2019年06月30日

ピアノ曲を聴きましょう12 ベートーヴェンの「悲愴ソナタ」 2019.06.30

偶にCDの収納棚を調べてみると、思いもよらぬCDが見付かることがあります。購買したものであり、その節は大いに聴いたのですが、何れ、忘れて仕舞い、お蔵入りとなっていました。でも嫌いな楽曲ではないので、久し振りに聴いてみました。

それは古い録音で、1954年のニューヨーク・カーネギーホールのライブ録音で、ドイツ(オーストリア生まれ)のピアニスト、ウィルヘルム・バックハウス演奏のベートーヴェンの5曲のピアノソナタでした。今回は、ベートーヴェン最初のピアノソナタの傑作「悲愴ソナタ」を紹介します。

音楽の都・ウィーンに移って7年が過ぎ、ベートーヴェンの作曲活動も順調になった頃、このピアノソナタ第8番ハ短調Op13〈悲愴〉が生まれました。非常な自信作であったので、ベートーヴェンとしては珍しい副題(ニックネーム)のオマケまで付けて発表されました。1799年の事でした。

副題の根拠は第1楽章の序奏にあります。この序奏が極めて悲劇的であって、1楽章の内に3回も登場すると言う熱の入れようで、この序奏の悲愴感漲る情熱こそがベートーヴェンの新たな創作の源泉と言う事ができます。ハイドンやモーツァルトに無い、激烈な表現を目指そうとベートーヴェンが目の色を変えて挑んだ魂の高揚が感じられます。

第1楽章 グラーベ-アレグロ・ディ・モルト・エ・コン・ブリオ
グラーベの悲愴感漲る序奏。それに続くアレグロの緊張感溢れる提示部へ、再び序奏のテーマが出現し、短い展開部へ、そして再現部へ、最後にコーダの前で情熱を抑えた序奏が始まり、直ぐにコーダに流れて終わります。

第2楽章 アダージョ・カンタービレ
希代の名旋律、様々なアレンジにより通俗化されて使われています。私だけの感覚ですがモーツァルトのK457ハ短調の緩徐楽章に似ています。恐らくベートーヴェンはこのモーツァルトからインスピレーションを貰っています。ベートーヴェンとしては破格の名旋律です。

第3楽章 ロンド・アレグロ
甘い感傷的な旋律で始まるロンドです。ところがこれがベートーヴェンの真骨頂で、甘い旋律が徐々に活性化してダイナミズムを発揮して行きます。最後は熱を孕み、断固とした圧倒的なフィナーレで締め括ります。

バックハウスは澱み無い端正な演奏で、美しいピアニズムを聴かせてくれます。それでも情に流されず、石像彫刻のような重みと充実感があります。一つの理想のベートーヴェン像を構築しています。

使用ピアノは恐らくニューヨークですので、スタンウェイだと思われます。ヨーロッパではベーゼンドルファーを使っていたバックハウスでしたが、流石にこの時代にはピアノを空輸してはいなかったようです。ベーゼンドルファーの厚くソフトな響きとは異なる音の通りの良い華やかな響きが感じられました。日本に来た時もスタンウェイを使っていました。

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私の歳時記 今日は、大祓・夏越祭 2019.06.30

大祓(おおはらえ・夏越祭・なごえまつり)は、本来は旧暦の水無月(6月)の晦(みそか、夏の終わり)に行われていた神事でしたが、現代では新暦の6月30日に行われています。親王以下、在京の百官を朱雀門前の広場に集め、万民の罪や穢れ(けがれ)を祓った神事でした。今でも宮中や全国の神社で行われています。みそぎはらえ。夏越祭と言うくらいですから、立秋の少し前辺りにするのですね。

新暦ですと季節の先取りとなりますが、言ってみれば、正月以来の半年の垢を落とす日ですね。
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2019年06月28日

終曲 やっぱりサニブラウン、強かったですね 2019.06.28

やっぱりハーフのサニブラウン、強かったですね。日本もアメリカ並みに、人種の坩堝と化さないと、スポーツで世界ナンバーワンにはなれないですね。アフリカ人の体躯、日本人の技術・研究心、大坂なおみを代表とするアフリカ人の父を持ち、日本人の母を持つ、これがこれからのスポーツ・トレンドですね。頑張れ!ジャパニーズ・アフリカン!

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鎌倉漫歩 東慶寺E 切り岸に咲く花 2019.06.05

切り岸に咲くイワタバコとイワガラミ
鎌倉は山に囲まれた狭い土地であり、道も家も墓も敷地難に喘いでいました。そんな中、敷地を増やす意味で、山を削り出し、切通し(街道)や窟(やぐら、墓や倉庫にする)、そして切り岸(垂直に削り出した崖、土地を広くする)が発達しました。丁度、鎌倉の岩石は鎌倉石で、凝灰質砂岩であったために加工がし易く、多くが切り出され、岩石(塀、階段)として活用され、その跡に、切通しや窟、そして切り岸が残りました。狭い谷戸にある寺院は大抵が切り岸を持っており、狭い敷地を最大限に利用すべく、積極的に切り岸造成を行いました。

切り岸は長年の間に、二通りの形態が現れて来ます。一つは太陽に晒されて乾いた切り岸、もう一つが日陰のじめじめした切り岸。乾いた切り岸は元の岩石の色が色濃く残った切り岸、日陰の切り岸は分厚く苔生した深緑の切り岸、この日陰の切り岸こそが、新たな植物を育む苗床となるのです。イワタバコにイワガラミは、そんな日陰の切り岸が安住の地となったのです。
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間奏曲 台風一過の様相を呈してきました? 2019.06.28

今、老健の母を見舞ってきました。老健の窓の外を見ていると、段々、晴れ間が広がって行き、台風一過の様相を呈してきました。ここ数日間、気が塞いでいた母でしたが、今日は少し明るい顔をしていました。やはり梅雨時は気が塞ぐようで、晴れ間が見えると元気になるようです。台風一過、様々です。
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前奏曲 🌀セーパット消滅、🌀一過は無し 2019.06.28

昨日から風邪をひいたようで、不調です。今日は休みを取っていたので、日曜まで3連休です。ゆっくり休んで来週に備えましょう。今朝の4時頃、半睡半覚?の布団の中でホトトギスの声が聴こえました。ぼ〜とした中で、私は台風が逸れて行っていると確信したのでした。

🌀セーパットは進路をやや南に取ったようで、横浜への直接の影響はなかったですね。一番心配していたのが、小学生になったNちゃんの登校の事。短いとは言えない登校距離と時間、幼稚園バスとは大違いで、新たな心配が増えたのでした。4月から6月まで、何度かびしょ濡れで帰って来た事もあるそうで、ジイジバアバは再びの心配事が増えたのでした。でも今朝は安心でした。Kママとメール連絡をしたところ、元気で登校して行ったと知らせてくれました。

posted by 三上和伸 at 09:59| 前奏曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月27日

終曲 芸人にコンプライアンス? 2019.06.27

芸人がコンプライアンスを犯し、反社会的集団の闇営業をしたとか、問題になっていますね。哀れですね、現代の芸人は…。昔は興業の後ろ盾は反社会集団が多かったのにね…。背に腹は代えられず、反社会的闇営業をやってしまった芸人たち、芸人の待遇改善と、芸能組織の反社会的集団対策に本腰を入れるべきですね。

コンプライアンス=法令順守。英語ばっかり使っちゃって、サラリーマンはいざ知らず、職人の私達にはそんな英語を言われたってピンときませんね。頭がごちゃごちゃになっちゃいますね。シッカリとした日本語訳を創ってほしいですね。
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間奏曲 🌀3号「セーパット」発生です 2019.06.27

四国沖にいた熱帯低気圧がとうとう🌀3号になったとか。令和令和と五月蠅いですが、令和初の台風だそうです。中心気圧998hPa、最大風速は18m/s。台風としては小さいですが、野分は野分、決して侮ってはいけません。明日の6時に横浜に一番近づくそうです。お気を付けください。

台風3号の名は「セーパット」だそうです。マレー語である淡水魚の名だそうです。お魚🌀ですね。
posted by 三上和伸 at 22:53| 間奏曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

新とっておきの花 東慶寺D イワガラミ 2019.06.05

イワガラミ イワガラミ
イワガラミ(岩絡み)
アジサイ科イワガラミ属の落葉蔓性木本です。枝から気根を出して、崖や他の木本に絡み付いて成長します。10メートルを超える株もあるそうです。両性花の周りに一弁の装飾花を付けます。ツルアジサイに似ていますが、ツルアジサイはアジサイなので、装飾花は4弁です。

東慶寺のイワガラミは見事な株であり、盛りには壮麗な咲き振りを魅せます。数々の花を観てきた私ですが、その純白の雲のようなカーテンに包まれて、暫し酔い痴れるだけでした。有頂天となりました。
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鎌倉漫歩 東慶寺C 八重咲きドクダミ 2019.06.05

ヤエドクダミ
ドクダミ科ドクダミ属の多年草です。ドクダミは一属一種で、ドクダミ属ではこの種しかないのです。しかし、一重咲きと八重咲きがあります。この八重咲きは変種なのか園芸種なのか、確かな事は不明のようです。白い花弁のように観えるのが総苞片(葉の一種)で、一重咲きが4弁、八重咲きは勿論多弁です。本当の花は上部の黄色の部分で、雄蕊と雌蕊が密生しています。薬草として利用され、ドクダミ茶は有名です。美味しくは?せんが…

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新とっておきの花 梅雨N ムクゲ、シモツケ、西洋アサガオ 2019.06.27

ムクゲ シモツケ セイヨウアサガオ
お隣の国・韓国の国花・ムクゲ、アオイ科の落葉大低木です。幼い頃の私の思い出の花、ある女の子に取ってあげようと三輪車のサドルに乗ったまでは良かったのですが、取れずに転落、腕を骨折したのでした。苦い思い出の花、初恋と共に…

シモツケは高原の花ですね。日光戦場ヶ原には沢山咲いています。非常に美花であり、庭にも多く植えられています。草の下野草と非常に良く似ています。同じバラ科の花ですね。

西洋アサガオと呼ばれているソライロアサガオ。美しく近年良く栽培されています。但し蔓延る性質があるため、放置すると蔓延してしまいます。キチンと手入れができる方に栽培して頂きたいですね。タネに幻覚を促す成分があるそうで、麻薬ですね。気を付けないとイケません。
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前奏曲 本格梅雨入り? 2019.06.27

今の横浜は、時折陽が射しており、これから台風も出来そうで、低気圧と梅雨前線に挟まれ大雨が降るとされていますが、これは嵐の前の静けさでしょうか? 但し風は強く、それが嵐の前兆なのでしょうか?

週間天気を観ましたが、向う1週間は☼マークは一個も無し、全て☁と☂印で埋め尽くされています。本格的梅雨の始まりですかね。まあ、瑞穂の国ですから雨が必要です。秋の豊作を願って雨は我慢しましょう。局地的大雨だけは避けたいですけれどね。
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2019年06月26日

新とっておきの花 梅雨M セリの花 2019.06.26

セリの花 セリの花
今井川遊歩道の水辺に自生していた芹(セリ)、花が咲き始めていました。以前我が家の菜園で咲いたパクチーやパセリと親戚のと言うか親玉のセリ、これが本家本元のセリの花です。セリ科は多種ですが、花はご覧のようなレース編み状の白く爽やかな花が多いようです。味も然ることながら、花も美しい、好いですね。
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新とっておきの花 梅雨L コムラサキ 2019.06.26

ムラサキシキブ ムラサキシキブ
ムラサキシキブの仲間ですが、このコムラサキは少し形態が違います。葉にある鋸状のギザギザが下半分しか無く、葉の付け根から花茎が出ずに、枝の途中から出ます。ムラサキシキブはこの形態の反対で、葉は全部ギザギザで、花茎は葉の付け根から出ます。紫の実も、コムラサキの方がたわわに実ります。

実も美しいですが、花も中々のものでしょ。やっぱり紫なのですね。綺麗です。
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間奏曲 暫く見納めか?木星 2019.06.26

木星 2019.06.26
明日はもしかしたら台風が発生するかも知れません。2019年の3号だそうですが、如何ですかね。台風の名も決まっているのでしょうが、今は発生していないので、決められません。発生したらお教えしますね。

明日から当分の間は太陽も無く、月も無く、星も無い空模様になりそうですが、現在は晴れていて、すっかりお馴染みとなった木星が観えています。太陽系の惑星は、恒星と違って瞬かないのですよ。瞬くのが恒星、瞬かないのが惑星、惑星の木星も瞬かずナメッとした光です。

恒星は遠方にあるため、その光の光量が少ない点光源なので、地球の大気の揺れで光が屈折し、瞬くのだそうです。惑星は太陽の光を反射した面光源で、光量が多いため、大気の揺れの影響を受けないので、瞬かないのだそうです。
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新とっておきの花 梅雨K オカトラノオ 2019.06.26

オカトラノオ
今でも郊外の土手などで咲いているオカトラノオ、サクラソウ科の多年草です。虎の尾と言う名称は、総状花序を持つ草には良く付けられる名です。白い虎の尾、丈夫な草で、1本植えておくと、次第に群生するようになります。
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新とっておきの花 梅雨J アガパンサス 2019.06.26

アガパンサス
南アフリカ原産の単子葉類、ヒガンバナ科の常緑草本。紫君子蘭の和名があります。それでも現代では、アガパンサスが種の定番です。日本の梅雨に咲き、爽やかな紫の多花が群れてそよぐ様は一服の清涼剤です。五月晴れに似合う太陽の花です。
posted by 三上和伸 at 16:09| 新・とっておきの花 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

新とっておきの花 梅雨I タチアオイ 2019.06.26

タチアオイ
以前にもタチアオイは紹介しましたが、それらはピンク系の濃い花色でした。しかし、淡色系の花もあり、変化に富んでいます。これはゴージャスな装いの花ですね。しっかりと起立して咲く居丈高な姿は、美しさと共に逞しさも併せ持っています。梅雨も半ばを過ぎる頃となりました。まだ蕾を蓄えていますので、もう少し、雨に打たれながらも咲いてくれるでしょう。
posted by 三上和伸 at 15:49| 新・とっておきの花 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

新とっておきの花 梅雨H ゲンペイギク 2019.06.26

ゲンペイギク
ゲンペイコギク(源平小菊)と言います。初夏になると咲き出します。最初はピンク、次第に白花になり、これが最潮期で、また次第にピンクになり、枯れます。初夏から秋遅くまで咲く種類で、半年間楽しめます。諸説ありますが、源平とは源氏が白で平家が赤、源平が入り乱れて咲いています。
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月に寄す 下弦後の月 2019.06.26

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昨日の夕方(18:46)に下弦になった月、今朝の6:25撮影ですから、下弦1日過ぎの月ですね。月の出は昨日の深夜、月の入りは午後の12:18です。丁度今南中頃ですね。皐月下旬(23~24日)の半月です。

白く淡い月、好いものですね。真っ新の快晴ではないですから、探す気になって探さないと見つからない月です。天文の暦を見れば、今の月が何処にいるかが判ります。偶には探してみるのも一興です。上弦・下弦とその前後の月は昼間の白い月として見えます。
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2019年06月25日

私の歳時記 今日は下弦の月、ウグイスの谷渡りの音型 2019.06.25 18:46

今日は下弦です。と言っても、あと9時間余り後ですがね。結局横浜では観られませんね。チャンスとしては今日の深夜から明日の午前中までですかね。晴れればの話ですが。

今、ウグイスが谷渡りの音型で頻りと鳴いています。キキキキキキキキキキキキ………、ケキョ!ケキョ!ケキョ!...と言うヤツですね。この最初のキキキキキキキキ…てヤツですが、ピアノ音でとってみると83Gと81Fの1音間のトリルなんですね。最後にディミュニエンドして80Eで落ち着くのです。ケキョケキョケキョは83Gと81Fのスタッカットで終わります。感覚的に非常に美しい音型です。ウグイスの谷渡りの音型でした。
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前奏曲 元モー娘。市井紗耶香が参院選出馬(比例代表候補) 2029.06.25

今朝のネットニュースに飛び込んで来た話題で、何とあのモー娘の市井紗耶香が立憲民主党から参院選に出馬だとか…。4児の母だそうで、その母親の代表として、政治の世界で言葉を発していきたいと語っていました。

2年間のモー娘での活躍だったそうで、私はモー娘の中で一番気に入っていたのですが、直ぐ消えてしまい残念でした。政治の世界でまたモー娘の市井を見られる、好いですね。応援したいです。決して三原じゅん子のような国会発言はして欲しくないですがね。誰かに言わされているのでしょうが、その発言内容を本当に理解しているのでしょうか? 短刀(どす)の効いた国会発言、今になってのお白州での過剰演技、哀れに映りました。
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2019年06月24日

終曲 雨の仕事終了 2019.06.24

厳しい雨でしたね。今日は電車バス徒歩で、一日仕事に回りました。最初の訪問は雨の中でした。従来ですと、みなとみらい線の駅から歩いていましたが、あの雨、なるべく徒歩を少なくして、バスを使いました。久しぶりで市営の8系統に乗りました。桜木町から本町を通って中華街、そして新山下へ、懐かしい旅路でした。

それにしても地震の緊急通報で、相鉄が10分以上止まったのでした。電車を使う羽目に陥ったのに、そこで地震で足止めなんて、ホント苦労をさせられました。車でしたら、何の問題もなかったのですが、こんな雨の中、ヒイバアバの面会に歩きでは可哀想だと思ったので、車を妻に譲ったのでした。偶に仏心を出すと、それがかえって仇になる。皮肉なもんでしたね。
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前奏曲 雨、徒歩の仕事、クーッ 2019.06.24

朝から本格的な雨、クーッ、イヤですね。嫌な予感は当たりました。明日明後日は太陽が見えそうですが、その後も雨模様、とうとう本格的な雨の季節に入っていきそうです。雨で辛いのは徒歩の仕事です。重いカバンに鬱陶しい傘、両手が塞がり、しっかり歩くことが出来ません。ズボンの裾は濡れますしね。好いことがありません。一年に何度かあるピアノ調律師の辛い仕事、何とか頑張ります。
posted by 三上和伸 at 07:45| 前奏曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月23日

鎌倉漫歩 東慶寺B 金仏 2019.06.05

紅額紫陽花      金仏     蛍袋
紫陽花や蛍袋の参道を真っ直ぐ進むと、左に寒雲亭、右に書院と本堂があります。更に進むとご覧のような金仏(こんぶつ)に行き当たります。立派な大仏であり、花(下野草)も添えられ、泰然とした風情がありました。ところがこの金仏に関する情報は少なく、残念ながら詳しい説明は出来ません。唯一つお教え出来る事は、この金仏は覚山尼の夫・北条時宗の廟・仏日庵に正対しているとの事です。円覚寺・建長寺・明月院・東慶寺、この辺りは北条の地です。鎌倉幕府を支えた質実剛健の武士・北条の気風が溢れていました。 
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鎌倉漫歩 東慶寺A 鐘楼と梵鐘 2019.06.05

東慶寺鐘楼 東慶寺梵鐘
鐘楼     梵鐘 
鐘楼は、円覚寺管長で後に東慶寺住職になった釈宗演(しゃくそうえん)禅師の居士(弟子のようなもの)の神津猛氏が寄進した材で建立されました。大正5年の事でした。一方梵鐘は古く、元弘2年(1332年)に作られたものだそうです。鐘楼の天井には雲竜の図があり、一度観てみる価値があります。山門を潜って直ぐ左側にあります。境内の美しい佇まいの中にあります。存在感があります。
posted by 三上和伸 at 21:23| 鎌倉漫歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

鎌倉漫歩 東慶寺@ 山門 2019.06.05

東慶寺山門
鎌倉幕府八代執権・北条時宗の菩提を弔うために、出家した妻・覚山尼(かくさんに)が開山となり建立された尼寺です。覚山尼の教えを基に、江戸時代は縁切り寺として名高く、世の多くの不幸な女房達を離縁に導いた寺でした。現在は尼寺では無くなり、臨済宗円覚寺派の禅の教えを広めています。

多くの女房が、この山門まで逃げ延びて、暴力亭主を離縁に追い込んだのだそうです。
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前奏曲 逃走犯、横須賀で逮捕 2019.06.23

神奈川県を騒がせていた逃走犯が横須賀で逮捕されたそうです。愛川➡厚木➡大和➡横須賀、国道16号の大捕物だったようですね。どうせ捕まるのですから、最初から刑務所に入っていれば良かったのにね。これで罪は更に重くなるでしょう。改心する見込みは無さそうな罪人ですね。再びか三度か四度か知りませんが、出て来ても、どうせ碌な人生は歩まないのでしょうね。始末に負えませんね。人生の価値観が歪んでしまっています。
posted by 三上和伸 at 09:12| 前奏曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

月に寄す 旧暦皐月の更待月 2019.06.23

旧暦皐月の更け待ち付き
一日中降ったり止んだりの日でした。されど夜になってよく晴れました。今宵の月は更け待ち月、夜遅い月の出なので、日付が変わっての撮影でした。下弦まではあと3日、下弦の夜更かしは辛いから、翌日の午前中に観ましょうね。
posted by 三上和伸 at 00:30| 月に寄す | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月22日

鎌倉漫歩 道すがらの河骨 2019.06.05

コウホネ
鉢の木を出て歩み始めると、鎌倉お上りさんの夫婦に道を尋ねられました。「すいません、明月院へはどう行ったら良いのでしょうか?」。「簡単です。この先、踏切を渡ったら左へ行きます。そして川に沿って右に曲がります。そこからは人波が続いていますので、それに従って一緒に行ってください。明月院に行き当たります」と答えました。私たちは東慶寺を目指し鎌倉街道を漫ろ歩き始めました。そこで店の名は記憶にありませんが、その玄関先に水鉢があり、日本の睡蓮の河骨が咲いていました。一輪だけでしたが艶やかな青い葉の上に、凛々しく咲いていました。
posted by 三上和伸 at 22:46| 鎌倉漫歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

鎌倉漫歩 鉢の木のランチ・入れ子膳 2019.06.05

明月院を出たところで丁度昼時、予めの決め事は無かったので、歩きながら決めました。と言っても道すがらの鉢の木を利用したのですがね。鎌倉に通いつつも、高級店には入った事が無く、少し逡巡しました。それでもこの後の予定は東慶寺だけでしたので、ややお高かかったのでしたが、都合の良い店選びとなりました。並んで2軒あるのですが、鉢の木新館に入店しました。本来、鉢の木は精進料理の店ですが、普通の懐石料理も出しています。私たちが頼んだ品も動物性蛋白が少々使われていました。

鎌倉ビール
鎌倉ビール
こちらもややお高いのですが、折角の鎌倉詣で、ビールも鎌倉の産を選びました。イケる口の妻が大半を飲み、私は一口頂きました。「😋美味しい…、香りが好いね」、濃色の香りの好いビールでした。

出された鎌倉ビールは、商品名が「月」、アルトタイプ(ドイツ・デュッセルドルフで発展したビール)で、アルコール分は6.0度でした。商品説明には、色は褐色、香りは上品、苦みを抑えたすっきりと端正な味わいだそうです。


鉢の木入れ子膳 穴子の天婦羅
品は「入れ子膳」   穴子の天ぷら
精進料理風ですが、チャンと海老や鯵、それに穴子が並んでいました。ご飯に吸い物、香の物に胡麻豆腐、左の鉢は主に煮物・焼き物、右の鉢には酢の物と揚げ物が入っていました。松花堂弁当の流れを汲んでいますね。上品ながら味わいの濃い、本物の日本料理でした。¥3,600 ★★★ ・入れ子=箱を重ねて組み入れるが本来の意味。この場合、料理で詰まった二つの鉢が入れ子を指すようです。弁当の重に見立てている。

妻が着ているブラウスは着物を解いて仕立てたもの。このブラウスが気になったのか、隣の席のご婦人が「貴方がたは明月院にいらっしゃいましたね。そのブラウスが目に焼き付いてしまったので、失礼ながら尋ねました」、「あらそうですか。こんな柄のブラウスを着ている人はいませんものね。これは着物を解いて私が作ったブラウスです」、「はぁ〜、そうですか。驚きました。ホント、素敵なブラウスなので、忘れられなくなりましたの」、新潟の女性で、観光で鎌倉に来ていらしたのだそうでした。暫し世間話が…。あの凄い明月院の雑踏の中、憶えているなんて、女性の衣類への興味は、半端ないですね。
posted by 三上和伸 at 20:10| 鎌倉漫歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

鎌倉漫歩 明月院J 竹林 2019.06.05

近年の山の風景の困った所、それは秩序を失った竹林にあります。働き手を失った竹林の所有者は、竹林の手入れを損ない、竹林を荒れ放題の荒野にしてしまっています。竹の繁殖力は凄まじく、地下茎に依って次々と森を侵略して行きます。多くの樹木が枯れ、鬱蒼たる竹林に支配されているのです。日本の竹林の所有者さん、私財を投げ打って、森を返してください。

明月院にも竹林があります。竹寺・報国寺程ではありませんが、良く整えられた竹林です。艶々とした竹の肌、繊細な葉、一種の清々しさが竹林にはあります。明月院は竹で終わりとしました。
posted by 三上和伸 at 15:41| 鎌倉漫歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

鎌倉漫歩 明月院I 花菖蒲と岩煙草 2019.06.05

狭い谷戸を切り開いて敷地を得る、鎌倉の何処の寺でもそうした切り岸が存在します。土色の崖が見得ており、そこに苔や草が生え、岩煙草のような名花が咲き出します。花菖蒲や楓などは作り物ですが、その他の何でもない草の花は、自然に生えて咲き出す野生の花達です。

南面の山から清水が湧き出ており、それを引いてこの花菖蒲池が造られています。様々な品種が咲き競い、華やかな花園を形成しています。

春の枝垂桜に借景の山桜、初夏の躑躅に五月、梅雨の紫陽花に花菖蒲、岩煙草、夏の山百合に百日紅、秋の萩に彼岸花、晩秋の紅葉。

花菖蒲(6月初旬)と紅葉(12月初旬)の2回、この裏庭園に入れます。

posted by 三上和伸 at 13:44| 鎌倉漫歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

鎌倉漫歩 明月院H 裏庭園・白州の庭にオブジェ、炭焼き窯 2019.06.05

砂利の庭月見台 モニュメント下弦過ぎの月(三日月)
白州の庭に可愛いオブジェ 下弦過ぎの月(三日月かも)のオブジェ
池と花菖蒲池の間に白州の庭があります。そこは楽しくも可愛らしい石のオブジェが侍らしてあります。満月に三日月、そして紅葉の赤地蔵に、紫陽花色の青地蔵、そして🐇と🐢の童話の世界、砂利の築山が設えてありました。

炭焼き窯
戦前に使われていた炭焼き窯、しっかり今日まで残してあります。気持ちの良い裏庭園の空間の中に特異な風情を醸す遺品、時の移ろいを感じずにはいられませんでした。
posted by 三上和伸 at 09:41| 鎌倉漫歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

私の歳時記 今日は夏至 2019.06.22

空は曇っていますが、今日が太陽の一番高い日、黄経90°、春分点から90°太陽の周りを巡った日。今朝未明の00:54が夏至で、最早、太陽は最高点を過ぎ、下り始めています。何か淋しいですね。これからは一路秋分を越えて冬至に至ります。グングン太陽は下がり、人の影も長く伸びて行きます。昨日、私は正午過ぎに、自分の影を観ましたが、正に私の足元に団子状態で固まっていました。真夏(夏至を言う)は影踏み遊びが出来ない季節なのですね。
posted by 三上和伸 at 08:09| 私の歳時記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

月に寄す 旧暦皐月の十九 皐月の寝待月 2019.06.21

旧暦皐月の十九・寝待月 2019.06.21
昨日の居待ち月は姿を見せなかったのですが、今日の寝待の月は捉えました。楽しめました。
posted by 三上和伸 at 00:42| 月に寄す | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月21日

終曲 北極海・グリーンランド海氷が融けてる 2019.06.21

北極海やグリーンランドの氷が過去最大規模に融けているそうです。これは正しく温暖化、北極海の白クマは40%も減っているそうです。地上の町にウロツイテいるとか。何とも危険で悲しい出来事ですね。このままでは世界の水位が上昇してしまいます。沿岸地域は住めなくなります。東京湾の0メートル地帯はどうなるのでしょうか? 難民問題が今世紀最大の危機と申しましたが、それよりも温暖化ですね。先ずは我々がエネルギーを使わずに細々と生きる事。灯火親しむでは無くて、早寝早起きが鉄則となる時代が近づいています。
posted by 三上和伸 at 23:26| 終曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

鎌倉漫歩 明月院G 裏庭園・裏悟りの窓 2019.06.05

裏庭からの悟りの窓
楓などの木立に囲まれた悟りの窓、裏悟りの窓と言って良いでしょう。表裏を観る事が出来る、味わい深いものがあります。明月院の最上級の景観です。
posted by 三上和伸 at 22:27| 鎌倉漫歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

鎌倉漫歩 明月院F 裏庭園・池 2019.06.05

裏庭園の池
今は花菖蒲の見頃、そこでこの時期は特別に、花菖蒲鑑賞として、裏庭園に入る事が出来るのです。本堂の脇の木戸を潜ると木立の先に池がありました。静かな池で、水面を観、菖蒲の前に、一時の潤いを貰いました。恐らく何処の寺でも月見の池を用意しているものです。大沢の池のように京都などではそんな寺が数多あるようですが、鎌倉にもあるのです。中秋の名月や十三夜の頃、ここのお坊さんたちは、池の畔に立ち、水面に映る名月を眺めるに違いありません。羨ましい…限りです。
posted by 三上和伸 at 22:07| 鎌倉漫歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

鎌倉漫歩 明月院E 本堂(方丈)と悟りの窓 2019.06.05

明月院本堂(方丈)
方丈の扁額が掛かっているのが本堂、方丈とは代々の住職の執務室のこと。本来は一丈四方の部屋のことで、四畳半の広さの部屋を言います。時代を経るにしたがって段々広くなって行きましたが…

本堂とは、その寺の本尊が祀られている建物、ここのご本尊は、聖観世音菩薩です。ですから明月院は本堂と方丈が共有しているお寺ですね。質素な禅宗のお寺らしい佇まいです。

明月院悟りの窓
悟りの窓、夏椿が活けられています。
これが紫陽花と並んで有名な明月院の売りの代物です。ここからは裏庭が覗けます。前庭、裏庭、表裏一体となって、禅を極める悟りの部屋なのですね。その象徴がこの丸窓です。この窓を撮影するには長蛇の列を並ぶのです。待つ甲斐はあります。不思議な魅力があります。心が透き通るよう…。
posted by 三上和伸 at 20:08| 鎌倉漫歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

鎌倉漫歩 明月院D 枯山水庭園 2019.06.05

明月院枯山水庭園
本堂の前には美しい枯山水の庭園があります。丁度刈り込んだ嫋やかな曲面に、五月のピンクが印象的でした。この庭園は、須弥山(しゅみせん)を模った構造をしており、古代印度の世界観を表しているそうです。左に岩山の須弥山を模した巨石が積まれており、見事な仏教庭園を魅せていました。

・須弥山(しゅみせん)
古代インドの世界観の中心となった山。古代インド神話のスメール山(メール山、suは善を意味する接頭辞)の漢字音訳語です。
posted by 三上和伸 at 18:56| 鎌倉漫歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

鎌倉漫歩 明月院C 瓶の井《甕の井》(つるべのい・かめのい) 2019.06.05

瓶の井(つるべ(かめ)のい)
瓶の井(甕の井)、鎌倉十井(かまくらじっせい)の一つです。開山堂の東向かいにあり、東屋風の屋根の下に静かに佇んでいます。鎌倉石の岩盤を垂直に掘り貫いた井戸で、その様が釣瓶のようだったことから瓶の井と名付けられたようです。現在でも飲むに足る水だそうで、十井の中で貴重な存在です。
posted by 三上和伸 at 16:39| 鎌倉漫歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

鎌倉漫歩 明月院B 明月院やぐらとやぐら群 2019.06.05

宗猷堂(開山堂)
開山堂の周囲は、鎌倉石が削り出された崖になっており、そこには多くのやぐら(窟)が掘られていました。中心には上杉憲方の墓と言われる明月院やぐら(羅漢洞)があり、周囲にも幾つかのやぐらが掘られていました。深い理由は解りませんが、鎌倉時代の墓は、平地にあるものばかりでなく、崖や山を穿ったやぐら(窟)や洞が多く使われていました。身分の上下は無く、北条政子や源実朝の墓(供養塔)も寿福寺のやぐらの中にあります。

明月院やぐら(羅漢洞)
明月院やぐら(羅漢洞)
明月院を開基した関東管領の上杉憲方の墓(供養塔)があります。内部は暗くて良く判りませんが、見えているのが香炉で、その後ろに憲方の宝筐印塔(ほうきょういんとう、供養塔の前身)があり、そしてその背面の崖面には、釈迦如来、多宝如来の浮彫があります。

やぐら群 やぐら群
やぐら群
何方の墓か供養塔か知れませんが、幾つかのやぐら群がありました。古色蒼然たる様、古の魂が浮遊する不吉な佇まいを見せていました。
posted by 三上和伸 at 10:20| 鎌倉漫歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月20日

鎌倉漫歩 明月院A 宗猷堂(そうゆうどう、開山堂)と花想い地蔵 2019.06.05

花地蔵 宗猷堂(開山堂)
花想い地蔵  宗猷堂(開山堂)

明月院の事の始まりは、鎌倉幕府五代執権の北条時頼の最明寺に始まります。時頼の死後、最明寺は廃寺となりますが、その息子・八代執権の時宗により、代わりに禅興寺(明治元年廃寺)が建てられます。後の世に、その禅興寺の塔頭として建てられたのが明月院です。従って北条時頼の縁の地(時頼の私邸跡地)であったので、この地明月院に時頼の廟と墓があります。

明月院は室町時代に、上杉憲方(うえすぎのりまさ)が開基で、密室守厳(みっしつしゅごん)が開山として建てられた寺です。宗猷堂(そうゆうどう)は、開山の密室守厳の木像が安置されているために、開山堂となりました。

開山堂の前には、季節の花を抱えた花想い地蔵が祀られています。人は花の思い出の中に生きているそうです。大切な人、愛しいもの、それは何時も花の思い出の中に存在しているのだそうです。
posted by 三上和伸 at 21:31| 鎌倉漫歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

新生き物大好き エゾフクロウヒナ可愛い! 2019.06.20

北海道阿寒の森で写された4羽のエゾフクロウのヒナ、3羽が身を寄せて並んでいる所に1羽が飛んで来る構図、何とも可愛らしいですね。フワフワの羽毛、もう縫いぐるみのようにマンガチックで可愛らしい姿でした。4羽とも巣立ったんですね。凄いです。猛禽類で一度に4羽、優秀な親に育てられたのですね。

タカ類はたとい2羽生まれたとしても、2羽が争い、1羽を殺し、1羽しか残らないそうです。親は残った1羽を育てる訳ですね。生まれながらにして生存競争をさせて強いモノだけを残す自然の仕組み、人間の私には納得できる仕組みでは無いですね。弱くても好い所が一杯あるのが生き物と言うもの、大事に育てたいですね。

参考:北海道新聞のコラム
posted by 三上和伸 at 20:26| 新・生き物大好き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

私の歳時記 今日は難民の日 2019.06.20

今日は世界難民の日だそうです。難民、日本では馴染みが無い話ですが、世界中には難民が溢れています。政治・宗教に依って身に危険が迫る国や地域があり、命や生活を護るために、国外へ逃亡しなければならない人民が多くいるのです。それが難民です。何と不幸な事でしょうか。

1974年の6月20日に「アフリカ統一機構難民条約」が発行し、この日が「アフリカ難民の日」とされ、2000年12月に国連が「世界難民の日」と改称したのだそうです。

国際条約では難民を「人種、宗教、国籍、政治的意見や特定の社会集団に属するなどの理由で、自国にいると迫害を受けるか、迫害を受ける恐れがあるために他国に逃れた人々」と定義しているそうです。

世界には現在2,600万人の難民が存在しているそうで、その半数は子供だそうです。難民の数は630万人のシリア始め、アフガニスタン、南スーダン、ミャンマー、ソマリアなどが多く、その受入国は、トルコ(348万人)を始め、パキスタン、ウガンダ、イラン、レバノンらが続きます。しかし、これらの受け入れ国も次第に国境封鎖を始めるようになり、難民は窮地に追いやられているそうです。

ヨーロッパ地域も難民受け入れで多くの問題が出ており、難民排除の動きが加速しています。難民受け入れに厳しい日本、その内、世界から袋叩きに遇いかねませんね。難民問題、21世紀の最大の課題と言えますね。

参考:ウェブサイト:今日は何の日・記念日

posted by 三上和伸 at 08:18| 私の歳時記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月19日

月に寄す 旧暦皐月の十七・立待月 2019.06.19

皐月の十七・立待月 2019.06.19
雲が多い空模様で、月も出たり消えたりしています。写真では色が出ていませんが、極めて黄色い月で、ピンクが掛かっており、大袈裟に言えばストロベリー・ムーンと言えなくもありません。大分欠けて来まして、既に楕円の形になっていますね。十七夜ですので、立ち待ちの月です。まあ、幾望から望・満月、十六夜月、そして立待月、五月雨の季節に良く観えました。月オタクとしては満足でした。
posted by 三上和伸 at 22:59| 月に寄す | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

鎌倉漫歩 明月院@ 明月院ブルーの姫紫陽花 2019.06.05

明月院ブルー 明月院の紫陽花 姫紫陽花

竹林と明月院ブルー
この日は紫陽花の頃合いとしては少し早かったかも知れません。発色は今一つでしたが、新鮮な紫陽花が観られました。明月院ブルーの姫紫陽花は花の濃淡が命、全部同じ色では詰まらないのです。植物学者牧野富太郎が見出したと言われる姫紫陽花、日本古来の紫陽花で、本紫陽花と並ぶ品種です。イギリス名は「ロゼア」、シーボルトのローズに因んでいますね。
posted by 三上和伸 at 16:52| 鎌倉漫歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

前奏曲 今年の父の日のプレゼント有難う 2019.06.16

ナッチャンの父の日のプレゼント
ナッチャンのお好み味煎とステラおばさんのクッキー
名古屋の松田屋が売っている海老煎とステラおばさんのクッキー

杉谷本舗のカステラ プレミアム・ショコラ
Kさんの長崎杉谷本舗のカステラ・プレミアム・ショコラ
江戸期創業の長崎の老舗・杉谷本舗のカステラ

昨日は幾つかの役目があって、NちゃんYちゃんRくん家に行ったのですよ。Nちゃん小学校の授業参観があって、何時ものYちゃん・Rくんの子守とこの父の日のプレゼントを頂きに行ったのでした。お守りの殆どは妻の役目でしたが、その妻を迎えに行った役が私でした。

大したストレスの無い生活を送っていますが、やはり疲れた時には甘いオヤツですね。我が二人の娘はそこのところを良く知っています。笑顔と甘味、有り難く頂きました。
posted by 三上和伸 at 08:37| 前奏曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月18日

新星空ウォッチング 月と星のコラボ 2019.06.18

十六夜の月と木星 木星とアンタレス
十六夜の月と木星    木星とアンタレス

五月雨の季節に突然現れた観月日和、毎日思う存分月と星を楽しみました。この季節の異例なるプレゼント、唯々天の女神に感謝!
posted by 三上和伸 at 23:29| 新・星空ウォッチング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

間奏曲 孫と一時の楽しみ 2019.06.18

今日は仕事の後、NちゃんYちゃんRくん家へ立ち寄りました。折角の好天でしたので、皆でお外遊びをしました。

ボルダリングNちゃん Yちゃん自転車を観るRくん
Nちゃんはボルダリング。小学生になったので、腕力が強くなりました。公園の遊戯施設ですが、積極的に利用しようと試みています。Yちゃんは自転車乗り、公園内の土のグランドでしたので少々滑るようで、何回か転びました。それでも泣かずに我慢できました。転ぶ術も学んだようでした。Yちゃん自転車を観ていたのがRくん、チョイと羨ましそうでしたね。Rくんは兄弟の中でも運動神経の鈍い人、姉二人が活発なので、押し捲られどうしです。でも心は一番の冷静家、今のところ才気走ってはいませんが、大物の風情が何処となくありますね。足の短い後ろ姿が可愛いでしょ!
posted by 三上和伸 at 23:19| 間奏曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

月に寄す 旧暦皐月の十六夜の月 2019.06.18

旧暦皐月の十六夜の月 2019.06.18
今日は旧暦皐月の十六、十六夜です。いざよい(いさよい)、これは古語で、「躊躇する」、「ためらう」の意味があるそうです。殆ど満月と言って良い円い十六夜の月なのに、満月よりも一時間弱遅く月の出を迎えます。観月を楽しみにしている粋人は、今か今かと待ち侘びているので、中々出ない月を躊躇っていると、いざよいの月と称したのでした。皐月の十六夜の月、好い月でした。
posted by 三上和伸 at 22:37| 月に寄す | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

間奏曲 重体古瀬巡査、快方に 2019.06.18

詳しい情報は解らないのですが、重体の古瀬巡査は手術をし、快方に向かっているそうです。肺の損傷が酷いそうで、どんな手術をしたのかは判りませんが、生命は取り留めたようです。一先ずは安心の報道がありました。

参考:毎日新聞
posted by 三上和伸 at 21:45| 間奏曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

新とっておきの花 梅雨G ノアザミの種子(綿毛) 2019.06.16

ノアザミの綿毛
綿毛の中心部に小さなタネがあります。
大きなノアザミの株に、早くも種子が出来ていました。未だ花が咲いているのに、早くもタネが出来ました。こうなると後は風に乗って遠くへ飛ばされるだけ、綿毛は風を受ける帆の役目を果たします。親株より少しでも遠くへ飛ばされて種の広域な繁殖を図ります。植物の内の幾つかは、こうした優れた繁殖の仕組みを持つものが多くあります。

このタネを持ち帰って用土に蒔けばノアザミの苗を作る事が出来ます。興味を持たれ、ノアザミを育て、花を観たい人は、これからの時期に、タネ採取をお勧めします。採ったら直ぐ蒔(直播)きます。芽が出るまで水を欠かさない事。好い苗が作れます。

posted by 三上和伸 at 08:30| 新・とっておきの花 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

前奏曲 清々しい朝、ホトトギスが鳴いています 2019.06.18

横浜西部は、雲は多めですが陽が射しており、気持ちの良い五月晴れの朝です。登校の子供の黄色い声に交じってホトトギスが鳴いています。どうやら我が町に居付いたようで、真夏が来るまで楽しめそうです。早春からはシジュウカラとウグイスが鳴き、今はホトトギスにメジロも加わって、蜩(ヒグラシ)の森周辺は野鳥の声に溢れています。8時の時報が鳴りました。おはようございます。さあ、一日が始まります。
posted by 三上和伸 at 08:01| 前奏曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月17日

月に寄す 今日の満月はストロベリー・ムーン 2019.06.17

旧暦皐月の望・満月 2019.06.17
ストロベリー・ムーンと言ったって、苺色の月が出る訳ではないのですよ。アメリカの先住民(ネイティブ・アメリカン)には、毎月の満月に名付けた名称があり、6月がストロベリー・ムーンなのだそうです。詰まり、この民族は、それに依って季節を把握していたのです。ストロベリー・ムーンは6月の満月、この民の住んでいた地方は、苺が6月に成る地域だったのですね。先住民の風習を移住民(移民)が真似たのです。先住民、移住民、ここには差別がありましたね。原始人だとか土人だとか奴隷だとか…。決して使ってはイケません言葉もありましたね。

6月の満月は一年で一番低い満月なのです。太陽は夏至の時が一番高く、冬至の時に一番低くなります。太陽と満月は地球を挟んで一直線ですから、太陽が高ければ満月は低いのです。逆に満月が高ければ、太陽は低いのです。
posted by 三上和伸 at 21:29| 月に寄す | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

私の歳時記 今日は皐月の十五 望・満月 2019.06.17

旧暦皐月の望・満月 2019.06.17 旧暦皐月の望・満月 2019.06.17
同じ今日の満月です。撮り方を少し変えました。右の写真は光を抑えた暗い満月です。但し月の海の領域が良く観えています。月のメリハリが良く解りますね。今月も期せずして、望が十五夜でしたね。明日が十六夜、明後日が立待、そして居待、寝待、更け待ちと続きます。因みに今年の中秋の名月は満月では無く、幾望の月の巡りです。

毎日が五月晴れ、実に清々しい気候ですね。この上天気暫く続きそうです。毎日月が観られるかも知れません。毎夜の楽しみとなります。好いですね。
posted by 三上和伸 at 21:03| 私の歳時記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

新日本の景色 五月晴れ、竹の美 2019.06.16

青い空と白い雲緑の竹林 竹林の涼み
これらの写真は昨日写したものです。上空の柔らかい雲に青空が映えて、五月晴れと言うに相応しいですね。真夏になるとこんな淡い雲は現れず、筋肉隆々の入道雲ばかりとなります。近所の金剛寺の山門と竹林が五月晴れに似合っています。

保土谷の、とある竹林が美しいので、ここに取り上げました。近年は伸ばし放題の竹林が目立つのですが、ここの竹林は整然と整えられています。竹とはあんな風に生えるのだなと、改めて目から鱗の竹の風景です。素敵です。

posted by 三上和伸 at 19:54| 新・日本の景色 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

間奏曲 警察の威信保たれました 2019.06.17

交番勤務のお巡りさんが刃物で刺され拳銃を奪われた事件、今朝方、犯人の飯森裕次郎が逮捕されました。迅速な逮捕で、大阪府警の威信は保たれました。後は重体となられた巡査の古瀬鈴之佑さんの容体の回復が待たれます。ラグビーの五郎丸さんも応援しています。ラガーだった鈴之佑さんの回復復帰を皆で応援しましょう。
posted by 三上和伸 at 19:31| 間奏曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

私の歳時記 今日はお巡りさんの日 2019.06.17

1874年(明治7年)6月17日に巡査制度が誕生し、警察官と言う職業が生まれました。そして何時の日にか、自然と誰が名付けたか知れないそうですが、巡査を指しておまわりさんと呼ぶようになったのだそうです。そこでこの日をその誕生を祝って「おまわりさんの日」と決まったのだそうです。

明治維新の際、それ以前は各藩の兵士(武士)が治安維持を担当していたのですが、それを廃止し、明治政府が東京府に邏卒(らそつ、巡る僕、つまり巡査)3,000人を配置したそうです。その後、明治7年に邏卒を改称し巡査とし、巡査制度が誕生しました。おまわりさんの誕生実話です。ここで何故おまわりさんか? それは名前の語呂の良し悪しだそうで、巡査さんよりはおまわりさんの方が呼び易い、それでおまわりさんが流行り出したのでした。ですからおまわりさんは正式名称で無く、愛称だそうです。

近年、交番のお巡りさんが襲われ、拳銃を奪われる事件が起こっています。期せずして昨日も大阪で交番のお巡りさんが刃物で襲われ、意識不明の重体となって仕舞いました。お気の毒です。何とか命を取り留めて現場復帰をして頂きたいですね。犯人は、5発の弾丸が籠められた拳銃を奪い持っています。市民の安全を守り、警察の威信を掛けて、犯人を逮捕して欲しいですね。
posted by 三上和伸 at 05:49| 私の歳時記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月16日

月に寄す 旧暦皐月の幾望の月(小望月)と衝直後の木星 2019.06.16

旧暦皐月の幾望の月 2019.06.16 旧暦皐月の幾望の月と衝直後の木星
皐月の幾望(小望月) 衝直後の木星と皐月の小望月
明日が満月です。それにしても今宵の月は透明な空のお陰て良く観えています。小望月ながら粗真円の月ですね。月の左下には、衝を終えた木星が輝いています。非常に接近しています。下手をすれば木星食となったかもしれません。もしそうなったなら、世紀の天体ショーとなった筈ですね。調べてみなければ判りませんが、私の存命中は無理でしょうね。 
posted by 三上和伸 at 23:46| 月に寄す | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

新とっておきの花 梅雨F ハンゲショウ(半化粧) 2019.06.16

ハンゲショウ ハンゲショウ
ハンゲショウ(半化粧)別称:片白草(カタシログサ) ドクダミ科ハンゲショウ属
水辺の湿地に咲く花、花は白く変色した葉の節から伸びた花弁の無い穂状の白いものを指します。垂れて観えますね。花時に白く変色した葉に依って虫を集め、花粉媒介をしてもらいます。葉が白粉(おしろい)で化粧をしたようですので、半化粧の名になりました。片白草の名も同様の意味です。

二十四節気の半夏生とは時期も近い事から、この花と誤解されていますが、それは全くの誤りです。二十四節気の半夏生とはカラスビシャク(半夏)が生える事をい言います。
posted by 三上和伸 at 15:12| 新・とっておきの花 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

私の歳時記 今日は父の日、序(ついで)に?麦とろの日 2019.06.16

今日は6月の第3日曜日、そうです、父の日なんですね。昨夜、レッスンに来ていたナッチャンからこのお菓子のデュオ(二重奏)を貰いました。一つは海老煎餅、もう一つはクッキーでした。お菓子命の私には、お菓子を与えればご機嫌だと言う事を熟知しているナッチャンは毎年のように、お菓子をくださります。ティータイムのひと時に有り難く頂いております。仄々とした温もりの中で…、アリガト!

麦とろ
箱根しずく亭の麦とろ
序に今日は6月16日で、6(むぎ)16(とろ)の日だそうです。私の10指に入る好物の一つの麦とろ、とろろのビタミンと消化酵素、麦の食物繊維、この二つは栄養価が相乗効果をして大変な高栄養食品になるそうです。梅雨時の体に効果ある食品だそうです。一押しは箱根のしずく亭ですが、一度静岡丸子宿の丁子屋を試してみたいですね。でもねここは美味いもんがやたらとある土地なのですね。何と言っても由比の桜海老ですね。

由比の桜海老をスルー(パス)して丸子の麦とろに行く、中々出来ない事です。
posted by 三上和伸 at 09:49| 私の歳時記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

前奏曲 荒天が好転し好天が戻る 2019.06.16

五月晴れ2019.06.16
我がベランダから写した蜩(ヒグラシ)の森の一齣、檜(ヒノキ)の青い実の上に覆い被さっているのが熊野水木(クマノミズキ)の花です。そして輪郭を覆う五月晴れの青空。真に美しい青い空が現れました。日が変わり、大雷雨が始まった今日未明、久し振りでゴロゴロの雷鳴で無く、バリバリの雷鳴を寝床の中で聴きました。「ドキッ」と心臓は縮みますが直ぐに慣れ、その内白河夜船の船の漕ぎ出しとなりました。楽しい?寝しなの出来事でした。

梅雨の青空が戻りました。五月晴れ、梅雨を吹き飛ばす日本晴れですね。
posted by 三上和伸 at 09:08| 前奏曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月15日

前奏曲 梅雨本格化 2019.06.15

雨は未明から本格的に降り出しました。予報では今日が一番の大雨となりそうで、明日以降は週中まで晴れが続くそうです。明後日(17日)が衝の木星と皐月の満月の接近がある日です。地球を挟んで、太陽が向う河岸、木星と月がコッチ河岸。粗一直線上に並ぶのです。それでも月の木星食は無い模様です。天気は今一つですが、運があれば観られるかも知れませんね。

今日の私は無予定の身、仕事も遊びも何にもありません。老健の母を見舞って来ましょう。そして溜まったブログ書き…。
posted by 三上和伸 at 09:16| 前奏曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月14日

終曲 エンゼルス大谷サイクル安打 2019.06.14

驚きましたね大谷、ホームランだけでも素晴らしいのに、サイクル安打、いとも簡単にやってのけました。これでホームラン8号、今年は打者専門、30本はいきそうですね。3割、30本、90打点、3の倍数の数字を残して欲しいですね。
posted by 三上和伸 at 22:04| 終曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

前奏曲 末節(晩年・老後)を汚した元院長(旧通産省工業技術院元院長) 2019.06.14

元院長、ここに来て漸く自分がアクセルとブレーキを誤って操作したかも知れないと自供し始めているそうです。逮捕もされずに病院に送られ治療が済んで、昨日、ヨボヨボの足取りで実況見分をさせられていました。自分がどれほど重大な過ちを犯したのか、その見分の風情では感じられませんでした。確かに優秀な方なのかも知れませんが、車性能への責任転嫁が甚だしい、ホントに厚顔無恥な輩に観えてしょうがありませんでした。

末節を汚した元院長、重い責任と莫大な償いが必要です。

亡くなられたお母さん、お嬢ちゃん、心からご冥福を祈ります。
posted by 三上和伸 at 09:33| 前奏曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月13日

新とっておきの花 梅雨E クマノミズキ 2019.06.13

クマノミズキ
同じ属のミズキと言う花をひと月前(5月2日)に紹介しました。そのミズキと本当によく似たもう一つのミズキがあるのです。それがこのクマノミズキ(熊野水木)です。その大きな違いは花が咲くのがひと月ずれることです。初夏の花と梅雨の花、同じような花がひと月経ってまた咲き出します。ホント狐につままれたような可笑しな気持ちになります。私もそうでした。でも調べてみれば謎は簡単に解明できますね。正に兄弟のようなもの。少し早く生まれた兄と少し遅く生まれた弟、負けず劣らずで、両者とも誰もが目を見張る、華やいだ花です。
posted by 三上和伸 at 22:21| 新・とっておきの花 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

新星空ウォッチング さそり座のα星・アンタレス 2019.06.13

     木星                     アンタレス
雲の無い今宵の空、衝直後の木星と並んで♏さそり座のα星・アンタレスが観えています。南南東の比較的低い空に観えています。木星は金色(黄色)、アンタレスは赤色、等級は木星が−2.6等、アンタレスが0.91等です。明るさはまるで違いますが、アンタレスは恒星で、巨大な太陽です。余りにも遠くにあるので、この明るさなのですね。二つ並べてワンフレームで撮りたかったのですが、私のカメラでは無理でした。

アンタレスは少し滲んで撮れています。その所為で、アンタレス特有の赤が際立って観えています。
posted by 三上和伸 at 21:44| 新・星空ウォッチング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

間奏曲 ホルムズ海峡異変、ガソリン値上げか? 2019.06.13

安倍さんがイラン・アメリカ仲裁に入ったのが気に入らないのか、日本のタンカーが襲撃を受けました。これに伴い、素早くアメリカの原油市場が反応を示し、原油高騰にシフトされるようです。リッター140円を切っていたガソリン価格ですが、再びの上昇に変わるのは目に見えています。ドライブ好きの私、困ったものです。ガソリン使わず歩くに限りますね。健康のため…。されどそれが出来ないのですよね。楽をしてきた人生ですから…。トホホ…
posted by 三上和伸 at 20:23| 間奏曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

月に寄す 旧暦皐月の十一の月 2019.06.13

旧暦皐月の十一の月 2019.06.13
今日は梅雨の晴れ間の五月晴れの一日、陽が落ちても雲は現れず、久し振りの月が出ていました。今日は皐月の十一、上弦を四日過ぎた月です。大分腹が膨らんできましたね。私のお腹みたい…。それにしても鮮明に映っており、月の海や月の山・クレーターもよく観えています。月は静の星、その静けさは掛け替えのないもの。光り輝くのも好いですが、仄かに照り映える姿も好いものです。優しく人を見詰めて、心を解してくれます。何時までも私の味方だと信じられる希望をくれる星。か細い心に愛が溢れます。
posted by 三上和伸 at 19:56| 月に寄す | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

間奏曲 高齢者の手脚の震え、原因解明、年金外2,000万円も貯まります 2019.06.13

上毛新聞のネット配信で、群馬大大学院研究グループが、高齢者(65歳以上)の手や脚の震えの原因を解明した事を、報告されていました。

小脳から体の運動を促す電気信号を送る神経細胞の突起部分に問題がある時に、震えが起こるそうで、それはその突起部分にある種のタンパク質が不足している事が原因だそうです。

無意識の震えは、65歳以上の7人に1人が持つ症状だそうで、震えを抑えられれば、就労の継続を進められるようになります。2,000万円を貯めるには、就労年数を増やすことが手っ取り早いと思われます。80歳まで働きましょう。
posted by 三上和伸 at 07:42| 間奏曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

前奏曲 五月晴れ、ホトトギス定着、私の夕寝 2019.06.13

梅雨入り後、漸く晴れましたね。これを五月晴れと申しますね。こうなると窓を開け放し、外気を入れる欲求が出て来ます。するとそこにホトトギスの声、どうやら私の町に定着するようです。まあ定着と言っても一時の事ですがね。盛夏までですかね。ホトトギスはウグイスの巣に卵を預けて育てさせる托卵と言う習性を持つので、繁殖期の今はウグイスのいる平地に下りて来ているのです。向こう2カ月は我が町で鳴いてくれるでしょう。

もう直ぐ夏至です。この時期、ヨーロッパ程では無いにしても、中々日が暮れず、直ぐ夜が明けるので、夜が短く、眠りの時間が少なくなりますね。やはり私などは寝不足となります。我妻のように、充分寝られるも人もいるようですがね。従って私は夕寝やうたた寝をします。30分以内位ですがね。これで巧い事調整がつきます。
posted by 三上和伸 at 07:03| 前奏曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

新星空ウォッチング 木星・衝2日後 2019.06.13 01:10

木星・衝(11日)2019.06.13:0110
夜になり梅雨空は晴れ渡り、未明の刻になると木星が観えてきました。−2.6等の強い光で、天界を睥睨(へいげい、にらむ)しています。衝二日後に木星は観えました。
posted by 三上和伸 at 01:21| 新・星空ウォッチング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月12日

新とっておきの花 梅雨D アカンサスの葉 2019.06.12

アカンサス アカンサスの葉
アカンサスの花と見事な葉
昨日お伝えしたアカンサスですが、今日、余すところなく葉が撮影できましたので、ここに紹介します。古代ギリシャより建築・内装・装飾・絨毯・エンブレムなどの図案として有り難く取り上げられてきたアカンサスの葉、改めて眺めれば、素晴らしいと感じて、心に銘して仕舞います。


posted by 三上和伸 at 23:05| 新・とっておきの花 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

新とっておきの花 梅雨C ヒメシャラ 2019.06.12

落ちたヒメシャラの花 ヒメシャラ
雨で落ちたヒメシャラの花  姫沙羅(ひめしゃら)
夏椿が沙羅樹(しゃらのき)と誤って伝えられたので、ナツツバキ属の更に小さいこの花もヒメシャラの名となってしまいました。あの冬椿に比べれば何と小さいことでしょう。ヒメシャラが間違った名とするならば、姫椿が適当なのではないですかね。椿同様、花は丸ごと落ちます。今年はたくさん蕾を付けて、樹に花が溢れるのではないかと楽しみでしたが、豈図らんや、花は次々と落ちて行きました。可愛い白椿、大好きです。



posted by 三上和伸 at 22:53| 新・とっておきの花 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

私の歳時記 梅の実熟す 2019.06.12

色付く梅の実 落ちた梅の実
梅雨真っただ中、大雨も降りましたし、毎日が暗い空、やっと今日は薄日が差してほっと一息つきましたね。明日は晴れそうなので、星空ウォッチングがしたいですね。きっと衝直後の木星とさそり(座)の心臓・赤星のアンタレスが並んで観えるでしょう。17日は、それに満月が加わりますから楽しみですね。

梅雨の名の起こりとなった梅の実は完熟の時期を迎えました。歩道に迫り出した梅の木の枝には、熟した梅の実が付いていました。大きい実ですね。南高梅かしら…。歩道のアスファルトの上には、黄色い梅の実が落ちていました。美味しそうですね。きっと甘いでしょう?
posted by 三上和伸 at 22:31| 私の歳時記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

新生き物大好き 山鳩と尾長、そしてシャンシャン2歳 2019.06.12

水溜りで水浴びする山鳩 オナガ
今日の仕事の出先で、2羽の野鳥と出会いました。一昨日の大雨で出来た大きな水溜り、何と野鳥の山鳩が水浴びをしていました。河川や水辺が減った所為か、こんな即席の水場も利用するのですね。都市近郊の山鳩は、余り人を恐れ無いようで、私の見ている前で、平気で水浴びをしていました。カラスやヒヨドリなどと違って善良そのものの山鳩、ホントに可愛いですね。

空を見上げれば何とカラスの親戚の尾長が電線に留まっていました。こちらは鋭気鋭いカラスの仲間の野鳥、カラスよりも闘争心のある鳥で、猫を追い回している場面を観た事があります。スマホ撮影でしたので望遠が利かず、体色の美しさをお目に掛けられませんでしたが、その尾の長さは素敵で、シルエットだけでも十分な美しさがありました。今が子育ての真っ最中ですね。警戒心がその姿に表れています。

今日がシャンシャンの2歳の誕生日だったのですね。2年前、日本全国の期待を背負って誕生したのです。今日の上野動物園🐼舎前は長蛇の列、2時間待ちだったそうですね。来月には上野に行く予定がありますので、私は観て来ようと思っています。中国に帰るまで何回か会いたいですね。
posted by 三上和伸 at 20:27| 新・生き物大好き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

前奏曲 何時か観よ!蛍… 2019.06.12

先日Yちゃん運動会に行った折、お家には回覧板が来ていました。それは蛍の群生地を示したもので、それを知ったNちゃんYちゃんは、どうしても蛍が観たいと駄々を捏ね始めました。昔、赤ちゃんNちゃんと読売ランドの蛍を観た話を、私と妻とKさんが、楽し気に語ったのがイケなかったのでした。「もう夜だし、暗いから危ないよ。君たちがもう少し大きくなったら連れてってあげるからね…」と言っても二人は聞きません。最後は半ベソになり執拗に抗議してきました。

仕方なく、未だ明るかったのですが、車でこの地図で示されて地域を目指しました。しかしその地図では、どうもそこは畑でした。こんな所に蛍は出るのでしょうか? そこで私が二人に「ほらっ、まだ出ていないよ、来年ジイジがもっと安全で、よく見える所に連れてってあげるから…」と諭し、二人を諦めさせました。現地を観た事で、二人も納得したようでした。「ブスッ」とした二人、落胆の色が隠せません。でももうネンネの時間でした。皆をお家に送って、私たちはNちゃんYちゃんRくん家を後にしました。

判らない土地、どうしてもっと懇切丁寧に示せないものでしょうか?ホタル係さん! 初めての人はチンプンカンプンなのですよ。地図だけでなく、辺りの様子もしっかり書くことが必要です。

蛍、結構まだ残っているようです。先日はナッチャン恵ちゃんが、近所の谷川で観てきたようです。横浜にも伊勢原にも蛍はいます。


posted by 三上和伸 at 08:51| 前奏曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月11日

新とっておきの花 梅雨B アジサイとアカンサス 2019.06.11

アジサイとアカンサス
紫陽花とアカンサス、梅雨の花の定番ですね。

幕末のシーボルトに、日本のローズと言わしめた紫陽花。自らの日本人妻・お滝の名をもじってオタクサと名付けました。これには植物学者から異論・反論・オブジェクションが殺到したそうですが…。さだまさしは「紫陽花の詩」で、このオタクサを使っていました。洒落た長崎のコマーシャルソングでしたが…

アカンサスは公園などに、時々植わっているのを見掛けます。花は兎も角、常緑の葉が素晴らしいのですね。古代ギリシャ以来建築や内装、絨毯などのデザインのモチーフにされました。日本の車・日産シーマのエンブレムにも使われたそうです。
posted by 三上和伸 at 21:24| 新・とっておきの花 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

新とっておきの花 梅雨A 土手の絶品花・ホタルブクロ 2019.06.11

ホタルブクロ
背の高い雑草が生い茂る土手、今の時期一際目に飛び込んで来るのがホタルブクロです。雑草をチョイと手で除けてやると、風情ある薄紫の花が現れました。五つに裂した鐘形の花、紫の所以は小さな斑点の色、不思議なまだら模様が美しいですね。蛍袋、この花に蛍は忍びませんが、引っ切り無しに蜂が忍んできます。美味しい蜜が出るのでしょう。極小ですがタネも良く実り、繁殖力も強いものがあります。種蒔きすると無限数の苗が出来ます。

posted by 三上和伸 at 19:31| 新・とっておきの花 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

間奏曲 山ちゃん母の語り、好い話でした 2019.06.11

女性自身の配信で、ネットに山ちゃんのお母さんが、蒼井優を語っていました。息子から付き合っている人の名を聞いた後、このご両親は蒼井優が出ている映画を観に行ったのですと…。『お父さん、あれが亮太の嫁だよ。山里家に来るんだよ。信じられる? 私達の時代だったら、吉永小百合さんがうちに来るみたいなもんだよ』。思わず爆笑し、そのミーハー振りに温かいものが残りました。

最後に言った言葉は『優ちゃんに捨てられないように、一生懸命働きなさい。そして優ちゃんを一生懸命大事にしなさい』と…。花婿の親として切実な願いを打ち明けましたね。楽しい記事でした。

参考:雑誌女性自身配信のネット記事
posted by 三上和伸 at 19:18| 間奏曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

前奏曲 食べ残し?のブロッコリー、花が咲いた 2019.06.11

ブロッコリーの花
妻がベランダ家庭菜園で収穫したブロッコリーが花を咲かせました。立派な野菜となったのは最初の一個、その後も花芽は出来ましたが、ホンのサラダのツマ程度、妻はもう収穫を諦めたのでした。その結果がこの花、有り難いもので、お腹に頂いたその上に目も楽しませてくれました。✊グー
posted by 三上和伸 at 08:41| 前奏曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

私の歳時記 今日は暦の上で入梅 2019.06.11

二十四節気や五節句以外の季節を知らせるための便宜上の暦日を雑節と言います。入梅も雑節に入る暦日で、芒種の6日後ぐらいに当たり、太陽の黄経が80度の時(日)を指します。

現代の実際の梅雨入りは、気象庁の発表により各地方が別日になる可能性がありますが、気象観測のなかった昔は、田植えの時期を計る目安として雑節・入梅が利用されてきました。この日から30日間(30日後が出梅)が暦上の梅雨の期間です。

日本の梅雨(ばいう)は中国の梅雨(めいゆ)が伝わったものです。黴(かび)の雨と書いて黴雨(ばいう)と言う、言い方もあるそうです。

今日は雨が上がりましたが、暫く雨の季節が続きます。旨い米が出来るのを願って、梅雨の季節を乗り切りましょう。雨の日は窓を閉め、梅雨の晴れ間は、窓を開け換気を良くしましょう。黴を生やさぬコツです。

入梅鰯と言う言葉もあって、この頃の鰯は産卵前で、一年で一番脂が乗った時期だそうです。特別のご馳走だったようです。

参考:日本の行事・暦
posted by 三上和伸 at 07:47| 私の歳時記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月10日

新星空ウォッチング あと2時間で木星・衝 2019.06.10

明日未明の1時29分、木星が衝を迎えます。衝とは地球を中心にみて太陽と木星が相対して一直線に並ぶことを言います。例えれば、満月と同じ位置関係です。最も明るく大きく観える瞬間で、光度は−2.6等で視直径が46″.0だそうです。へびつかい座にいますが、隣がさそり座で、近くにアンタレスがいます。

このイヤらしい雨、梅雨寒の空は鉛色、と言っても夜ですから、夜の都会のライトを映して、ほんのり薄明るい色をしています。
posted by 三上和伸 at 23:33| 新・星空ウォッチング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

私の歳時記 今日は時の記念日 2019.06.10

時の記念日は、大正9年(1920年)に、東京天文台(現・国立天文台)と、財団法人・生活改善同盟会が制定した記念日です。

「時間を守り、欧米並みに生活の改善と合理化を図ろう」と日本国民に呼びかけ、時間の大切さを尊重する意識を広めようと考えられた記念日だそうです。

6月10日の由縁は、天智天皇の水時計・「濾刻」が初めて時を刻んだ日が天智天皇・旧暦卯月(4月)二十五で、新暦に直すと671年の6月10日になるのだそうです。従って6月10日が時の記念日になりました。

日本書紀には、「濾刻を新しき台に置く。始めて候時(こうじ)を打つ。鐘鼓を動かす。始めて濾刻を用いる」と記されています。

時間を大切に!

参考:気になる話題・おすすめ情報館

posted by 三上和伸 at 21:49| 私の歳時記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

私の歳時記 今日は路面電車の日 2019.06.10

路面電車・江ノ電
江ノ電の路面電車区間(腰越➡江ノ島)

6月10日が何故路面電車の日か? 苦しい語呂合わせの結果そうなりました。6ろ➡10てん➡ろてん➡路電➡路面電車の日。路面電車の日は、全国路面電車サミットの第2回広島大会で決まりました。路面電車愛好・支援団体が決めたのです。

日本の電車で最初の電車は路面電車だったそうです。その最初の路線は京都で、明治28年(1895年)4月に京都電気鉄道(京都市電の前身)が営業運転を開始したのでした。路線は京都七条から平安神宮だったそうです。

広島では原爆の為、壊滅した市街で、原爆投下から3日で、一部区間の市電が運航を開始したそうです。線路上の瓦礫を排し、車両を修理し、運転は女学生がしたそうです。この時走った車両・650形は現在でも現役で運行されているそうで、広島の奇蹟と言われ、広島復興のシンボルとなっています。

参考:今日は何の日・記念日


posted by 三上和伸 at 20:53| 私の歳時記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

私の歳時記 今日は記念日の多い日 2019.06.10

ネットの記念日カレンダーを閲覧すると様々な記念日が紹介されています。私は楽しみに観ており、この私の歳時記のページにも沢山紹介してきました。今日は比較的記念日の多い日で、しかも粒よりの内容を持った記念日が並んでいます。

路面電車の日。商工会の日。時の記念日。ミルクキャラメルの日。歩行者天国の日。夢の日。そして無添加の日があるそうです。今夜にでもこの内の幾つかを紹介しますね。では雨の中、仕事に行って来ます。
posted by 三上和伸 at 08:47| 私の歳時記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

私の歳時記 旧暦皐月の八 今日は皐月の🌓上弦 2019.06.10

今日が上弦の半月です。朝から雨で、月が観える保証は一切ありません。この時期天体観測には不向きな季節のようです。今日が上弦で、明日は木星の衝、17日は満月で衝直後の木星が満月と並んで観えるのですが、如何ですかね。週間天気では17日は降水確率30%と予想されています。期待しましょう。
posted by 三上和伸 at 08:31| 私の歳時記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月09日

終曲 Nちゃん、また進歩、お手紙書く 2019.06.09

Rくんの写真絵葉書に、NちゃんはRくんになりすまして、ヒイバアバに手紙文を書きました。「ぼくはこうえんのあすれちっくであそんだよ。ぼくのみじかいあしをぐーんとのばしてうえにのぼったよ。」。写真には、Rくんが公園の遊具で遊んでいる姿が写っていました。短文ですが、Nちゃんは作文を書き始めました。また少し、Nちゃんは進歩しました。少しずつでも、長い文が書けるようになると好いですね。
posted by 三上和伸 at 23:26| 終曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

新湘南漫歩 横須賀線のローカル線・田浦駅・衣笠駅 2019.06.06

一昨日の7日に行った横須賀市衣笠の仕事、久し振りで横須賀線に乗って、横須賀線のローカルな部分を旅してきました。横須賀線、首都圏とは言っても逗子を下れば、もう完璧なローカル線。鄙びた山間を走れば、直ぐに港町・横須賀、目の前はアメリカ海軍のベースキャンプです。

戦前までは日本海軍の軍港であった横須賀、その人員や物資の導線として必要だったのが鉄道でした。明治22年(1889年)の6月16日、大船⇔横須賀間の横須賀線が開通しました。当時は突貫工事だったようで、歴史の町・鎌倉を踏み躙った軌道を採用して、円覚寺の境内を突っ切ったり、若宮大路を寸断(現在は高架線)したりしました。駅は大船⇔鎌倉⇔逗子⇔横須賀だけでした。

田浦駅と七釜トンネル 軍港横須賀の重要部分でもあったので、田浦駅は明治37年(1904年)に主要都市の後、いち早く開業しました。

ホームの前後は山でトンネルです。従って11両編成では列車がホームに納まりきらず、開かずのドアーが出ます。そこで普段は4両編成の列車が走っていますが、時折11両編成が走ります。その節は、ドアーアウトになります。ドアーアウト車両に乗って仕舞うと、田浦駅停車中は地下鉄の中と一緒です。降りる人は早目に移動しませんとね。正にローカル線の風情を曝け出します。

1944年(昭和19年)に横須賀から久里浜まで開通しました。中間部に出来た駅が衣笠駅、今回の下車・乗車駅です。横須賀から衣笠までは山の下(トンネル)を走る事になります。逸見トンネル・横須賀トンネルで、トンネルを抜ければ衣笠駅でした。京急もそうですが、横須賀線もトンネルばかり、この横須賀トンネルが三浦半島で一番長いトンネルです。

横須賀線車両、クリームと青のベストカラーリング、JRでは一番のカッコイイ電車ですね。



posted by 三上和伸 at 20:51| 新・湘南漫歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

新とっておきの花 梅雨@ ノアザミ 2019.06.09

ノアザミ(野薊)
ノアザミ(野薊)キク科アザミ属
体中もの凄い棘で武装をしている草ですが、赤味を帯びた紫の美しい花を咲かせます。花弁は無く、多くの管状花で造られています。私はアザミが大好きで、この花を見掛けると嬉しくなり、思わずスマホをかざしスイッチを押してしまいます。この日も近所のドラッグストアの駐車場に咲いていました。たった一株のアザミ、きっと遠くから綿毛着きのタネがここに飛んできたのでしょう。幸い?に鋭い棘が痛いので、手折られない草と花、強い生命力がありますね。

若芽は食用、根も食用、葉は天婦羅や味噌汁、そして最高のアザミ飯に、根は醤油や味噌漬けにして山菜の山ゴボウに、山間部に行けば大抵土産物屋で売っています。

スコットランドの国花でもあります。その棘に依って国家を護ったとされる花です。花言葉は、独立、報復、厳格、触らないで。

アザミの名の謂れは、「アザム」(傷つける)だそうで、一種の殺人兵器?です。
posted by 三上和伸 at 19:28| 新・とっておきの花 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

前奏曲 梅雨入り不揃い 2019.06.09

梅雨に入ったばかりですから何とも言えませんが、地域に依ってバラツキがありますね。全国の週間天気を観てみると、☀と☂の区域がハッキリと分かれています。梅雨の無い北海道は☀一色、中国・四国、オマケに九州までも☀一色。反対に沖縄奄美、近畿・東海・北陸・関東・東北南部は、木曜日まで☂・☁一色。随分と分け隔てのある天気ですね。

横浜は未明まで降ったようで、道が濡れています。空は分厚い雲の梅雨空、朝から重い気分で出掛けなければなりませんね。折り畳み傘が手放せないです。そっとバッグにしまって出掛けましょう。暫くの辛抱、週末は梅雨の晴れ間が出そうです。

明日(10日)が上弦、明後日(11日)が木星の衝、そして入梅です。17日が満月で、しかも衝直後の木星と2°00′で接近、見物ですね。晴れを祈ります。
posted by 三上和伸 at 08:31| 前奏曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月08日

間奏曲 今日は楽しいYちゃんの運動会 2019.06.08

Yちゃん運動会のダンス
左:Nちゃん、中:Yちゃん、右:Kさんママ

今日は楽しい楽しいYちゃん幼稚園の運動会でした。この日はパパがお仕事でしたので、Yちゃんはママと二つのお楽しみ競争(お荷物運びとおんぶ競争)をしまして、Nちゃんも参加してのダンスも踊りました。三人の息もピッタリで微笑ましくも歓喜爆発の楽しい踊りでした。

パン工房・シーバー シーバーのダイニングの壁ペイント シーバーのパン
ベーカリー・シ−バー
壁のペイントアートが評判のベーカリー、テレビで紹介されたそうです。ジイジの注文の品(アンドウ、柚子デニッシュ、アイスコーヒー)

春の運動会でしたので午前中で終了、その後のお昼には、じいちゃんばあちゃんと一緒に伊勢原のパン処・シーバー(Shiibar)でパンランチをしました。美味しいパン屋さんであり、ピザも好評です。イートインスペースがあり、ペイントアートを楽しみながら食事ができます。

posted by 三上和伸 at 22:37| 間奏曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

前奏曲 朱鷺(トキ)放鳥 2019.06.07

環境省は、佐渡トキ保護センターの野生復帰ステーションからトキ20羽を放鳥したそうです。国の特別天然記念物のトキ、雌雄の内訳は雄14羽、雌6羽で、全20羽がゲージから放たれて野生復帰に飛び立ったそうです。チョイと計算できませんが、推定個体数は352羽となっているそうです。

嬉しいですね、年々のトキ増加、千羽・万羽に向けて、頑張れ!

参考:時事通信社 放鳥トキ情報
posted by 三上和伸 at 06:38| 前奏曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月07日

間奏曲 運転免許返納は国民の義務 2019.06.07

亡くなってはならない命が亡くなられています。況して幼い命、若い命、大きな未来があった命なのに、老い先短い年寄りの身勝手な自動車運転で消えてしまいました。痛恨の極みです。

俳優の杉良太郎さん75歳がこの度、運転免許返納をされました。俳優さんですので見るからにお若いのですが、甘えを排し返納されました。利便と楽しみを捨てられたのですね。お見事でした。

一番事故が少ない年齢は40代・50代、私はもう直ぐ70代、68歳の今の私は安全運転をしていまして、不安はないのですが、突き詰めて反省を強いてみれば、エアーポケットのように、意識の薄い瞬間がありますね。慣例に流されて、通り慣れた方角へ向いてしまい、道を間違えることが偶にあります。これが加齢の意識低下現象なのでしょうか? 今特に意識している点はこの意識低下のエアーポケット回避と、横断歩道、交差点の前後左右の目視の徹底です。目をギョロつかせて、横断歩道・交差点を横切っています。

そしてもう一つ、絶対の冷静さを保つことです。熱くならないこと、パニックを起こさないこと、投げやりにならないこと。冷静に楽しくドライブを楽しめれば、まだ暫くはドライバーでいられるでしょう。

限度年齢は80歳でしょう。80歳全員廃止でも良いですが、70歳以上は新たな組織を作って徹底検査をするべきでしょう。身体能力、感覚能力、認知能力、厳しい試験をクリアーしたものだけが運転出来る、そんな社会にしたいですね。



posted by 三上和伸 at 22:27| 間奏曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

私の歳時記 旧暦皐月の五 今日は旧端午の節句 2019.06.07

花菖蒲
今日は旧暦皐月の五、つまり旧暦の5月5日です。午(うま、ご)の月は5月で、その5月の最初の午の日を端午と言います。今年の本当の最初の午の日は12日なのですが、午とは5を表す訳ですから、5月5日を端午と言い、語呂合わせもあり、端午の節句は5月5日になったのです。

端午の行事は3世紀の中国が始まりと言われています。そして平安期に日本に伝わりました。邪気を祓い健康を祈願する日で、蓬(ヨモギ)と菖蒲(ショウブ)が邪気を祓う植物とされ、戸口に蓬を飾ったり、菖蒲酒を飲んだりして祝ったそうです。中国では粽(ちまき)、日本では柏餅を食べる習慣が始まり、今日に伝わっています。

民間に伝わるに従い江戸期には、鯉幟を揚げたり、兜や甲冑を飾ったりするようになりました。菖蒲(勝負)の節句であり、男の子の節句となりました。

皐月に於いては、日本には昔から端午の節句に擬える「さつき忌み(さつきいみ)」なる風習がありました。この時期の田植え前に、田の神のために早乙女(少女)たちが穢れ(けがれ)のお祓い(おはらい)をする習慣があったのでした。従って端午は、その昔の日本の女の子の節句だったのだそうです。皐月は忌み月であったそうで、雨が多く、洪水や氾濫も多かったようで、それらを祓う風習が幾つも残っていますね。



posted by 三上和伸 at 20:19| 私の歳時記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

私の歳時記 往きはヨイヨイ復りは...、梅雨入り発表 2019.06.07

明月院の紫陽花 東慶寺の花菖蒲
明月院の姫紫陽花   東慶寺の花菖蒲

梅雨入り前に咲き揃った梅雨の花、漸くそれに見合って気象庁から東海・関東甲信・北陸・東北南部が梅雨入りしたと発表がありました。

今朝は余り降りそうでなかったので、小さな折り畳み傘を持って徒歩の仕事に…。往きはヨイヨイでしたが、復り(返り)は降られました。重い鞄に折り畳み傘、ヒイヒイヒイヒイ、20分強を横須賀衣笠の道を歩きました。近年どうも歳の所為か7Kgの鞄では腰を伸ばして歩けなくなって来ましたね。そろそろリュックにしなくては駄目かも知れませんね。でもリュック、背中の汗染みがイヤなのですね。

無事梅雨入りとなりました。ジメジメが嫌ですが、ガツガツの太陽光線を防ぐ意味でも梅雨の分厚雲(ブアツグモ)は必要です。雨も降りませんとお米も出来ません。シットリの小糠雨なら紫陽花も花菖蒲もシットリと好い色に…。ザアザア振りは困りますが、多少の水分は必要不可欠ですからね。雨雨フレフレ適度にね…。
posted by 三上和伸 at 16:54| 私の歳時記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

前奏曲 深夜(未明)ホトトギス啼く(鳴く) 2019.06.07

昨晩と言うよりは今朝未明、そうですね、午前一時を廻っていたでしょうか? ホトトギスの声が聞こえました。寝入り端の未だ寝られない無聊の私の寝床の闇の上を、旋回しながら何度も何度も「トッキョキョカキョク、トッキョキョカキョク、トッキョキョカキョク、トッキョキョカキョク、…、…、…」。

脳と心臓だけが切なく動き回り、熱い感情に支配され、小一時間眠れませんでした。午前二時私は就寝しました。そして今起きました。既に覚醒しています。私の耳の奥には昨晩未明のホトトギスの声が木霊しています。「嬉しい…」、今、昨日までと違う私が居ます。
posted by 三上和伸 at 07:40| 前奏曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月06日

終曲 ナッチャンの祖母への季節便り 2019.06.06

ナッチャンの祖母への季節便り
きょう、老健の母を訪ねたら美しい葉書が2枚、届いていました。ナッチャンが老健の祖母に送った季節の便りでした。紫陽花に蛍袋、ナッチャンは私に負けず劣らずの花好きです。どうも花の好みも一致しているようです。私が送っても可笑しくない絵葉書、でも私より数段上手に書いてくれています。私、妻、子、孫がいて何かと母に気を掛けています。母・祖母・曾祖母、あなたは幸せなんだよ。グチを言わず、もっとしっかり生きましょう。
posted by 三上和伸 at 23:04| 終曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

新とっておきの花 梅雨入り前B 雑草と呼ばないで ネジバナとニワゼキショウ 2019.06.06

明日にでも梅雨入りは発表されそうです。我が新とっておきの花の梅雨入り前の項は、風前の灯火と言えます。それでも季節の歩みは留まる風情を見せず、そこいらの庭にも新たな花が咲き出しています。自然に人の庭に侵入してくる草を雑草と呼びますが、ネジバナにニワゼキショウ、雑草の中でも飛び切りの美花です。

ネジバナ ネジバナ
ネジバナ(モジズリ)
信夫の捩摺衣(もじずりごろも)から言い当てたもじずり・ネジバナ。この時期に咲く一際美しい雑草です。私達家族は殊の外この花を愛しています。先ほどナッチャンにこの花の写メールを送ってやりました。ナッチャン、グニャグニャになって喜んでいました。

ニワゼキショウ
ニワゼキショウ(庭石菖)
春のオオイヌノフグリと同様に、眺めていると、目が惚けて来て、まるで夜空の星を眺めている錯覚を覚えます。接写すると一等星ばかりになって仕舞いますが…
posted by 三上和伸 at 22:36| 新・とっておきの花 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

前奏曲 結婚を前提として… 2019.06.06

山ちゃん・蒼井優の結婚記者会見で、優さんが「結婚を前提として…」と答えられていました。蒼井優さんはチョイと古風な感じがありますね。紹介を受けて山ちゃんが気に入り、お付き合いを始めるに当たって、二人は「結婚を前提に…」が暗黙の了解だったようです。

古き昭和の私等の世代では、それが当たり前でした。告白をし、お付き合いをするには「遊びではありません。真剣に、結婚を考えながらお付き合いをしましよう。」が約束事でした。愛が深まれば、自然の流れとして、結婚が待ち受けていました。ある意味、自己犠牲を払ってでも相手を受け止めて迎える、賭けもあった事でしょう。それでも相手を思いお互いに愛を寄せれば、不思議と結婚生活は上手く行き、軌道に乗ります。愛し、信じ、希望を持つこと、きっと二人は添い遂げるでしょう。皺と白髪で老いさらばうまで…。
posted by 三上和伸 at 20:07| 前奏曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

私の歳時記 今日は芒種 2019.06.06

ビョウヤナギ ホタルブクロ キョウガノコ
ビヨウヤナギ(未央柳)ホタルブクロ(蛍袋) キョウガノコ(京鹿の子)
芒種は以上のような花が咲く時期です。

二十四節気の第9番目で芒種、芒(禾、のぎと言うもみ殻の棘)のある穀物の種類を指し、これを播種する時期を言います。しかし実際には芒種よりも早く種蒔きし、芒種の頃が田植えの時期となります。太陽の黄経が72°の時を言います。天文学ではその瞬間、暦ではそれが起こる日の一日を言います。

全国の田植え時期を調べました。沖縄は春分(3月下旬)の頃、超早場米(石垣島)は大寒?(1月下旬)の頃。九州も春分の頃。関西は小満(4月下旬)から芒種(5月上旬)の頃。関東は芒種から夏至(6月下旬)まで。東北は5月上旬の立夏から小満まで。北海道も5月下旬の小満の頃と言われています。

東北。北海道が比較的早く田植えするのは、冷夏を心配しての事。


posted by 三上和伸 at 08:49| 私の歳時記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月05日

鎌倉漫歩 紫陽花を訪ねて… 2019.06.05

姫紫陽花 額紫陽花
明月院ブルーの姫紫陽花   東慶寺の額紫陽花

今日は一日お休みをして、鎌倉漫歩に遊びました。今回は欲張らずに、北鎌倉の花の寺を二軒巡りました。平日だと言うのに凄い人通り、北鎌倉の駅から明月院まで、紫陽花詣での信徒さん達で溢れかえっていました。恐らくここと長谷は大変な人だかりとなっていたでしょう。鎌倉・紫陽花、bPの人気スポットですからね。

明月院の紫陽花は姫紫陽花で、ライトなブルー。これを明月院ブルーと称して、マニアの絶対人気となっています。今日の姫紫陽花の発色度は今一つでしたが、この淡いブルーが私好みと言えるのです。明月院の紫陽花は、この明月院ブルー一色で、他の品種は受け付けない絶対純血主義を貫いています。色々な色を観たけりゃ長谷へ行けばよい、そんな誇りある方便を言って悦に入る、北条時頼の臨済宗のお寺です。

反対に花の寺として特異な存在が東慶寺です。縁切り寺として世に名高い時宗の妻・覚山尼(かくざんに)が始めた寺です。ここも花の寺として売りの花が二種あります。紫陽花や梅は色々ありますが、そんなものはどうでも良い、岩煙草と岩絡みの原種の誇り高い花が自然に生えているのです。これは壮観です。岩煙草はこれから、岩絡みは今が盛り、近日中にこれらの花も紹介いたします。
posted by 三上和伸 at 20:34| 鎌倉漫歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

東京漫歩 グスタフ・クリムトの「ヘレーネ・クリムトの肖像」 2019.05.24

クリムトのヘレーネ・クリムトの肖像
ヘレーネ・クリムトの肖像
クリムト兄弟とその伴侶たちの相関図は微に入っていますが、このヘレーネ・クリムトは弟の娘であり、グスタフの姪に当たります。6歳だったそうですが、クリムトの筆致ですと、自然と色香が滲んできますね。少女の美しくなまめいた表情が表れてきています。クリムトの真価はやはり女性の描写にあるのですね。年齢は関係ないようです。

この女の子、私の孫のYちゃんに似ています。今、Yちゃんはそれまでの長い髪を切ってオカッパにしています。ヘレーネもオカッパ、その蠱惑のシルエットの瞳が潤んで、Yちゃんそのものなんです。
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前奏曲 驚愕‼失望‼蒼井優結婚 2019.06.05

衝撃のニュースが走りましたね。全能の天才女優・蒼井優が結婚。結婚なんかしないんじゃないか、何時までも少女の儘で生きるのではないか、そんな風に想われていた可愛い可愛い蒼井優が結婚‼。しかも相手が南海キャンディーズですと❓…。時折お煎餅のコマーシャルで観る蒼井優、笑顔と愛らしいセリフの言い回し、ホントに手の中の珠のような愛らしい女優が結婚だなんて、世の中可笑しい…
posted by 三上和伸 at 07:57| 前奏曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月04日

今日は虫の日であり、六四天安門事件の日 2019.06.04

虫の日、ム(6月)シ(4日)で虫の日、昆虫を愛そうと日本昆虫クラブが名付け親となりました。このクラブの初代会長が手塚治虫氏で、手塚さんが名付け親になったとはされていませんが、治虫さんが考え付いたことは察しが付きますね。大抵の男の子は昆虫狂となりますね。夏休みの宿題では、昆虫採集が当たり前でした。捕まえた虫を防腐剤入りの液を注射し、丁寧に虫を並べて行きます。しかしここでもその腕の器用さに差が出て、上手に作れる子もいれば、グチャグチャの出来栄えの子もいました。今もそうですが、私は蝉が好きでしたね。その鳴き声が何とも堪りませんでした。最も素晴らしかったのが蜩(ひぐらし)で、近所の里山に聴きに入って、悦に入っていました。蜩は当時でも貴品種で、森深くに入らないと聴く事が出来ませんでした。それでも現在住んでいる私の住まいの裏には蜩の森があり、毎年晩夏から初秋にかけて、朝晩、蜩を聴く事が出来ます。三つ子の魂…も。私は3歳にして人生の宝の一つを手に入れたのです。

そして今日は、近代中国の最大のタブー・六四天安門事件の日ですね。若者1万人の死者、頑なな中国共産党、それでも何時か近い将来、中国の大切な記念日になる事でしょう。
posted by 三上和伸 at 22:46| 私の歳時記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

東京漫歩 クリムトの「赤子(ゆりかご)」と「オイゲニア・プリマフェージの肖像」 2019.05.24

クリムトの赤子(ゆりかご) クリムトのオイゲニア・プリマフェージの肖像
赤子      オイゲニア・プリマフェージの肖像
布の風合いと色使い、クリムトのジャポニスムの影響が表れた作品です。赤子、ややグロテスクですが、重ねられた布の重さがこの赤子へ与えられた愛の量を暗示しているように思われます。貴婦人の肖像画、やや太目のふくよかな美人です。元は女優ですと。クリムトのパトロンの奥さんの肖像です。何と言う極彩色、衣装だけに留まらず、足元と部屋の壁、そして窓の外には薔薇園と雉?が、東洋のエキゾチシズム満載の華麗な絵画。これはこれで、好いですね。
posted by 三上和伸 at 21:58| 東京漫歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

私の歳時記 皐月、実の成る季節 2019.06.04

中央白がヤマザクラ(04.06)ヤマザクラのサクランボ(06.04)
ミズキ(05.02)           ミズキの実(06.04)

・山桜のサクランボは今が熟しどころ、滴る果汁はジューシーそのもの。四十雀の巣立ち雛達が訪れていて、「チチチッ、チチチッ、チチチッ」と鳴いて賑やかでした。

・ミズキは今青い実が稔り始めました。これから秋にかけて熟して行きます。晩秋には黒く熟し、小鳥たちの絶好の餌となります。


posted by 三上和伸 at 20:29| 私の歳時記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

新とっておきの花 梅雨入り前A タチアオイ 2019.06.04

タチアオイ タチアオイ
立葵と書きます。古来から薬用植物として渡来しました。トルコ種と東ヨーロッパ種が雑種となった種類だそうです。花が美しかった所為で薬用の他に観賞用として品種改良をされて来たそうです。江戸期には屏風絵になったものもあり、今もその屏風が残っています。

梅雨入り前に咲き出し、長いものでは梅雨明け頃に咲き終わります。長く楽しめるコストパフォーマンスの良い花です。

花言葉は素晴らしく、平安。高貴。大志。などがあります。
posted by 三上和伸 at 20:12| 新・とっておきの花 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

私の歳時記 結局、皐月とは田植えをする月の意味 2019.06.04

皐月の皐はどんな意味?の続きですが、私はバカでしたね。水辺の高い土地、光っている水面、もうこれは人工的なものでしたね。そう田圃のことでした。棚田ですかね。芒種を控えたこの時期、皐月とは田植えをする月に決まっていますね。
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私の歳時記 旧暦皐月の弐 皐月の皐はどんな意味? 2019.05.04

月の呼び名は様々にあります。1月は睦月、2月は如月、3月弥生で4月は卯月、そして5月が皐月。何時も不思議に思うのが皐月の皐です。そこで新漢語林で調べてみました。皐はコウと読み、その字義は、さわ(沢)、沼地、湿地。岸、水際。さかい(界)、かぎり。くま(曲)、水辺の曲がっている所。おか(丘)だそうです。他には高い、緩い、ゆるやか、呼ぶ、告げる、命ずる。そしてさつき、五月、皐月となります。

どうやら水に関係があるようですね。そして土地、更に地勢、尚も呼応、終いに5月の呼び名になります。纏めれば水辺の高い土地で何か(5月)を告げるですかね。雨の多い山野を意味していますね。

皐の解字をすると、象形で白は頭蓋骨、その下の旁は獣の四足だそうです。それを転じて、水面の白く輝く様(沢、沼)を表しているそうです。

兎に角、皐は白く光る水を指し、水の月、即ち皐月は、雨の月を意味(暗示)しているようです。
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2019年06月03日

東京漫歩 グスタフ・クリムトの「女ともだちT」 2019.05.24

女ともだちT(姉妹たち)
1873年5月1日から10月31日まで、ウィーンでは「文化と教育」がテーマで、万国博覧会が開かれていました。この地に住んで後に名を挙げたのが、ブラームス(当時のウィーン学友協会芸術監督、作曲家、40歳)、フロイト(精神医学者、17歳)、マーラー(作曲家、13歳)、そしてグスタフ・クリムト(画家、11歳)でした。この4人は当然、この万博に参加(ブラームス)乃至観覧をした者達で、初参加の日本に強い興味を持ったのでした。

ブラームスは知古を頼って箏曲の演奏を聴き、音から写譜し、楽譜(遺品に存在する)を起こしたりして、その後の創作の一助にしたと言われています。晩年の作・クラリネット五重奏ロ短調などに、その片鱗(尺八をクラリネットに見立てた)を覗かせています。第2楽章中間部の、クラリネットの尺八風エキゾチシズムは、正にブラームスのジャポニスムの表出でした。

そして最もそのジャポニスムの影響を受けたのが画家になったクリムトであり、日本美術の紹介に努めたり、強い浮世絵の影響下に創作活動をしていました。この1907年作の「女ともだちT」にも強い浮世絵の影響が観えており、顔の輪郭の表面的な筆致や衣装の裾に観える市松模様など、まさに浮世絵の技法を踏襲しています。クリムトの日本趣味の奥床しい絵画です。
posted by 三上和伸 at 21:50| 東京漫歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

私の歳時記 旧暦皐月の壱 皐月の朔・新月 2019.06.03

梅と枇杷の実              額紫陽花       紫陽花
昨日が卯月の晦日(みそか・つごもり)でした。その月の最後の月を晦日(晦、つごもり)と言うのです。その月(早朝未明の月)の写真を撮ろうとしていたのですが、曇っていましてね、しかも目覚められませんでした。起きた時は薄明後、そして曇天、ここのところ、晦の月だけは写真に収めていないので、撮りたかったのですがね…。

そして今日が新月、皐月の朔です。とうとう、五月雨の月・皐月に入りました。雑節の入梅(11日)は一週間後、関東の梅雨入りの告知日は平年ですと8日前後ですかね。いよいよ雨の季節が目前に迫りました。梅雨の花・紫陽花も季節を先取りして既に咲き始めています。しかも梅雨に採れる果実も採れました。素敵なことですね。

二十四節気・小満が、最初の実の成る時期を示唆している二十四節気でしたが、梅や枇杷は芒種に近づかないと成らないのですね。もう直ぐ芒種、今が田植え時ですかね。


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2019年06月02日

間奏曲 収穫の青梅 2019.06.02

収穫の青梅
昨日、妻の実家に立ち寄って、梅の実の収穫を手伝いました。今年は時期が早目だったようで、やや小振りで青い梅が多かったようです。早速、瓶に青梅と焼酎(アルコール35度以上)に角砂糖を入れ、梅酒漬けにしました。秋には軽口の梅酒が出来上がり、爽やかな風味が味わえるでしょう。

この写真の梅は、梅干し用にします。笊の上で暫く熟成させます。青(緑)から黄色、そして赤みを帯びてくれば、漬け時となります。
posted by 三上和伸 at 21:52| 間奏曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

間奏曲 我が家の田植え 2019.06.02

ベランダ菜園田植え
Nちゃんが未だ一歳ぐらいの時、パパの提案で日向薬師の田圃で、田圃オーナーになりました。時折、田圃を訪ねては稲作の真似ごとをしたのです。その銘柄はユキヒカリ?だったと思われます。稲刈りの時、その籾を貰って、翌年自宅で、種蒔きをしました。一杯発芽して沢山苗が出来たのですよ。それを写真のようにバケツ田圃で育てました。チャンと育つのですよ。夏には花が咲き、秋には米が稔りました。私等はそれを食べるのではなく、葉を撚って環飾りを作り、そこに稲穂を飾るのです。翌年の正月飾りのために…。毎年続けているのですよ。今年も豊作になるでしょう。
posted by 三上和伸 at 21:28| 間奏曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

新とっておきの花 梅雨入り前@ ホタルブクロ 2019.06.02

ホタルブクロ
ホタルブクロ(蛍袋)
キキョウ科の花は美しくしかも愛らしい花が並んでいます。ベル型の花、その中でも特に地味ではありますが、そこはかと滲む奥床しさが素敵な蛍袋です。私を野の花の魅力に誘ってくれた恩ある花です。今は梅雨入り前、丁度下界では蛍袋が咲く季節、本格の梅雨には姿を消します。それでも盛夏の山上にはこの花が目立ちます。それは紫の強い、更に艶が増した山蛍袋です。霧ヶ峰で観た山蛍袋が忘れられません。
posted by 三上和伸 at 21:06| 新・とっておきの花 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

私の歳時記 今日は裏切りの日 2019.06.02

この歴史的日は、旧暦天正2年6月2日(1582年6月21日)に明智光秀が主君の織田信長を謀反の末、殺した日。それを記念し今日6月2日は裏切りの日と定められました。この日、信長の命令で、毛利攻めをしている秀吉を助けるため、西に向かう筈の光秀は「敵は本能寺にあり!」と東の京に向かい、本能寺を包囲、信長を自害に追い込みました。信長が森蘭丸に誰の謀反かと聞いた時、蘭丸は「光秀にございます」と告げました。その時信長は「是非もなし(仕方がない)」と述べ、観念し、自害したそうです。光秀が相手では絶対に逃げ切れないと腹を決めたそうです。

光秀は殺戮を繰り返す狂気の信長を何時か討ち果たそうと考えていたようです。この日が最大のチャンスだったようで、一点の曇りなく、光秀は宿願を果たしました。光秀は天下を盗る気などなかったようです。唯、信長を討つ事のみを願い、行動しました。
posted by 三上和伸 at 17:08| 私の歳時記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

前奏曲 パセリの花 2019.06.02

パセリの花
散々食べ散らかし楽しんだパセリ、刺身やサラダのツマにして利用してきました。私はこう言ったハーブが大好きで、ルッコラ以外は何でも食べます。昔から刺身のツマのパセリでも残さずに食べて来ました。刺身を食べ終え、ツマの大根千切りも食べ尽くし、残ったパセリも美味しく味わって食べたものでした。

そのパセリにとうとう花が付きました。セリ科特有のレース状の花、涼やかで好いですね。
posted by 三上和伸 at 10:09| 前奏曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月01日

東京漫歩 グスタフ・クリムトの「ユディトT」 2019.05.24

この日は、上野の東京都美術館で開催されていた「クリムト展」に行って来ました。グスタフ・クリムトは初め彫刻師や彫金師としてウィーン固有の工芸で名を馳せ、劇場や美術館の装飾の仕事を手掛けました。やがて彫金の技巧を取り入れた絵画を書き始め、ウィーン分離派の会長を務め、傑作絵画を次々と発表しました。女性の甘美な官能性を追求した爛熟したウィーン世紀末を代表する画家でした。クリムトは女好きでした。モデルとなった女性と次々と関係を持ち、私生児の数が15人を上回るとされています。されど単なる女好きではなかったようで、女性を核とした性・誕生・老い・死を見詰めている芸術家の目線が感じられます。

ユディトT グスタフ・クリムト
ユディトT
旧約聖書「ユディト伝」に登場するヘブライ人の寡婦(未亡人・後家)ユディトを描いた作品。ユディトの左手にはアッシリアの将軍・ホロフェルネスの首が携えられています。ユディトが住むユダヤの町ベトリアに進攻してきたホロフェルネス将軍をユディトが色で落とし、寝首を掻いて恍惚と酔い痴れている図の絵画です。西洋絵画(文化)では、ユディトかサロメだそうで、妖婦の2大象徴だそうです。

このモデルもクリムトの愛人だそうです。
posted by 三上和伸 at 20:44| 東京漫歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

私の歳時記 金運の己巳 孟宗竹も新緑 2019.06.01

5月19日      5月30日
竹秋で枯れ色だった竹林がここにきて新緑を呈してきました。これが竹の春と言いたいところですが、本来の竹春は旧暦葉月(新暦9月の季語)なのですね。旧暦葉月は、新緑ではなくて青葉なのですね。今入梅時に、美しい黄緑の色の若葉で、孟宗竹の竹林も蘇りました。

今日は60日に1回の己巳(つちのと-み)の日なのですね。蛇(巳)は弁天様の使い、弁天様は金運の神様ですね。しかも己(つちのと)は陰陽道では土性で、土は金属であり、お金にも通じます。金運と金属(お金)、正に今日は金運上昇の日。弁天様にお参りをして、新しい財布を使いだすのも良いでしょう。今日の鎌倉は混んでます。銭洗い弁天詣ででね…
posted by 三上和伸 at 08:16| 私の歳時記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

前奏曲 シャンシャン中国帰国、来年12月に… 2019.06.01

一昨日配信された時事通信社の記事によると、小池都知事がシャンシャンの中国返還時期が来年の12月に延びた事を報告したそうです。嬉しいことですね。これで当分の間、安心していられますね。オリンピックは行かずともシャンシャン詣では出来ます。シャンシャンの誕生日は、2017年の6月12日、もう直ぐ2歳の誕生日なのですね。6月12日は水曜日で、平日ですね。行ってみますかね? でも外国人観光客が大勢ですかね。何処へ行っても平日は、外国人観光客に占拠されていますからね。
posted by 三上和伸 at 07:16| 前奏曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする