2020年07月04日

ブラームスの名曲46-@ 歌曲集「ティークのマゲローネのロマンス」Op.33 概略 2020.07.04

ブラームスが14〜15歳の頃、父の友人の家で過ごした時に、そこの娘と一緒に読んだ「民族童話集」の中に、この「ティークのマゲローネのロマンス」と言う物語がありました。ブラームスが仲良くなったリーシェンと仄々と読んだ思い出の物語、後年、アガーテと別れた直後に、既婚のリーシェンと会う機会があり、互いの人生の変化を思い、懐かしみ、その時、この物語の中にあった15編の詩に、曲を付けることを思い立ちました。

1862年に書き始められましたが、最初は第1集と第2集の6曲を書いて、しばらく中断し、8年後の1869年の12月までに、残りの第5集までを完成させました。

それまでブラームスが書いてきた歌曲は、比較的単純な有節歌曲が主体でしたが、今回は完全な物語の筋を持った物語歌曲でした。叙事的な独唱カンタータ風で、スケールの大きな曲が並んでいます。懸念されるのは、小説の中にある詩のみに付曲された訳で、全体の物語のストーリーを聴き手が把握するには、歌だけでは不完全とされています。聴き手があらかじめこの物語を読んで把握するか、もしくは、第三者の進行のナレーションが必要と言われています。それでも全15曲を歌い終えるのに60分弱を要する大曲です。曲目として、演奏会に取り上げるには演奏者としても骨の折れる仕事かも知れませんが、真の傑作ですので、是非、何遍も取り上げて欲しいと思います。できる限り、聴かせて頂きたく思います。ファンの願いです。

あらすじは次回より、順次曲紹介の折に書きます。

◎ティークのマゲローネのロマンス(1797年)
ヨハン・ルートヴィッヒ・ティ−ク(1773〜1853)は、ドイツ・ベルリン生まれのドイツ初期ロマン派の作家・劇作家。中世の民話から取材した「民話集」が主要な作品で、「長靴をはいた牡猫」、「金髪のエクベルト」、そして今回の「美しいマゲローネの不思議な愛の物語」などの著作があります。



posted by 三上和伸 at 21:37| ブラームスの名曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

間奏曲 「逃げ恥」男の沽券と女の寛容 2020.07.04

世の男は誰でも、初めから女を知っている訳ではあません。勿論、興味本位で文献を調べて、学んでから事に及ぶ者が殆どでしょうが…。女を知らない平匡にだって沽券はあり、年下の女子(みくり)にリードされたくない気持ちがありました。歳の若い若殿に、性事を教える古のプロの女もいましたが、そんな者がいなくても現代では事足ります。それが女の寛容さです。本当の愛を遂げようとするみくりには、しっかりとした覚悟がありました。どんな状況でも対処し、時間を掛けても平匡を男にしようと思っていた筈です。優しいみくり、女の寛容さは男の沽券など、屁とも思わないのです。そんな愛しい女を新垣結衣は、清潔に演じていました。愈々明日がドッキングの日ですね。

何時の時代も女性は男の母であり、恋人であり、天使です。女性を愛します。
posted by 三上和伸 at 19:47| 間奏曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

新とっておきの花・梅雨54 ギボウシ(擬宝珠) 2020.07.04

ギボウシ(擬宝珠)
ギボウシ(擬宝珠)キジカクシ科ギボウシ属 昔はユリ科とされていました。近年に種別が変更され、キジカクシ科に属する事になりました。これは園芸化された株ですが、日本には野生種があり、イワギボウシ、オオバギボウシ(ウルイ)、トウギボウシ(園芸種の親)、コバギボウシなどがあります。山菜としてはウルイ(オオバギボウシの若芽)があり、人気の高い山菜です。花は白から淡紫、そしてコバギボウシの濃紫があります。姿形が良いのはイワギボウシで、風流極まりない美しいギボウシです。 
posted by 三上和伸 at 11:32| 新・とっておきの花 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

新とっておきの花・梅雨53 ヘクソカズラ(屁糞葛) 2020.07.04

アカネ科ヘクソカズラ属のつる性多年草です。茎や葉を痛めたりすれば、悪臭が漂います。そこで屁糞葛の名が起こりました。藪などに生え、今頃は、ご覧のような可愛らしい花を咲かせます。田植えの早乙女の笠を想像させることから、早乙女花、早乙女葛の名が生まれました。また花の様子がお灸のように見えるので、ヤイトバナ(灸花)の名もあります。臭いさえなかったなら、きっと掛値なく愛されたでありましょうに…。
posted by 三上和伸 at 09:57| 新・とっておきの花 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

前奏曲 ☂|☁ 70%→50%→50% 南の風 27℃ アメリカ独立記念日 2020.07.04

北緯30°から40°の間に梅雨前線が横たわっています。奄美・沖縄・石垣と北海道は晴れています。その間の九州・四国・本州は梅雨前線の真下にあり、雨が降っています。向こう一週間は梅雨空で雨、但し、気温が高めに推移していますので、梅雨明けは早そうですね。お盆前に開けますかしら? 土用入りは19日です。

今日はアメリカ合衆国の独立記念日です。1776年のこの日の7月4日、独立戦争を経て、イギリスから独立しました。この頃のヨーロッパ音楽界はハイドン・モーツァルトの時代でしたね。アメリカ独立は、モーツアルトの二十歳の時に起こりました。後に多くの大作曲家がアメリカに渡りました。有名な所ではヨハン・シュトラウス2世のアメリカ公演や、ドボルザークのアメリカの音楽学校(ニューヨーク・ナショナル音楽院・年俸:15.000ドル、プラハ音楽院の25倍)の校長就任などがあります。シュトラウス、ドボルザークともブラームスの友人ですが、ブラームスは船が苦手で、海外には行っていません。ブラームスの移動手段は、もっぱら徒歩と鉄道だけでした。
posted by 三上和伸 at 07:32| 前奏曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする