳峰の峰であり、格好の良いシンメトリーを描いて見事です。北アルプスの中でも剣や穂高に続く美しい峰です。
 彼の日本百名山の登山作家・深田久弥氏ご愛顧ご推薦の名峰です。 

蓮華岳
蓮華岳(2799m)
 登山家にとっては高が知れた山かも知れませんが、里の平野から仰げば馬の背が雪の白で飾られているように観え鮮やかです。更に言えば白鯨の巨大な背にも観えなくありません。殊更、里に近く良く目立ちます。悠然としていて私は好きです。 
posted by 三上和伸 at 13:39| 自然の風景 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月02日

間奏曲268 只今、旅先から戻りました

 只今、信州の旅から戻りました。最高の天候に恵まれ、二日間、稀に見る快晴が続きました。あらゆる風物が驚きの輝きを放ち、私を楽しませてくれました。私はただ感謝するのみでした。

 まずはその一端の北アルプスと居谷里湿原の水芭蕉をご覧に入れます。この続きは明日以降に順次お知らせいたします。

*高瀬川より北アルプスを望む
北アルプス後立山連峰
左・爺ヶ岳、中・鹿島槍ヶ岳、右・五竜岳、遠く右端には白馬鑓ヶ岳と杓子岳
絶好の快晴で山岳観望日和となりました。白銀の素晴らしい北アルプスが望めました。

*居谷里湿原の水芭蕉
水芭蕉
木崎湖の東に位置する居谷里湿原、ここは可憐な花々の別天地です。白い精霊水芭蕉も美しく花開きます。素敵でしょ! 
 
posted by 三上和伸 at 23:41| 間奏曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする