2010年09月18日

野の花81 クズ 横浜市 2010.09.18

クズ
クズ(葛)別名・くずかずら・かつ、マメ科クズ属 秋の七草の一つ
何処にでも蔓延る厄介な雑草と言ってよい草ですが、様々な分野に活用されており、極めて有用な植物でもあります。例えば根を乾かして葛根として解熱剤(葛根湯)にしたり、根の澱粉を葛粉として用いお菓子や料理の材料になったり、蔓の繊維で葛布(くずふ)を織ったり、蔓を用い籐行李を作ったりします。

 また、巨大な雑草?にしては美しい花を咲かせ意外性を発揮します。昔のアメリカではこの花の栽培が流行り品評会まで催されたそうです。しかしそれが元でこの草はアメリカの大地に蔓延るようになり、日本に蔓延するアメリカ生まれのセイタカアワダチソウと同様に国を挟み互いに帰化植物の雑草として嫌われるようになったのです。

 古では葛とはカツと読んでいたようです。またかずらとかつづらとも読んだようです。くずと呼ぶようになった所以は葛粉の産地の大和(奈良県)の国栖(くす)からきたもので、くすこ(国栖粉)がくずこ(葛粉)に転訛されたものと言われています。
posted by 三上和伸 at 23:02| 野の花 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする