2010年04月11日

自然の風景23 南アルプス・早川尾根と甲斐駒ケ岳 2010.04.10

早川尾根と甲斐駒ケ岳
左:早川尾根 右:甲斐駒ケ岳(2966M)
南アルプスはその山の高さや大きさでは北アルプスより優勢ですが、岩稜の張り出しでは劣っています。太平洋気候帯に属し積雪が少ないのがその理由であり、森林の分厚さに比して岩の露出が少ないのです。従って鋭利な風貌の岩山は少なく、その景観としての山の価値は北アルプスに劣ります。しかし例外はあるもので、この花崗岩の大伽藍・甲斐駒ケ岳だけは別格であり、日本の褶曲山脈の山の中では第一位に推す事のできる美観を備えています。それは力強く美しく、そしてさらに知性の閃きすら感じさせる山の傑物であり、私の最も愛する山です。
posted by 三上和伸 at 12:32| 自然の風景 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする