2021年11月07日

前奏曲 🌂🌞 知恵の日 2021.11.07

未明は雨が降ったようでした。道が濡れていました。それでも今は良く晴れていて、風があり小春日和とは言えないけれど、明るい朝です。行楽には絶好と言えますね。山は紅葉に染まり、富士やアルプスでは白銀の峰も観える事でしょう。新緑と並んで、自然の美しい頃です。

今日は知恵の日です。知恵を広辞苑で紐解くと、物事の理を悟り、適切に処理する能力と出ています。まあ、人それぞれに知恵を持っていると想えますが、知恵を本当に理解しているでしょうか? 知恵とは古い言葉で、現代では軽んじているように感じられます。

仏教用語では智慧と書きます。心理を明らかにし、悟りを開く働きを言うそうです。詰まるところでは諦観と言うことができますね。

西洋の哲学では人生の指針となるような、人格と深く結びついている哲学的知識を言うそうです。

兎に角、正しく生きて行く事に必要なのは、物事を良く考えて、知恵を働かせることです。知恵を使える人間になるには、学びと経験が大事です。地球温暖化の環境問題、どんな知恵が出て来るでしょうか? 新たな知恵が必要な時代です。
posted by 三上和伸 at 11:59| 前奏曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

私の歳時記 立冬・山茶始開(つばきはじめてひらく) 2021.11.07

今日からの15日間は二十四節気の立冬です。太陽の黄経が225度の時で、太陽暦では冬の初めに当たります。勿論季語は冬です。その最初の七十二候は山茶始開(つばきはじめてひらく)です。つばき、これは山茶花(さざんか)の事で、時雨時は山茶花梅雨とも謂れ、山茶花の咲く中、時々小雨が降る時期と言えます。少し冷え冷えとする朝です。

もう直ぐ木枯らしの季節、落葉も増えるでしょう。昔は好く焚火をしました。焚火と山茶花は対を成した季語、歌にもありますように、焚火の庭には山茶花が咲いていました。冬の初めに咲く貴重な花です。
posted by 三上和伸 at 10:52| 私の歳時記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする