2019年04月08日

終曲 三溪園の花筏 2019.04.07

花筏
その畔に横笛庵がある沢があります。その沢は大池に注いでおり、その注ぎ口は瀞場となっており、降り注いだ桜の花弁が吹き溜まりとなり、花筏を造りあげていました。

花筏と名乗るものに、二つの異なった意味合いがあります。一つは、花が散って水面に浮かび流れるのを筏に見立てて言う言葉。もう一つは、ミズキ科の低木で、葉の上に小花を付け、これを、花を乗せた筏に見立てた植物の名としたもの。この写真は前者で、桜の花びらの吹き寄せの筏を言ったものです。櫻花の最後の美、これでお別れの有終の美、愛しいものです。
posted by 三上和伸 at 23:21| 終曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

間奏曲 水と桜の風景 三溪園 2019.04.07

大池の桜 桜を映す大池
南門を潜り真っ直ぐ道を歩むと、原三溪の碑に行き当たります。その右手には3軒の茶店があり、この日は満員御礼の風情で、テイクアウトの客の行列が蜷局を巻いていました。その前に高浜虚子の句碑があり、その先が満々と水を湛えた大池になります。絶景でした。水に映る山影と桜、清々しい青空、正に山紫水明と櫻花のコラボレーションにしてグラデーション。変幻自在の光景がありました。
posted by 三上和伸 at 22:54| 間奏曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

間奏曲 春の食卓 2019.04.08

春の食卓
タケノコご飯の筍、味噌汁の浅蜊、煮物の蕗、春の山海の旬のものです。今宵、妻が作ってくれた春の食卓です。どれも私の大好物です。特にタケノコには目がありません。爽快な香り、柔らかいけれど歯応え歯触りが素晴らしいその噛み心地、最高ですね。タケノコご飯は、筍とご飯の香りが溶け合い独特の風味がありますね。ベストコラボレーションですね。
posted by 三上和伸 at 22:30| 間奏曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

間奏曲 春ですねN 三溪園の草たち 2019.04.07

クサノオウ オオイヌノフグリ ムラサキケマン
クサノオウ      オオイヌノフグリ   ムラサキケマン 
タチツボサミレ 山吹 
タチツボスミレ    ヤマブキ
三溪園には門が二つ、正門と南門があります。マンダリン・ブラフが眼前に迫る豪快な景観を求めるなら、南門から入ると好いでしょう。嘗てここは本牧の海縁、昭和の半ば頃までは海水浴場でした。浜っ子の我妻は、ここで潮干狩りをしたとか…。何と60年前の事、幼稚園生だった幼子の妻はアサリを掘ったそうです。記憶力抜群、今のNちゃんみたいですね。海と山の風情を思い描きながら園路を進むと、桜の足元には春の草達が花開いていました。それは色取り取りで毒草も含み、個性極まる花達でした。

・クサノオウ
アヘンの代用品ともなった名うての毒草、強い鎮痛効果があるためガンの痛み止めとしても過去には使われました。名は草の王、あるいは瘡(クサ)の王と漢字が当てられました。瘡(クサ)は皮膚病の事、クサノオウは皮膚病の薬としても重用されました。

・ムラサキケマン
紫華鬘と書きます。華鬘(ケマン)とは仏堂を荘厳にする飾り物。金銅製や皮革製があります。唐草模様などを透かし彫りにしたもので、下縁に鈴などを垂らします。複雑な美しさを持つ草の葉が、この華鬘に似ているためにこの名になりました。

特異な生活史を持つ草で、春咲いた花が6月頃にタネが出来ます。それが年を越し翌年の春に発芽し、初夏まで生育しますが、地下に団子状の塊茎を残して地上部は枯れます。そして秋になると再び活動して葉を出し、年を越します。春に花茎を伸ばし、紫の筒状の花を咲かせます。

やはり毒草であり、全草にプロトピン(ベンジルイソキノリン系のアルカロイド)が含まれています。誤食すれば、嘔吐、呼吸麻痺、心臓麻痺を引き起こすそうです。
posted by 三上和伸 at 20:13| 間奏曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

前奏曲 花散らしの雨 2019.04.08

花散らしの雨 葉桜
6時頃から降り出した雨、我が棟前のターン場に散った桜が花の絨毯になっていました。今朝の花散らしの雨で、今年の横浜の桜もお終いとなりました。無残にも葉桜となり、落ちた花弁が最後の栄華を魅せていました。

団地には掃除のオジサンがいますが、晩秋の落ち葉の時期とこの桜吹雪の時期、実に重労働を強いられます。お会いすると「お疲れさま」の声を掛けています。
posted by 三上和伸 at 08:02| 前奏曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

私の歳時記 今日はお釈迦様の誕生日・灌仏会(かんぶつえ)・花まつり 2019.04.08

伝説として伝えられているのですが、大乗仏教の日本では、この4月8日をお釈迦様の誕生日としており、灌仏会と呼ばれます。また花(桜)の時期でもありますから、花まつりとも呼ばれています。更にお釈迦様の生まれたルンビニ園では花の咲き乱れる頃で、花まつりや花会式と呼ばれるようになった説もあります。この場合の花は桜とは限らないようです。別称としては、降誕会(ごうたんえ)、仏生会(ぶっしょうえ)、龍華会(りゅうげえ)とも呼ばれます。

寺院ではお釈迦様の生まれた時の言い伝えとして、お釈迦様に九頭の龍が清水の産湯を掛けたとされます。従って今日の日本の寺院もそれに倣って、右手を天に向け左手を地に向けた釈迦像に、甘茶を掛ける儀式が生まれました。私も子供の頃に近所の寺に行き、お釈迦様に甘茶を掛け、潤沢に灌仏桶の中にある甘茶を頂いて帰ったものでした。でも余り美味しくありませんでした。

甘茶=山地に自生するアジサイ科のアマチャの葉を蒸して揉み、乾燥させ、それを煎じて茶のようなものにした飲料、甘味がある。

参考:上江洲規子さんの記事、ウィキペディア事典


posted by 三上和伸 at 07:36| 私の歳時記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする