2009年09月26日

日本の景色14 旭山動物園 2009.9.23

ゴマフアザラシ遊泳のシルエット
ゴマフアザラシ
 期待の高かった旭山動物園でしたけれど、残念ながら満足のいくものではありませんでした。その主な理由は敷地や施設が狭い事、動物の種類や数が少ない事、園内は傾斜がきつく行ったり来たりに骨が折れる事などです。当然、大混雑になり気持のよい動物園散策ができなくなります。結果、欲求不満が募り不快感が増すばかりとなるのです。狭い割には疲れる動物園と言えるでしょう。
 そして反対にマスコミを含め、私達の側にも問題はあります。話題を煽るマスコミ、それに食らい付く私達、夏休みや連休には許容量を超えた節操のない見物客(私達を含め)が殺到し、労多くして楽の少ない動物園詣でとなるのです。「分かっているけど止められない」、人間て悲しいものですね…。でもそのバイタリティーは大したものですよね!。
 またこの日は暑く、午後に訪れた私達を待ち受けていたのは、暑さにやられて力なく横たわりお休みしている動物達ばかりでした。TVで見たあの生き生きとした仕草や動作は見られず、残念至極拍子抜けをしてしまいました。やはり涼しい季節の午前中に訪ねなければならなかったのですね…。
 そんな中この胡麻斑海豹(ゴマフアザラシ)だけは元気に水槽の中を泳ぎ回っていました。例の強化プラスティックのパイプの中にも何度も入り、私達を楽しませてくれました。但し私のデジカメは反応が悪く、このパイプの中のアザラシは上手く写せませんでした。でも私の真上を遊泳するアザラシは見事…、捉える事ができました。可愛いでしょ!。
posted by 三上和伸 at 17:53| 日本の景色 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする