競馬馬で唯一大好きだった馬・テンポイント、4歳のクラシックレースではライバルのトウショウボーイに敗れましたが、5歳馬になってその力関係は逆転しました。天皇賞・有馬記念を勝ち、この時点で無敵の馬となっていましたが、翌6歳馬のレースで、脚を骨折し、闘病の末に亡くなりました。激しい惜別の情に、私は涙したのでした。1978年のこの日、テンポイントは亡くなりました。
兎に角、額の流星が素晴らしく、美しい栗毛の馬体は、光線を浴びると金色に輝き、正に無敵の美しさで溢れていました。日本競馬会のアンケートでも、その強さは歴代6〜7位とされ、その美しさと思い出の馬としては、未だに人気ナンバーワンなのだそうです。テンポイントよ、静かに眠れ…