2020年10月13日

ブラームスの名曲68 「すみれによせて」 Op.49-2

「すみれによせて」 詩:ルートヴィッヒ・クリストフ・ハインリッヒ・ヘルティー
すみれよ、あのこがこの泉を訪れるまで、
きみの青いうてなのなかに
この哀愁の涙をかくしておくれ!
あのこがわらってきみを芝生から摘みとり、
その胸をきみの花で飾ろうとしたら、

おお、あのこの胸に縋って(すがって)いいたまえ、
きみの青いうてなのなかの滴は、
一生泣きながらすごして、
死ぬことを望んでいる、
誠実な若者の心から湧きでたものと。

*うてな(臺)=花の萼、花の基

ロマンティックと言うよりもセンチメンタルと称した方が適切と思われます。まあ、すみれと言う花は、人をこんなにもセンチメンタルにさせる魔力がある花と言えますね。私も大好きな花、この花を観ると、何か懐かしい故郷へ帰って来た喜びが湧き出ます。音楽は澱み無く軽やかに流れます。優しい風の中で憩う歌。
posted by 三上和伸 at 21:05| ブラームスの名曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ブラームスの名曲67 歌曲「日曜日の朝に」 Op.49-1

「日曜日の朝に」 詩:ハイゼ訳のイタリア民謡
日曜日の朝に、美しく着飾った
きみがどこへ行ったのか、知ってるよ。
また、きみを見かけた人たちも大勢いて、
きみのことを告げ口しに来てくれた。

みんなの話を聞いて、大声で笑ったが、
わたしは夜自分の部屋で泣いた。
みんなの話を聞いて、歌い始めたが、
ひとりになると、切なく手をもみ合わせた。

恋愛は自由ですからね。この場合は裏切られたのか、まだそこまでの浅い恋だったのか。それでも詩を読むに従って、この男にとっては深刻な恋で、裏切られたのですね。多かれ少なかれ、こんな恋は経験済みの人が多いですよね。それなりにつき合ったとしても、周りは常に誘惑が溢れています。素敵な人ほど、求愛されることは多いですね。そんな女を手に入れるには、真心を尽すしかありません。そして自由を保障する事です。広い寛容の心を持つ事です。振られたって好いじゃないですか。許しましょう。

このハイゼの詩集には、フーゴ・ヴォルフも関心があったようで、「日曜日の朝に」は避けていますが、他の詩には曲を付けています。ヴォルフは既にブラームスがこの詩に曲付けした事を知っていたようでした。鉢合わせをしないように賢明にこの詩を避けたようでした。ヴォルフにとっては目の上のたん瘤だったブラームス、一時期、ブラームスをこき下ろすのにヴォルフはその時間と労力を浪費してしまったのでした。音楽的立場の違いが生んだ悲劇でした。
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新食べ歩き・間食 ロッテのラミー 2020.10.13

ラムレーズンチョコレート・ラミー
先程、牛乳を買いに近くのドラッグストアに行ったところ、何と季節商品の洋酒のチョコレートが並んでいました。冬季限定で販売されるラミーとバッカスです。ラム酒に浸したレーズンが入ったラミー、コニャック(ブランデー)が入ったバッカス、アルコール分はラミーで3.7%、バッカスが3.2%だそうです。どちらも生チョコが入っていて融けやすいので、冬季にしか発売しないのだそうです。まあ、少量ですから、お酒が弱い私でも十分食べられます。どんなチョコレートより食べ応えがあります。

*ラム酒
砂糖を搾った廃糖蜜を醗酵させて作られる蒸留酒。オークの木樽で熟成させるそうです。そのままやカクテルのベースとしても飲用され、ケーキやタルトなどの風味づけにも使われます。ラムレーズンのお菓子は最高に美味しいですね。
posted by 三上和伸 at 19:28| 新・食べ歩き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

間奏曲 ヒヨドリ、喧しい 2020.10.13

ミズヒキ(水引)
ミズヒキ
今日は旧暦で葉月の廿七、中秋もあと数日で終わりを告げ、長月の晩秋に至ります。庭の水引も赤を増して来ました。昨日渡って来たヒヨドリたちも朝から喧しい…。地味で鼠のような体のヒヨドリですが、鼠とは大違いで、良く観れば、美しい鳥です。但し美声とはとても思えません。甚だ喧し声です。それでも秋は感じさせてくれます。微妙に…有り難い?…
posted by 三上和伸 at 08:36| 間奏曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

前奏曲 ☀/☁ 10%→10%→20%  25℃ グリニッジ天文台経度0度制定 2020.10.13

南シナ海には台風16号ナンカー(マレーシア提案・果物の名)があり、石垣島では雨が降っています。小笠原も台風14号チャンホン崩れの熱低があり、やはり雨ですね。オホーツク海にあった低気圧から延びていた前線も東に去り、列島は移動性高気圧が覆い始めており、天気は良さそうです。

*グリニッジ天文台が経度0度に制定された日
1884年のこの日、ロンドン郊外にあるグリニッジ天文台を通る子午線(北極から南極に至る直線・経度の線)が経度0度に制定されました。そこから西(大西洋―アメリカ大陸―太平洋)に向えば西経、東(ユーラシア大陸―太平洋)に向えば東経となります。両方の180度が日付変更線となります。日本は東経135度(明石)を中心に、120数度から150度までの範囲にあります。
posted by 三上和伸 at 08:18| 前奏曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする