あと30分強で平成から令和へと元号が変わります。それにしても今上天皇と皇后は良くやられましたね。沖縄を始めとした激戦地への慰霊訪問、沖縄県民への温かい励まし、自民党政権の冷たさを尻目に良くやられました。さて令和の世は如何なものでしょうか。我々国民の力が試されますね。
2019年04月30日
間奏曲 春菊の花 2019.04.30
我妻のベランダ栽園では、パクチーに次いで春菊が花を持ちました。地中海沿岸の原産で、ヨーロッパでは食用ではなく、花が愛でられています。
流石にキク科シュンギク属の花、菊の花特有の頭状花の周りに飾りの意味の舌状花が付いています。一輪で多くの花が付いており、頭状花と舌状花の根元までが黄色で、その先は白色でした。勿論、春菊は野菜であり、食用にするのが主な目的ですが、観賞用にして、花を愛でてやるのも悪くないと思われます。綺麗な花です。
春菊の旬は晩秋から早春まで、東アジアで食べられる冬の野菜ですね。鍋に入れたり、天婦羅にしたりが定番で美味しいですが、生でも食べられます。葉のみを使ってのサラダが好いですね。香りを楽しむ野菜です。
前奏曲 せっかくの孫来訪、☂憎し 2019.04.30
今朝はYちゃんに起こされました。開いていたドアーから私の寝姿が見えたのでしょう。「ジイジ、まだ寝てる」と愛らしい声が…。どうも皆でトイレを使っていたようで、トイレ回りがガヤガヤしていたのでした。「さあ、起きよう!」と起き出すとYちゃんが「おはよう」、「おはよう」と私、そしてそそくさとトイレへ、「ママが入っているよ!」、「ウッ、大変漏れちゃう…」となりましたが、「セーフ!」何とかなりました。
折角NちゃんYちゃんRくんが来ているのにこの雨、しかも本降りですね。昨日の公園梯子の続きをやろうと思っていたのですが、ままなりません。トランプとカルタをしましょうかね。そして老健のヒイバアバに会いに行ってくれるとNちゃんYちゃんが言ってくれているので、お昼前までに行くつもりです。ヒイバアバの喜ぶ顔が目に浮かびます。
2019年04月29日
終曲 NちゃんYちゃんと日本歴史偉人かるたをやりました 2019.04.29
きっと歴史に興味を持ってくれるのではないかと願い、NちゃんYちゃんとするために、以前コストコで歴史かるたを買ってみました。今日NちゃんYちゃんがやって来たので、始めました。勿論、何時もの事ですが、Nちゃんが読み手を担当しました。取るのは私とYちゃん、Yちゃんにはママとバアバのお助けマンが…。
ところが歴史好きの私が興に乗り過ぎ、武将や剣豪の切った張ったをドラマ仕立てで論じて仕舞い、NちゃんYちゃんは、恐怖を覚えたようでした。その顔真剣で、興味津々でしたが、逆に恐怖心が煽られてしまい、二人は夕食の食欲に支障をきたしてしまいました。私、猛反省をしました。御免ね、調子に乗って…。
それでも食後の本読みは6冊(グリ・グラ、ばばばーちゃんなど)もしまして、二人に好評でした。本当に本が大好きな孫達、読み手としては甲斐があります。
間奏曲 NちゃんYちゃんRくん、来訪中 2019.04.29
今日の午後、NちゃんYちゃんRくんとママKさんが来訪しました。美味しいパンのお昼を頂き、お散歩に出ました。我が団地は公園が一杯、公園の梯子が出来るくらいなのです。
一番目は鉄棒の競演、Nちゃんはつばめ(お腹で鉄棒に乗る)から前回りが出来ます。Yちゃんはさる(ぶらさがり)から豚の丸焼き(腕と足でぶらさがる)が出来ました。
二番目の公園はクレヨン上り下りがあります。急傾斜の面に鉄棒のクレヨンが連なっている遊具で、皆で上ったり下ったり、Rくんはママとやりました。老骨ですとチョイと怖いですね。
三番目はNちゃんが雲梯、Yちゃんが吊り輪のぶらさがりをしました。負けず嫌いのYちゃん、雲梯に挑戦しましたが、チョイと手が短い、私が補助しましたが、今は未だ無理、もう少し手を長くしてから頑張ろう!
帰宅したら我が仕事部屋に…。早速、二人で電子辞書の英会話動画画像(リトル・チャロ NY編)に首ったけ、観ると漫画画像がイングリッシュを喋っているのですね。英語が解らない二人が大笑いをしているのですから不思議な光景です。可笑しな二人です。
前奏曲 横須賀しょうぶ園の藤の古木 2019.04.29
1988年開園の横須賀しょうぶ園ですが、この節くれ立った幹をご覧頂ければ、この藤の木には相当な歴史があるように思われます。樹齢何十年、否何百年でしょうか?。果して、ここに植わっていたのでしょうか?。開園造成工事の際、植栽されたのでしょうか?。甚だ疑問です。数本でしたが、それは見事な老木あり、目を引きました。
私の歳時記 今日は昭和の日 2019.04.29
最初は昭和天皇の誕生日として、私には天皇誕生日として、馴染みの国民の祝日でした。初夏の大型連休の初日を飾る祝日で、私達家族は良く旅行をしたものでした。
1989年の昭和天皇崩御によって天皇誕生日は遷され、それに伴って祝日法に依りみどりの日と変更されました。そして三度、祝日法に依り、みどりの日を5月4日に変更し、2007年に、現在の昭和の日に改められました。戦争を経験し、戦後復帰を果たした昭和の時代、それを顧み、国の将来に思いをいたす日として改定されました。
まあ、昔からお休みしていた大型連休の大切な祝日、残されて良かったですよね。
2019年04月28日
間奏曲 横須賀しょうぶ園の花・初夏編 2019.04.28
オオデマリ(大手毬) ボタン(牡丹) カスミソウ(霞草)
シャクナゲ(石楠花) フジ(藤)立ち咲き フジ(藤)棚造り
流石はゴールデン・ウィーク、しかも藤の満開の季節、ここは立ち咲きのフジが多く、棚造りは僅かなものでした。まあ好みもありますが、遠目には立ち咲き、見あげるのであれば、棚造りでですかね。足利フラワーパークに比べれば箱庭程度のもの、でも立ち咲きは風情がありますね。紫に煙る野、素敵でした。
途中の横横道路の山間にも山藤が紫を晒していました。こちらは立ち木に絡み付いて我が物顔の風情、その奔放ながら気品ある紫はやはり魅力的、山桜の次に控えしはこの山藤、天は二仏を与えてくれました。
間奏曲 光アート、環水平アークに幻日環(げんじつかん) 2019.0428
昨日の原始の空が現実のものとなったようです。各地の空で光のアート(大気光学現象)、環水平アーク(水平の虹)や幻日環(光の環)が観られたそうです。上空に薄雲が掛かり、その氷の粒の薄雲に光が屈折し、波長の違う光線が色として表れる現象を言うのだそうです。私は虹は何度も観ていますが、水平の虹や空の大きな環などは観た事がありません。68年も生きて来て観ていないのです。残された僅かの時間、どうか観られますように…
新食べ歩き 葉山・和か菜の三色天盛 2019.04.28
葉山の棚田
蕎麦処・「和か菜」の前には名高い葉山の棚田があります。ここの田植えは遅く、連休では未だ水も張っていません。それでも和か菜からは棚田が真正面に観え、田舎の風情が感じられます。殊の外、良い立地をした蕎麦屋です。蕎麦も美味しくなる気がします。
午前中、妻と二人で母を見舞った後、葉山・横須賀阿部倉へ出掛けました。どうにも気になり、観たくて堪らない藤を目当てに、横須賀しょうぶ園へ向かいました。丁度お昼時だったので、昔、一度行った事のある、蕎麦処・和か菜へ立ち寄りました。手打ち蕎麦で、蕎麦の打ち方にも工夫を凝らしたお店なので、もう一度、しっかり味わいたいと思ったのでした。
二人とも三色天盛を注文しました。ここの蕎麦の好い所を異なった打ち方で比較して味わえる、先ずはそれに尽きると私達は考えました。勿論、天婦羅は必須です。天婦羅の油は、蕎麦の風味を増してくれます。蕎麦を円やかに包んでくれるのです。これ程、相性の良い食べ物は稀です。
左からせいろ蕎麦、中は茶蕎麦、右が更科蕎麦、この三色の違った風味の蕎麦が楽しめるのです。高い手打ち技術の証である細い麺、これは特段の喉越しの良さを演出します。適度な腰もあり、ツルンと喉を過ごして腹に行き渡ります。「旨い!」、その一言です。
更科蕎麦は江戸発祥の蕎麦、一番粉(表皮を除いた中心の胚乳の部分のみを使用した蕎麦粉)のみで打った白い蕎麦です。香りはさて置き、その腰と喉越し、更に甘味を追求した打ち方です。
前奏曲 天気は水物 2019.04.28
天気は水物ですね。連休前半は今日(28日)だけが☀マーク、29・30・1は☁から☁時々☂、2日以降は☼に恵まれ、行楽日和となるようです。連休後半は大混雑が予想されますね。前半・後半が反対だったら良かったのにね。私、仕事も入っていますし、難しい選択を迫られます。横須賀しょうぶ園、それに箱根、そしてひたち海浜公園へも行きたいし、でも様々な制約もあり、思案投げ首?です。
2019年04月27日
終曲 夕方以降快晴、春の大曲線、素晴らしい 2019.04.27
アークトゥルス(黄色) スピカ(青)
今日は☂→☁→大☂→☼→★、激しく入り乱れた空模様でした。夕方、☂が止んで晴れ渡りました。☂が空気中の塵を全て洗い流したのでしょうか?、稀に観る澄み切った青空が観えました。まるで原始の空、浮浪雲も夕映えを映してピンクに染まっていました。一頻り、車を運転しつつ、フロントガラスに映る青空を楽しみました。
今、空を仰げば、漆黒の闇に春の大曲線が鮮やかに観えています。北斗七星にうしかい座・アークトゥルス、そして全天で一番美しいおとめ座の一等星スピカが瞬いています。春に稀な透明な空、春の最高の星空です。
間奏曲 江ノ電の路面電車区間を走る 2019.04.27
今日は藤沢から横須賀の仕事で、藤沢橋(R467)→片瀬→腰越→七里ガ浜(R134)→滑川→逗子→葉山→横須賀と湘南道路をひた走りました。連休初日でしたので、混雑覚悟で通過したのですが、時折強雨の土曜日、全ての道路はガラガラでした。片瀬から腰越を抜けるルート、ここは江ノ電の路面電車区間です。幸いにも鎌倉行きの車両に出くわし、江ノ電車両が通過するまで、路肩で待機(待避)の状態が数分続きました。シャッターチャンス、私は小賢しく一枚ゲットしました。
私の歳時記 旧暦弥生の廿三、今日は下弦 2019.04.27
今朝の7時18分に下弦になった月、月の出は0時51分、月の入りは11時5分だそうです。晴れていれば最早西に傾いた下弦の月が観えている筈ですが、空は雨が上がったばかりの曇天です。午後遅くに晴れそうで、明日は一日晴れ、明後日は晴れのち曇りの予報が出ています。天皇の退位(30日)と新天皇の即位(5月1日)は雨模様ですね。残念のことです。
前奏曲 大型連休始まりました 2019.04.27
休日と休日が挟まれると休日になるなんて可笑しなことになっていますが、10連休なんだそうです。喜ぶ人もいると思いますが、困惑している人も多いでしょう。私なども困惑している部類で、昔の虫食いの連休の方が好都合でしたね。仕事も出来ましたし、30・1・2日は平日でしたので、道も空いていました。お出かけも容易でした。大混乱の3・4・5日は本当の休日に回せましたしね。昔を懐かしむ私です。因みに今日の私は仕事です。
今年は連休の間にNちゃんYちゃんRくんがお泊りに来ます。私等のルビー婚式のお祝いもあります。心弾む大型10連休です。でも子供たち、学校に幼稚園、10日休んだ後の仕切り直し、苦労をかけます。途中、登校・登園日を設けても好いのではないですかね?
2019年04月26日
終曲 母の老健の窓の新緑 2019.04.26
今日は妻と共に老健の母を見舞いました。妻は早々に母の部屋で母の着替えなどを手伝います。そんな時、私は部屋を出て談話室へ行きます。そこで私を楽しませてくれるのが、窓の外の風物と景色です。今は丁度、緑が萌え出して、美しい木立が眺められるのです。そこへ可愛いシジュウカラが遊びに来ました。勿論、遊んでいるのではなく、餌を探しているのです。新緑は虫の餌、その虫は尚小鳥の大切な餌、芋虫をくわえいる様が観えました。
お見舞いに来ているのに私は一人で寸暇を楽しんでいるのです。気が引けますが、男と言うもの、老人が苦手です。同じ言葉を何度も言うし、日毎に気分の上げ下げがあります。戸惑う事が多いのです。自分の母なのに…、気まずく沈黙してしまうのです。こんな訳の分からないお喋りを男は聞けないし、喋れないのです。妻は偉大です。女性は偉大です。どんなに理屈が合わない可笑しな言葉を言われても、いとも簡単に対処し受け流しています。男と女、歳を経るに従って、その能力の違いが顕著になってきます。
間奏曲 パクチーの花 2019.04.26
我妻がベランダ栽培しているパクチーが花を咲かせました。一昨日の晩に飲んだ玉子スープの中にパクチーの花のような物が入っていたので、訝しがった私は妻に聞きました。「これパクチーだよね、花入れた?」「入れたよ、未だ咲いているから観てご覧?」。早速今朝、調べてみました。ありました。ご覧のような白く美しい花、感動しましたね。因みに花も食べられるそうです。
シソ科コエンドロ属の一年草、原産は地中海沿岸、世界各国で利用されているハーブなので名は沢山あります。属名と同じのコエンドロ(ポルトガル語)、そこから発したでしょうコリアンダー(香辛料としての名、英語)、匂いがキツイのでカメムシソウ(日本)、パクチー(タイ語)、香菜(シャンツァイ、中国語)、チャイニーズ・パセリなどです。
花言葉は微妙な言い回し、隠れた才能・長所・価値。辛辣(匂いから?)等…。
前奏曲 連休始まります 2019.04.26
春と夏を繋ぐ初夏の頃、日本の黄金週間が始まります。気候的に観ても一番優れた季節ですね。ここで遊ばなくてどうする? とは言っても人にはそれぞれ事情があるもの、老老介護?の身としては、遠出は叶いませんね。数日は仕事も入っていますからね。連休中の天気は大方好いようです。特に後半はバッチリのようです。何処かに行きたいですが、混雑するでしょうね。花巡り、考えてみましょう。
桜と言えば弘前城の染井吉野、今、満開を迎えたそうです。連休後半では北海道が良さそうですね。函館五稜郭の染井吉野は満開が30日?、連休後半は最高の花見になりそうです。北海道以外では、標高を上げるしかないですね。それは山の中になりますね。そうなると染井吉野は✖で、野生の桜となります。身近では箱根・富士の豆桜(富士桜)がお勧めで、芦ノ湖スカイラインが好いですね。東は芦ノ湖、西は富士山の絶景スカイラインです。展望ドライブに打って付けの最高のワインディングロードです。周囲の山は豆桜の白い綿帽子がモザイク模様に連なり、仄かなグラデーションを魅せています。
藤やツツジに牡丹では、横須賀しょうぶ園でしょう。
2019年04月25日
間奏曲 尼崎JR脱線事故から14年、祈りの杜、ロウソク灯る 2019.04.25
14年前、急カーヴを高速で走り抜けようとした福知山線の列車が、脱線転覆事故の大惨事を起こしました。運転手の運航時刻遅れを取り戻すための無謀運転でした。その大事故を風化させないために、事故現場を整備した慰霊施設「祈りの杜」が設けられました。今ここで、追悼行事が行われています。
列車の軌道には広軌(または標準軌)と狭軌があり、JRの列車は新幹線以外、狭軌であり、それだけ脱線の危険が伴っています。急カーヴを高速で通過すれば、狭軌の場合は脱線と背中合わせになります。何故、日本の鉄道は狭軌が多いのでしょうか? それは鉄道事業をイギリスから輸入したもので、イギリス本国では標準軌でしたが、植民地用には敷設費の安い狭軌を採用していました。その狭軌の軌道を採用した日本の鉄道は、植民地用の鉄道だったのです。
標準軌を採用しているのは、関東では京急と京成があります。この2社は列車のスピードアップが可能です。スカイライナーは160km/h、京急快特は120km/hで難なく走っています。
植民地用のJRの鉄道、この事故が起きた後、私はJR横須賀線を乗るのが恐かったです。新川崎ー西大井間は時速100mを超えて走る区間です。「ヒヤヒヤ」しましたね。
福知山線大事故の遠因は、日本の鉄道事業の始まりに犯した選択ミスです。標準軌を採用していたら尼崎JR脱線事故は起きなかったかも知れません。
前奏曲 新緑の季節、鶯が目覚し 2019.04.25
染井吉野・葉桜 コナラ(小楢)の新緑
雨は上がったようです。今朝6時半、鶯に起こされました。「ホー・ホケキョ・ケキョケキョケキョ…」。一頻り、私の目覚しのために鳴いてくれました。寝床で、うつらうつら、しながら聴く鶯、好いものですね。春の喜びに奮えます。
ベランダに出れば、青葉が待っていてくれます。雨に濡れた新緑、美しいですね。春の終りが近づいています。目に青葉…、青葉は夏の季語です。今が春と夏の端境期ですね。
2019年04月24日
終曲 ガソリン値上げ、平等院提訴、貝毒 2019.04.24
ここのところガソリンの価格が上昇しています。車が移動手段の我が家ではチョイと厳しいですね。148円、やはり希望価格からしたら20円ほど高いですね。130円ぐらいが無理のない値段です。上昇理由はOPECなどの減産やイランやベネズエラの政治情勢に依り、原油価格が上昇しているそうです。昨年に比べ原油価格が1バレル20ドルくらい上がっているそうです。まあ我が家はあの理由?で遠出は出来ませんので、連休も何もありません。不幸中の幸い?ですが…
平等院のジグソーパズルを無断で作った玩具会社があるそうで、平等院が告訴をしたそうです。愚かな会社ですね。まあ許可が下りなかったのかも知れませんが、違反して社名を汚さなくても良かったのにね…
普段、磯で獲れる貝には貝毒がある事が知られています。確かに、私等も過去に潮干狩りはやったものです。昔は、検査などもしてなく、勝手に磯に出掛けて獲ったものです。まあ、貝毒に当たらなかったのは運が良かっただけなのかも知れません。磯やテトラポットに付着しているムール貝などは、食べなかったですけどね。矢鱈な海での潮干狩りは注意が必要です。貝は海中のプランクトンを捕食しています。プランクトンの中には毒性の強いものがあります。そして貝はその毒を溜め込む習性があるのです。
前奏曲 国営ひたち海浜公園ネモフィラ良さそう 2019.04.24
ネモフィラ・インシグニスブルー
私も今日のブームになる前、一時盛んに育てたものです。秋に大き目のポットでタネを播き、春になったら根を崩さないようにポットから抜いて地に植えます。寒さには強いので霜も雪もヘッチャラです。但し風に煽られるので株間の間隔は余り開けない方が好いですね。南向きの日溜まりが適地です。
春の青い花は瑠璃草や忘れな草が一般的ですが、今は何と言ってもネモフィラですね。国営ひたち海浜公園のネモフィラ、一度は観るべきでしょう。ネモフィラは瑠璃唐草とも言います。
2019年04月23日
私の歳時記 今日は世界本の日 2019.04.23
竜退治の伝承で有名な伝説の人物・聖ゲオルギオス(サン・ジョルディ、3世紀後半の人)が殉職した日が4月23日だったそうで、この日が聖ゲオルギオスの聖名祝日となりました。聖ゲオルギオスはキリスト教が定めた聖人の一人であり、ルネッサンス美術(ラファエロなど)の絵画にも描かれており、ジョージア、ロシアなどの国章の図案(竜退治の絵)にも用いられています。飛びっきりの聖人です。
聖名祝日=キリスト教に於ける聖人の記憶日(記念日、命日が多い)
スペインのカタルーニャ地方では、このサン・ジョルディの日に、本や薔薇の花を贈る習慣があるそうで、本の記念日とされています。それが世界の隅々まで浸透し、今日の4月23日は、世界本の日となりました。
間奏曲 初夏間近C 雑草と呼ばないで@ 2019.04.23
オッタチカタバミ アカバナノユウゲショウ ニワゼキショウ
春の名残りと言うか夏の先駆けと言うか、雑草の中でも飛び切り美しい花たちが咲き出しました。郊外の道端では何処にでもある愛らしい雑草、本当に雑草と呼ばないでと、精一杯の媚態で愛嬌を魅せています。素朴で美しい雑草、大好きです。
・オッタチカタバミ(おっ立ち方喰)
普通に見られるカタバミと違い、近年アメリカ大陸から移住?してきた帰化植物。カタバミと違い茎が立つ種類で、おっ立ちの名が付きました。黄色の花もやや大きく、美しいレモン色をしています。カタバミの転校生ですね。
・アカバナユウゲショウ(赤花夕化粧)
洒落た名が付いています。午後に開くと言われていたので、夕化粧の名があります。マツヨイ草の仲間です。
・ニワゼキショウ(庭石菖)
北アメリカ原産の多年草。線形の葉が石菖に似ることにより、ニワゼキショウの名があります。群れて咲くとまるで夜空の星のよう…。美しい雑草です。
前奏曲 穏やかな晩春の頃 2019.04.23
コデマリ 日本サクラソウ ヒメウツギ
最低気温が16.6℃、風速1.7m/s、穏やかな晩春の朝です。薄く柔らかい日差しが照らし、次々と異なった花が咲き乱れています。本当に好い季節ですね。
昨日、私等の結婚40周年が、来る5月3日に訪れると申しましたが、それに先立って、先ほど、ナッチャン・Kさんに会食のお誘いのメールを打ちました。そこで空かさず、両家とも大賛成で出席してくれるとのメールが届きました。一つの大きな楽しみが、我等の元にやってきました。会場を何処にするかが問題ですね。今、嬉しい悲鳴を上げています。
2019年04月22日
間奏曲 初夏間近B モッコウバラ 2019.04.22
薔薇もやはり初夏のもの、盛夏まで蕾を持ちますが、その美しさが満ちるのはやはり初夏でしょう。モッコウバラは中国原産の薔薇、木香薔薇と書きます。薄黄色が多く、花の色が薄いほどに香りは濃いと言われています。棘の無い薔薇で優しさが溢れます。
私は粗忽者ゆえ棘のある薔薇は苦手です。大抵痛い思いをするのです。絶世の美女は、触らぬ神に崇りなし、遠くから眺めているのが一番です。
間奏曲 初夏間近A スズラン 2019.04.22
初夏(5月)の花として名高いですね。フランス語でスズランはミュゲと言うそうです。ミュゲの日は5月1日です。この日にスズランを贈ると贈られた人に幸運が訪れるとか。但しやたらな人に贈ってはなりません。愛する人、お世話になった人、スズランは相手を選ぶ花なのですよ。
本当は5月1日にスズランを紹介したかったのですが、今年は早く咲きました。悠長に待っていると、枯れて変色してしまいますからね。早いお出ましとなりました。
私の歳時記 今日はアースデー、カーペンターズの日、良い夫婦の日 2019.04.22
余りメジャーとは言えませんが、今日4月22日は記念日の多い日でもあります。
・アースデー・地球の日
地球協議会などが主催する記念日。1970年のこの日、アメリカの市民運動指導者のデニス・ヘイズ氏が提唱した地球環境を考える日。地球環境を研究し、未来の子孫に住み易い地球を残そうとする記念日です。
・カーペンターズの日
ユニバーサルミュージックが制定したカーペンターズの記念日。1969年のこの日、カーペンターズがメジャー活動を開始した日です。やや低音のカレンの歌声、実に爽やかで小気味の好い歌、大好きでしたね。返す返す残念に思うのは、カレンの摂食障害に於ける早世、32歳の若さだったそうです。
・良い夫婦の日
語呂合わせで良い夫婦の日、良い夫婦になる事は簡単です。ひたすら愛し、護る事。どんなに犠牲を払っても相方の一生を護る事、その覚悟が大切ですね。私達夫婦は今年の5月3日で結婚40年になるのです。結婚記念日で言えば、ルビー婚式です。やりましたねルビーです。この先はサファイア婚式(45年)、金婚式(50年)、エメラルド婚式(55年)、ダイアモンド婚式(60年)、さて我々はどこまで行くのかしら…
間奏曲 初夏間近@ ヤマツツジ 2019.04.22
ヤマツツジ
ツツジは数多あれど、私が一番気に入っているのがこのヤマツツジです。ツツジは一般に派手な花が多いのですが、天邪鬼な私はこの渋い紅の色が好きです。慎み深く地味で気高い、味わいのある花です。音楽で言えばブラームスのような花、派手なハッタリを使わない奥ゆかしい花です。近頃は大都市の近郊には見られなくなりましたが、少し足を延ばすと、山地や谷の日当たりの良い崖や斜面に多く咲いています。それは見事な群落を作ります。ああ会いたい、花の中でかくれんぼをしましょう。薫風香る初夏の日差しの中で…。
前奏曲 気温上昇、連休間近、介護母、どこにも行けません 2019.04.22
昨日が13.0℃、今朝が16.0℃、横浜の最低気温ですが、平年を大きく超えて高いですね。暖かいです。私も数日前から下着を更新しまして、上半身は半袖にし、下半身は股引きを止めました。深夜になれば、ジッとしていると寒いですが、日中の活動時には暑く、汗を掻いてしまいますね。汗の季節が近づいています。でもまだこの季節では汗を掻いても爽快感がありますね。
連休が間近に迫って来ました。今年の私達は宿泊の旅行はできません。何しろ、寂しがり屋の母が施設に入っていますからね。兎に角、嫁さん(我妻)に会いたがるので、仕方ないですね。近場(鎌倉など)は混みますしね。連休は全くの白紙、でもまあ、直ぐに触手を伸ばすのが私の習い、何処か好い所ないかしら…
2019年04月21日
ブラームスの名曲14 ネーニエ(哀悼歌)Op.82 2019.04.17
ブラームスと言う作曲家は、見栄や虚飾を嫌った内気で内省的な人であったようです。ほぼ彼の全曲を聴いて気付いたのは、ブラームスの作品は多岐に渡っていますが、オペラだけは書いていません。たったひとつと言って良いほどに、彼の作品目録にはオペラというジャンルがないのです。このように内に秘めた情念や思想を持つ作曲家として、それを表現するには正直者であったブラームスにとって、オペラは不向きであったようです。生涯の内にオペラ試作の痕跡はあったようですが、それもカンタータ(リナルド)などに代わってしまっています。
ブラームスはリアリストでありました。嘘八百を紡いで、歌物語(オペラ)を書くことはブラームスの性格上無理だったようです。まあベートーヴェンもそれに近く、オペラは「フィデリオ」一曲に留まっています。人間の真実を音楽にしたブラームス、嘘を付かないノンフィクションの音楽に徹したのでした。
それでもブラームスは、当時の最大の声楽曲の作曲家でありました。歌曲と合唱曲を合わせて都合300曲は書いています。どれもこれも傑作で、駄作は一曲もありません。オペラの代わりになる十分な歌の曲が並んでいます。ここでは、リアリストのブラームスが作った声楽曲の一つ「ネーニエ」を紹介します。
ネーニエは、ウィーンで知り合った画家=アンゼルム・フォイエルバッハがベネチアで死んだのを偲んで、1881年に作曲されました。画家・フォイエルバッハの作風は、古典の知識を持ち、彫像のような優美さと気高さがあり、古代ギリシャ芸術の簡素さを持っていたと伝えられています。ブラームスはそんなフォイエルバッハの画家としての器量に見合った古代ギリシアの三篇の神話を盛り込んだシラーの詩・ネーニエを見出します。それをオーケストラ付きの合唱曲に仕上げたのでした。フォイエルバッハの母に捧げたところ、その哀れな母親は大層喜んで、生涯この曲を聴くのを楽しみにしていたそうです。
ネーニエ(哀悼歌) 詩・フリードリッヒ・フォン・シラー
美しき者とて滅びねばならぬ!、それこそが人々と神々を支配する掟
地獄のゼウスの青銅の心臓を動かすことはない
かつてたった一度だけ 愛がその闇の主の心を溶かしたことはあったが
出口にたどり着かぬうちに、厳しくも、彼はその贈り物を取り返したのだ
アフロディテさえも かの美しい少年の傷を癒すことはないだろう
その華奢な体をかの猪が残酷に引き裂きしものを
神々の英雄をも その不死の母が救うことはなかったのだ
スケイアの門にて倒れ、彼が死の運命を受け入れしときにも
けれども彼女は海底よりネレウスの娘たちと共に上がり
偉大な息子のために嘆きの歌を歌ったのだ
見よ!神々が泣いている、女神たちも皆泣いている
美しきものが色あせることに 完全なるものも死にゆくことに
愛する者の口より出ずる嘆きの歌は素晴らしいものだ
なぜなら凡人たちは音も立てずに冥界へと降りてゆくのだから
古代ギリシアの三篇の神話
・オルフェウスが死んだ妻エウリディーチェを冥界から連れ戻そうとした話
・美の女神・アフロディテがキューピットの矢を間違って受けて仕舞い、愛する事になった人間の美少年アドニスが、猪に殺されてしまった話
・アキレス腱のアキレスが、唯一の弱点・踵を射られて死んでしまい、アキレスの母で海神ネレウスの娘・テティスが姉妹を引き連れて海から上がり、嘆きの歌を歌った話。
シラーはこの三篇を上手くつなげ、哀悼の想いを詠い上げたのです。
素晴らしい友人だった者への哀悼の歌、ブラームスのネーニエ
参考:梅丘歌曲会館 詩と音楽よりから引用
前奏曲 池袋事故、身につまされますね 2019.04.21
若いお母さんと3歳の女児が亡くなった池袋の交通事故、高齢者運転の犠牲になったと報道されていますが、私も高齢者に近づきつつあります身、身につまされますね。
私の仕事は重い鞄を携えてのもの、電車・バス・徒歩の仕事は年々きつくなっています。先ずは車が不可欠の状態です。この先私は80歳まで仕事をするつもりでいます。あと10年は調律に来て欲しいと仰られるお客様が多数おられるのです。
80歳、重い鞄(約7Kg)を抱えての徒歩の仕事回りは今(68歳)でも辛いのに、80歳の私には不可能と言って良いでしょうね。勢い80歳まで車を乗るつもりでいます。
今回の事故、私もその加害者にならない保証はありません。安全運転を心がけても、状況は千変万化、不幸にしてその運命に翻弄される機会が訪れたとしても不思議ではありません。常に自分が車を運転するのに適正?か否か?、判断を下さなければなりません。車に乗り込む時、自分の判断力は正常であるか否か?体調はどうか?、これからは毎日の乗車前に、適性判断をしなければなりません。しっかりとした意識を持って、アクセルを踏出さなければイケませんね。
2019年04月20日
終曲 旧弥生の十六夜の月 2019.04.20
古の暦上、十五日の宵が十五夜、次の日の十六日の宵は十六夜(いざよい)と呼びます。今月は満月が十五日でしたので、次の日の欠け始めた月を十六夜の月と呼べる機会が巡ってきました。十六夜が満月の時も多いのですからね。今年は6日あります。今年はありませんが、十七夜の月もあるのですよ。
十六夜の語源”いさよう”は古い言葉で「ぐずぐずして進みかねる」また「ためらう」の意味があります。十五夜の月と十六夜の月では、月の出が1時間ほど違い、十六夜の月の方が遅くなります。古の人々は、十五夜の月よりもぐずぐずして中々昇らない月に苛立ちを覚え、”いさよう月”として、十六夜の月と称したのです。
阿仏尼の紀行文・十六夜日記は、阿仏尼が京都から鎌倉へ旅立つ日が旧暦の十月十六日であったがために、この名称となりました。その鎌倉下向の直接の動機は実子藤原為相(ためすけ、冷泉家の祖)の財産相続に関するもので、母自らが、鎌倉幕府に訴え出たのでした。阿仏尼を始め息子の為相までもしばしば鎌倉を訪れています。歌壇の重鎮でもあった為相は鎌倉文化に影響を与え、為相の墓は鎌倉浄光明寺にあります。因みに阿仏尼の墓は、浄光明寺よりそう遠く無い、今大路の英勝寺傍の路傍にあります。鎌倉今大路散策の折、見つけるのは容易いです。
間奏曲 母のリハビリ生活 2019.04.20
老健(介護老人保健施設)とは、リハビリテーションを施し、健全に近い元通りの体を手に入れて、自宅復帰を果たさせる施設を言うそうです。3か月単位でカリキュラムが作られ、無事リハビリの効果を上げた老人は、家庭に戻るなり、他施設に移動するなりして、老健を退所するのが定石と言われています。
4月1日に有料老人ホームから老健に転入してきた母、どうやら老健入所が当たったようで、ほぼ毎日1時間ほどの、リハビリ生活を頑張っています。入所20日で、目覚ましい効果が現れたようです。1か月強の入院生活、心身ともに衰弱していた母でしたが、有料老人ホームの手厚い介護を経て、この老健での身体リハビリテーションに依って、病気感染以前の母の生活水準に戻る勢いを見せています。あっぱれです。
今日は私達の観ている前で、トレーナーの補助を受けながらも立ち上がり、30m程を歩きました。最後には器具を使っての手足の運動をしていました。あと二月強のカリキュラムが用意されているようです。自力で歩けるようになるかしら?楽しみです。
私の歳時記 今日は穀雨 2019.04.20
二十四節気・穀雨、春雨が降って、百穀(多くの穀物)を潤すの意味があります。春分0°から黄経が30°(17:55)になる日です。このところ春雨は降りませんが、春爛漫の穀雨を迎えました。春の節気の最後を飾る節気で、次は立夏となり初夏を迎えます。春と夏の間、気温も最低10℃、最高20℃位の最も清々しい気候を持つ、最高の節気です。
七十二候は葭始生(あしはじめてしょうず)で、葦が芽吹き始める頃を差しています。水辺に行かれて水面に注意をすれば、恐らく葦のつんと上を向いた新芽が観える事でしょう。これを葦牙(あしかび)と言うそうです。
前奏曲 春爛漫、もう直ぐ初夏Aの記事に誤りが… 2019.04.20
先日(4月16日)記した間奏曲・春爛漫もう直ぐ初夏Aの記事に誤りがありました。それは初夏の定義を述べる際の、”春の節分を起点”にの記述ですが、これが誤りで、春の節分ではなく冬の節分でした。一般に節分と言われている立春前日の日を言います。記事を”節分(立春前日)”と改めさせていただきました。申し訳ありません。お詫びいたします。
2019年04月19日
終曲 旧暦弥生の望・満月 2019.04.19
マスコミは平成最後の満月と煩いですが、きっと来月の旧卯月の満月も令和最初の満月と騒ぎ立てることでしょう。同じことを何遍も、ほんと恥ずかしい…。
横浜で見る弥生の満月は朧な月でした。朧とははっきりしないさま、ほのかなさま、薄く曇るさま、ぼんやり、ほんのり、朦朧などを意味します。今日の月はほんのりほのかな月ですかね。されど満月、円かな月です。美しい…。
私の歳時記 旧暦弥生の十五 今日は弥生の望 2019.04.19
今月の旧暦は30日まであります。今日は十五日、しかも十五夜で満月です。されど暦を捲ってみると中秋の名月(真?の十五夜、旧暦葉月の十五)は小望月であり、満月は翌日の十六夜です。天体と暦は多少のズレを生じながらも正しく運用されているのですね。十五夜が満月とは限らないのです。
さて弥生の望は今宵の20時12分、月の出は、18時2分ですから、月が昇って暫く経てば真の満月になりますね。夜8時に東の空を眺めれば満月になる瞬間が望めます。問題は空模様ですが、今日は☁時々☀、雲の切れ間から観える筈です。是非8時に真の満月をご覧ください。
2019年04月18日
間奏曲 春爛漫、もう直ぐ初夏G アメリカハナミズキ 2019.04.18
アメリカハナミズキ
桜は終わり、山吹も散り行く頃になりました。されどまだまだ春爛漫は続きます。今は春の節分の真っ只中となり、初夏が目前となってきました。春爛漫の最後を飾るのはアメリカ合衆国東海岸原産のアメリカハナミズキ(アメリカヤマボウシ)と私は確信しています。白と紅がありますが、どちらも極めて美しい、葉が出ない内に咲くシンプルで軽い雰囲気が好いですね。春の終わりに気になる花、これを置いて他にないですね。最近は街路樹に多く植えられてきました。車で走っていると所々で見掛けます。清楚な清々しさをくれます。楽しみです。
間奏曲 春爛漫、もう直ぐ初夏F 雑草と呼ばないで 2019.04.18
キュウリグサ ヒメオドリコソウ スカンポ
アジュガ ヒメツルソウ コバノタツナミ
ハルジオン ウリカワ トゲミノキツネノボタン
ここに並べた草は野生種もありますが、園芸用に売られている種類もあります。大体に於いて、人が余り大切にしない、半ば放置している草達と言えます。それでもしぶとく生き抜いていて、観ると思わず「頑張れよ」と声を掛けたくなる生き物です。その花、全くもって健気に咲いているではありませんか。
・キュウリグサ
ムラサキ科キュウリグサ属の2年草、タネが発芽して花を咲かせ、実を付けて枯れます。株で残る事は無く、タネで更新します。属は違いますが、忘れな草に良く似ています。但し花の大きさは天と地との違いがあります。でも小さいながらに美しい空色をしています。大好きな花です。
・ヒメオドリコソウ
ヨーロッパ原産の帰化植物。シソ科オドリコソウ属の越年草(2年草と同じ、秋に発芽、冬を越し、翌春に開花結実)です。日本には本当の踊子草があります。こちらは多年草で、大きな群落を作ります。花も立派で踊り子が花傘を被っている様(さま)に見立てた命名です。
・スカンポ(スイバ)
タデ科ギシギシ属の多年草です。スイバは酸葉と書きます。雌雄異株の草で、雌株の花は赤っぽいので、この株は恐らく雌株と言って良いでしょう。異種のイタドリと混同されています。両種ともスカンポの名があり、全草に酸味があり、名の元となりました。
・アジュガ
シソ科キランソウ属の多年草です。アジュガは園芸植物で、西洋十二単の名があり、和種のジュウニヒトエを一回り大きくしたような形です。紫が美しく、和種の十二単の代わりに育てている人が多いです。強健な草で放置していても増えるくらいです。
・ヒメツルソウ
ヒメツルソウ、名は定かと思われますが、この花には余り文献が無いのですね。ネットで調べましたが、思いに適った解説は見付けられませんでした。石垣やアスファルトの隙間に生え、兎に角花が多く可愛い姿をしています。カンザシのようですね。
・コバノタツナミ
シソ科タツナミソウ属の多年草です。野草のタツナミソウの仲間で、園芸化された株が方々の庭で繁殖し、良く見かける草となりました。
・ハルジオン
キク科ムカシヨモギ属の多年草です。大正時代に渡来した北アメリカ原産の植物で、最初は観賞植物として栽培されていました。確かに美しいですものね。後に野山に逃げ出し、今日の隆盛に繋がりました。梅雨以降のヒメジョオンと並んで、日本の郊外の風景に欠かせない花となりました。
・ウリカワ
名の由来はヘラ形の葉がマクワウリの皮に似るためと言われています。オモダカ類なのですが、葉の形が違います。オモダカにそっくりな花ですが、オモダカ(沢潟、面高)の好ましい名は使われませんでした。マクワウリの皮で、ウリカワ、可哀想に…
・トゲミノキツネモボタン
キンポウゲ科キンポウゲ属の2年草、キツネノボタンは日本にもありますが、これはヨーロッパ原産のキツネノボタンです。棘実の狐の牡丹と書きまして、実に棘があるのが特徴と言われています。キツネノボタン、葉が牡丹の葉に似ているため、本物の牡丹には比べ物にならない貧相な花を持ちますが、牡丹の名を用いました。ですから狐に相応しい牡丹、まあ、差別用語ですね。
私の歳時記 昨日が春の土用入り、今日は発明の日 2019.04.18
昨日が春の土用入りの日でしたね。春の土用は昨日(17日)から春の節分(立夏の前日、5月5日)まで、今回は19日間あります。この時期が春と夏の接続点なのですね。麗らかな春から青葉茂る夏に移行する時期ですね。山の緑が青さを増す時期です。意気軒高と成りますね。
専売特許条例が公布されたのが1885年の4月18日でした。1954年、産業財産権制度の普及・啓発を図る事を目的として、毎年4月18日を発明の日とし、記念日とされました。
前奏曲 カクレ花粉症かしら? 2019.04.18
ヒノキの葉
病院で調べた事はありませんが、どうも私にもアレルゲンがあるらしく、ほぼ一年中くしゃみや鼻炎、そして目頭目尻の痒みが絶えません。まあ、そんなに重症ではありませんが、ティツシュペーパーの消費量が半端なりません。今朝は特に酷く、クシャミと鼻水が止まらず、十数回鼻をかんでいます。
人間、生きていると言う事は、様々な障害が付きものです。卒なくお医者に行って直すところは直した方が好いですね。色んな薬と出会い付き合って…。私の障害と言えば高血圧に不整脈、そして度々出て来る腰と踵の痛み、それにジンマシンとアレルギー性鼻炎と目の痒みですかね。それらと上手く付き合って、残る少ない人生をエンジョイ致しましょう。
2019年04月17日
終曲 春爛漫、もう直ぐ初夏E 庭木の藤 2019.04.17
山にある本来の藤は初夏の花ですが、庭に植えられている栽培の藤は、開花が早いようです。手厚く育てられていますからね。山に先駆けて逸早く咲くようです。
それにしても美しい藤色ですね。私は藤が大好きで、好く山に出掛け藤を眺めて来ます。藤は山桜と同様に大都会の郊外でもよく見掛けますよね。身近な得難い花です。我が団地の裏山にも山藤があります。今日、様子見をしてきましたが、未だ当分の間、咲きそうもありませんでした。
間奏曲 春爛漫、もう直ぐ初夏D ヤエザクラ(八重桜) 2019.04.17
本来の桜は5弁ですが、6枚以上の花弁を持つ桜を総称して八重桜と言うそうです。勿論自然に出来たものでなく、人間が交配をして作出したものです。花弁の枚数で、八重桜としても様々な呼び名があるようで、一重・八重咲き、八重咲き、菊咲きがあるそうです。染井吉野より重たい感じで、開花も少し遅めで、しかも花期が長いそうです。くどく鈍重な感は否めませんが、豪勢ではありますね。
間奏曲 再度間違い? お許しください 2019.04.17
初めは雄花、次に雌花で花弁があると述べましたが、どうもその白い物体は花弁では無いらしく、何と雌蕊(めしべ)ではないかと思われました。ホウレンソウの花、花らしい花で無い、結構難しいものでした。たった今、良く調べてみました。間違いなく雌蕊でした。お騒がせしました。
間奏曲 春爛漫、もう直ぐ初夏C 我が庭の野草・ニリンソウとサクラソウ 2019.04.17
ニリンソウ サクラソウ
春の代表的な野生の花、ニリンソウとサクラソウ。昔、野の花に魅了された私は、機会あるごとに苗を手に入れました。勿論野生の株を引き抜いたりはせず、地方の山野草屋の売店などで仕入れました。この二つの花も十数年前に手に入れたものです。庭に植えてから今日まで、この二つの草は、十数年を生き抜いてきたのです。百は下らない苗を棟の北東に植えたのですが大半は消滅し、十数種類が生き延びております。生き延びているサクラソウとニリンソウ、毎年この時期に姿を見せてくれます。有り難いものです。
・ニリンソウ
一茎に二輪咲くからニリンソウと呼びます。反日陰位の湿潤の地が好みで、乾きやすい地には生育しません。泉の傍や川の畔などが適地と言えます。良く群生する草で、一面の白い花の褥(しとね、敷物)になります。葉も美しく、芳醇な佇まいを魅せます。
・サクラソウ
河川の氾濫原を好む草です。梅雨や野分の頃、川は氾濫を繰り返します。すると上流から土砂が流れて来て堆積します。サクラソウは当年の根よりも上に新芽が出来る性質を持ちます。ですから氾濫で新しい土が運ばれれば、芽が地上に晒されなくても済む訳です。サクラソウにとって都合が良いのです。鶏が先か卵が先か?、サクラソウはそんな川の氾濫原に適した身体作りをしてきたのでした。現代では河川の護岸整備が施され、氾濫原は減少しました。それによりこの草も減少し、絶滅が危惧されています。
前奏曲 ああ満開、三春の滝桜 2019.04.17
日本三大桜や五大桜の名称があり、中には日本古来の千年を超す桜も存在します。三大桜は、甲斐の神代桜(じんだいざくら)が筆頭で樹齢2,000年、紅色の比較的濃い江戸彼岸桜の古木で、日本最古と言われています。二番手が岐阜県本巣根尾谷の淡墨桜(うすずみざくら)で樹齢1,500年、やや淡色の桜で、これも江戸彼岸桜の古木です。三番手に控えしは福島三春の滝桜(たきざくら)で樹齢1,000年、エドヒガン系の糸桜(枝垂桜)で、花は一重の紅枝垂れ桜です。
今丁度、この滝桜が満開を迎えているとニュース・トピックスが伝えています。紅色の濃い一重咲きの紅枝垂れ桜で、その華麗に枝垂れる様がまるで滝のようだとして滝桜の異名があります。三大桜の三番手ですが、その華麗さは日本一、否、世界ナンバーワンの桜と申して過言では無いでしょう。
憧れつつも、その地獄の混雑に二の足を踏んでいる私です。三大桜の内の神代桜しか観ていない私、桜を語る資格は無いですが、この滝桜ともう一つの淡墨桜、死ぬまでに一度は観たいものです。桜の語り部として名を挙げたいです。
2019年04月16日
終曲 記事の訂正があります 2019.04.16
先日の4月11日付けの「我が菜園の青菜たち」の記事の写真で、ほうれん草の花を雄花と記してしまいましたが、どうやらそれは雌花であったようです。
良く観ると細く白い雌蕊(めしべ)のようなものが観えます。これは雌花の特徴のようで、間違えを正し、書き換えました。ご容赦ください。
間奏曲 春爛漫、もう直ぐ初夏A 雑草と呼ばないで 2019.04.16
初夏とは何時なのでしょうか? 旧暦の暦を観るとそれが判ります。大体、節分(立春前日)を起点に、それを過ぎると早春(睦月、新暦2月)、仲春は如月(新暦3月)、弥生は晩春(新暦4月)、そして卯月が初夏(新暦5月)、皐月が仲夏(新暦6月)、晩夏が水無月(新暦7月)、文月が初秋(新暦8月)、葉月が中秋(新暦9月)、長月が晩秋(新暦10月)、神無月が初冬(新暦11月)、霜月が仲冬(新暦12月)、翌1月が師走で晩冬と言う勘定になります。従って初夏は卯月で、現代の新暦では5月です。立夏から芒種までと言えます。
タネツケバナ トウダイグサ ブタナ
キランソウ タンポポ タンポポの実(綿毛)
郊外の何処の荒れ地や空き地でも観られる野生花、こんな草を愛するのは子供と自然愛好家、彼らは、それだけ美に純真なのですよ。私はこんな郊外の散歩道が大好きです。常に目をキョロキョロさせ不審者と見紛う風情をしています。されどスケベ心を膨らまし、女性を見定めるには都会の商店街(みなとみらいや元町など)が良いのですよ。郊外や山道では花花🌸、花が最良の友達です。
・タネツケバナ
田圃の畔や湿地、水辺などに自生するアブラナ科の越年草(秋にタネから芽を出し、春に花咲き結実する草)。群れて咲き、水辺を白で飾ります。
・トウダイグサ
昔の座敷の燭台(燈台)に姿が似ているので、トウダイグサと呼ばれます。まだ蕾のようですね。黄色の花が観えていません。毒草なので、触らないでください。汁が肌に着くと肌が被れます。
・ブタナ
タンポポと同じような花を咲かせます。綺麗ですね。但しタンポポよりも悪質で、大群生し、根生葉が芝生を覆い尽くし、芝生を枯らしてしまいます。
・キランソウ
シソ科の草、地獄の釜の蓋の別名があり、閻魔様の子分のような存在? でも意外と綺麗です。
・タンポポ
西洋か東洋か関東か関西か東海かハーフかクォーターか判りませんでしたが、美しい花と可愛い綿毛で子供が大好きな草。Yちゃんなどはこの綿毛を次々に摘んで、息吹きまくります。ジイジと孫達の絆・タンポポ、大切な草です。
間奏曲 春爛漫、もう直ぐ初夏@ ミツバツツジとシャクナゲ 2019.04.16
ミツバツツジ(三つ葉躑躅) シャクナゲ(石楠花)紅と淡紅
桜が終わると咲き始めるのがツツジ類、シャクナゲやミツバツツジなどが早く咲き出します。ツツジには多くの種類があり、つつじの他にシャクナゲ、サツキ、アザレア(西洋ツツジ)などがあります。色取り取りであり、紫系、紅系、薄紅、朱色、白など様々な色のツツジが野や山、そしてそれから品種改良された庭のツツジも豊富に出回っています。山桜が終われば山にはヤマツツジ、ミツバツツジなどが群れて咲きます。その美しさは庭のツツジの比ではありません。
写真のミツバツツジは母が入所している老健の庭に咲いたミツバツツジです。ミツバツツジは淡い紅紫色です。これほど鮮やかな紅紫はそうそうないですね。関東中部地方が生育地です。その群生地は桜に勝るとも劣らない、色鮮やかな花園を創生しています。
派手なシャクナゲは一般家庭の庭木が多いですね。花が一枝に固まって、立派なボリュームで咲きます。
ツツジの花言葉
全体では慎み、赤花は恋の喜び、白花は初恋です。私の印象では慎みは的外れ、恋の喜び、初恋は当て嵌まります。慎み深くなく、派手な花の部類です。
前奏曲 Rくんと遊ぶ 2019.04.16
昨日今日と好い天気が続きます。今が秋の白露から立冬までのふた月と並ぶ春の一番好い時期ですよね。清明から芒種までのふた月、一番過ごし易い春から初夏の時期ですね。鶯が鳴き、桜が咲き、しばらくすれば藤が咲き、不如帰が鳴きます。目に青葉が染み、初鰹(アニサキス怖いけど)が美味しいですね。本当に素晴らしい日本の季節の白眉です。
そんな中、昨日は仕事に行く前のしばらくを、Rくんと玩具遊びや公園散歩に費やしました。玩具に強い興味を示すRくん、次々と取り出しては私に紹介するのです。その度に、私は「アンパンマン」、「ミッキーマウス」と答え、同意を得ます。するとRくんは至極満足、それがRくんの知識欲の快楽の一つなのでしょう。意気軒高としています。
オネムそうになったので、今度はバギーに乗せて公園を目指しました。途中には庭の花そして野の花が咲いていました。今の時期は庭ではアイリス、空き地では爪草に蒲公英、公園の山の土手には、立壺菫に木苺の白い花が咲いていました。桜も微妙に残っていて、春爛漫を通り越して春満々となっていましたね。玩具と違い、今度は私が説明してやりました。「ほら、アカツメクサだよ、こっちはシロツメクサ、タンポポの綿毛、これがタンポポだよ」と一本手折ってRくんに渡しました。
その内、バギーの中は静かに…、あらあら、Rくんはネンネしちゃいました。Rくん、寝ちゃったのにしっかり左手でタンポポを握り締めていました。そう言えば昔、Yちゃんもそうでしたね。ネンネしてもしっかり最後まで、タンポポを握りしめていました。ネンネしても意識の端に握った手があるのですね。
おうちに帰ってベビー布団を敷いて、Rくんはぐっすり、私は仕事に出ました。
2019年04月15日
終曲 東急世田谷線の車両 2019.04.15
今日はNちゃんYちゃんRくん家から出勤する変則的な仕事になりました。KさんがNちゃんの学校に用事があるとの事で、妻がRくんの子守りを頼まれました。勿論、妻は車を使うのですが、女性が一人で高速道路を使って移動する事は、少しきついですね。そこで今日は私がNちゃんYちゃんRくん家まで妻を送ってその後、そこから徒歩と電車で仕事先に出たのでした。
小田急で伊勢原から豪徳寺まで行き、近所の世田谷線の山下から三軒茶屋で乗り換え、田園都市線の池尻大橋で下車し、お客様のお宅へ…。初めて乗る東急世田谷線、感激しました。赤や緑に黄色に青の車体を持つカラフルな世田谷線の車両、素敵でした。2両編成の路面電車風の電車でした。そのロースピード、少しイラつきましたがね。2両で4つの扉がありますが、両端の2ドアーが入口専用、中の2ドアーが出口専用、こんなの初めてでした。中に入ったらなるべく出口方面へ移動しなければいけないのですよ。入口からは出られませんからね…
間奏曲 もう直ぐ端午の節句、Rくんの兜と鯉幟 2019.04.15
2019.04.15撮影
後20日程で端午の節句、Rくんは幸せ者です。昨年に、あちらのじいちゃんばあちゃんからは武田家縁の兜の模倣品が、我等ジイジバアバからは郡上八幡藍染の鯉幟がプレゼントされました。今年もしっかりKさんが、二つの逸品を飾り付けました。思いを込めた贈り物でも、毎年出すのは気苦労がいるもの、私は少し反省をしています。出したり仕舞ったりが大変ですからね。目出度い物にも裏方の苦労はあります。ご苦労様Kさん…。
でも好いですね。いぶし銀の底光りのする武田の兜。青空に映える郡上本染めの鯉幟。
前奏曲 天気回復へ 暖かくなります 2019.04.15
昨日は”みをの会”で、みなとみらいを歩きました。街はほんのり桜色でしたが、今朝の未明からの雨で、愈々桜は終いとなりました。我が棟南面の巨大桜も葉桜に変貌中ですね。また来年を楽しみに…
未明の雨で道路は濡れています。しかし陽射しも出始めており、回復傾向にありますね。今日の徒歩の仕事に差し障りはなさそうです。今日はチョイと変則的な仕事で、伊勢原のNちゃんYちゃんRくん家へ行ってから徒歩で仕事に向かいます。何の用事か判りませんが、妻がNちゃんYちゃんRくん家に行くと言うものですから、帰りの夜の妻の運転が心配なので、私も同伴し、Rくんと遊んでから徒歩で仕事に行こうと思っています。天気回復が何よりの朗報です。
2019年04月14日
音楽夜話 みをの会、見事に終了しました 2019.04.14
今日はナッチャンこと三上夏子が伴奏ピアニストとして出演した、”みをの会”第24回コンサートが行われました。私達夫婦はナッチャン、そして声楽家の大関はるみ先生、そしてお友達で私のお客様のピアニスト・山田小夜子先生の演奏を聴きました。でもその前に腹ごしらえ、コンサートはみなとみらいホールで行われたので、その前に私達はクイーンズスクエアにあるイタリアン・ベシェドーロでランチを頂きました。ピザにサラダに前菜、大変美味しゅうございました。そして特筆すべきはここのウェイトレスの可愛さ!、巨乳の美人ばかり揃えていました。
”みをの会”はみなとみらいの横浜みなとみらい小ホールで行われました。出演者の親戚や友人、多くの知己の方々が聴衆となりました。それでも200人余りが駆けつけてくださり、盛況の内に始まり、万雷の拍手と共に終了しました。素晴らしいコンサートでした。
1、ソプラノ独唱 大関はるみ
ピアノ:三上夏子
・ねむの木の子守歌 詞:美智子皇后陛下
曲:山本正美
良く知られている美智子様のねむの木の子守歌。
ねんねの ねむの木 ねむりの木
そっとゆすった その枝に
遠い昔の 夜の調べ
ねんねの ねむの木 子守歌
美智子様が高校生の時に作った詞だそうです。ねむの木は夜になると葉が閉じるのですね。だからねむ(合歓)の木。共に眠る意味。
・小さな窓 ・翼 武満徹作詞・作曲
奥ゆかしい音楽、以下の西洋音楽には余りない、慎ましやかな歌、日本の歌です。
・四月 トスティ
・オペラ「アンドレア・シェニエ」より「亡くなった母を」 ジョルダーノ
ドラマティックなオペラのアリア、フランス革命をテーマとした物語で、数寄な人生に弄ばれた女性の歌。感動無くては聴けません。
美しい声と歌い回し、柔かなピアノ音に溶け合って、見事な歌唱でした。
3.ピアノ独奏 山田小夜子
・エチュード Op.10-12「革命」 フレデリック・ショパン
・バラード.4 Op.52 フレデリック・ショパン
いずれも難曲中の難曲ですが、「革命」はパフォーマンスに明け暮れていて、命名した友人のフランツ・リスト好みのテクニック重視の曲です。やはり悲歌(バラード)の方が悲しみの深い感情が表されていて名曲です。小夜子先生は難なく弾きこなし、ショパンの悲しみを掬い取り、ピアノ音に籠めました。
終曲 KさんKくん結婚記念日おめでとう 2019.04.14
4月14日と言えば、我が次女・Kさんの結婚記念日ですね。7年前の今日、KさんはKくんと結婚しました。結婚式当日は泣かなかった私ですが、翌日ふとしたことで新婚旅行中のKさんを思い返し、我が机の椅子に座って号泣したのでした。未だ若かったKさん、掌中の珠を手放した思い込みに依り、私は少年のように大泣きをしたのでした。あれから7年、3人の孫を生んでくれ、私にジイジの喜びを与えてくれました。Kさん・Kくん有難う、結婚記念日おめでとう!
前奏曲 昨日今日は音楽会 2019.04.14
昨日は大田区ハイドン室内管弦楽団のコンサート、大田区民ホール・アプリコ大ホールで開かれました。曲目はウェーバーの「魔弾の射手序曲」、ハイドンの交響曲第99番変ホ長調、それにシューマンの交響曲第3番変ホ長調「ライン」でした。1回席は満員、私は2階席の中央に陣取り、ゆったりとホール下段の舞台から轟渡る音響を浴びました。人それぞれに好みがあると思われますが、オーケストラのコンサートでは勢い、私はホール後ろの席を選びます。勿論プレーヤーの顔などは観られませんが、音楽はカチッと固まって聴こえ、音楽のアウトラインが鮮明になります。音楽の本質が見え易いのです。ホール全体の響きとして捉え易いのです。
演奏は快調でした。金管(特にホルン)を除けばシッカリした合奏で、聴き応えがありました。されど選曲が今一つでしたね。エンタの「魔弾の射手」は兎も角として、ハイドンの99番、明るい曲でしたが没個性でしたね。この作品番号辺りでは「驚愕」、「軍隊」、「時計」、「太鼓連打」、「ロンドン」など、傑作が続いているのですが、それらの中では埋もれた存在と言えますね。まあ、ハイドンシンフォニー全曲演奏を目指しているオーケストラですから致し方ないですが、やや地味な作品でした。
シューマンは❓❓❓でしたね。ホルンが❓❓❓、弦が美しく歌っているのですが、ホルンの立ち上がりの音が不揃いで、聴いてる方はずっこけますね。アマチュアオーケストラの最大の弱点・ホルンが残念でした。シューマン、ピアノ曲や歌曲は並ぶもののない傑作を残していますが、交響曲はね❓❓❓。今一つ、強いモチベーション(意欲、動機)が足りませんね。シンフォニー作品ではシューマンはアマチュアです。ベートーヴェンやブラームスのような強いモチベーションがありません。
今日は三上夏子が歌の伴奏で出演する「みをの会」が行われます。何時もの大関はるみ先生の歌う歌曲やアリアの伴奏です。楽しみです。
2019年04月13日
私の歳時記 2019年旧暦弥生の上弦の月2題 2019,04,13
17:24の上弦の月 19:04の上弦の月
夕方薄暮前の月と日没後の月、2題の上弦の月を撮る事が出来ました。角度が違うのは太陽の高さによるもの、日没前と日没後では月よりも高い太陽の時は、弧が上で弦が下になり、反対に太陽が低くなってからは、弧(弓)が下に弦は上になります。月の角度も少し下に下がっていますが、月の中の模様を観れば、反射光を放っている地域が変っています。太陽が沈んで下から光線を当てているからです。
私の歳時記 今日は旧暦弥生の九・上弦🌓 2019.04.13
春爛漫の旧暦弥生の九日、横浜は一頻りの桜が終わってチョイと中休み、花鳥風月の内の花(桜)は終わり、風は北風ですが、月は上弦ですし、庭の鳥はコゲラ(小啄木鳥)が鳴いていて、静寂の中「ギーッ、ギーッ」と存在を知らしめています。日本の美・花鳥風月は絶えることがありません。
今日は上弦の月、その月の上旬の半月(弦月)を上弦と言います。月齢は8.1、11:10が月の出で、0(24):53が月の入りとなります。ですからまだ月は上っていません。夕方に南中するので、その時間が一番良く観えるでしょう。午後になれば太陽が出ていても東の空に白い半月が観えます。黄金の月も好いですが、白い月も乙なものです。
前奏曲 内田嶺衣奈アナ観ました 2019.04.12 24:15
私が大好きな女子アナの屈指の一人・内田嶺衣奈アナ。毎金曜の24:10〜55まで、フジのLive News αでメーン・キャスターを務めています。昨日は久しぶりで嶺衣奈ちゃんを観ました。相変わらずのソプラノの声で、笑顔を交えてのエンタ性のあるその軽いアナウンスが素敵でした。私はむしろ、話の内容よりも音声でウットリとしてしまいます。深夜の番組で、後は寝るだけですから打って付けのアナウンサーですね。深窓の令嬢風の美貌、そしてその容姿にぴったりのソプラノの声のアナウンス、フジ1の女子アナです。
声の良い女子アナ三羽烏
・TBS=音域アルト=小林由未子アナ、良く通る低音の魅力。きっと口内の空洞の共鳴が良いのです。
・フジ=音域ソプラノ=内田嶺衣奈アナ、美貌にピッタリの明るい高音、思わず微笑んでしまいます。
・テレ東=音域メゾソプラノ=大江麻理子アナ、落ち着いた中音の美声、滑舌も抜群、女子アナの鏡。
女声3声域の最も声の美しい女子アナです。
2019年04月12日
終曲 總持寺@ 大祖堂の報恩大授戒会 2019.04.11
昨日は約20,000歩を歩いて、仏殿の巡礼を行いました。予め予定していたのは、鶴見の總持寺、弘明寺の弘明寺観音、富岡の富岡八幡宮、金沢文庫の称名寺でしたが、何せ母の面会までしたので大幅遅れ、曹洞宗大本山の總持寺と高野山真言宗の弘明寺観音までとなりました。
巨大な大伽藍・大祖堂 授戒会の告知板
總持寺は福井の永平寺と並ぶ曹洞宗の大本山、その規模は永平寺に決して劣らない壮大なものがありました。但し、永平寺と異なっているのは、コンクリート造りの伽藍が多く、その古の古刹の佇まいはありませんでした。ガッカリでした。まあ、都会の大伽藍、致し方なかろうかとも…。
今月の十日から十七日まで、この大祖堂(開山堂と法堂を兼ねた本堂の客殿、各種の法要が行われる)で報恩大授戒会(ほうおんじゅかいえ)が行われていまして、この日もその儀式に立ち会えました。土間に観光客用の椅子が設えてあり、私たちは椅子に座って和みながらの参加となりました。行き成り雷のような大太鼓が打ち鳴らされ、驚愕の内にそれは始まりました。マイクは使っていますが、大導師(禅師)の戒(心身の過ちを犯さぬための”いましめ”)を授ける朗々たる読経(声)が圧巻であり、大伽藍に木霊し、厳かな法悦の気分にさせてくれました。好きですね読経、曹洞宗のお坊さんは上手です。
前奏曲 最低気温高く、最高気温低い? 2019.04.12
これが春の気候なのかもしれません。ここ数日、昼夜の気温が不連続で不規則です。普通最低気温は早朝に出るのですが、10日は昼夜が逆転していました。今日も最低気温は8.8℃、4:16の記録ですが、どうやら今日は晴れないようで、予想では、最高気温は10℃を少し上回るくらいしか上がらないようです。一日同じような気温の日となりそうで、今日は肌寒い一日かも知れませんね。
2019年04月11日
間奏曲 我が菜園の青菜たち 2019.04.11
ほうれん草(雌花付き) セリ
パクチー パセリ シュンギク
我妻がプランターで、タネ蒔きから育苗して栽培したものです。時々、ここから摘んでは惣菜になっています。ほうれん草ですと玉子とじ等、セリですと鍋の具材、パクチーは勿論フォーに入れますね。私がフォー好きのパクチー好きなので、直ぐ食べつくしてしまいますが、零れダネによる発芽か、根が残っていたのか、未だに残っています。パセリはサラダの付け合わせ、勿論刺身の妻にも利用します。シュンギクは鍋も好いですが、天婦羅が最高ですね。素晴らしい香りの天婦羅が出来上がります。
前奏曲 気温上昇に転ずる 2019.04.11
昨日(10日)の20:38を底(3.6℃)に、気温は徐々に上昇しており、今日の5:58に7.3℃まで上がりました。良く晴れており、北風は未だ強いですが、日中は暖かくなるでしょう。この先は次第に暖かくなるそうで、20℃前後になり、好い陽気の春本番となりますね。横浜では桜は終わって仕舞いましたが、これからはツツジにフジが色を競うでしょう。楽しみはまだまだ広がります。
2019年04月10日
終曲 最低気温3.6℃(20:38) 寒かったですね 2019.04.10
季節外れの寒波、寒かったですね。現代のどの家でも暖房が完備していますから、どーってことないですが、外仕事の人は辛いですね。車も直ぐに暖房が温まらないですから、結構大変です。まあ、温まって仕舞えば天国ですがね。天国と地獄、平素の毎日にも結構ありますね。
ブラックホールの写真が写されたとか、ノーベル賞並みの偉業ですね。世界中の電波望遠鏡を駆使すると言う快挙、その視度は月に置いたゴルフボールが観えるくらいなのですって! 凄いですね。ブラックホール、銀河の要にあるそうですが、果たしてその実態は? 次第に謎が解かれていくのでしょうが…???
間奏曲 蛍の夕べ、今から楽しみ 2019.04.10
ホタルの沢 ホタルの沢上流 旧燈明寺本堂
桜からは離れますが、三溪園には素晴らしい谷と沢があります。旧東慶寺と臥竜梅の梅林の間辺りにある原水地から流れて来ているようで、清冽な水が覗けます。小さな沢ですが、それなりの水量があります。ここに春早くホタルの幼虫を放流しているようです。その後、ここで育ち、梅雨の初めに光り始めます。三溪園では蛍鑑賞会の「蛍の夕べ」を催しています。金・土・日には旧燈明寺本堂を開放、ホタルの生態を説明する観察コーナーが設けられるそうです。私は、今年絶対に行きます。
間奏曲 生兵法は更迭の素、桜田さん 2019.04.10
政治に興味や知識のない人が大臣になってしまいました。殆どお勉強らしいお勉強はしていらっしゃらなかったようですね。まるで私が大臣になったようです。しかし社会通念や地理的知識に於いては私の方が勝るかも知れません。石巻市を”いしまきし”と言ったり、”復興よりも一大臣が大事”と言ったり。言うべきでない”残念”を言って仕舞ったり、ホントに政治家としてまた人間としても残念な生兵法の素人なのでした。桜田五輪相、お疲れさん!
間奏曲 Rくん、遂に歩く 2019.04.10
これまでこの紙面には載せていなかったRくんの唯一の心配事は、昨日まで歩けなかった事でした。最初は”いざり”から始まり、もっぱらハイハイもせずに1年と数か月を”いざり”で過ごして来ました。ところが最近になって頻繁にハイハイをするようになって、高這いまでするに至りました。伝い歩きもし、お座りからその場で立てるようにもなり、歩行は時間の問題と思われました。それでもRくんはノンビリの晩稲(おくて)で、そんな微笑ましい性質を持った子供でしたね。やっと、今日あるき始めました。先ほど歓喜の写メールが届きました。NちゃんとYちゃんの間2Mを行ったり来たり、満面の笑みで歩いていました。歓声が上がっていました。O家期待の男子、一歩が出ました。私、ホロリと来ました。そしてNちゃんYちゃんの歩き始めた時の満面の笑みが、またしても私の脳裏に燦然と浮かび上がりました。あの喜びが三度! 三度目の快哉! 1年8ヶ月の第一歩でした。
前奏曲 只今室温16℃☂、真冬並みにはなっていません 2019.04.10
昨夜の各テレビの天気予報で、明日(今日)は真冬並みの寒さになり、関東甲信越静岡の山間部では積雪の心配ありと、警告を出していました。先ほど起きてみた所、何時もと変わりなく、暖かい朝でした。それでも横浜の毎正時の気象データを観てみると、7:50に6.9℃を記録しました。未だに下降しているようで、昼過ぎ辺りには雪がチラつくかも知れませんね。
こんな日に仕事、仕方ありません。行って来ます。
2019年04月09日
終曲 有難う桜、また会う日まで… 2019.04.07
染井吉野 山桜 大島桜
三溪園には色々な品種の桜が植えられていましたが、私が関心を示したのは以上の3つの桜でした。里桜の女王・染井吉野、日本の春山を彩る山桜、そして多くの里桜の親となった大島桜が素敵でした。日本の春を彩る日本の宝物、どんな花よりも美しい…
間奏曲 三重塔に薄桜 2019.04.07
旧燈明寺三重塔
南門から入ってS字の道を道なりに辿れば正門まで行き当ります。この道の東西に内苑と外苑が区切られています。入って直ぐ、外苑の山を登れば旧燈明寺三重塔に至ります。三重塔は大池周辺に足を延ばせば、至る所で垣間見えます。室町時代・康正3年(1457年)に京都木津川に建立、その後燈明寺は廃寺となったため、大正3年(1914年)にこの三溪園に移築されました。関東最古の木造の塔で、国の重要文化財に指定されています。
間奏曲 水と桜と名建築 2019.04.07
桜と睡蓮池に鶴翔閣 谷と木立と旧矢箆原家合掌造り住宅
二つの写真には三溪園の優れた建築が写っています。チョイと見難いですが、二つとも茅葺の屋根が僅かに姿を見せています。左が睡蓮池の丘にある鶴翔閣、右が谷深くの木立の中にある合掌造り・旧矢箆原住宅です。
・鶴翔閣=上空から観ると鶴が飛翔しているかのような姿をして、鶴翔閣と名付けられました。明治35年に三溪の自宅として建てられました。ここを起点に三溪は日本各地から次々と名建築を移築し、膨大な三溪園を造成しました。横浜市指定有形文化財。
・旧矢箆原家住宅(きゅうやのはらけじゅうたく、合掌造り)=江戸後期に建てられた合掌造りの農家の住宅。飛騨白川郷より昭和35年に移築されました。飛騨の三長者の一人と言われる矢箆原家、式台玄関、書院造の座敷、寺院に用いられる火灯窓が付けれれた立派な合掌造りの建物だそうです。重要文化財。現在でも囲炉裏で火を焚いているそうです。中に入れます。
前奏曲 葉桜の中に四十雀(シジュウカラ) 2019.04.09
花散らしの北風が強い朝、我が棟南面の桜も観るに忍びない姿となりました。花弁は減り、葉が浮き出て来ましたね。そこで観ると四十雀が懸命に花弁の落ちた桜の蜜を舐めに来ています。桜の蜜、嘴の短い小鳥では、平素、その蜜は吸いにくいのですが、こうなればしめたもの、たんまりの御馳走に有り付きました。余り動く事をせずに、蜜吸いに全力を尽くしていました。健気でした。
2019年04月08日
終曲 三溪園の花筏 2019.04.07
その畔に横笛庵がある沢があります。その沢は大池に注いでおり、その注ぎ口は瀞場となっており、降り注いだ桜の花弁が吹き溜まりとなり、花筏を造りあげていました。
花筏と名乗るものに、二つの異なった意味合いがあります。一つは、花が散って水面に浮かび流れるのを筏に見立てて言う言葉。もう一つは、ミズキ科の低木で、葉の上に小花を付け、これを、花を乗せた筏に見立てた植物の名としたもの。この写真は前者で、桜の花びらの吹き寄せの筏を言ったものです。櫻花の最後の美、これでお別れの有終の美、愛しいものです。
間奏曲 水と桜の風景 三溪園 2019.04.07
南門を潜り真っ直ぐ道を歩むと、原三溪の碑に行き当たります。その右手には3軒の茶店があり、この日は満員御礼の風情で、テイクアウトの客の行列が蜷局を巻いていました。その前に高浜虚子の句碑があり、その先が満々と水を湛えた大池になります。絶景でした。水に映る山影と桜、清々しい青空、正に山紫水明と櫻花のコラボレーションにしてグラデーション。変幻自在の光景がありました。
間奏曲 春の食卓 2019.04.08
タケノコご飯の筍、味噌汁の浅蜊、煮物の蕗、春の山海の旬のものです。今宵、妻が作ってくれた春の食卓です。どれも私の大好物です。特にタケノコには目がありません。爽快な香り、柔らかいけれど歯応え歯触りが素晴らしいその噛み心地、最高ですね。タケノコご飯は、筍とご飯の香りが溶け合い独特の風味がありますね。ベストコラボレーションですね。
間奏曲 春ですねN 三溪園の草たち 2019.04.07
クサノオウ オオイヌノフグリ ムラサキケマン
タチツボスミレ ヤマブキ
三溪園には門が二つ、正門と南門があります。マンダリン・ブラフが眼前に迫る豪快な景観を求めるなら、南門から入ると好いでしょう。嘗てここは本牧の海縁、昭和の半ば頃までは海水浴場でした。浜っ子の我妻は、ここで潮干狩りをしたとか…。何と60年前の事、幼稚園生だった幼子の妻はアサリを掘ったそうです。記憶力抜群、今のNちゃんみたいですね。海と山の風情を思い描きながら園路を進むと、桜の足元には春の草達が花開いていました。それは色取り取りで毒草も含み、個性極まる花達でした。
・クサノオウ
アヘンの代用品ともなった名うての毒草、強い鎮痛効果があるためガンの痛み止めとしても過去には使われました。名は草の王、あるいは瘡(クサ)の王と漢字が当てられました。瘡(クサ)は皮膚病の事、クサノオウは皮膚病の薬としても重用されました。
・ムラサキケマン
紫華鬘と書きます。華鬘(ケマン)とは仏堂を荘厳にする飾り物。金銅製や皮革製があります。唐草模様などを透かし彫りにしたもので、下縁に鈴などを垂らします。複雑な美しさを持つ草の葉が、この華鬘に似ているためにこの名になりました。
特異な生活史を持つ草で、春咲いた花が6月頃にタネが出来ます。それが年を越し翌年の春に発芽し、初夏まで生育しますが、地下に団子状の塊茎を残して地上部は枯れます。そして秋になると再び活動して葉を出し、年を越します。春に花茎を伸ばし、紫の筒状の花を咲かせます。
やはり毒草であり、全草にプロトピン(ベンジルイソキノリン系のアルカロイド)が含まれています。誤食すれば、嘔吐、呼吸麻痺、心臓麻痺を引き起こすそうです。
前奏曲 花散らしの雨 2019.04.08
6時頃から降り出した雨、我が棟前のターン場に散った桜が花の絨毯になっていました。今朝の花散らしの雨で、今年の横浜の桜もお終いとなりました。無残にも葉桜となり、落ちた花弁が最後の栄華を魅せていました。
団地には掃除のオジサンがいますが、晩秋の落ち葉の時期とこの桜吹雪の時期、実に重労働を強いられます。お会いすると「お疲れさま」の声を掛けています。
私の歳時記 今日はお釈迦様の誕生日・灌仏会(かんぶつえ)・花まつり 2019.04.08
伝説として伝えられているのですが、大乗仏教の日本では、この4月8日をお釈迦様の誕生日としており、灌仏会と呼ばれます。また花(桜)の時期でもありますから、花まつりとも呼ばれています。更にお釈迦様の生まれたルンビニ園では花の咲き乱れる頃で、花まつりや花会式と呼ばれるようになった説もあります。この場合の花は桜とは限らないようです。別称としては、降誕会(ごうたんえ)、仏生会(ぶっしょうえ)、龍華会(りゅうげえ)とも呼ばれます。
寺院ではお釈迦様の生まれた時の言い伝えとして、お釈迦様に九頭の龍が清水の産湯を掛けたとされます。従って今日の日本の寺院もそれに倣って、右手を天に向け左手を地に向けた釈迦像に、甘茶を掛ける儀式が生まれました。私も子供の頃に近所の寺に行き、お釈迦様に甘茶を掛け、潤沢に灌仏桶の中にある甘茶を頂いて帰ったものでした。でも余り美味しくありませんでした。
甘茶=山地に自生するアジサイ科のアマチャの葉を蒸して揉み、乾燥させ、それを煎じて茶のようなものにした飲料、甘味がある。
参考:上江洲規子さんの記事、ウィキペディア事典
2019年04月07日
間奏曲 本牧の急崖・マンダリン・ブラフ 2019.04.07
マンダリン・ブラフ 崖の黒松
選挙に行き母を見舞ってから、妻の母・義母を誘って花見に出かけました。義母に希望を託したところ、本牧の三溪園の桜が観たいと申したので、三溪園へ向かいました。途中大岡川の橋を渡る際、大勢の花見客に圧倒されました。大岡川、素晴らしい満開でした。そして根岸の森林公園の桜を車窓から眺め、本牧市民公園の駐車場に車を付けました。
駐車場からは芝地・砂利道を歩き、三溪園に入りました。三溪園入園料、上がりました。シニアでも¥200取られました。まあ、3人シニアでしたので、計¥600でしたがね。
入園の前の途中には、水郷が廻らされ、夥しい睡蓮の葉が水面を覆っていました。その正面には崖がそそり立ち、その壁面の色はオレンジ色掛かって観えました。これがペリーの名付けた名高いマンダリン・ブラフ(マンダリン色の崖)で、何とその垂直の崖には一本の黒松が根を張り起立していました。凄い生命力でした。
私の歳時記 旧暦弥生の三 今日は旧上巳の節句、ひな祭り 2019.04.07
昨日当たり、山梨で桃の花が満開になったとの季節便りがありました。そうですね、江戸の本来の桃の節句は、この時期に行われていたのですね。今日は、旧上巳の節句で、ひな祭りの日です。
人日(七草)・上巳(桃)・端午(菖蒲)・七夕(笹竹)・重陽(菊)、旧暦から新暦に変わったが故に、季節感ゼロの節句ばかりになってしまいましたね。もうそろそろ、こう言った行事は旧暦に戻して行ったら如何ですかね。桃花ある春爛漫の仄かに暖かくなった気候でのひな祭り、きっと素晴らしい節句になるでしょう。春は名のみの季節で促成栽培の桃を飾るより、春爛漫の本物の桃の季節にひな祭りはやりたいものです。
2019年04月06日
終曲 中国・モンゴルからの贈り物・黄砂 2019.04.06
春になると中国・モンゴルからやって来る贈り物があります。黄砂といいます。北緯40度前後の大陸奥地は降水量の少ない地域、広大な砂漠が広がっています。タクラマカン砂漠やゴビ砂漠がそうで、春になると乾燥が進み、低気圧の影響で砂が舞い上がり、偏西風に乗って、日本にやって来るのです。車のボンネットや屋根を白く染め、砂ですから塗装面を傷つけます。しかも洗濯物を汚し、最悪の場合は、呼吸器にも影響を及ぼします。PM2.5も同様で、中国は有難迷惑な贈り物をくれるのです。戦後のアホな植林事業のため、杉ばかり植えて花粉症を蔓延させた日本も愚かさではご同様ですがね…。
間奏曲 春ですねM 2019.04.06
碇草(イカリソウ) 花韮(ハナニラ) 大犬の陰嚢(オオイヌノフグリ)
菫(スミレ) 西洋蒲公英(セイヨウタンポポ)紅枝垂れ桜
少しそこら辺りを歩くと可愛い花に出会えます。まるで妖精のように不可思議な色(艶)を秘めて何気なく咲いています。この春の出会い、私は毎年、それを欠かしません。共に生きる身として、これらに思いを託しています。春の喜び、愛する喜び、人は花を愛します。そして花は人を愛してくれます。そうでなければ、これほど美しく物語りません。
・イカリソウ=船の碇に似るため碇草となりました。自然の造形の神秘ですね。
・ハナニラ=ネギ科なので、韮のような匂いがします。ベツレヘムの星の愛称があり、東方の三賢者をイエスの元に導いた星に因みます。
・オオイヌノフグリ=イヌノフグリの仲間で、イヌノフグリより大きいからオオイヌノフグリの名があります。大犬ではありません。フグリは陰嚢と書きます。睾丸とも言いますよね。所謂、キンタマです。実がキンタマに似ているのです。可哀想に…
・スミレ=菫と書き、スミレ類の代表花。日当たり抜群のアスファルトの裂け目が安住の地。
・セイヨウタンポポ=春の黄色の代表ですね。芝生や道端に多いです。子供が殊の外好きな草、Yちゃんも大好き!
・ベニシダレ=江戸彼岸桜の枝垂れ品種です。所謂、変種ですね。エドヒガン同様長命で、樹齢何百年が当たり前の桜。
前奏曲 染井吉野と山桜のコラボ 2019.04.06
染井吉野と山桜の競演(饗宴・共演)、我が家ベランダから
我が棟の南西面には森があります。私はヒグラシ(蜩)の森と名付けています。毎年夏から秋に蜩が美しい声で鳴いてくれます。数十・数百の個体がおり、一斉に鳴き出すと、それは壮麗な讃美歌となって私に迫って来ます。
そんな森には山桜もあり、毎年、庭の染井吉野とコラボレートします。少し山桜の方が開花は遅いのですが、染井吉野の散り際には山桜は満開を迎えます。染井吉野の淡紅紫色に比べシンプルな白花で同時に出る葉は黄緑色です。妖艶と清楚、濃密と淡麗、今年も絶佳のコラボレーションが現れました。
2019年04月05日
終曲 クラヴィチェンバロ・コル・ピアノ・エ・フォルテ 2019.04.05
スタンウェイD型(フルコンサート)
先日の恵ちゃん・ナッチャンのリトルコンサートで、ナッチャンから演奏の合間に、簡単なピアノの説明をして欲しいと頼まれました。恵ちゃんは自分の楽器のヴァイオリンとヴィオラの説明をしまして、その後に、私がピアノの成り立ちを説明しました。
「皆さんはピアノの名の成り立ちをご存知ですか?」で始め、ピアノの名の変遷をお教えしました。ピアノは今から300年前、イタリア・フィレンツェのメディチ家の楽器管理人・バルトロメオ・クリストフォリが発明しました。それまでのチェンバロは音の強弱が出し難く、クリストフォリは強弱の効く鍵盤楽器(クラヴィーア)を作るべく研究を重ねたのでした。クリストフォリは、完成された鍵盤楽器を「クラヴィチェンバロ・コル・ピアノ・エ・フォルテ」と名付けました。小さな音から大きい音までが出る鍵盤楽器の意味があり、普通、ピアノ・エ・フォルテと呼ばれていました。ところが時代が下るに従って、「ピアノ・エ・フォルテ」の名は長すぎると言う事になったのでしょうか、ピアノ以外の全て音(言葉)が省略されて、19世紀には唯単に略語扱いとなり、「ピアノ」と呼ばれるようになりました。そんな説明をしました。皆さんには新しい知識となったようでした。
間奏曲 今日はNちゃんの小学校入学式 2019.04.05
平成31年度の神奈川県の小学校の入学式は、今日の4月5日でした。先ほどKさんからメールを貰い、そこにNちゃんの入学式の写真が添付されていました。ピンクのランドセルを背負ってか背負われてか?、愛らしい姿が映されていました。
Nちゃんが小学生、Nちゃんが生まれて6年3か月が経つのですね。感慨無量です。一寸気弱な泣き虫ちゃんでしたが、幼稚園に入ってからメキメキとその才を伸ばし始め、何でもござれのスーパーリトルガールに変貌しました。
小学校ではどんな活躍をするのか?今から楽しみでしょうがないジイジです。勉強・運動は元より学芸会での活躍が楽しみです。小学校では主役を射止めたいですよね!演劇部を作ろうか?
今またKさんからメール有り、Nちゃん、貰って来た教科書を片っ端から読み漁っているそうです。近日中に全部読んでしまうのではないですかね。ホント、恐ろしいスーパーリトルガールです。
春ですねL タンポポ、プリムラ、ネモフィラ 2019.04.05
タンポポ プリムラ・マラコイデス ネモフィラ
清明を迎え、春爛漫の気風が満ちて来ました。桜や菫だけで無く、野生の花にしても栽培の花にしても、正に満開の花・花・花。春の絶頂を迎えました。
この日の午前中、Kさん、Nちゃん、Yちゃん、Rくんを連れて近所をお散歩しました。団地の庭にも様々な花が植えられ、黄色、ピンク、空色と色取り取りで、個性ある花が咲いていました。みんな大きな目を更に大きく皿のように広げて目をパチクリ、花の美しさを心に刻み付けたようでした。
前奏曲 暖かい朝 2019.04.05
満開の雪柳
寒かった昨日に比べ、今朝は暖かいですね。最低気温が9.1℃、10時現在では、19.0℃まで上がってきました。突然に初夏がやって来た格好ですね。連日の低温で、桜も際どく残っていますので、最高の花見が出来そうです。今日お休みの方は、是非お近くで花見を! チラチラハラハラ、花弁は淡雪のように舞い降りてはいますが…
今しがた、母の介護の書類を区役所に頂きに行って来ました。そしてこれから老健に母を見舞い、お昼を食べて、仕事に参ります。私たち夫婦は、毎日、こんな生活をしています。結構暇無しで動いています。
私の歳時記 旧暦弥生の朔、今日は清明 2019.04.05
桜が散り行く頃になると山吹が咲き出します。春の山は山桜と山吹がまるでバトンタッチをするように花を咲き継いで行きます。丁度それは二十四節気の清明の頃、清明とは春爛漫の頂点の頃と言えますね。
清明は「清浄明潔」を略した語と言われ、新緑が萌え、花が咲き始め、万物に清らかで明るい気が満ちている様を表した二十四節気の一つと言われています。二十四節気の中の一番(最高の気)です。
2019年04月04日
新星空ウォッチング 冬の大三角と春の大曲線、良く観えます 2019.04.04
アークトゥルス(うしかい座、−0.05等・黄)スピカ(おとめ座、0.97等・青)
春にはまたと無い快晴の空、そして晦の月は無く、空は星で溢れています。少々寒いのが玉に瑕(たまにきず)ですが、少し我慢をすれば、冬と春の星が全て観えています。西からカペラ、ベテルギウス、カストル、ポルックス、プロキオン、シリウス、レグルス、北極星、北斗七星、アークトウルス、スピカ。冬の星はこの時期見飽きていますが、春の星は新鮮で、大曲線伝いに北斗七星、アークトゥルス、スピカとカーヴを描いて並んでいます。美し過ぎる最高の構図です。
私の歳時記 今日は晦(つごもり)、ピアノ調律の日 2019.04.04
今日は新暦では4月4日、4のぞろ目ですね。面白いこの日は、様々な記念日になっています。
・あんぱんの日=1875年の4月4日、明治天皇が水戸邸下屋敷で、初めてキムラヤのあんぱんを食べたそう…。
・ヨーヨーの日=玩具メーカーのバンダイが制定。
・幸せの日=4を合わせるからしあわせ(幸せ)の日。ひな祭りとこどもの日の間ですから、男女を会わせるの意味もあるそう…。
・どら焼きの日=ひな祭りとこどもの日の中間ですから、あんこが4月4日?…。
・養子の日=4と4でようし(養子)。
・四駆の日=四輪駆動の日
・フォーの日=エースコックが制定。
◎ピアノ調律の日=国際ピアノ製造技師調律協会が1993年に制定した日。4月のAprilのA、その49Aが440Hzですから4月4日がピアノ調律の日。
参考:ウィキペディア事典
今日は旧暦如月の廿九で晦の日です。如月は今日でお終い、明日からは春爛漫の弥生です。
2019年04月03日
終曲 最愛のドイツレクイエムを最愛のブラームスに捧ぐ 2019.04.03
私がこの世で一番好きな音楽、何時聴いても心が安らぎ、愛の想いに満たされます。特に愛するのが第4楽章の「あなたの住いはなんと気持ちのいいことでしょう」と、ソプラノ独唱を持つ、第5楽章の「あなた方はいま悲しみを抱いている」です。何の不安も無く、音楽の流れに身を委ねています。私が最も幸せになれる瞬間です。
そんな豊かな時間を与えてくれるブラームス、私の人生の大切な出会いの一つです。最良の宝物を得たのです。ブラームス、永遠に…。心より冥福を祈ります。
間奏曲 母、要介護4になる 2019.04.03
老健の曾バアバの部屋を訪ねたKさんNちゃんYちゃんRくん(2019.04.02)
今日が母の誕生日ですが、何とこの日に、母の要介護度4の判定結果が郵送されてきました。長い期間掛かりましたが、やっとの事で区切りが付きました。これで漸く特養(介護保険が適用される特別養護老人ホーム)に入れる資格を持つ事が出来ました。早速母の保護人である私達は、寸暇を惜しまず間髪を容れずに、特養の申し込みに奔走する予定です。目を付けていた我が家から最短の距離にある”М特養”に入れるべく、行動して行く積もりです。そこが母の終の棲家・安住の地となる筈です。
間奏曲 窓越しの桜 2019.04.03
事務工房窓越しの染井吉野(16:00過ぎ)
事務室兼ピアノ修理工房の自室から窓越しに観た桜、我が棟南面の染井吉野です。夕方ですので、僅かな西日を浴びて色を出しています。居ながらにして楽しめる桜、現代埴生の宿の粗末な家の誇りです。私がこの家を愛する理由、春の桜、初夏の不如帰(ホトトギス)、夏の蜩(ひぐらし)、秋の青松虫(アオマツムシ)、冬の雪見(根雪?が残る横浜の雪国と言われます)。四季を感じさせてくれる我が家です。
前奏曲 今日は母の誕生日にしてブラームスの命日 2019.04.03
老健の部屋からの眺め
昨日は、母が老健に転入してから二日目、Kさんと3人の曾孫たちが曽バアバを訪ねてくれました。有料ホームには間に合いませんでしたが、老健二日目にして、曽バアバは切望の曾孫たちに会えました。老人というものは幼児よりは赤ちゃんが好みです。頻りとRくんに関心を持ち、抱こうとするのですが、初対面同様のRくんは嫌がり、泣かれてしまいました。それでもしっかり、Rくんの感触を確かめたようでした。
今日4月3日は、私としては記念日の一つです。母の誕生日でもあり、ブラームスの命日(1897年4月3日)でもあります。今日は仕事で、母を見舞うことは出来ませんが、妻が宜しく伝えてくれ、バースデイを祝ってくれるでしょう。
ブラームスには今夜にでも、「ドイツレクイエム」を捧げましょう。
2019年04月02日
終曲 桜道でお散歩 2019.04.02
曽バアバ面会の後、YちゃんとRくんは車の中でネンネ、お家に帰っても起きずにそのままお布団行き、仕方なくNちゃんKさんバアバと私でお昼御飯、パン焼き機に仕掛けて置いたブトウパンで美味しく頂きました。お食事中、昔、Nちゃんが3か月の赤ちゃんだった頃のお話を皆でして、丁度その頃は桜が満開で、この桜道をお散歩した事を懐かしく思い返しました。そこで6年後の今、再びNちゃんと6年振りの散歩をしようと、Nちゃんとバアバと私で、桜道の散歩に出掛けました。生後3か月だったNちゃんは記憶の外ですし、バアバは、当日はお留守番でした。私一人が強い記憶を持っており、懐かしみ、心震わせ、歩きました。あのKさんに抱かれた幼気のNちゃんが、こんなに大きくなってバアバと歩いています。感無量でした。
前奏曲 早朝?の訪問者 2019.04.02
昨日、我が家にお泊りをしたNちゃんYちゃん、一夜明けて起き出すとやおら私を起こしにかかります。私の布団の上にある電灯のスイッチを点けます。私が悲鳴を上げて起き出すのを楽しんでいるのです。洗濯をしに我が事務所工房へ行くと、突然の訪問者、フフフ…、判っていますよNYちゃん、招き入れれば早速悪戯盛りで、我が部屋を蹂躙・翻弄し始めます。
NちゃんYちゃん一家がお泊りに来るので、我が事務所工房もきちんと掃除をするのですが、悪魔の目を持つNちゃんがハンディークリーナーで落ちている埃を掃除。字面捜し同様に、Nちゃんのジイジ虐めの快楽遊戯が始まったのでした。「チャンと掃除してるよ!」、「マダマダ、埃が落ちているよ!フフフフフフフフ・・・」。
電子辞書の英語版音声動画を観るYちゃん
そしてNちゃんの暴走は電子辞書にも及びます。何時か憶えた精密捜査を駆使して、英語版音声動画をゲットし、Yちゃんに見せているのでした。Yちゃんはもう夢中、ご飯に呼ばれても暫くは微動だにせず、画面に集中していました。
2019年04月01日
終曲 令和、チョイと上から目線かな… 2019.04.01
新元号が決まりました。「令和」、そこで漢字・令の意味を調べてみました。
字音はレイ(漢読み)、リョウ(呉読み)。
字義は@命ずる、いいつける、法令などを発布する
Aみことのり、君主の命令
Bのり、おきて、法令、布告書、律令
Cいましめ、おしえ、教訓
Dおさ、長官
Eよい、りっぱな、すぐれた
等
上から目線の意味が多いですね。令、余り好い字ではありませんね。憲法改正を狙っているような。まあ、嗤い話になれば面白いのですけれど…
間奏曲 NちゃんYちゃんのジイジバアバの絵 2019.04.01
今日は高校時代のお友達母子とファミリーデートをしたKさんとNちゃんYちゃんRくん。怪しい黒雲が出ていたのに、万騎が原大池公園に花見に行ったとさ。直ぐ降られ、這う這うの体で我が家(三上家)に逃げ帰った4人、私等が曽バアバの老健入所に拘わっていた矢先の出来事でした。
4人はずぶ濡れ、私等の留守にも関わらず、勝手に風呂を沸かし入ったとか、私等が帰った時は爽やかな顔つきで遊んでいました。それからは楽しい夕食、鶏唐に野菜の素揚げで大満腹、本の読み聞かせも大満足、4人は白河夜船の御大臣となっていました。
Yちゃんがジイジ、Nちゃんがバアバの絵
雨に濡れてお風呂に入り、さっぱりしたところで、ジイジバアバを偲んで、我等の肖像画を描いてくれました。
間奏曲 母、老健に入所 2019.04.01
今日の午後、車椅子ごと介護タクシーに乗せられ、有料ホームから老健(介護老人保健施設)に転入を果たしました。手厚く甘い有料ホームから、入所で行き成りのリハビリをする老健に移り、母は再びの戸惑いを見せていました。自由な時間を使い放題の有料ホームでしたから、行き成りリハビリをさせられてショックを受けたようでした。でも全ては慣れであり、努力して体力を維持できれば、これに越した事はありません。少しでも健康に、残りの人生をエンジョイ出来れば良いのではないでしょうか? 息子として、死ぬまで一定の努力が必要であると理解してくれれば良いと思っています。ショックで覚醒し、新たなしかし最後の好い人生を歩み出しましょう。
明日は、今日来訪した娘と三人の孫(曾孫)を連れ、老健の母を訪ねたいと思っています。未だ眠たくないのか、うだうだとぐずっていたR君を始め、孫たちは寝床に就いています。鱈腹鶏の唐揚げを食った孫たち、〆はジイジが買ってきたチョコアイス、「わかったさんのアップルパイ」と「おばあさんのスープ」を読んでやり、大満足のNちゃんとYちゃんでした。その天使の笑み、ジイジの宝物☆
Nちゃんは恐ろしい子、私が読む一言一句と絵本の字面を照らし合わせて、読み誤りを訂正する意地悪をするのです。最早、読みの達人と化している6歳のNちゃん、この子は何処まで行くのかしら…。
私の歳時記 新学年、新会計年度、エープリルフール、新元号発表 2019.04.01
今日は、新学年、新年度となりました。Nちゃんが小学1年生、Yちゃんが年中さんとなりますね。ここに来て二人は大きな進歩を遂げています。Nちゃんはピアノ発表会で上手に弾けました。開演前、私と並んで客席で談笑したのですが、笑顔でしたが「ドキドキしてる」と緊張の色を見せて自分の心の現状を伝えていました。私は「大丈夫だよ、間違えても好いのよ、楽しくやろう!」。本番バッチリ、客席は感動の溜息、Nちゃんは役者です。そのお辞儀の愛らしさはナンバーワンでした。
Yちゃんはホールに来るまで車でお昼寝だったそう。最初はややナーバスでしたが、次第に何時もの愛らしい笑顔が戻り、生徒さんのお母さんからお菓子を頂いて、Nちゃんそっちのけで、抱え込んで満面の笑み。それを観たそのお母さん、「私も孫が欲しい!」ですと。娘さんは大学生、もう直ぐですよ!
新元号がもう直ぐ発表されますね。フィーバー好きの日本人、世間は騒めいていますが、何になっても元号何て歴史に付いて来るものですよ。大化、天平、平治、建長、建武、応仁、慶長、寛永、明和、安政など、歴史に裏付けされて、独特の雰囲気と香りがついてくるものです。