2011年09月19日

日本の景色52 三嶋大社 2011.09.10

 晴天の恵みを無駄にせず大観山で富士と芦ノ湖の大展望を楽しんだ後、私達は箱根峠より国道一号に合流し、一気に箱根山南東斜面を馳せ下って三嶋大社に到達しました。嘗てから訪ねたいと願っていた三嶋大社、そこはその願いに違わぬ美しい鎮守の森と清冽な富士の伏流水を湛える神池、そして豪壮な社殿が見事でした。源頼朝が源氏再興を期して旗揚をしたのがこの神社。この由緒ある歴史的神社は大山祇命(おおやまつみのみこと)と積羽八重事代主神(つみはやえことしろぬしのかみ)の御二柱を三嶋大明神と称し御祭神としています。

 境内には御神木として、樹齢1200年の金木犀の巨木があります。国の天然記念物に指定されており、見事な薄黄色で咲くそうです。残念ながら、この日は未だ蕾もなく葉木星?のまま、九月下旬には観られるそうです。

 また、頼朝以来武門の信仰が厚く、毎年八月十七日には流鏑馬神事が行われるそうです。まあ、それは我が地方に近い鎌倉鶴岡八幡宮でも行われ、こちらは九月十六日だそうです。旧暦、新暦の混同がありますが、この日は頼朝の源氏再興の旗揚げの日に因んでんいるようです。

@手水舎 
手水舎
三島は名高い柿田川湧水などで知られる水の都。富士の伏流水が豊かに湧き出ています。この三嶋大社の境内にも引水されており、ふんだんに使われています。この手水舎の水も富士の伏流水で凄く冷たいのですよ。一服の清涼剤として役立っていました。暑かったので有難や有難や! そして結局それらの水は側溝を伝い神池に流入します。信仰の厚い手、その熱で温みを与えられた水は神池に棲む鯉を健やかに育てます。全く無駄がないのです。

A本殿
本殿
震災倒壊により、1866年に再建されました。三間社流造(柱が四本のながれづくり)で総欅素木(白木)造り(そうけやきしらきつくり)、本殿の手前に構える舞殿を含め国の重要文化財に指定されています。

B結婚式
結婚式
この日は友引、お目出度い日でここ三嶋大社も結婚式ラッシュでした。丁度式の最中に巡り合い美しい花嫁とその衣装の後姿が垣間見えました。巳子さんの装束も素敵でした。そして見渡すと境内にはもう式を済ませた新郎新婦とご家族が何組か屯し写真撮影が行われていました。正に人生の門出、その瞬間に居合わせた私は思わず「頑張れよ!」と内心で声掛けをしていました。いいですね、結婚式。

C厳島神社
厳島神社
神池の中に美しい朱塗りのお社がありました。何とも瀟洒な佇まい、見惚れてしまいました。それにこれまた朱色の欄干を持つ橋があり、渡ってみました。優雅な心持ちで参拝を済ませました。頼朝の妻の政子の建立であり、この夫婦のこの神社に寄せる信仰の深さに驚嘆を憶えました。
posted by 三上和伸 at 10:57| 日本の景色 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする