2021年12月04日

私の歳時記 今日は旧暦霜月の朔 2021.12.04

新暦では師走となりましたが、昔の暦・旧暦では今日からが霜月です。昔の季節の割り振りでは、冬は、10月・11月・12月で、11月の霜月は仲冬と言えます。霜の降りる頃で、霜降り月が転じて霜月になったとされています。もう既に各地で霜は降りており、霜月の名称は旧暦がピッタリくるようです。

その他にも、霜月には別の呼び名があります。出雲に出掛けた神様が地元に帰って来るので神来月(かみきづき)、冬至頃に行う神楽が多いので、神楽月、霜の次は雪ですから、雪待月の名もあります。

江戸時代には、歌舞伎の顔見世(役者が総入れ替えする事で、新しい役者紹介をする)と言う興業があったそうで、それが霜月の一日に行われたそうです。その世界では霜月正月と言い習わされていました。
posted by 三上和伸 at 08:47| 私の歳時記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする