2012年01月31日

星空ウォッチング31 今日は上弦の月 2012.01.31

 今はもう、大分西に傾き、低くなってしまいましたが、今夜は上弦の月でした。今宵は木星がこの月に接近していて、宵の口には見事な輝きがありました。でも今も夢幻の半月は、弦を上にしてほんのりと浮かんでいます。そしてその東斜め上方には、冬の大六角形の諸星が宝石箱からまき散らかされたように、片時も休まず瞬いています。先程表に出て暫く、身を震わせながら望観していました。今も寒さで身は固くなったままですが、心は和らいでいます。素晴らしい夜です。お休みなさい、お健やかに…。
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日本の景色56 菜の花と相模湾 二宮吾妻山 2012.01.30

菜の花と相模湾 雪の大山

仕事先の二宮・小田原で、少し時間に余裕ができたので、二宮の吾妻山に登ってみました。まあ登ると言っても、杖を突いたお年寄りでも登っていたくらいの丘程度の山ですが、三百段余りある急な階段は気を付けるに越した事はありません。ゆっくり慎重に上りましょうね。

私はJR二宮駅南口のロータリー内にある有料駐車場に車を置き、駅改札がある弧線橋を渡り北口に出ました。町役場を目指して進むと役場の手前の道の端に吾妻山公園の入口がありました。のっけから踏みしろの詰まった石の急な階段が立ちはだかり、私は二段跳びでしゃにむに上り始めました。ところが途中から息切れがして心臓はバクバク、呼吸はヒーヒー、そして激しい空気の入れ替わりに咽て、止め処なく咳き込みました。前を歩いていた年配のご婦人が私の咳き込みに業を煮やして?突然振り返り、その手のひらに飴を乗せ私に差し出しました。「だいじょぶ?どうぞ?」、「あっ、ありがとうございます。助かります、ニカッ!」。私はお礼を言いつつサッと包みを破り、飴をなめ始めました。ハーブの香りが心地よく咳は俄かに止み、人心地つきました。「感謝、感謝」

途中には銀色に染まる丹沢山塊の展望が得られ、殊の外、大山が立派に観えました。なだらかながら見事な三角錐を描いて悠然とそびえ立ち見事でした。大山展望はこの西湘南辺りからの角度が最良と確信しました。

石の階段が終わると山の鞍部に出ます。それからもう一足、土の段を上れば広濶に開けた芝生の広場に至ります。そしてその先には一面の菜の花畑が広がっているのでした。誰しもが「ワーッ、凄い!」と歓声を上げる事請け合いですが、この歓声は後二つ程“おまけ”が付きます。一つは菜の花の先の富士山…、そしてもう一つが眼下に広がる相模湾…。「ワーッ」、「ワーッ」、「ワーッ」と三回叫ばなければならないのです。この日は残念ながら富士には低い雲が纏わりついて、絶景はいま一つ…。ですから、相模湾と菜の花の写真を掲載しました。
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2012年01月30日

自然の風景45 丹沢山塊・大山 二宮吾妻山より 2012.01.30

大山
大山(1252m)
本来大山は、丹沢山塊でも前衛の山であり、この後に控える丹沢主脈の方が遥かに高く、その最高峰の蛭ヶ岳は1673mもあります。けれどもこの大山は、でんと最前列に躍り出て立派な山容を示し、まるで丹沢の盟主のようです。確かに湘南の里から観る丹沢の山の中では最も大きくなだらかに裾を引いて美しいものです。従って、古くから人々に愛され信仰の対象にもなっています。雨乞い信仰で名高い大山詣でと呼ばれるもので、富士信仰と並ぶ江戸市民の心の拠り所でありました。

湘南の地・二宮から望む雪を抱く大山、一年の内でもそうそう観られる風景ではありません。最も美しく立派に観える今日この頃の大山です。
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2012年01月29日

間奏曲513 体も心も寒すぎます 2012.01.29

 本当は今日、漫歩の旅をしようかと思い、前日から楽しみに準備をしていたのですが、止めました。何故かと言えば、昨夜の夜吹かしと今朝の超朝寝坊で、出掛ける切っ掛けを失ったからでした。夜吹かしの原因はさだまさしの“生さだ”で、午前の一時半まで眠られず、超朝寝坊は余りの寒さに布団から出られず、ウトウト朦朧の朝寝をしてしまったからでした。ホントに寒い朝(否、午前中)でしたね。もの凄い空っ風が吹き、私の旅心とスポーツ心は凍え死んでしまいました。日がな一日ストーブの前でテレビを観たり本を読んだり音楽を聴いたり、しかもオヤツの食べ放題で一歩も家の外に出ない、入院生活以外、近年例のない一日を過ごしました。まあ、それはそれで幸せで、休養にもなりましたが、一回り太った気がします。また明日から歩かないとね。ここんとこずっとダイエット日誌は休刊していますしね…、情けない体たらくで弁解の余地はありませんが、その内にネ…。
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2012年01月28日

間奏曲512 神奈川県のローカル線・JR相模線 2012.01.28

昨日の仕事は高座郡の寒川で、何時もは車を使うのですが、この日は電車で向かいました。何ね、久し振りに気が向いて、JR相模線に乗りたく思い、電車にしたのでした。海老名までは相鉄線で行き、そこから長い陸橋を渡り、相模線のプラットホームに出ました。相鉄・小田急の立派なP・ホームに比べれば、如何にも田舎風の駅ですが、その鄙びた佇まいが旅行の気分にさせてくれ、仕事を忘れて浮かれてしまいました。楽しかった。

@JR相模線八王子行き(帰路)《茅ヶ崎ー橋本間、八王子行きは横浜線乗り入れ》
JR相模線
JR相模線は元々は私鉄の相鉄(相模鉄道)のものであり、現在も敷地の権利は相鉄の保有のままで、運輸業務をJRに委託しているのです。相鉄は昔、相模川で採掘された砂利を運搬するのが最大の業務であったので、相模川左岸を南北に延びる路線を有していたのです。しかし現在の砂利運搬はトラック業界に奪われた形で、専ら旅客輸送を行うようになりました。そこで田舎を走る相模路線は赤字が必至となり、それを逃れるために、JRに業務委託を願い出たのです(現在の相鉄は横浜ー海老名間と湘南台ー二俣川間)。まあ、それが通用するのも凄い事で、JRの経営基盤の懐の深さが感じられますがね…。

Aボタン式ドア開閉装置
ボタン式ドア開閉機
相模線は、それ程昔ではない頃まで、電化されずにディーゼル列車が走っていました。まあ、蒸気機関車程ではないにしろ、時たま黒煙を上げていました。そしてその上、騒音を撒き散らしての走行で、中々勇ましかったのでした。素敵でしたよ。今は全て電化され、都会の垢抜けた車両と遜色がなくなりましたが、ドアの開閉装置だけは昔のままで、手動?の押しボタン式です。乗る時も降りる時も、このボタンを押さないとドアは開きません(発車の際の閉扉は乗務員の自動式)。慣れないと何時までもドアは開かず、間の悪い風情を晒し恥をかきます(私も?)。でも、単線故の駅での上下線すれ違いの時間待ちには、その能力を発揮します。停車中のドアを手動?で閉められるのです。良いですよね…。見事に寒風を防いでくれます。可愛い女学生も寒さには弱いようで、間髪を入れずにボタンを押し、閉じていました。
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2012年01月27日

星空ウォッチング30 宵の明星と月の接近 2012.01.27

 17時4分に日が落ちてから一時間と30分、夜の帳は下りて、俄然、闇が深くなり、月と宵の明星の金星が見る見るうちに輝き出しました。昨夜申した通りに両者は上下に接近し、無類の輝きを魅せています。よく見れば薄くシャープな月は、この間ご説明した地球照が観られます。黄金色の金星は光度−4.1等で極めて明るく、ヴィーナスと呼ばれるに違わない美しさです。その東には−2.4等の夜中の明星と言われる木星もあり、西の空は賑わいを見せています。金星は大分低くなりましたが、今が絶好の見頃です。

 *星の光度
 暗い6等−5等−4等−3等−2等−1等−0等ー-1等ー-2等−-3等−-4等−-5等−-6等〜明るい
1等は6等の百倍の比率の明るとされています。マイナス(−)が大きくなる程明るくなります。
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2012年01月26日

星空ウォッチング29 星空、明日の予告 2012.01.26

 今夕は宵の明星と三日月過ぎの月が素晴らしかった…。落日後の闇の中にくっきりと、この二つの天体は並んで観えました。誠に仲良く和やかな風情があり、美しいものでした。その上、明日は、更にこの二つの天体が接近します。晴れれば再びの、否その上をいく絶景が見られますよ!

 参考:天文年鑑2012
posted by 三上和伸 at 22:43| 星空ウォッチング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

生き物大好き19 皇帝ペンギンの秘密 フランス映画「皇帝ペンギン」を鑑賞して 2012.01.22

 この二十一日にBS日テレで観たフランスドキュメント映画「皇帝ペンギン」に、強く感動しました。それは皇帝ペンギンの夏の生活と冬の繁殖の記録で、一つがいのペンギン夫婦とその雛の一年を、興味深く丹念に物語仕立てにした名作でした。

 皇帝ペンギンは、南極だけに棲む大型のペンギンで、南極海の氷の下に生息する魚類を捕食し、生活をしています。陸ではヨチヨチ歩きのペンギンですが、海中では俊敏で、まるで空を飛ぶが如く泳ぎ回り、群れなす魚をいとも簡単に捕えます。ところでその胃袋は巨大らしく、大量の魚を呑み込んではペースト状に消化貯蔵する能力を保有し、氷上に於いては数カ月、何も食べないでやり過ごせる特異体質をしています。それは繁殖の季節に特に顕著化するもので、海から遠い氷上の谷で行われる繁殖・養育の期間は、雛(卵の時も)と過ごす“つがい”の内の一羽は、雪で水分を補給する以外、数か月、何も食わずに餌付をし雛を守ります。採食はつがいの交代制(各々一回)で行われ、一方が雛(卵)を抱いている間に、もう一方が海へ下り捕食し、大量の餌を胃袋に溜め、雛に持ち帰るのです。春の巣立ちまで、それをもう一交代繰り返します。こうしたやり方で、自分たち夫婦と雛の食を確保し賄うのです。

 秋、厖大な数の皇帝ペンギン(成鳥)は、繁殖のため海辺に集合します。そして隊列を組んで徒歩で行進し、海辺から遥かに遠い氷上の谷(盆地・雪原)に苦労の果てに辿り着きます。そこは皇帝ペンギンの生まれ故郷、安心して子育てが出来る、皇帝ペンギンには厳しくも安全な揺籃の地です。まずは、雄と雌が知りあって恋をし、つがいとなります。この時、少数派のオスを巡って多数派のメスたちがオス獲得を目指して争奪戦を行います。普通の生物に比べれはオスメス逆転ですが、数の論理と生活環境の厳しさからか、そうならざるを得ないようです。勝ったメスと目当てのオスはつがいとなり、すかさず交尾をしてメスは卵を産みます。巨大な卵はメスの腹の羽毛に包まれ足の上に置かれています。それをメスからオスに預け渡す儀式が皇帝ペンギンの子育てのやり方の第一歩です。何故ならここでの産卵で栄養を失った腹ペコのメスは自身と雛のために、オスに卵を預けて餌を捕りに海へ向かわなければならないからです。この卵の受け渡しは、子育ての内で最も厄介で危険な作業であると説明されていました。何故なら極寒のここでは、羽毛から出て裸になった卵は数秒で凍りついてしまい、中の命は断たれてしまうからです。この儀式を映画の中ではダンスと呼んでいましたが、手を使えぬ不器用なペンギンはオスメスが向かい合い、ダンスを踊るようにして足と嘴を使い、必死で卵を受け渡しします。メスの羽毛の腹からオスの羽毛の腹へ、ハラハラドキドキ踊って踊って、何とか卵を移し終えたのでした。しかし失敗したつがいもあり、卵は一瞬にして凍りつき破裂してしまいました。しくじった夫婦の落胆はいかばかりか、それは何時までも諦めきれずにそこに佇んでいる二羽の姿を見れば、自ずと解ろうというものです。

 そしてメスが海へ去った雪原は、やがて厳冬となり激しいブリザードが卵を抱えたオスたちに襲いかかるようになります。オスたちは列を作って円を描き、交代しながら猿団子となり、押しくら饅頭をしながら賢く卵と我が身を守るのです。そうこうしている内に、春の兆しがみえはじめた頃、卵は孵化し、愛らしい幼鳥が生まれました。オスの腹の羽毛から顔を出すベビー、何と愛らしい黒白の顔形、そして玉を転がすような声、ペンギンの生まれたての赤ちゃんを初めて見た感動は、喩えようのないものでした。方々至る所で出産ラッシュとなり、玉の声が響き渡っていました。

 それから暫くすると、メスはやっとの事でこの育児の谷に戻り、数多のオスの中から迷う事無く、己のつれあいを見分けます。そして卵から産れ出た我が子と、感動の初対面を果たすのです。その喜びは限りないようであり、オスの腹下の我が子を間にして、二羽は体を触れ合いもたれ合い、深い安堵と喜びに浸っているようでした。メスは胃に蓄えた大量の水溶化した餌を少しづつ雛に与えました。そして空腹の限界であったオスは雛をメスに託し喜び勇んで、海への旅に出、数ヵ月後、再び雛への餌やりに戻るのでした。オスは、メスから離れて遊んでいた雛であっても、雛の鳴き声を驚くなかれ憶えていて、無数にいる雛の中から声を頼りに我が子を見付け出しました。何と言う不思議! 何と言う愛着! 野生の卓越した能力に驚くだけでした。

 そして別れの時は来ました。オスとメス、この先お互いが生き残れたとしたならば、秋に再び夫婦になろうと誓い合っての別れだと言う事でした。残されたオスは、胃の餌を元手に暫くは子育てに励み、春の来訪と共に海へ下りました。そして独り立ちをした雛たちは、親たちと同じように隊列を組んで、初めての海へ向かうのでした。

 誰が好んでこんな過酷な生活をするのか、初めは甚だ疑問を持ちましたが、物語るに従い、成る程こう言う生き方もあるのだな…と、そして皇帝ペンギンにとっては、この生き方こそが最良であり、これしかなかったのだな…と、痛感しました。何よりもその逆境に耐えうる忍耐の夫婦愛…、努力の果ての親子愛…、素晴らしい…。されど感動も然る事ながら、人間として生き物として、学ぶべき所の多い事に驚きました。夫婦が仲良く助け合えば、子は元気に巣立つ。人間もペンギンに負けてはいられません。
posted by 三上和伸 at 22:05| 生き物大好き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月25日

生き物大好き18 タヌキ発見 

 昨晩、妻を最寄り駅に迎えに行った帰り、我が家の駐車場に車を着ける刹那、前を横切った生命体がありました。「あっ、猫!」と叫んだ妻も何だか乙な顔??、「否、あれはタヌキだ!」と私は確信を持ち断言しました。ずんぐりした体つき、尻尾がやけに太い、それはタヌキの長く強い(こわい)体毛の証拠、しかもその動作は鈍くノソノソ…。何とも間が抜けているのですが、返って愛らしく愛嬌がありました。そう言えば、数週間前の深夜にブログを書いていた時、庭でゴソゴソ音がしていたので、不審に思った私はベランダに降り、音の在り処を見定めてみました。しかし余りに暗く、闇に紛れて出てきた生命体が、猫か犬か他の生命体かは確定出来なかったのでした。もしかしたら、タヌキかも?夜行性だし…とは思いましたが…。

 今回とうとう、我が町にも新たな生命体の存在がある事を確認しました。タヌキが棲んでいる事を確信したのです。どうも、我が家の庭伝いにある雑木林に棲んでいるようです。また会いたいな…。

  
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私の歳時記 2012.01.25 寒中に春の匂い

 今朝は庭に霜柱が立ちバケツには厚い氷が張りました。流石は最強の寒波の到来、我が町も今シーズン一番の冷え込んだ朝を迎えたのでした。出掛ける前の車のウィンドーが堅い霜に覆われて、難渋をしました。妻を携帯で呼び出し、湯を持って来させ、湯を掛けてウィンドーの霜を除きました。十分程の遅れ、慌てて仕事に飛び出しました。車内も暫くは温まらず、震えながらの運転でした。

 ところが日中の明るさ温かさはどうでしょう。冬至からは一カ月が過ぎており、大分太陽の輝きは回復してきたのですね。風がなく日が照れば、随分過ごし易い、そして気持ちが良いと感じた次第でした。何と小さな虫まで飛んでいたのでしたよ。啓蟄にはまだ四十日ほども早いのにね。今日私は、この冬初めての春の匂いを嗅ぎ取りました。私の五感が春の気配に触れました。

 
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2012年01月24日

間奏曲511 第一級の寒波到来 2012.01.24

 春節も済んだのに、第一級の寒波到来だとか…。誠に今年は寒さの厳しい年…、何と東京は雪騒動…、この早春?は…春遠からじではなく、春は名のみの…になってしまいましたね。

 皆様はご機嫌如何ですか? 私は何とか風邪もひかず、心身とも元気です。あっ、私が毎晩ブログを書いているのをご存じの方々は、私の健康状態もお判りですよね?。

 さあ、もう風呂に入って寝る事に致します。布団を沢山掛けてね、良い夢を見て(描いて)ね、明日の自分に期待してね…。皆様も温かくしてお休みください。お健やかに。
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2012年01月23日

私の歳時記 2012.01.23 今日は旧元旦にして春節及びチァイニーズニューイヤー

 今、我が町は再びの積雪にみまわれています。シンシンと寒さが忍び寄り、縛れる旧元旦になりました。旧元旦は旧暦のお正月…、中国では春節と言うそうで大変盛んです。正に春一番のお正月で陽暦の何時ものお正月とは趣が違います。元々旧暦の元旦は、雨水を前にした立春前後の朔(新月)の日と決まっており、月の満ち欠けが係わっているので、陽暦に当てはめれば不定期にやって来るものです。今年は一月二十三日で早めでしたが、ぐっと二月にずれこむ事もあり、その年によって違ってきます。旧暦の春は一月、二月、三月なので、正に旧元旦は春の最初の日、『初春』、『迎春』、『新春』の年賀の口上が相応しい日取りなのです。今年は寒いですけれども…。然るにそう鑑みると、旧暦(太陰陽暦)は日本の四季に最も寄り添った良い暦と思われます。新暦、旧暦を上手に使いこなして四季の移ろいの綾を最大限楽しみたいですね。

 因みにこの春節(旧元旦)、英語ではチァイニーズ・ニュー・イヤーと言うそうです。中国暦(陰暦)の新年(元旦)の意味だそうです。

 
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2012年01月22日

その他9 横浜漫歩9−7 ブラフ18番館についての追伸

 横浜山手にあるブラフ18番館の“ブラフ”とは、どんな謂れと意味があるかご存知ですか? もう既に横浜漫歩9−7のページには書き足し済みではありますが、ここで改めてお知らせ致しましょう。ブラフとは断崖と言う意味であり、初めは開国前後の外国人が使った言葉です。ペリーが作った東京湾の海図には本牧の崖をマンダリン・ブラフと称し書かれていたそうです。当時海から観える本牧の断崖はオレンジ色をしていたようで、マンダリン・ブラフの名を採用したのです。但し今となっては、崖はコンクリートで覆われてしまって、往時の色模様を確認できはしませんが…。

 そして、話は山手に移しますが、山手もまた山の断崖の上にある町、ですから初め、居留外国人の間では山手は“ブラフ”(断崖・崖)と呼ばれていたのです。即ち、ブラフは山手の地そのものを意味する外国名だったのです。今となってはブラフの語は日本人の間では余り使われなくなったようですが(使う人もいるそうです)、ブラフ18番館のようにその名を残した建物が現存していて、今もブラフの名は生きており、その名と共に往時を偲ぶ事ができるのです。ブラフ18番館はブラフ(山手)の十八番地にあった館を示す呼称です。

 このブラフなどの外国語から派生した言葉は、現在「横浜ことば」として方言の一つに加えられ分類され研究されています。この横浜ことばの中には、アメリカをメリケンと言ったり、酔っ払いのドランカーをドランケンと呼んだり、テーブルをチャップ・ハウス及びチァップ・スティクからちゃぶ台(混成語)とした造語があるなど、総じてノスタルジックで面白いものです。

 またペリーの海図では、東京湾の各地点を便宜上ペリー風に欧米名を付けたものがあり、興味を引かれます。ルビコンポイント(岬)《シーザーに因むイタリアの川の名・ルビコン》が観音崎。ペリー島が横須賀沖の猿島、そして前述のマンダリン・ブラフの本牧海岸崖などです。 
posted by 三上和伸 at 14:01| その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月21日

私の歳時記 2012.01.21 今日は大寒

 大寒とは二十四節気(一年を二十四等分した季節を示す名称)の一月の二節(正節と中気があり、正節は小寒)の内の中気であり、太陽の黄経が300度になる日を言います。この太陽の黄経とは説明の難しい語句ですが、要するに、太陽の周りを一年掛けて360度回る地球があり、その都度の太陽から見た地球の位置角度と申せば分かりやすいと想われます。また地球は地軸(回転軸)に傾きがあるため、太陽の周りを回る内に太陽の照射時間に増減が生じ、気候も変化していきます。従って四季があるのです。北半球に於いて、春分(昼と夜が同時間)を0度とすると夏至が90度で照射時間が最大となり、秋分が180度で昼夜が再び同時間。冬至が270度で照射時間が最小となり、そして春分に戻り0度(360度、昼夜同時間)に戻るのです。これが四季であり、一年の太陽の黄経の変化です。

 勿論、冬と言えば冬至ですが、それから30度を過ぎた大寒が一年で一番寒いのは、地球にある大気や水の熱伝導の遅れによる影響です。これが味わい深い地球の気候変化を形作るのです。365日の一年周期と言い、地軸の傾きと言い、熱伝導の遅れと言い、まあ、奇跡的な巡り合わせですね。

 一年で一番寒い大寒、本当に今日は氷雨が降り止まず、辛い一日でしたね。風をひかぬよう温かくしてお休みください。どうぞお健やかに。
posted by 三上和伸 at 23:14| 私の歳時記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月20日

私の歳時記 2012.01.20 今日は二十日正月で臘日

 二十日正月とは本来は陰(旧)暦の一月二十日を指します。それを現在の陽(新)暦に当てはめれば、今年は二月十一日で旧二十日正月と呼びます。まあ、現代では無理やり陽暦に捻じ曲げて、陽暦・一月の二十日を二十日正月と定めています。

 二十日正月には正月の祝い納めの意味があり、この日でめでたいお正月もお終いになる最後の祝いの日となります。一般的には業を休み、静かに名残惜しげにして、祝う日なのかしらネ…。

 因みに二十日を冠した言葉はかなりありまして、二十日兎、二十日恵比寿、二十日灸、二十日大根、二十日月、二十日鼠、二十日盆、二十日宵闇などです。この内、一月二十日に関係があるのは、正月二十日にすえる二十日灸で、新年になって初めて灸をすえる事を意味します。

参考:広辞苑

 臘日(ろうじつ)は旧暦の年度の最後の日、大晦日を指す詞です。しかしながら、その日を決定する法則は、大寒に一番近い辰の日とする事に決まっており、従って、大晦日(臘日)と元旦(旧元旦)の間には数日の余りの日が出てしまうのです。今年の臘日が今日の一月二十日(かのえたつ)であり、翌日が大寒、翌々翌日(明明後日)が旧元旦(春節)ですから、間二日が余るのです。可笑しなものですね。

 また臘(ろう)とは、繋げるの意味と猟の事を指す語で、年の終りに今年と来年を繋げ、先祖の霊に狩りをした貢物を捧げる祭事を意味するのだそうです。

 臘月(ろうげつ)とは陰暦の十二月の呼び名、従って、この季節に花開く梅に似た花を臘梅(蝋梅でも正しい)と称するのは当然と言えば当然で肯けますね。

参考:ウィキペディア臘日について
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間奏曲510 初雪でしたね 2012.01.20

 昨夜から降り出した雪、横浜気象台も初雪と発表したようです。我が住まいの芝地は薄っすらですが、今は積雪となっています。私は還暦を越えたいい年の親父ですが、未だに少年の心を持ち続けているのか、雪を観るのが大好きです。何時も心の何処かで微かに降雪を望んでいるみたいです。何か心が洗われて清々しさを感じます。でも仕事人の大人の立場では雪は厄介なもの、まあ、今日ぐらいの雪では車も使えて仕事に支障をきたす事はないですがね。もう少ししたら車で仕事に向かう事にします。

 因みに今日は二十日正月、そして臘日(ろうじつ)ですね。この二つの言葉の意味は、今夜の私の歳時記でお知らせします。
posted by 三上和伸 at 08:28| 間奏曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月19日

間奏曲509 初雪です 2012.01.19

 今し方、何と空から冷たいものが降ってきました。気象庁はどんな発表をするのか分かりませんが、初雪と申してよいでしょう。積もる程は降らない模様ですが、もしかして朝起きたら真っ白の雪景色だったりして…。何か楽しみなような厄介なような…。まあ、積もっていたなら、仕事は電車バス徒歩で行きましょ。積もるかな…、積もらないかな…。でも、どちらにしても、乾いた体にはいいお湿りになりますね、深呼吸!
posted by 三上和伸 at 22:54| 間奏曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

生き物大好き17 ヒヨドリが鳴き出しました 2012.01.19

 お正月も疾うに過ぎ、寒も半ばに差し掛かり、明後日はもう大寒です。冬も底を打つ頃で、春は遠からじとなりますけれども、春は名のみの風の寒さよ…ともなるかも知れません。そんな微妙な今日この頃に、外の音に耳を傾ければ、野鳥たちが里(我が町)に降りて来たようで、頻りと鳴き声が聞こえてきます。私の大好きなウグイスやメジロのさえずりは未だ先ですが、今の庭にはヒヨドリの縄張りを主張するような鋭い鳴き声が満ちています。その声はピーピーピーとか、ヒヨヒヨヒーとか、ギィーギィーギィで、断続的で不揃いな鳴き方をしています。このような音を我々音の専門家の間では雑音と称しています。一方、ヒヨドリのメスを誘うさえずりでは、ピヨピヨピヨピヨピー、ピヨピヨピヨピヨピー…、…、…、…っと連続的で、且つチャンとした形式を備えています。これをやはり、我々の言葉で言えば、楽音と言うのです。まあ、囀り(さえずり)はその鳥それぞれの優劣がありますが、総じて楽音を奏でていると言って誤りではありません。

 このヒヨドリ(鵯・白頭鳥)は草食系の野鳥で、草や木の葉そして果実を食物としています。まあ、野にある草や木の実を食べていれば問題はないのですが、そうはいかず勢い、必然的に人間の作物に手(口ばし)を出してしまうようになります。農家からすればスズメと並ぶ害鳥であり、目の敵にされてしまうのです。私も以前、菜の花(花菜)を始め多くの苗を食い散らかされて閉口した事がありました。花作り人にとっても憎っくき存在なのです。

 されど、その子育てに関してみれば、大した母性愛を持った優れた鳥です。賢くも、子を連れ、餌を採って食べさせ、その採餌を身を持って教え込んでいます。私は過去に何度となくその場に出会い、その様子を感動と共に見守ったものでした。ホントに素晴らしい愛に満ちた一齣の絵を魅せてくれたのです。

 よく人はヒヨドリの事を“ネズミのような鳥”と卑下してみますが、確かに灰色の体色といい体の大きさと言いドブネズミにそっくりのように観えます。しかし、よくよく注視すれば、この小鳥がそんな単純で不細工なデザインの衣装を身に着けてはいないと言う事が実感でき驚かされるでしょう。グレーはグレーでも体の部位によっては鮮やかな濃淡があり、腹には見事な黒白の斑模様が浮き立ち極めてシックです。さらにおまけに、頬や尾羽、そして風切り羽には仄かに緋(茶)色のアクセントや縁が入ります。玄人好みの素晴らしい装いをしているのです。
 
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2012年01月18日

私の歳時記 2012.01.18 今日は冬の土用(の入り)

 土用は夏の土用が鰻に寄せてよく知られていますが、春夏秋冬にそれぞれあります。立夏の前の十八日を春の土用、立秋の前の十八日をお馴染み夏の土用、立冬の前の十八日を秋の土用、そして今日の立春の前の十八日(今年は十七日)を冬の土用と言うのですね。とすると土用と言うのはその季節のフィナーレ、そう終楽章なのですね。冬の土用の最終日は節分なんですものね。冬来りなば春遠からじ、もう直ぐそこまで春がやって来ています。蝋梅は咲いたので今度は梅です。皆さん頑張って!!!

参考:広辞苑
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2012年01月17日

間奏曲508 阪神淡路大震災十七年、されど昨日のことのよう 2012.01.17

 高架から落下して道路をひしゃげた高速道路、車が宙吊りに…。彼方此方で燃え上がり夜空を焦がす真っ赤な炎、家々を焼きつくした大火災。悪夢のような映像の様は、昨日の事のように鮮明に瞼に浮かびます。そして昨年の東日本大震災、巨大津波。正にこれは夢ではなく日本の現実、これから先の安全はどれ程私達が地震について考え、最善の対処をするかに掛かっていますね。喉元過ぎれば熱さを忘れるでは絶対になく、絶え間なく一つ一つ備えを固めていきましょう。命だけはとられないように。
posted by 三上和伸 at 23:38| 間奏曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

その他 藪入りの記事の掲載日の変更 2012.01.17

 昨日の深夜に書いていた藪入りの記事、掲載保存のボタンタッチが数秒遅れて翌17日になってしまっていました。失礼をしました。藪入りは正月の十六日です。
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2012年01月16日

私の歳時記 2012.01.16 今日は藪入り

 正月と盆の十六日は藪入りだそうで、閻魔詣での日でもあり閻魔様が休む日。だから閻魔様が管理している地獄の釜の蓋も開くのだそう。そこで閻魔様でも休むのだから、都の奉公人にも休みを与えて実家に帰らせる日にしたとか。従って雅の都から草深い田舎に帰えるのでこの日を藪入りと称したとか。

昨日は小正月で、一昨日はどんど焼き、正月って色々あって(行事が)面白いですね! 小正月の小豆粥、今年は妻が忘れたのか食べませんでした…。小豆が入れば粥も格段に美味しくなるのに、残念…。
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その他 金環日食観測範囲の訂正 2012.01.16

 先日紹介した金環日食の可視可能範囲の訂正を致します。福島県は県北(福島市)と会津地方を除くその他の地域(太平洋沿岸では南相馬市は微妙な位置)で観られます。関東は群馬県北部の山岳地域を除く全土が可視可能。甲信は長野県北部(諏訪湖から北半分)を除く全土で観られます。東海は岐阜県中部北部(岐阜市《可視》より北の大半)を除く全土が可視可能。近畿は兵庫県全域と京都市より北の京都府(京都市は可視可能)を除く全土で観られます。四国は松山市や高松市などの瀬戸内沿岸部を除く全土が可能。九州は南半分(大分市や熊本市は微妙な位置)で観る事ができます。私の住む横浜地方は可視可能範囲のど真ん中に位置しています。ウフフフフ……、晴れれば?完全な金環食が観られます。貴方の地方は如何ですか?、観られますか?

参考:天文年鑑2012
posted by 三上和伸 at 08:34| その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月15日

音楽の話63 谷村新司と三人の女性シンガー 2012.01.15

 先程まで、BSTBSで谷村新司を中心とした音楽番組を視聴しました。出演は他に、坂本冬美、松浦亜弥、手嶌葵の三人で、オリジナルの曲やスタンダードナンバー他を歌い、私を大いなる陶酔に導いてくれました。これほど質の高い歌唱が聴けたのは久方振りでした。勿論、それは四人の歌手の実力ですが、プロデューサーを始めとしたスタッフの方々の活躍の賜物でもあったのでしょう、見事な音楽番組でした。

 谷村と坂本の詞の意味を歌に反映する解釈の巧さ、正に言葉が歌に乗り、一直線に聴く者の琴線に触れてきます。特に坂本の明瞭な発音によるメゾソプラノの声は絹織物のように優しく、私をしっとりと包み込んだのでした。現在日本のナンバーワン歌姫と称して偽りはないでしょう。

 松浦と手嶌は若い女性シンガーらしく透明なソプラノの高音が素晴らしく、しかも音程も確かで並々ならぬ歌唱力を示していました。松浦はアイドルの愛らしさを持って女性らしく、手嶌は更に透明な美声で神秘的に…。私の愛して止まないソプラノの声を有らん限り堪能させてくれました。

 坂本の絶品の歌い回し、松浦の歌唱の巧さの意外性、そして先だっての日本生命CMソング・手嶌の初容姿、驚く事が多々あり興味津々の幸せな二時間でした。
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2012年01月14日

星空ウォッチング28 天文観測、今年最大のよびもの 

 天文観測、今年最大の呼び物は、何と言っても日本で金環日食(一部部分日食)が観られる事です、楽しみですね…。金環食はその地域では一生に何度と観れるものでないので、是非注目いたしましょう。福島南部の太平洋岸から関東、東海甲信(長野県は中部・南部)、近畿(京都市以南)、愛媛・香川の瀬戸内海沿岸を除く四国全土、そして九州の南半分の地域が金環日食を観られます。(その他は部分日食)日時は5月21日で、東京では午前7時33分前後が金環となる時刻です。これを見逃すと日本では、十八年後に、北海道だけで観られるそうです。

 また、期日が近づいたら、情報を発信しますね。
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2012年01月12日

間奏曲507 二谷英明の周辺 2012.01.02

 私の年齢になると、嘗て親しんだお馴染みの顔がまるでかくれんぼをするように消えて行きます。竹脇無我、立川談志、そして今度は二谷英明。それだけ私もそちらに近づいていると言ったら何を縁起の悪いって叱られるかも知れませんが…、それは紛れのない事実です。兎に角、寂しい限りです。

 今回、二谷の娘さんが“家庭教師のトライ”の社長さんだと知り得て驚きましたが、父・二谷の映像に、無理やり吹き替えの声を乗せたあのトライのCMには、今になって思えばこの娘さんの父に対する願望が表れていると痛感しました。芸能界の表から遠ざかっていた父、それを何とか表に出させたいと願う娘の窮余の策、正にあのCMはインパクトがありました。父を思う娘の悲しい懇願がありました。

 CMの中で犯人の男・我が子を涙と絶叫で説得している母親役を演じていたのが女優の中北千枝子で、やはり私の親しんだ役者の一人でした。二谷よりもむしろ、私がこの映像で最も懐かしんだのはこの人だったかもしれません。彼女もまた今は、この世にいないのです。

 歌付きの弔辞を述べたのが肉体派パフォーマンス歌手の長淵剛。パフォーマンスばかりが取り得かと思っていた歌手ですが、素晴らしい別れの歌と言葉を二谷に投げ掛けていました。いい意味の最高のパフォーマンスができていたようです。 
posted by 三上和伸 at 22:37| 間奏曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

街の花8 ロウバイ、ソシンロウバイ、ニホンズイセン 2012.01.11

徒歩での仕事の道すがら、素晴らしい香りを放つ幾つかの花に出会いました。今を盛りと咲き誇る冬の花、ロウバイ、ソシンロウバイ、ニホンズイセン、正に正真正銘の寒中の花。その甘い芳香は冬にこそ相応しい…、と想わずにはいられませんでした。

1、ロウバイ
ロウバイ
ロウバイ(蝋梅)別名・唐梅・南京梅 ロウバイ科ロウバイ属
蝋細工のような風合いを見せる華奢な花、寒風に震えていますが、そのお陰か否か芳香が辺りを漂い、そこは空気が違って感じます。香りに空気が浄化され、私の肺臓まで清浄な気体で満たされた気がいたします。中国原産で、横浜では余り多く植えられてはいないので、この花は貴重です。

2、ソシンロウバイ
ソシンロウバイ
ソシンロウバイ(素心蝋梅)ロウバイ科ロウバイ属
ロウバイと同属の正に兄弟種ですが、違いは幾分存在します。まず、花がやや大きい事、そして内側の花被片(花弁のようなもの)までが黄色で、鮮やかさが際立つ事が上げられます。ロウバイの内花被片は暗紫色をしているので全体に地味であり、その差異はよく判ると思われます。香りはロウバイと同じく強く香り、両者遜色はないようです。

3、ニホンズイセン
ニホンズイセン
スイセン(水仙)ヒガンバナ科スイセン属
自己愛の象徴の花ですが、物語は兎も角として、私にはそんななよなよした花とは想われません。どんな所に植えられようと立派に花を咲かせ、逞しい球根はよく分球して数多に子孫を残します。暖地の海岸には野生化も見られ、そこは行楽客で賑わっています。しかし、何と言ってもこの花の最大の美点は香りにあります。甘い香りは春への希望、冬の鬱屈した心を慰め開いてくれます。
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2012年01月11日

間奏曲506 “いいちこ”の追伸

 日本一の売り上げを誇り、圧巻のTVCMを作り続ける“いいちこ”。この銘酒?大分麦焼酎“いいちこ”の名に纏わる話を紹介いたします。朝方のいいちこ・ブログ書きでのウェブ検索で、知らなかった“なるほど”が二つありました。まずその一つの本名の“いいちこ”について、これはこの大分地方の方言で標準語に直せば「いいですよ」を意味するそうです。改めて知ればいい名ではありますね。また“下町のナポレオン”の愛称もあるそうです。まあ、独特のツンとくる刺激香があり、ブランデーと同じ蒸留酒なので、ブランデーの銘柄の不死身の英雄の名を借りたのでしょう。少し卑下して庶民の下町を付け加えたあたりも味があり“いいちこ”ですね。どちらも地元紙の公募で選ばれたのですって…。

参考=ウィキペディア・焼酎のいいちこ
posted by 三上和伸 at 20:24| 間奏曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

間奏曲505 オーロラを横切る流星の映像の在り処、分りました 2012.01.11

 先日の星空ウォッチングのしぶんぎ座流星群の項で、私が述べたオーロラを横切る流れ星のCM映像の発信元が分かりました。それは大分麦焼酎“いいちこ”のものでした。この“いいちこ”のCMシリーズは数々の素晴らしい映像を披露しており、またビリーバンバンや坂本冬美の歌をも使い、しかもそれらを大ヒットさせてしまう出色の出来栄えのものでした。私は以前より注目していましたが、その全てがアートディレクターの河北秀也氏が全権を担って制作したものだそうです。何とそのナレーションまでもが、河出氏のものだそうです。その映像と音楽の調和の妙味、深い自然愛、CMの範疇から逸脱した高い芸術性に、私は舌を巻いたものでした。

 ところが、今回のオーロラと流星のCMでは、私はその映像の素晴らしさに魅了され、全く音声その他に注意がいかなくなりました。従ってそのCMの主さえ知る由はありませんでした。だから、昨夜そのCMを見付けた時、しっかりとそれを見定め、「あっ、“いいちこ”だったのか」と呟き得心したのでした。それ程、絵にも描けない美し過ぎる、圧倒的な映像だったのです。

参考=ウィキペディア 焼酎のいいちこ
posted by 三上和伸 at 09:20| 間奏曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月10日

間奏曲504 快挙、澤穂稀選手のバロンドール(FIFA女子世界最優秀選手)おめでとう 2012.01.10

 女子サッカーW杯優勝に貢献、そして得点王の大活躍、更に対アメリカ戦延長での奇跡の同点ゴールなどなど。その偉業では当然と言えば当然の帰結ですが、バロンドール凄いですね、おめでとう。

 澤選手を観ていると何時も感心するのですが、そのピッチでの活躍にも増して、普段?の(テレビ出演の際の)女性らしい奥床しさがいいですね。あんなに英雄的な活躍をされたのに驕る事無く自然体でいられる、中々出来る事ではありません。本当に若くして完成された人格の大人であられる、素晴らしいですね。大和撫子の鏡です。

 実は私の長女の幼馴染に澤さんそっくり(お顔も)の女性がいるのです。Sチャンと言う愛称の運動神経のいい女性で、その活発にして女性らしい振る舞いが可愛く、澤さんを彷彿とさせるのです。ですから私は余計に澤さんに親しみを感じているのです。オリンピックが一段落したならば、是非、よい結婚をなさって頂きたい、澤さんならきっと三国一の花嫁に…、そして日本の優しい母になるでしょう。Sチャンも結婚して幸せそうですからね…。
 
posted by 三上和伸 at 23:51| 間奏曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月09日

間奏曲503 今日は嬉しい日 2012.01.09

 今日は次女の婚約者と御両親がみえて、略式ながら結納式を執り行いました。御両親とお会いするのは初めてで、どんな方々だろうと多少不安がありましたが、とても気さくな方々で、よく笑いよく喋り不安は消え去り、二つの家族は打ち溶け合いました。歓談の後、婚約指輪と記念の時計を交換しあい、目出度く結納式は大団円を迎えました。これで次女の結婚はまた一歩前進いたしました。父としてこれに勝る喜びはありません。
posted by 三上和伸 at 23:29| 間奏曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

星空ウォッチング27 しぶんぎ座流星群見逃しました 

 先日の4日(16時)、しぶんぎ(四分儀)座流星群が極大を迎えたのですが、残念ながら見逃しました。まあ、4日の未明ですから条件は難しかったのですがね。北方の何処其処では、オーロラと一緒に流星が出現したとの事、そんな夢のまた夢のような風景を観られた人は何て幸運な人なのでしょうか。北極圏に住む人だけに与えられた宝物ですね。私も何時か観たいと思いますが、私はもう歳をとり過ぎましたかね? 金銭的にも体力的にも、そして取分け偶然偶発の時間的にも、問題は多大にありますね。

 ところで、その流星の発射点となる“しぶんぎ座”ですが、今はもう無いのですって!、これには驚きました。何で無くなったかは良く分からないのですが、天球図にも載っていませんね。うしかい座とりゅう座の境界にあり、北斗七星の柄の付近やヘルクレス座も近くにあるのですが…。まあ、夏の星座だったので、今の季節では未明にしか観られなかったものですが…。

 何かのTXCMで、このオーロラを横切る流れ星の映像が映し出されたものがありました。絵にも描けない素晴らしい光景、地球の美しさ、宇宙の神秘…、地球に生まれた幸せを本当に感じる瞬間ですね、たとい臨場でなく時間差の映像であったとしても…。

しぶんぎ(四分儀)=18世紀末まで使われた子午線観察に用いられた機械。  参考=広辞苑
posted by 三上和伸 at 09:32| 星空ウォッチング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月08日

食べ歩き・昼餉 観音崎マテリア 2012.01.02

正月二日に横須賀の母を訪ねた私達は、新春の食事会を大好きなイタリアン・観音崎マテリアで開きました。私用で不参加の弟を除き、三上家全員(とは言っても母と私達夫婦に長女と次女)が参加したのでした。昨春に続きマテリアを選んだ訳は、私が大好きなレストランだからもありますが、この雰囲気、初めての次女にも教えてやりたかったからでした。海の観えるレストラン、本当に素敵なレストランです。

1、グリーンサラダ
グリーンサラダ
マテリアの紹介は二回目なのですが、初めは再度の紹介は避けようと腹で決めていたのです。ところがこのサラダが余りにも美味しかったので、そしてついでながら写真が良く撮れたので、掲載することにしたのでした。

横須賀三浦の地場野菜を使ったサラダ。決して強くないのですが、パリッ、シャキッと歯切れ良いリズミカルな歯触り、溢れる水分と芳香、生野菜を食べる幸福を味わえました。先日食べた山手ロシェとはこのサラダ一点のみにおいて、段違いの差がありました。やはり野菜の質、そして新鮮さで地場の野菜が勝りました。

2、シラスのピザ
シラスのピザ
見るからに美しく美味しそうでしょ! 事実凄く美味しいのです。外側の生地からしてパリパリに焼けたナポリ風。シラスにトマトソースとチーズがよく絡み合い、シラスの風味がよりマイルドに…。散らされたオリーブがアクセントとして存在感を示し、さらにピザを美味しくしていました。

3、烏賊墨のスパゲッティー
烏賊墨スパゲッティー
誰が注文したのか?判らない烏賊墨の…、私が「こんなの食べたら、御歯黒の江戸女になるよ!」と。丁度、妻と次女は着物を着ていたのでしたから尚更…。我が家の女共は着物大好き女たち、お正月になれば誰か彼か着物を着ています。昨春は長女が元旦から一週間、着物を着てあちこち出掛けていました。私は何時も傍で観る側幸せ者側?、良いものですよ着物姿は…、大好き…。大和撫子の皆様、一年に一度でいいから着物を着ましょう。もしそうなれば壮観ですね。一気に外国人旅行者で日本の正月は溢れかえりますね。

案の定、皆は江戸の女に変身していました。おお、怖…。

4、シーフードカレー
シーフードカレー
これは勿論、私の注文の品、このシーフードカレーライスは絶品なのです。これが無かったら私はここにはいなかっただろうとこの時本気で思ったほどでした。最高!シーフードカレー、万歳、マテリア!

5、庭から望む浦賀水道
浦賀水道
料理も素晴らしい、従業員も優しい、でも私はこれだけではそうそう簡単にこのレストランを褒めそやす事はしないでしょう。もう一つの特筆すべき美点…、それは海が観えるレストランだからです。今回は寒風の中、皆して食後庭に出てみました。そして満々と水を湛える浦賀水道を眺め、遠くの船や房総半島を指差し語り合いました。最後には素敵な中年のウェイトレス嬢?にお願いして全員で記念写真を撮って貰いました、海を背にしてフカフカの柴地に整列して…。寒風に半袖ユニホームでカメラを構えるウェイトレスの…、その優しさが胸に染みました。
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2012年01月07日

ピアノの話33 これぞ、アメリカン・スピネット

1、シェイファー&サンズ社のアメリカンスピネット・ピアノ
シェイファー&サンズのスピネット
鍵盤と屋根との高さの差が極めて小さい、スタイリッシュなデザインをしています。エレガントな居間に程良く溶け込んで様(絵)になるので、アメリカ人は殊の外このタイプを好むようです。ピアノ造りの盛んなアメリカでも取分け人気の高い売れ筋の商品です。

シェイファー、比較的デザイン優先のスピネットピアノの中では、弾き易い、安心のピアノ造りをしているメーカーです。

2、スピネット独特のドロップアクション
背の低いピアノ(打弦点が低い)本体と普通の高さの位置にある鍵盤とを融和させるには、アクション(ハンマーの位置)を低い位置に下げざるを得ません。ピアノ造りの職人はその昔、ドロップアクションを発明しました。需要に応え限界を突き破る職人魂、素晴らしいですね。
スピネットピアノのドロップアクション
やや見にくいですが、写真下部の鍵盤面よりアクションの位置が相対的に低く、アクションの半分以下が下に沈み込んでいます。鍵盤と同じ高さにあるのは、ハンマー辺りだと言えます。一般のアップライトピアノでは、鍵盤最奥部にキャプスタン(ダウル)があり、その上部に全アクションがあります。鍵盤のキャプスタンにはウィペンヒールが接しており、それらが連動してアクション上部のハンマーに動力を伝えます。しかしドロップアクションの鍵盤最奥部にはロッド(竿)状の梃子であるアブストラクトの最上部が固定されているゴムの固定具のみが見えます。そのロッド状のアブストラクトは、その下に深く沈み込んでいるウィペンに固定されており、鍵盤の動力をウィペンに橋渡しします。そしてアクションを作動させハンマーを連動させ打弦するのです。

従って、ドロップアクションとアップライトアクションの比較は、ウィペンからハンマーまでの上部の構造は殆ど同じですが、鍵盤と低いアクションのウィペンとを繋ぐアブストラクトの部分が異なるのです。

その結果、ドロップアクションは動力の伝達に間があり、ロストモーション(空・遊び)が出易く、シャープなタッチやバランスにやや劣る面があります。
posted by 三上和伸 at 22:39| ピアノの話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

私の歳時記 2012.01.07 七草粥の美味しい食べ方

 七草は人日(ジンジツ)の節句とも言います。そう、人の日なのですね。特に人の健康に重きを置いた節句であるからして、健胃壮健を願い七草粥を頂きます。七草とは春の七草で、セリ(芹)、ナズナ(薺)、ゴギョウ(御形・ハハコグサ)、ハコベラ(繁縷・ハコベ)、ホトケノザ(仏の座・コオニタビラコ)、スズナ(菘・カブ)、スズシロ(蘿蔔・ダイコン)の七種の草です。まあ、ビタミン・ミネラルと食物繊維の宝庫と言えなくはありません。粥に入れるのは、あるもの(美味しい草)は多めに、またあるもの(不味い草)は少なめに入れて米と炊いて七草粥にします。

 その七草粥ですが、さっぱりし過ぎて私には心許な過ぎます。元来、粥は得意ではなく、どうも風邪ひきの不味い口中を想い出してしまうのです。粥とは私の場合、高熱・風邪ひきの味なのです。ですから、何かの風味で味と香り付けをしなければ美味しく食べられません。勿論、健胃・壮健のための粥ですから、脂肪や蛋白はなりません。私としては我が家で漬けた抜群の梅干し乃至、その副産物の塩気の利いた紫蘇の葉が有効です。

 でもそれでも飽きる事があるのです。ですから今日は、山葵を使い、山葵七草粥にしてみました。ツンとくる爽快な辛味と香り、嫌な風邪ひき臭が消えて、七草粥が百倍美味しくなりました。
posted by 三上和伸 at 15:55| 私の歳時記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月06日

私の歳時記 2012.01.06 今日は小寒、寒の入り

 今日は小寒、寒の入りです。寒とは何か?確たる期限があるのかチョイと疑問を持ったので、今、広辞苑で寒の項を調べてみました。そうしたら寒とは小寒から大寒を経て節分までの30日間の事と書かれてありました。従って、寒の明けは立春の日となります。正に寒さが明ければ春が立つ(来る)のですね。本当に寒い毎日ですが、後30日、耐え忍べば春の兆しが見えて来るのです。さあ、後一月希望を持って生きていきましょう。立春を過ぎれば梅や河津桜が咲き出すでしょう。楽しみです。

 寒中見舞いも今日から送れるのです。昨年不幸のあられた方々には年賀状の代わりにお出しする事に致しましょう。大好きなイイギリの写真を添えて…。
posted by 三上和伸 at 23:20| 私の歳時記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月05日

間奏曲502 雑記 2012.01.05

 あれよあれよと一月ももう五日、嬉しい時は光陰矢の如し?、もう、皆様も働き出していますよね、私も今日が仕事初めでした。否、本当の仕事初めは三日の夜、定期調律のお客様へのご案内の電話をさしあげた時でした。私達の仕事は、まずこのご案内の電話から始まります。勿論、相手方からのご依頼のお電話もありますが、大半は私の電話から仕事はスタートするのです。ですから例え、夕方仕事が済んで帰宅しても、その日のそれからはもうプライベートの時間だからのんびりしようと思ってもそうはいきません。明日(これから先)の仕事の手配をしなければおちおちと遊んではいられないのです。ピアノ調律師の宿命ですね。まあ、手配が済めば後は自由時間ですから音楽を聴こうがブログを書こうが勝手気ままに過ごせますがね。

 我が次女は、どうやら自動車運転免許取得の講習中らしく、先日私の実家に新年の挨拶に行った折、私の運転始動の際のもたつきに一言チャチャを入れてきて皆を笑わせました。「パパ、ギィアがニュートラルだよ!」だって。恐らく娘も自動車学校の教官にそのような注意を何度も言われたのでしょう。誰でも通る道は同じですね。蛇の道は蛇?ですかね。まあ、次女よ頑張りたまえ!
 でも、女の子は良いですよね、教官が優しくて…。私は30歳手前で免許を取得しましたが、その時は教官とは喧嘩ばかりしていました。勿論口喧嘩ですがね、「何やってんだ!下手くそ!、あんたの運転は怖い!、見極めやらない!」、「黙れ!、あんたの教え方が悪いんだろ!、もっと論理的に教えろ!、2度とあんたの車になんか乗らない!」。それでも我慢を重ね止めずに免許取りました。しかも試験は全て一発合格! しかしながら忸怩たる経験、人生の嫌な思い出のトップテンの内の一つになるでしょうね。

 兎に角、寒いですね。寒波が絶えずやって来ています。夕方、ウォーキングに出ましたが、顔に当たる風が刺すように冷たかったです。ヤッケ?のフードを被り歩きましたが、それでも歩き終えた後の我が頬は赤く色付きジーンと痛く熱を帯びていました。今日は辛かった、でも8078歩、1時間10分でこなしました。

posted by 三上和伸 at 21:47| 間奏曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月04日

間奏曲501 ああ、お正月、終わりました 2012.01.04

あっと言う間に三個日が過ぎ去って、お正月も終わってしまいました。私の大好物の伊達巻も「もう直ぐお終いよ」の妻の声が虚しく響き、もう食べられなくなります。益々お正月は遠くに去りにけり、ああ悲しい…。

横浜西前商店街、今井かまぼこ店のだて巻
私が一番気に入っている伊達巻が横浜西区役所近くの西前商店街にある今井かまぼこ店のだて巻です。ここのはふわふわの食感に噛んでから醸出す玉子の香りが素晴らしい逸品です。妻の実家に近いので何時も大晦日前に義母に買って置いて貰っています。伊達巻は正月だけの季節食品?ですから、もう正月が過ぎれば食べられないのです?。否、何時でも売っているお店はあるでしょうが、ここのかまぼこ店には正月過ぎにはないのです?。伊達巻こそ、お正月だけに食べる食品であり、お正月に食べてこそ、伊達巻は伊達巻なのです。春は玉子焼き?だし、夏は鉄板目玉焼き?。秋は月を愛でながら食べる月見蕎麦?だし、冬はアツアツ御飯で半熟が美味しい玉掛けご飯?。だから我が家はこの正月に正月だけ食べる玉子食品の伊達巻を思い切って三本を消費しました。内、私が食べた量は約二本分であるそうです。最早中毒となっていますが、既に正月が済んだのでもう食べません。鬼が嗤うでしょうが、来春を楽しみに、後363日を我慢いたします。
posted by 三上和伸 at 21:18| 間奏曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月02日

食べ歩き・夕餉 山手ロシュのクリスマスディナー 2011.12.23

夜の観光でしたので何処かで夕飯を食べる必要があり、どうせ食べるなら美味しいところが良いと、出掛ける前にあれこれ思案したのでした。但し、予算はなるべく負担の無いようにと…難しい注文もありました。場所は山手か元町で、ディナーコースでお安くと、そんな線に沿って二三拾い出したのが元町“梅林”、“山手十番館”、それに“山手ロシュ”でした。まず元町梅林は値も張り料理も多く重すぎると言う事でパス。山手十番館は驚くほどに高額過ぎるでパス。そして今回の私達の目論見に程良く適ったのが山手ロシュでした。すかさず妻が電話一本で予約してくれました。ここは昔ながらの洋食屋の味を残したレストラン、平素はオムライスやスパゲッティなどの一品料理が適切な値段で楽しめる優れたお店です。この日はクリスマスメニューの特別の日、¥4500のクリスマスディナーコースを、食事だけ参加してきた長女(ずるい?)を交えて楽しんだのでした。

1、前采
前采
 @ノルウェーサーモンのマリネとフィーヌゼルブ(写真上)
ノルウェーサーモンのマリネ(サーモンをオリーブ油、ワイン酢、ワインで漬けこんだもの)にフィーヌゼルブ(ハーブ《仏》)を添えたもの。 

 A若鳥のクネル詰めバロティーヌ(右下)
骨を除いて広げた若鳥で(に)挽き肉やフォアグラなどのクネル(ミンチ)のファルス(詰め物)を包み込んだもの。

 B才巻き海老のカレー風味エスカベッシュ(左下)
才巻き海老(成体前の小型のクルマエビ)を揚げ、香味野菜と共にカレー風味のワインビネガー、オリーブオイルに漬け込んだもの。

01.03の朝、ネットで料理の名や意味、そして簡単な調理法を調べました。

2、スープとパン
スープ パン
 @スープ 
男爵芋のクリームポタージュ
男爵芋の風味が立ち奥深い味わい、優しい舌触りが素晴らしいスープ。

 Aパン
一般に言われているソフトフランスパン、風味に甘さがあり口当たりも良い。歯に優しい私の大好きなパン。

3、サラダ
 グリーンサラダ
これが最も平凡でした。生野菜を食べる喜びが感じられなかったです。

4、肉料理
ビーフシチュー(和牛)ヌイユ敷き
ビーフシチュー(和牛)ヌイユ敷き
古き良き洋食屋の味、正に文明開化の横浜・洋食屋の独壇場です。かなり甘めのデミグラスソース、されどその甘さが極上のマイルドさと濃くを生み出します。そのソースが蕩ける和牛の肉の繊維の芯まで絡まって絶品でした。これほど満足感のあるビーフシチューは初めて食べました。
ヌイユとはパスタの事。

5、デザートとコーヒー
デザート
余りに小さくて一寸もの足りなさは残りますが、それは美味しいケーキです。全てここの職人の手作りだそうです。
コーヒーは苦目の濃い目。
posted by 三上和伸 at 23:30| 今宵の宿・食べ歩き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

横浜漫歩9−7 夜の山手散策 イタリア山キャンドルイルミネーション、ブラフ18番館と外交官の家 2011.12.23

1、イタリア山キャンドルイルミネーション
キャンドルイルミネーション
何時も花が一杯のイタリア式庭園、このクリスマスの夜には花に代わってキャンドルの輝きが彩ります。温かい光のページェントが夢のように繰り広げられるのです。それは横浜の夜景と相俟って観る者を幻想の世界に誘います。ただ、写真を撮るのが難しかったのです。もう少し上手に撮れたら良かったのにね…。

2、ブラフ18番館のフランスのクリスマス(ブラフとは断崖とか絶壁の意味、山の崖の上にあった山手は居留外国人からブラフと呼ばれていた)
花のリースと薔薇色の食卓
花のリースと薔薇色の食卓
フランスらしい色使い、思わずマリー・アントワネットの食卓を連想してしまいました。あの豪奢でエレガントな暮らし、私には無縁ですが、一年に一度位はそんな暮しも良いかもね? そのマリーは別の顔があり、詫び寂びの利いた田舎暮らしに憧れていたとか。人間の贅沢や嗜好は際限が無いのかしらネ…。桑原桑原…。 

霧氷のオブジェ
霧氷のオブジェ
北半球ではクリスマスは寒い冬の行事、こんなオブジェはお似合いですね。繊細ながらも伸びやかな美意識、美の国フランスのフランスらしい作品ですね。

3、外交官の家のアイルランドのクリスマス
外交官の家
ライトアップの外交官の家
前出のベーリックホールと肩を並べるライトアップの見事さ、正に闇に浮かぶ城郭のようです。この建物は横浜西洋館の中では唯一の国の重要文化財に指定されています。本当に立派な屋敷ですね。

アイルランドの名物小麦粉
オドラムスの小麦粉
アイルランドの有名製粉会社・オドラムスの小麦粉。左がセルフ・レイジング・フラワー、右がブラウンブレッド・ミクス。左前が焼けたブラウンブレッド。厳ついですが、美味しそう…、どんな味?、どんな歯触り歯応え?、どんな風味香り、ああ、食べたい!
posted by 三上和伸 at 22:01| 《漫ろ歩きの旅》漫歩シリーズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

間奏曲500 箱根駅伝往路観戦 2012.01.02

今年も箱根駅伝、行ってきました。
今年の観戦位置は権太坂は権太坂でも上り詰めた最後の頂上辺り。我が家を八時十五分に出て一時間余り、徒歩の速足でいち早く想い通りの観戦位置に着きました。30分位、知り合った五歳位の男の子と「まだ来ない、まだ来ない」と待ち侘びながらついでにお喋りもしながら待ちました。するとテレビ中継車の後の白バイのそのまた後に、最初の一位の選手が見えました。「あー、早稲田だ!」……。その後はもう興奮の嵐、駅伝、素晴らしい!

1、定点カメラ
権太坂頂上のテレビカメラ
箱根駅伝花の二区、権太坂頂上?の日本テレビの定点カメラ、私はこのテレビカメラの近くで観戦しました。何か臨場感が溢れていて興奮してきました。カメラのおじさんはカメラの設定に大忙しでした。「頑張れ、カメラ親父!」。

2、早稲田、権太坂一位通過!
早稲田大学一位
昨年同様、大好きな早稲田大学が一位で権太坂を通過、私は感極まりシャッターを押すので精一杯、「ガンバレー、ガンバレー」の声を発せず仕舞いとなりました。残念に思い、かなり遅れて来た後続の団子状態で犇めき合っていた選手たちにガンバレを連呼しました。そのお陰で私の喉はヒーヒー、思わず激しく咳き込んで周囲の観衆に嗤われてしまいました。オー恥ずかし…。
posted by 三上和伸 at 11:54| 間奏曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月01日

自然通信67 イイギリの紅い実 横浜 2011.11.17

昨年は喪中のため年賀状はお休みしました。今年は再び以前のように自然通信と抱き合わせで年賀状が作れて嬉しく思いました。紅い秋の実・イイギリ、私は本年の豊かな実りをイイギリに託して願いたいと切望しました。

イイギリの実
イイギリ(椅)イイギリ科イイギリ属
野に花がなくなると、それを埋めるかのように様々な実が色を競い目立ち始めます。花のような色香はありませんが、珠玉の艶と輝きを放ち、瑞々しいものです。このイイギリも紅い珠の小房を垂らし、愛らしい限りです。イイギリは漢字で椅と書き、それは椅子の椅ですが、特に椅子とは係わりはないようです。

明けましておめでとうございます
昨年中はお世話になりありがとうございました
今年もよろしくお願いいたします
posted by 三上和伸 at 23:38| 自然通信 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

横浜漫歩9−6 夜の山手散策 ベーリックホール 2011.12.23

1、ベーリックホール
ベーリックホール
今回の洋館詣で一番立派なライトアップをされていたのが、このベーリックホールでした。一際明るく輝き存在感を誇示して私達の来訪を迎えてくれました。来訪者の誰もがセレブになったつもりで大様にこの入口への小路を歩む事でしょう。私も名士の風格を漂わせて道を進みました。しかしこの日私が着ていたダウンジャケットは流行遅れのぶわぶわに膨れたもの、どうみても品のいいホームレス?にしか見えず、大層なお大尽には見えそうもありませんでした。我ながらそのお粗末振りに苦笑をしたものでした。

2、ベーリック氏とフィンランド名誉領事について
ベーリック氏の説明書き
ベーリック氏がフィンランド名誉領事に就任する経緯やこの館・ベーリックホールがフィンランド名誉領事館として使われた事が書かれています。

3、エストニアの説明書き
エストニアの説明
ベーリックホールのクリスマスはバルト三国の一小国・エストニアを取り上げていました。日本人にとって余り馴染みのない国でしょうが、相撲の幕内力士・把瑠都関の出身国としては知っておられる方もおありでしょう。古くから歴史のある国でしたが、小国故の辛酸を甞めており、侵略されたり独立したりを繰り返していました。第二次大戦の勃発によりソビエト連邦に組み込まれ、戦後は長くソ連の一共和国として支配を受けて来たのでした。ところがソ連の共産主義体制が瓦解し、それを機に独立運動が起こり、遂に1991年に独立を果たし今日に至っています。

小国ですが世界遺産は二つあり、一つは首都タリンの美しい歴史地区、そしてもう一つは“シュトルーヴェの測地弧”。これは子午線弧長を測るために設置された三角点群の事。この測地弧のお陰で地球の大きさなどが正確に測れるようになったのだそうです。兎に角壮大な遺産であり、その三角点群の範囲はノルウェー・スウェ−デン・フィンランド・ロシア・エストニア・ラトビア・リトアニア・ベラルーシ・モルドバ・ウクライナの十カ国に跨っているのだそうです、凄い…、訪ね歩いて観たい!。

そんな小国・エストニア共和国ですが、是非とも日本人にエストニアの事を知ってもらい、理解を深めて頂きたいと願い、ここに出展したのだと言う事です。

4、エストニアのティーカップ
エストニアのティーカップ
自然の薫る愛らしい絵柄のティーカップ、エストニアはとても良い所らしい、行ってみたいしこのカップでお茶してみたい…。何時か必ず…、この夢を…。
posted by 三上和伸 at 22:28| 《漫ろ歩きの旅》漫歩シリーズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

間奏曲499 明けましておめでとうございます 2012.01.01

 明けましておめでとうございます。昨年は私のブログ“音の楽しみ”をご覧下さいましてありがとうございました。本年もたゆまず書き続けますので、よろしくお願いいたします。

 昨年は辛い年でしたね。これほど悲嘆の涙が溢れかえった年度は近年にはなかったですね。今も震災の映像などを観ると嗚咽してしまいます。然らば今年こそ、良い年にしたいですね、飛躍の年に…。私も一から出直して少しずつ自分を進歩させ、良い人間に成れるように邁進致します。一年の計は元旦にあり、無理のない、されど大いなる高みを目指して計を立て、後366日頑張ります。鬼は嗤うでしょうが、私自身来年の私を楽しみにしているのです。では、よいお年を!
posted by 三上和伸 at 11:10| 間奏曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

横浜漫歩9−5 夜の山手散策 エリスマン邸 2011.12.23

1、エリスマン邸
エリスマン邸
丁度エリスマン邸の庭先でライブが行われていました。露天でコーヒーを売っていたので、それを啜りながら暫く聴いてみました。まあ、それなりの演奏でしたのでさして音楽には興味を惹かれず、その代わりコーヒーの美味さに驚き、しかも半端なく熱めだったので大いに温まり楽しめました。そう言えばここの喫茶室のコーヒーが素晴らしかったのを想い出し、「なるほどな〜、あれと同じものだな」と嬉しくなり感心頻りとなりました。座席は少ないですが、雰囲気の良い喫茶室、お勧めです。

2、クリスマスリース?、それともタペストリー
四角いリース
エリスマン邸の担当はスウェーデンのクリスマス、このこさえ物は果たして何なのでしょうか? 素材は樅の枝と松ぼっくり、そして可愛い小人のサンタさん。本当に寒そう、北国雪国のクリスマス飾りに観えますね。

3、プレゼントの山
プレゼント
沢山のクリスマスプレゼント、このスウェーデンの家族は子沢山なのかしら、山のように贈り物が積まれています。ところで貴方は何歳までサンタさんの存在を信じていましたか? 私は少なくとも小学中学年まで信じていましたね。ところが私の娘達は早く目覚めたのか、小さな内からサンタさんは私達だと知っていたようです。それでも優しいのか小賢しいのか判りませんが、私の前ではサンタさんの事を話題にしていて、さも信じているようでした。女の子って結構適当に嘘つきで、大人びていますよね。それを叱れば、「どうでもいいことじゃん、それで困る事ある」だって…。男の純情を解ってくだされ!
posted by 三上和伸 at 01:51| 《漫ろ歩きの旅》漫歩シリーズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする