2013年06月16日

新・横浜漫歩1-2 山下公園モニュメント巡り プロローグ2 アメリカ山と港の見える丘公園 2013.05.21

 遅れに遅れている新・横浜漫歩1、これから暫くは、この横浜漫歩の記事の掲載に全力を上げる事にします。

元町商店街を西から東に縦走、途中厳島神社に立ち寄り参拝、そしてウチキパンでパンと牛乳を買物して、みなとみらい線の元町中華街駅に辿り着きました。ここにはアメリカ山行きのエレベーター(改札出て右直ぐ)があり、数ある急登の坂道を登らなくとも、楽チンで山手の山上に上がれます。いいですね、江の島のエスカーか各地景勝地のゴンドラか、極度の時間短縮にもなり、いい役割を果たしてくれています。さあ、エレベーターに乗って一気にアメリカ山へ! 足自慢なら、谷戸坂、見尻坂、貝殻坂へ。桜の頃は最高です。

@アメリカ山公園
アメリカ山の薔薇のアーチ
最上階のエレベーターの扉が開くと、そこはアメリカ山公園。花壇の花々と横浜の眺望を独り占めする明るく開けた公園です。この時は丁度薔薇の季節、蔓薔薇のアーチが見事でした。

アメリカ山の名の起こりは? 開港当時の昔、この山手97番地にアメリカ公使館が出来る予定だったそうです。ところがどう言う成り行きか知れませんが、公使はここに住む事はなく、建設が中止になり、アメリカ公使館は出来ませんでした。それでもここがアメリカの所有地であった事は確かなようで、後にアメリカと縁が深い事からアメリカ山と呼ばれるようになったのだそうです。 

Aイギリス館
イギリス館 
昭和12年に、この地に建てられた鉄筋コンクリート2階建ての旧英国総領事公邸です。このように建物は立派に残ったのですが、今日、ここがイギリス山と呼ばれない素朴な疑問が残ります。どうしてか、どんな理由があったのか、まあ、イギリス館の名さえ残れば、イギリス山など必要ない、が真相でしょうか。誠に残念な事です。されど建物が残った事は幸いと言えるのでしょう。横浜の歴史を伝える建物として、無料で閲覧出来る上、今現在でも、一階のホール(音楽会用)と二階の会議室は頻繁に使われ、役に達っていますものね。

B深紅の薔薇・ヴィクトル・ユーゴー
薔薇・ヴィクトル・ユーゴー(フランス産) 
フランスの文豪の名を授かった薔薇、それがユーゴーにとって、また薔薇にとって光栄であったのかどうなのか、知る由もありませんが、美しい深紅の薔薇、見事ですね。レ・ミゼラブルの著者に相応しい華麗なる大輪は、観る者を雄渾な小説の世界に誘います。真に輝かしい薔薇と私は実感しました。

C大佛次郎記念館
大沸次郎記念館 
横浜市(西区英町)出身の文豪・大佛次郎の記念館。この小説家のペンネームの大佛の名は、ご本人が鎌倉長谷の大仏の裏手に住んだ事によるそうです。生まれが横浜、後の住まいが鎌倉、この二つの街と猫を愛した人だそうで、神奈川県民の私として、嬉しい事ですね。ここには、この小説家の原稿及び肖像が納められているそうです。

D「コクリコ坂」の国際信号旗
コクリコ坂のハタとベイブリッジ ウチキパンのカレードーナッツとセサミスウィートポテト 
アニメ「コクリコ坂から」の舞台(モデル)になったのが横浜山手の丘の上。丁度、下宿・コクリコ荘のあった場所が、この写真の位置、港の見える丘公園のど真ん中でした。この旗は、下宿を賄う松崎海が、毎朝コクリコ荘の庭で揚げていた旗(を模したもの)。新山下を経た横浜港からよく観えます。その国際信号旗の意味は「安全な航行を祈る」だそうです。あのアニメをご覧になられた方ならこの旗…、想いは一入のものがあるでしょう。

右のパンと牛乳は元町・ウチキパンで買ったもの、港の景色を観ながら食べました。

Eハマナス(浜梨)
ハマナス(浜梨) 
港の観える丘公園には、薔薇の女王・ローズだけではなく、北国の野生薔薇・ハマナスも植えてあります。本来は北海の原野に咲く花、一重の薔薇色、豪華さはないけれど、そこには澄み切った清楚な味わいがあります。北の青空によく似合う、北の乙女の薔薇です。

Fフランス山への渡り橋
フランス山へ繋ぐ橋
ここで港の見える丘公園はお終い、この先はフランス山の領域になります。横浜山手で最も深い森、メルヘンの森にようこそ!
posted by 三上和伸 at 17:34| 新・横浜漫歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする