2010年07月07日

自然通信62 潮風に揺れて・透かし百合 稲村ケ崎 2010.07.04 

  今回の鎌倉漫歩の収穫は多く、出会った花、人、そして古の造形、これらは私に心の温みと豊かな滋養を与えてくれました。その中でも特に私を熱狂させたのはこの透かし百合で、写真も撮れて嬉しくも自然通信を作る事ができました。

透かし百合
自然通信62 潮風に揺れて・透かし百合 2010.07.04
 何時も心に温めていた事、それは野生の透かし百合で自然通信を作る事、漸くそれが果たせた今、私は大きな喜びで満たされています。
 日本は野生百合の王国と言われ、その大輪の花は昔、欧州で脚光を浴びました。それ以来多くの園芸百合が作出され、この透かし百合もその例外ではありませんでした。今や何が原種だか判らず透かし百合とは花屋で売っている百合と思っている人も多い事でしょう。観てください、この美しさこの気品…。野に咲くものだけが持つ誇り高き佇まいを…。断崖に咲き潮風に揺れるこの花を私は海上より観上げたいと切に望みました。
 因みに、この花の名の由来をお教え致しましょう。花を上から観ると花弁(外花被片)と花弁(内花被片)の間に隙間があり、地面が透かして見えます。もう皆様お分かりですよね。透かして見える百合、よって透かし百合の名となりました。

posted by 三上和伸 at 21:51| 自然通信 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする