「トッキョキョカキョク、トッキョキョカキョク、………、………、………、」。今朝未明の4時頃、私は今年初めてのホトトギスの声を聴きました。
未だ夜が明ける前、今朝は早起きを迫られている事情があり、私はこの時間には目覚めていました。何となく予感めいたものがありました。初夏の緩い肌心地の蒲団の中で、私は長く引き摺るホトトギスの初鳴きを体感出来ました。一年振りの逢瀬、夜飛びながら鳴くホトトギス、今年もやはり、暗闇の蒲団の中での初音でした。夏を告げる天の声、ホトトギス…、隆々たる夏が直ぐそこに…、嗚呼、素晴らしい…