2008年11月06日

自然通信54 白いロマンティック・白樺 美ヶ原 2008.11.02

 植物は様々な姿を見せ、私達を楽しませてくれます。花、新緑、青緑、紅葉、果実、そして落葉後の樹形の姿。一般に余り注目を集めませんが、この樹形の姿にも味わい深い楽しみがあります。我が愛する白樺もその一つの代表であり、この白い枝の広がりは官能的ですらあります。

白いロマンティック・白樺
 自然通信54 白いロマンティック・白樺 美ヶ原 2008.11.02
 秋の素晴らしい陽気に誘われて、またしても私は心昂り、秋の自然に会いに出掛けました。会いたくて会いたくて堪らないもの、それは白い山と白い樹木、そう、新雪の北アルプスと白い恋人・白樺に会いたくなったのでした。
 白樺は何処か芸術の香り漂う、お洒落な木だと思います。遠い昔、私は初めて志賀高原に旅して、初夏の日差しに萌える新緑の白樺を見たのでした。その時の柔らかな葉、白い樹皮、繊細な枝振り、その芸術的な姿は、未だに私の記憶に焼き付いていて鮮明な像を結びます。後に唐松を知り、樅を知り、ブナを知った今でも、私は白樺が一番好きと言わなくてはならないでしょう。この青空に映えた白い枝振りを皆様は如何にご覧になられますか? 私はここに来られた喜びに暫し心奮え、その掛け替えのないロマンテイックに酔い痴れました。
posted by 三上和伸 at 22:12| 自然通信 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする