未明は雨が降ったようでした。道が濡れていました。それでも今は良く晴れていて、風があり小春日和とは言えないけれど、明るい朝です。行楽には絶好と言えますね。山は紅葉に染まり、富士やアルプスでは白銀の峰も観える事でしょう。新緑と並んで、自然の美しい頃です。
今日は知恵の日です。知恵を広辞苑で紐解くと、物事の理を悟り、適切に処理する能力と出ています。まあ、人それぞれに知恵を持っていると想えますが、知恵を本当に理解しているでしょうか? 知恵とは古い言葉で、現代では軽んじているように感じられます。
仏教用語では智慧と書きます。心理を明らかにし、悟りを開く働きを言うそうです。詰まるところでは諦観と言うことができますね。
西洋の哲学では人生の指針となるような、人格と深く結びついている哲学的知識を言うそうです。
兎に角、正しく生きて行く事に必要なのは、物事を良く考えて、知恵を働かせることです。知恵を使える人間になるには、学びと経験が大事です。地球温暖化の環境問題、どんな知恵が出て来るでしょうか? 新たな知恵が必要な時代です。