2010年05月09日

今宵の宿 葛温泉・仙人閣 2010.05.01

 私が宿を取る場合、大抵はお天気を睨み予報の確実性を見計らってその数日前ないし当日に決めます。自然を愛でる旅では天候は最も重要であり、雨や嵐では絶対に出掛けません。面白くないし危険です。まあ都会や名所旧跡を訪ねる旅では、時には雨も情緒があり、良いかも知れませんが…。しかしそれでは望みの宿は簡単に取れないのでは? と思われますがそれはそれでいいのです。宿のために旅をするのではなく、あくまで自然が目的であり、旅は安全に家に戻るのが鉄則です。晴れた日に旅に出て自然と遊び、そこそこの宿に泊まり、無事に家に帰る、それでよいのです。

 *仙人閣
葛温泉・仙人閣
 葛温泉・仙人閣もそこそこの宿でした。特に風呂は素晴らしく、関節痛や筋肉痛に効能があると風呂場の壁の温泉調査票に書かれてありました。事実、私の疲労回復の一助になった気がします。源泉は高温で湯量豊富であり、内風呂は循環式を取り入れていますが、三つある露天風呂は源泉かけ流しの気持ちの良い風呂です。午前三時に入った時は丁度山の端に十八日の月が現われ、風流な月見風呂を体感しました。たった一人の贅沢極まりない湯浴みでした。

 *仙人閣の庭先から観た北アルプス・唐沢岳
唐沢岳
 深い山間の宿・仙人閣の庭先からは北アルプス・唐沢岳が望めます。この季節、雪に覆われた白銀の峰として、前山の狭間に形よく現われます。またこの山は露天風呂からも望め、白日の下で浴すれば絶景を独り占めにした入浴が可能です。まあ、様々な時間の入浴をお勧めします。きっと自然の深さを実感する一時となります。

 *宿の夕餉
宿の夕餉
 イワタケやヤマウドなどを使った天婦羅、土筆や蕗味噌の先付け、ニジマスの塩焼きに猪の鍋など、殆どが山の恵み山の料理でした。どちらかと言えば私は川魚や山菜を好む男、大変嬉しく満足でした。刺身や海産物を好む我が妻もこの日の料理には合格点を与えていました。でもやはり海のものがいいらしい…。「次は海がいいね!」とのたまいました。人の食味は様々ですね。
 
   
posted by 三上和伸 at 22:45| 今宵の宿・食べ歩き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする