2010年04月26日

野の花52 マムシグサ 横浜市 2010.04.25

マムシグサ マムシグサ
マムシグサ(蝮草、別名・テンナンショウ《天南星》、サトイモ科テンナンショウ属) 
花(仏炎苞)の色が左右の写真で違いますが、同じマムシグサです。この種は近い場所で色違いの株がよく混在しています。

 この草の毒のある球根を乾かしたものを天南星と呼び、痰切りや痙攣止めの薬として使われました。依ってこの草は昔、天南星と言われていました。

 雌雄異株で株が大きくなれば雌株になり、またその株が矮小化すれば雄株になる、言わば性転換をする事が知られています。雄花の花粉を雌花に運ぶのは主にハエですが、雌花は中に入ると虫がそこから出られなくなる構造をしており、確実に花粉の着床を成し遂げているようです。中々優れた進化をしているようで、懐の深い草です。
 
posted by 三上和伸 at 18:43| 野の花 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする