2012年02月07日

ピアノの話34 近代現代グランドピアノアクション二種 2012.02.07

シュワンダー型レンナ―アクション  ダブルスプリング・スタンウェイ型ヤマハアクション
左:ディアパーソンピアノのレンナ―アクション 右:ヤマハアクション
左が十九世紀の末にヘルバーガー・シュワンダーが発明したシュワンダー型の近代アクション。右がスタンウェイ社が発明したダブルスプリングのスタンウェイ型アクション。ヤマハのグランドピアノにもこのスタンウェイ型アクションが使われています。

勿論、この二つのアクションとも、ダブルエスケープメント方式のアクションですが、よく見るとレぺテイションスプリングの形状が異なっています。スタンウェイ型のダブルスプリングの方が耐久力があり、動きの効果が俊敏です。但し、そのスプリング強弱調整はスクリュウを回すだけでできるシュワンダー型が使い易いと言えます。スタンウェイ型はスプリングをスプリング調整工具で抉(こじ)らなければならないのです。シュワンダー型は古いアクションですが、未だ廃れぬ優れた性能を持っているので、現代のグランドピアノにも使われ続けています。

ダブルエスケープメント方式の同音高速連打機能の説明は何れ近い内に…。
posted by 三上和伸 at 22:59| ピアノの話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする