2013年04月06日

新・とっておきの花1 春一番 2013.03.07、2013.03.17

3月の散歩の折に映した花達の写真です。春一番の花、やはり花は春が一番ですね。この後、春二番が続きます。
雪割草(おおみすみそう) ヤブツバキ(藪椿) アカヤシオ(赤八染) ゲンカイツツジ(玄海躑躅) ユキヤナギ(雪柳) レンギョウ(連翹) 

@オオミスミソウ(大三角草、植栽)別名・ユキワリソウ(雪割草)キンポウゲ科ミスミソウ属
雪割草(おおみすみそう)
雪割草と言うくらいですから、雪国ではまだ雪が残っていても、地面が露出すれば咲き出すのですね。ここ横浜でも福寿草と並んで最も春早く咲く花です。このオオミスミソウは花色が白、薄紅(時に濃紅も)、紫で、紅と紫は無限の濃淡の株が出ますし、白花でもオシベの葯には紫系の色が付く株も出ます。従って実生で様々な花色の株を育てる楽しさがある草です。今年はタネ取りをして、将来大量に増やし、庭の木陰一面を覆い尽くす野望を抱いています。

Aヤブツバキ(藪椿、植栽)ツバキ科ツバキ属
ヤブツバキ(藪椿)
雪国の雪椿と違い藪椿は南国の椿、我が故郷・三浦半島でも普通に山に自生しています。そこで春早く、山に入ると枯れ野の中にポツンポツンと紅が目立ち始めています。「ああ、椿が咲いたのか、もう直ぐ桜も咲くな…」などと友人と喋りながら歩いた記憶があります。しかし何分子供だったので、綺麗とは思いつつも、茶花の一番に使われるその真の美にその時は気付かなかったと思われます。今は如何に…、大輪の紅花、それは艶やかなあの人(女)の風情…、恋い焦がれた憧れの人に繋がっています。

Bアカヤシオ(赤八染、別名・アカギツツジ、植栽)ツツジ科ツツジ属
アカヤシオ(赤八染)
近畿から西に分布するアケボノツツジに近い種。別名をアカギツツジと言われるように東北南部・関東から中部地方、及び近畿北部に分布しています。「枯れ木に花」の完全に花だけが最初に現れる特異な美しい躑躅で、その力感溢れる枝振りと相俟って私は最高の躑躅と見定めています。

Cゲンカイツツジ(玄海躑躅、植栽)ツツジ科ツツジ属
ゲンカイツツジ(玄海躑躅)
主に中国地方から西の日本海側に分布する躑躅。この種も枯れ木に逸早く花を付ける種類。前項のアカヤシオに比べれば、花が一か所に密に付く事、枝(木部)が柔らかくしなやかな事。全体に小造りで優しい風情がある事などの違いがあります。様々な躑躅が咲き継ぐ春の日本、日本は桜の王国ですが、それと同様に躑躅の共和国?でもあるのです。日本各地にそれぞれの躑躅が棲み分けて美を競っているのです。

Dユキヤナギ(雪柳、別名・コゴメバナ《小米花》、植栽)バラ科シモツケ属
ユキヤナギ(雪柳)
雪柳に園芸種があるのか知りませんが、植えられている大抵の雪柳は自然にあった野生種です。元々、川岸などに生えていた雪柳、昔その美しさを見初めた人がいて、それを庭に移植したのが栽培の始まりと謂われています。この雪柳、遠目でも美しいですが、こうして接写するとまた違った雪柳の世界が観えてきます。この細かい花も立派な?五弁、薔薇の仲間なのですよ。

Eレンギョウ(連翹、別名・レンギョウウツギ《連翹空木》及びイタチグサ、植栽)モクセイ科レンギョウ属
レンギョウ(連翹)
娘・夏子のブログにこの連翹の翹の字の謂れが書かれていましたが、私がネットで調べたところ、鳥の羽根のように高く身を上げた様、依って爪先立つの意味があり、そこからより高い者(物)、優れた者(物)を指すようです。しかも連翹とは元々は違う植物(オトギリソウ、従ってオトギリソウが中国名の連翹)であったそうで、夏子が言う、この花の形態と連翹の意味合いの関係は間違いであるようです。夏さん、御免ね! オトギリソウもこのレンギョウも薬草であり、そのそれぞれの薬草の取り違えから、このレンギョウが何時の日からか連翹の名をオトギリソウから貰い受ける形となったのだそうです。また茎の髄が中空により連翹空木の別名があります。更に中国原産で中国が世界に売り出した木だそうで、世界中でこの黄色い花が観られるそうです。
posted by 三上和伸 at 22:50| 新・とっておきの花 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする