2011年05月19日

食べ歩き・昼餉 絶品の田舎蕎麦・下栗の里はんば亭の盛蕎麦 2011.05.14

はんば亭のもりそば
漸く下栗の村落に着いたのは午後二時前。着いた所がはんば亭なる蕎麦処、ここはあの下栗の里の俯瞰ポイントへ向かう入り口に当たる休憩地。私達はここで蕎麦を食べて、その後にその俯瞰ポイントへ行く積もりでいました。期待を籠めて入店したところ、お店のおばちゃん達は何と客席で賄いの食事の真っ最中…。私が「食べられる?」て聞いたところ、「ああ、だいじょぶだー、だども今では盛蕎麦しかないけんど…」。「うん、それでいいよ、蕎麦を食べに来たんだからね」と私。極めて飾り気のない素朴な会話…、でも何となく温かみがありました。そして出された蕎麦も極めてシンプル且つ素朴な風情。では早速と「ズルズル・ゴリゴリ・モグモグ・ゴックン」美味い、そして溢れ出る蕎麦の香り、私は感動してもう夢中「ズルズル、ゴリゴリ、モグモグ、ゴックン。…、…、…。」はいこれでお終い。「絶品だ!」と私。「もっと食べたいわね」と妻。強腰の太麺、正に噛む蕎麦、量ではなく咀嚼での食べ応えのある蕎麦、否、噛み応えのある蕎麦? 汁は塩辛くない濃い味、蕎麦湯をなみなみと注いでも薄まらぬ濃い口…、堪能しました。蕎麦本来の素朴な味を何の衒いもなく巧みに引き出す、これが本当の蕎麦の味なのだと確信しました。

壁に吊るしてある額入りの大きな写真を観ると、何とそこでは画家の原田泰司と歌手のさだまさしがここの座敷で向かい合い蕎麦を啜っていました。「ムムー、奴らも来ていたのか…」、それもその筈だよね、この美味さならね。
posted by 三上和伸 at 23:18| 今宵の宿・食べ歩き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする