2011年05月08日

野の花105 花大根と浜大根の違い

ハナダイコン ハマダイコン
ハナダイコン(オオアラセイトウ)とハマダイコン
先日の自然通信64で取り上げたハマダイコンと、人が植えたり土手や線路端などに野生化して咲くハナダイコンの違いを我が娘夏子から質問を受けました。皆様の中にも疑問を持たれた方もいられるかと思い、二つの花の違いを述べさせて頂きます。

どちらもアブラナ科の越年草(秋早くタネから発芽し年を越して花咲き実を結ぶ草)で花大根はオオアラセイトウ属、和名もオオアラセイトウ(大紫羅欄花・囲いの中の大きい紫の花???)と言います。別名がハナダイコンで他にショカッサイ(諸葛孔明の諸葛菜)などとも呼ばれます。一方、浜大根はアブラナ科ダイコン属で、昔栽培されていた野菜の大根が野生化し海岸の砂地に生え繁殖したものです。この草に大量の肥料を与え育てると昔のその品種の大根になり、大根として食べられるそうです。よかったら栽培してみてください?

両種、花も姿も似ていますが、花大根は紫が濃く、浜大根は限りなく白に近い紫です。

因みに花大根・オオアラセイトウは中国原産で、別名の諸葛菜は、その昔、諸葛孔明が戦地に生えて(植えて?)いたこの草を兵糧とした事に依るそうです。若芽が食用になり私も食べましたが、美味しくありません。アブラナの害鳥・ヒヨドリでさえ食べません。

posted by 三上和伸 at 06:58| 野の花 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする