その月の最後の日を月が籠るとしてつごもり(晦、晦日)と言います。ですからその年の最後の日を大晦日(おおつごもり)と言うのですね。またこの晦を三十日(みそか、陰暦では29日か30日がその月の終わりの日)とも言うのですね。従ってその年の最後の日は大三十日と言うのです。まあ現代では一般には大三十日の方が馴染まれていますね。大晦日は大三十日と同義語です。
早いか遅いかはその人の感じ方で一概には言えませんが、大方の人は「今年も、早くも大晦日になりましたね」と口々に仰いますね。でも私なんぞはある時は早いと感じたり、またある時は遅いと感じたり、勝手にウジウジと心患ったりしています。人間は勝手ですからね。全て自分の都合で考えてしまいます。
もうソロソロそんな逡巡から自分を解放したいですね。取捨選択を明確にして、そう長くもなくなった人生の残りを面白可笑しく生きて行きたいですね。まあ毎年考えますが、来年こそは…