2008年10月10日

今宵の宿・坂巻温泉 2008.10.04

 今回の旅を計画した際、宿選びは一冊の温泉ガイド本を用いました。それは“ガイドのとら・信州温泉”と言う冊子で、信州の名湯・秘湯の四百湯を集めたもので使い勝手がよく、中々の選れものです。このガイド本に依れば坂巻温泉は、湯温が高く加水であるが源泉掛け流しで露天風呂も男女共にあると書かれてありました。更に一軒宿で自然の静かな佇まいの中に存在するとあり、私は気に入り宿に電話を入れ予約を取りました。そして一泊の世話になり、その私の感想は概ね良好のものでした。料理は決して手の込んだ物でなく、昔の信州の素朴な味が食卓に並びました。その象徴的な物と言えば鯉の洗いと鯉濃でしょう。現代の私達にはそれはそれ程の御馳走ではなかったのですが、メタボの私にはヘルシーな料理であると妻に諭され、有り難く頂きました。サービスや接客もあっさりとしたもので、私としては煩くなく、居心地は悪くなかったのでした。とにかく、ここの売りは温泉であり、炭酸水素質の塩化物泉で軟かく滑らかな肌触りのする入り心地のよい、よく温まる湯でした。因みに、湯舟の床には黒い砂利石が敷き詰められており、体重のある私には歩くと痛く閉口しましたが、清潔感は勝るので、妻は喜んでいました。
 夜更けの湯浴みは露天の星空が真に素晴らしく、今も私の眼の中でその清冽な像を結びます。
posted by 三上和伸 at 00:02| 今宵の宿・食べ歩き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする