2010年10月22日

野の花89 ホトトギス 鎌倉十二所 2010.10.22

ホトトギス
ホトトギス(杜鵑草、油点草)ユリ科ホトトギス属
渋い茶花の代表、茶席で秋を演出する得難い花です。何処のお茶の師範もこの花には助けられている筈です。ここ鎌倉でも自然の風情を感じさせ崖に垂れて咲いていました。一寸手折り頂いて、床の間に飾りたいですね。我が家に床の間はありませんが。渋いが一際の存在感がありました。

 ところでこのホトトギスの名は野鳥にもありますが、どちらが先かご存じですか? 野鳥が先か野草が先か? そうです、野鳥が先でした。ホトトギスのさえずりはどんなでしたっけ? そう、「トッキョキョカキョク」ですね。でも、「テッペンカケタカ」もあり、実は「ホットトッギス」もホトトギスのさえずりの聞き成しだったのですね。ですから先に野鳥の杜鵑の名が決まり、花の斑点が鳥の杜鵑の腹の紋様に似ていたので後で草の杜鵑草の名が付けられました。花より鳥でした。
posted by 三上和伸 at 22:21| 野の花 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする