大暑の今日、午後から晴れまして、散歩のずる休みができなくなりました。仮令、夕方でも、太陽はギラギラ。そこで西向きのコースは避けて、東向きのコースを選びました。ここも農園の脇を通る道、農作物や果実を眺めながらの道程となりました。
ミズヒキ(水引)ヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡)
花序が紅白の帯紐の水引に見えることにより、そのまま名を頂戴したタデ科の多年草。貧弱ではありますが、どことなく風情があり、人気の野草です。夏から秋にかけて藪などに咲いています。ヨウシュヤマゴボウは北アメリカ原産の帰化植物、こちらも空き地によく見かけます。赤紫色の果実は強い染料で、衣服に着くと落ちません。従ってアメリカ名では、インクベリーと呼ばれます。
茄子の花。美しい紫の花、好い色ですね。
完熟を過ぎたレモン 本年度の青いレモンの果実
以前にも撮影したレモンです。普通の家の庭先にあるのですが、上手に栽培しています。黄色の巨大なレモンは昨年に実ったもの、この家の住人が採らずに野放しにしたレモンです。右の青いレモンは、今年花が咲いて受粉した成長途上のレモンです。秋になれば黄色く熟します。
ノアザミ(野薊)キク科アザミ属 刺状の頭状花の下に膨らんだ総苞がありますが、凄い棘がありますね。アザミは危険な花、手折ろうとすれば怪我の元、手を出さずに、見て楽しむだけにしましょう。
柿も大きくなりましたし、ブドウはもう直ぐ食べごろの感じがします。もう少し経てば、甘い香りがしてきます。
トマト畑と手入れをする農家の女性。里芋の大きな葉と、手前は大根に小松菜かしら?
わが散歩道は自然の宝庫、早くも蔦が紅葉していました。蔦の紅葉は山中でも早い方です。雑木林の里山の風景、今はニイニイゼミの蝉しぐれを楽しめます。6時を過ぎればヒグラシの独壇場となります。