2021年11月05日

私の歳時記 世界津波の日 2021.11.05

2011年の3.11の東日本大震災を受けて制定された「津波対策推進に関する法律」で、この11月5日を「津波防災の日」として制定されました。それを受けて、2015年の12月の国連総会決議により、この日を「世界津波の日」として決定されました。その日付として、江戸期の安政南海地震が発生した旧暦・嘉永7年の11月5日が使われ、新暦に直した11月5日が「世界津波の日」と決められました。

津波、恐ろしい自然現象であり、兎に角いち早く高台に逃げる事、それ以外に命を守る方法はありません。高台の無い海辺の小さな町では、頑丈な津波回避対策のタワーを建てることが必要です。安政大地震から今年で167年、南海トラフ震源の地震は必ず起きます。相模湾・伊豆半島・駿河湾・遠州灘・伊勢湾・熊野灘・紀伊水道・土佐湾、危険な海が連なっています。
posted by 三上和伸 at 14:10| 私の歳時記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

私の歳時記 旧暦神無月の朔 2021.11.05

今日は旧暦で神無月の朔、旧歴の10月1日です。旧暦の四季の区分けは春が睦月・如月・弥生、夏が卯月・皐月・水無月、秋が文月・葉月・長月、そして冬が神無月・霜月・師走となります。従って、今日からは初冬の神無月となるのです。まあ、初冬の最初の日ですから、冬と雖も暖かいですね。最低気温も二桁(13℃)でした。

神無月の名は、神の月(“な”は“の”とも読んだ)が元の名で、神様が収穫祭のために出雲の国に出かけることに由来します。従って出雲以外の国では、神様がいない月になってしまうので、神無月と言われるのです。されど八百万(やおろず)の神々は出雲に出張中となりますが、留守番神様も居る訳で、それが恵比須様だそうです。恵比須様に見守られて我が横浜も、今日から目出度く神無月が始まります。
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