2011年08月09日

野の実9 ツチアケビ 本栖湖 2011.08.05

ツチアケビ
ツチアケビ(土木通) ラン科ツチアケビ属

 これは葉緑素を持たない腐生植物…。根の中にナラタケ(楢茸・キノコ)の菌糸束を取り込み共生し成長します。ラン科にはこのような腐生植物が多く、このツチアケビもその代表的な種類です。この写真で見られる緑の葉は、ツチアケビの茎に絡み付いた蔓植物でこのツチアケビの一部ではありません。全く葉緑素を持たない草なので、茶色の花を咲かせ、最後はこのグロテスクな赤い実を実らせます。まるで昔の赤いウィンナーソーセイジのようで、奇怪ではありますが滑稽でもあります。名の由来は読んで字の如しで土から出たアケビのようだからですが、この名をつけた昔人は、やはりウィンナーソーセイジを知らなかったのですね。私なら“ウィンナーもどき”と名付けますがね…。


posted by 三上和伸 at 21:49| 野の実 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする