2020年05月13日

ブラームスの名曲38 歌曲「もはやきみの許には行くまい」 Op.32-2

作品32の第2曲、こちらはダウマーの詩を使っています。詩人は違えども、内容は重苦しい恋の歌、老年の私からすれば、人生の経験がない若者は苦労をしてしまうのでしょう。恋とは不可解なもの、心を一つにすることは難しい…、努力が必要なのです。

「もはやきみの許には行くまい」 詩・ゲオルク・フリードリヒ・ダウマー
もはやきみの許には行くまいと、
ぼくは決心して、誓いもしたが、
毎晩行ってしまうのだ。
あらゆる力とあらゆる抑制を
ぼくは失ったからだ。

ぼくはもはや生きながらえず、
たった今滅び去ってしまいたいが、
それでいて、きみのために、
きみとともに生きたいから、
決して死にたくはないのだが。

ああ、ひとことでいいから言ってくれ、
ただひとことをはっきりと!
ぼくに生か、または死を与えよ、
きみの気持ちだけがぼくに
きみの真実を打ち明けるのだ!

アガーテと別れてから暫くして、29歳(1862年)のブラームスは、ウィーン進出を果たします。この曲集は1864年に出版されていますが、この頃のブラームスはクララと親しく交友を続けていました。しかし、それは既に友情としての段階に昇華したものでした。必要欠くべからざる同志の楽友としての付き合いでした。ところがそこにもう一人、若く魅力的な女性が現れます。名はエリザベート・フォン・シュトックハウゼン、この16歳の魅力的な少女がウィーンのブラームスのピアノの弟子になるのでした。この悲劇的な歌曲集の最後の一曲が、世にも美しいエロチカになったのは、この少女無くしては考えられません。しかしブラームスはその美しさに恐れをなして、この少女を友人のピアニストに預けてしまうのです。アガーテとの苦い思い出が胸を過ったと言って間違いはないでしょう。この作品32の歌曲集、若いブラームスの自伝的な歌だったのかも知れません。

曲は第1節と第3節は、同じメロディーを使い暗い心情を語りますが、第2節は曲調ががらりと変わり、激情が溢れ出します。ブラームスの歌曲には珍しい3部形式を使っています。劇的な表現が目立ちます。
posted by 三上和伸 at 21:12| ブラームスの名曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

間奏曲 真夏日未満、初夏の喜び 2020.05.13

ローズ
ローズ
少々暑かったですが真夏日未満、13:13に29.2℃でして、真夏日になりませんでした。南風、容赦なく陽が射し、今し方散歩から帰って来たのですが、汗だくです。パンツ一丁になって夕涼みをしています。窓を全開、気持ち良い風が入って来ます。今の湿度は41%、ここが梅雨以降の夏と違うところ、初夏、千金の価値ある素晴らしい季節です。
posted by 三上和伸 at 17:35| 間奏曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

前奏曲 ☀ 降水確率0%・10%・0% 南のち北風 最高気温29℃ 2020.05.13

芍薬
シャクヤク
上海付近に高気圧があります。時速20kmで東に進んでいます。横浜から上海は約2000kmです。従って当分晴れの予想が出来ます。しかし、南岸には梅雨前線がありますので、それがどう作用するか分かりません。週間予報を観ると16日(土)が降水確率が高いですね。今日の最高気温予測が29℃、もしかしたら真夏日かも? 今は散歩の時間を悩んでいます。朝にするか夕方にするか? 午前中の方が断然気持ち好いのですがね。 
posted by 三上和伸 at 07:51| 前奏曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

月に寄す 旧暦卯月の廿一 有明の月 2020.05.13 05:36

旧暦卯月の廿一 有明の月 2020.05.13 05:36
旧暦卯月の廿一の月
明日が下弦です。この月は、昨夜の23:39に出た月です。月の入りは今日の09:39です。日を跨いで昇っている月なのです。
posted by 三上和伸 at 06:50| 月に寄す | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする