2010年11月07日

音楽の話30 ドラマ挿入曲の巧み

 先程まで観ていた草薙剛主演の99年の愛・ジャパニーズアメリカンズの挿入曲にブラームスの第三シンフォニーの第三楽章ポコ・アレグレットが使われていました。延々と展開される日系人442部隊とドイツ軍の凄惨極まりない戦闘シーンの中で…、悲しげにしかし不思議な慰めを持って美しく…。それは死に行く両軍戦士へのレクイエムのように…、その死を悼む葬送行進曲のように…。ブラームスが三十年前に死んだ恩師シューマンを偲んで書いたこのポコ・アレグレットが…、いみじくも的を射て見事に使われていました。このドラマの音楽担当をされた千住明氏の慧眼に恐れ入り感心しました。
posted by 三上和伸 at 00:20| 今宵の名曲・音楽の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする