2011年07月07日

とっておきの花16 我が庭の至宝 2011.07.06

カワラナデシコ キキョウ
河原撫子に桔梗は秋の七草として余りにも有名ですが、立秋以後に咲くのは標高の高い山里の事、関東以西の下界では夏至を過ぎた頃の開花となります。でも、その風情は如何にも秋の草のもの、美しさはこの上ないですが、一抹の侘しさがあります。まぁ、日本古来の野の草はその得も言われぬいたいけな侘しさが身上なのかも知れませんがね…。

 私は美しい花を人物に喩える癖があるのですが、今、丁度終了したドラマ〜仁〜の登場人物から見立ててみたいと思いました。しかし、既に仁をご覧になられた方なら、この私の企みは疾うにお見通しに違いありませんがね…。「そんなの見え透いているよ!」と軽蔑されそうですが、私は何としても言いたいので敢えて述べさせて頂きます。河原撫子は橘咲で、桔梗は花魁の野風です。撫子は柔らかくしなやかで陽性な咲そのものでありますし、桔梗は鮮やかで鋭利な切れ味があれども、何処か悲しみを湛えた陰性の野風に似るように思います。どちらも私の愛する屈指の花で、これらを愛でたいがために庭を作ったと言っても言い過ぎではありません。また沢山作って撫子と桔梗の花園にいたします。
posted by 三上和伸 at 23:37| とっておきの花 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする