2013年04月04日

音楽の話95 4月3日はブラームスの命日、ドイツレクイエムを聴き冥福を祈りました 2013.04.04

 昨日も触れましたが、4月3日はブラームスの命日です。116年前の今日のこの日、ブラームスは64年の生涯を閉じました。その人生は努力また努力の繰り返しで、もの凄い知力と体力を持ち、多作にして傑作揃い、正に八面六臂の活躍をした天才でした。しかも20世紀になりなんとする近代に於いて、あの大バッハや英雄・ベートーヴェンと並び称された作曲家はブラームス唯一人、時代の評価を遥かに越えた未来を睨んだ哲人音楽家でした。

 ブラームスの命日に第一に思い浮かぶ曲は、ドイツレクイエムを置いて他にはないでしょう。私はブラームスを偲びその冥福を祈るために、昨深夜にこの曲を聴いたのですが、冥福を祈るどころか反対に涙と深い慰めを貰ってしまったのです。これでもかこれでもかと呆れるくらいブラームスは優しい…。ブラームスは何時も全身全霊で涙を誘い、また全身全霊で幸せを運ぶ…。ブラームスとは音楽の精の涙と幸せを同時にもたらす愛に溢れた稀有の音楽なのです。私はこの世に生まれて幸運であり、しかも強運でもあったと想っています。何故ならばこの世でブラームスを知り得たのだから…、その音楽と巡り合えたのだから…。

 
posted by 三上和伸 at 23:35| 今宵の名曲・音楽の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする