2012年02月01日

私の歳時記 2012.02.01 今日から二月、如月です

 あっと言う間に正月も終わり、今日から二月です。昔風な言い方をすれば如月です。でも本当(旧暦)の今年の如月は、二月二十二日から始まるのですがね…。

 “きさらぎ”、素敵な音ですね。きさらぎには、如月の外に“衣更着”と“更衣”とも書く事があり、その意味は広辞苑によると、「この季節は尚寒く、着物(衣)を更に着重ねるから」だそうです。季節的には言いえて妙(微妙)ですね。それと言うのも、西行には次の歌があるからです。

 願わくは 花の下にて 春死なん そのきさらぎの 望月の頃

 きさらぎは二月、望月(満月)の頃とは十五日の頃、旧暦・春のど真ん中ですね。従って、今年で言えば三月の八日前後の頃です。まあ、少々早い気はしますが、旧暦では元旦もその年によって大きくずれるもの、旧暦の二月十五日にしても、今の暦で言えば三月中下旬と言っても誤りではないでしょう。然らばこの如月の季節、暦上、早い年で上旬ならば、重ね着をする程寒いと言うのも肯けますが、遅い年で十五日頃ならば、当然、桜も咲いていますよね。

 西行さんは、桜咲く満月の下で死にたいと仰っていました。月明かりに照らされた桜花、古のライトアップでしょうが、余分な灯りがない分、幽玄の世界が得られたのでしょうね。
posted by 三上和伸 at 23:52| 私の歳時記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする