2009年09月30日

今宵の宿 洞爺湖畔亭 夢か現か幻か 旅先での出来事

 洞爺湖畔亭は洞爺湖温泉街にあり、前面に洞爺湖がゆったりと広がり、有り難き借景を戴いています。夜には湖で花火が打ち上げられ、殊の他、観光振興に熱心と見受けられました。私はさほどではありませんが、妻は花火が大好きなのでとても喜んでおりました。夕食後一風呂浴びて、私は普段着(浴衣が苦手)で、妻は浴衣に丹前で仲良く並んで見物しました。

 寝る前にも入浴をしました。ナトリウム塩化物泉の温泉は肌に柔らかく、よく温まる優れた湯でした。真に入り心地の良い広々とした湯船で、思う存分手足を伸ばしました。屋上の露天は満天の星空で心地良い風が吹き、半身を浸かり半身は風に吹かれて爽快な湯浴みでした。

 早朝、目が覚めてしまい仕方なく、朝風呂と洒落込み湯船に浸かりました。ところがただならぬ気配、何とそこは女湯だったのです。時間で男女の湯浴み場が入れ替わっていたのでした。私の老眼の目はそれを知らせる看板を認められなかったのです。早朝なのでガラガラでしたが、一人いました。ぼうっと浮かぶシルエット、正にうら若き女性のものでした。私は素早く着物を着け一目散に隣りの男湯に逃げ伸びました。男湯の湯舟に浸かった私のその時の心境は、夢か現か幻か…。今もってその心持ははっきりとしません。

 相変わらずのドタバタの旅で、夕食時にも問題を起こしました。気の効かぬ仲居さんの落ち度を厳しく諫めてしまったのです。真に情けない…気の毒な事をしました御免なさい…、反省しきりです。

 そんなこんなでよく分かりませんが、問題児扱いにされたのか、次の日の私達のバス座席は一番前となりました。ガイドのマチャミ(久本雅美によく似たベテランガイド)と添乗員の美幸さん(仮名・笑顔の素敵な美人さん)の傍で一日を過ごしました。私は二人と打ち解けあい好きになりました。マチャミとはお別れの際、惜別の握手までしたのでした。「ありがとう!、楽しかったよ」。…また会えたらいいね…。
posted by 三上和伸 at 08:51| 今宵の宿・食べ歩き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする