2011年08月06日

野の花111 ウバユリ 本栖湖 2011.08.05

ウバユリ
ウバユリ(姥百合)ユリ科ユリ属

 ユリ科ユリ属の中では色彩的に最も地味な緑白色の花、それでもその咲き姿は横向きの放射状で特異なもの…。ラッパが背中合わせに並んだようで、出会えば忘れ難い印象が残ります。訳もなく驚き瞼に刻まれてしまうのです。湖畔からは離れたひっそりとした森に咲いており、得も言われぬ存在感を放っていました。

 株によっては花の頃に葉(歯)が無くなるがゆえに、昔人は姥(老婆)百合の名を授けました。まあ、名は体を表すの逆で体は名を表す、姥百合、言い得て妙で面白く、名付け親の諧謔の精神が感じられて良いですね。このウバユリ、個性際立つ森の名脇役と位置付けられるでしょうか?

 
posted by 三上和伸 at 08:20| 野の花 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする