2011年の3.11の東日本大震災を受けて制定された「津波対策推進に関する法律」で、この11月5日を「津波防災の日」として制定されました。それを受けて、2015年の12月の国連総会決議により、この日を「世界津波の日」として決定されました。その日付として、江戸期の安政南海地震が発生した旧暦・嘉永7年の11月5日が使われ、新暦に直した11月5日が「世界津波の日」と決められました。
津波、恐ろしい自然現象であり、兎に角いち早く高台に逃げる事、それ以外に命を守る方法はありません。高台の無い海辺の小さな町では、頑丈な津波回避対策のタワーを建てることが必要です。安政大地震から今年で167年、南海トラフ震源の地震は必ず起きます。相模湾・伊豆半島・駿河湾・遠州灘・伊勢湾・熊野灘・紀伊水道・土佐湾、危険な海が連なっています。