2012年04月25日

とっておきの花21 コモロスミレ 横浜 2012.04.25

コモロスミレ
もう十年以上前、このコモロスミレ(小諸菫)のタネを園芸屋で買って、蒔いてみました。すると相当数の双葉が顔を出し、沢山の苗ができました。それを庭に植え、一年後の春には多くの花を咲かせ、そこは一面の紫のしとね(褥・敷物の意)となりました。美しい、本当に美しい…、それは紫の宝石箱でした。しかし、命あるものの宿命、庭のコモロスミレはやがて減り始め、数年後には全滅となり、陰も形も観えなくなりました。ところが、そこからがスミレと言う生き物の不可思議なる本領…。何と、そのまた数年後には、隣の芝地で復活を果たしたのです。神出鬼没の出没を繰り返す草は正に神秘性まで漂わせます。今年もこうしてご覧の如く誇らし気に紫花をつけています。それでも今年の出現は遅く、また絶えたかなと思っていましたが、無事咲き出しました。私の喜びが如何許(いかばかり)であったか、皆様は、分かってくださるでしょうか…。

長野県小諸市で発見されたため、小諸菫の名があります。濃い紫の八重咲き種、菫には珍しい八重咲きであり、ボッテリと重いボリューム感のある花、でも、豊かで美しいです。

posted by 三上和伸 at 19:26| とっておきの花 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする