2012年05月08日

今宵の宿 石山寺・月乃屋山荘 2012.05.03

 迷路の如き混濁の頭脳を持つ私、それが迷路のような複雑怪奇な関西の道路とぶつかり合ったのだから堪りません。彦根から二時間以上も経っているのに迷いの子羊のままの私達、私が「もう、家へ帰りたい!」と言ったら妻と喧嘩になりました。娘の気転で事なきを得、無事、私達は宿の客に納まりました、ご苦労さん…。

 「宿が決まり、訪問先が絞れました」の項で、この宿「月乃屋山荘」が温泉ではないと報告しましたが、実は温泉でした。ラジウム鉱泉と言う弱放射能泉で、それを沸かしているとの事…。私が「ラジウム泉は、普通冷泉で入るのよ、沸かすと効能が薄くなるの…」と言って『しまった、余計な事を言っちゃった…』と口をすぼめましたがもう遅い、若女将?が怪訝な顔をなさったので、慌てて苦笑い(でも明るくニッコリ)を作り胡麻化しました。でも、妻は熱い温泉が好きなので大喜び、以前に二回程、冷泉に無理やり入れられて(私に、棧《かけはし》温泉や増富ラジウム泉で)、それ以来冷泉嫌いになっていたのでした。湯舟はそれ程大きくありませんでしたが、数人ならゆったり入れる広さがありました。やや温め(ヌルメ)、私の好み、いい湯でした◎。ところで、温泉や銭湯は老若の差により好みが変わりますね。娘は部屋付きの温泉バスを利用しました。私なんぞは我が家の狭い風呂に嫌気が差しているので、足の伸ばせる大浴場が大好きなのですが…。勿論、他人と芋洗い状態は嫌なので、混んでいれば入らず、時間をずらして大風呂に一人で入るタイミングを狙っていますがネ。

朝餉
朝餉(5月4日、朝食)
極めてシンプルな献立、過剰なサービスのない、まあ、名物料理とは言い難いですが、基本に忠実な上品な味付けでした。これはこれで大変美味しく、結構なものでした。

まあ、調度も古く薄汚れて見えますが、不潔ではなく、居心地は悪くありませんでした。二間続きの部屋で、奥に妻と娘が寝、手前の部屋に私が一人寝しました。熟睡できたのは、この旅館の自然な佇まいと簡素な接客、そして一人寝の賜物と思えました。

posted by 三上和伸 at 22:48| 今宵の宿・食べ歩き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする