2011年09月05日

食べ歩き・昼餉 馬車道十番館 2011.09.04

義姉夫婦(夫婦とも同い年、私より年少)の還暦祝いにガス灯で名高い馬車道にある十番館でランチを頂きました。お祝いの席を設けるに当たって、遠慮深いこの夫婦はランチで良いと言うので、比較的安価に済み私としても大助かり?でありました。しかしランチと言えども味はディナーと同じ、とても美味しい気の利いた料理でした。

@馬車道十番館
馬車道十番館
馬車道十番館の玄関口、赤レンガ造りのレトロな落ち着いた店です。店の前にはこれまたレトロな電話ボックスあり、昔懐かしい公衆電話の文字が…。思わず文明開化のあの頃にタイムスリップしてしまいそうになりました。否、私は既にあの時代の客となり、気取って雲の上?を進むように指定席まで歩みました。

馬車道十番館は馬車道大通りを北(北西)へ一辻入った六道の辻通りにあります。斜向かいには豚カツの名店・勝烈庵馬車道総本店があります。この辺り、日本の食文化の西洋化の一つの先駆けとなった所なのです。

馬車道とは?=開港時の交通は牛馬が主であり、生糸検査所辺りから外国人を乗せた馬車や荷馬車が頻繁にこの道を通った事に依り命名されたのだそうです。

六道の辻通りの六道(ろくどう)とは?=あらゆる人々(生物)が善悪の業によって至る六種の迷界の事。即ち、@地獄(現世の悪行の報いを受ける所、閻魔と鬼が罪人を呵責する)、A餓鬼(飢え渇きに苦しむ…)、B畜生(人に養われるもの、禽獣、虫魚の棲む所)、C修羅(闘争心の盛んな鬼のいる所)、D人間(人の世界、善人の行く所)、E天上(天上にある世界、最上の善を施した者の行く所)で、どの迷界に行くかはその人の業次第…。  参考:広辞苑

A十番館前にある牛馬飲水槽
牛馬飲水槽
現在は馬車道十番館の前に設置されていますが、これは大正六年に磯子区の八幡橋付近で設けられたもの、当時は生糸検査所(馬車道の直ぐ北にある)や高島町及び久保山ガード付近にも設置され、牛馬の休憩所の役目を果たしていたそうです。

Bエンブレム入りグラス
十番館のグラス
ガス灯のエンブレムの透かし模様が入ったグラス、素敵でした。

C開化ステーキ(看板料理)
開化ステーキ
私の注文の品・開化ステーキランチの醤油風味の和風ステーキ、長崎県産の黒毛和牛のヒレ肉を使用しているそうで柔らかく濃い味の私好みのステーキでした。焼き方はウェルダンで、血生臭いのが苦手な私の最良な焼き具合でした。肉は良く焼けてなければ美味しくないのです。生肉、大っ嫌い!!

D義姉のデザート
バースデイデザート
義姉のためにシェフがわざわざ作ってくれたデザート、義姉の顔が柔らかく崩れました。仄々とした時が過ぎ行きました。会話も途切れることなく盛況でした。

posted by 三上和伸 at 23:23| 今宵の宿・食べ歩き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする