2015年08月06日

音楽夜話9 東京海上日動火災保険のオリンピック・パラリンピック広報CM音楽はモーツァルトのアヴェ・ヴェルム・コルプス(めでたし、まことのみからだ) 2015.08.06

モーツァルト死の年の1791年に書かれたモテット(ルネッサンス以降に書かれた多声音楽)。管弦楽付きの合唱用のモテットです。カトリック教会の祈祷文からのラテン語の歌詞を持つ音楽で、人間の死の苦難の救済を聖体(イエス・キリストの体もしくはその代りの現存するパンと葡萄酒を言う)により祈るものです。イエス・キリストと一体となって死の恐怖の救済を願う音楽です。

オリンピックやパラリンピックとはかけ離れた音楽ですが、その人間の優しさと善意は、スポーツの祭典の中にも溢れるものです。従ってこのモーツアルトの優しさとスポーツの善意は不思議にコラボレーションしていると思われます。モーツアルトを介して人類のオリンピック・パラリンピックへの願いが籠められているように、私は感じました。

どうかこのスポーツの祭典を私物化しないで頂きたい、汚れた政略策略を捨て去って頂きたい、関係者諸君よ、お願いします。
posted by 三上和伸 at 21:20| 音楽夜話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする