2020年10月14日

ブラームスの名曲69 歌曲「ゆりかごの歌」 Op.49-4 2020.10.14

「ゆりかごの歌」 詩:少年の魔法の角笛
おやすみ、おやすみ、
バラの花を枕辺に飾り、
ナデシコを花瓶に刺してある。
さあ、布団の中に入りなさい!
神さまのお心のまま、
あすの朝また目を覚ますでしょう。

おやすみ、おやすみ、
天使たちに見守られて、
夢の中で天使たちはおまえに
クリスマスの樹を見せてくれる。
さあ、幸せに快くお眠り、
そして天国の夢をみなさいね!

ご存知のブラームスの子守り歌、ブラームスのオリジナル曲で、一番有名な曲です。世界中に知れ渡った曲で、クラシック音楽の中でも特別の存在です。詩は少年の魔法の角笛からの童謡で、揺り籠の揺れを模した優しいピアノ伴奏が美しく、メルヘンの世界を彷彿とさせます。結婚せず、子を作らなかったブラームスがこんな曲を書いたのです。人間を見詰め見通した天才の想像力の産物ですね。

アガーテと別れた当時、ブラームスは故郷ハンブルクでハンブルク女声合唱団を指導していました。そこで出会ったのが合唱団員のベルタ・ファーバー(旧姓ポルプスキー)でした。ベルタは後にウィーンで結婚し、子どもを儲けました。ウィーンでも交流のあったブラームスはベルタの第2子が生まれたのを機に、このゆりかごの歌を作り、ベルタにプレゼントしました。喜んだベルタでしたが、この貰った曲が世界中を駆け回るとは夢にも思わなかったことでしょう。ベルタも音楽史を彩る素敵なお母さんになって、名を残しました。
posted by 三上和伸 at 20:24| ブラームスの名曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

前奏曲 ☁ 0%→10%→20% 北東の風 23℃ 大政奉還の日、鉄道の日 2020.10.14

オホーツク海周辺に二つの低気圧、関東の南に台風崩れの熱帯低気圧、北海道と関東以外は晴天が続くようです。横浜は暗い朝です。

*大政奉還
旧暦慶応3年の10月14日(1867年11月9日)、江戸幕府の十五代将軍徳川慶喜が政権返上を明治天皇に奏上(天子に申し上げる事)した日です。翌15日に天皇が奏上を勅許(天子の許可)しました。これが幕末の大政奉還です。翌年の慶応4年の9月8日(1868年10月23日)に明治天皇が即位し、明治の世が始まりました。

*鉄道の日
旧暦明治5年の9月12日(1872年10月14日)に新橋駅(後の新橋貨物駅)から横浜桜木町を結ぶ鉄道が開通しました。1922年に鉄道の日は制定されました。
posted by 三上和伸 at 08:15| 前奏曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする