2013年09月29日

音楽の話100 桐谷美玲出演のキャノン・ピクサスのCM音楽はブラームスハンガリアンダンスbT 2013.09.29

 今を時めく?美しい女優・桐谷美玲が出ているキャノン・ピクサスのCM音楽は、ブラームス編曲のハンガリー舞曲第5番嬰へ短調です。可憐な桐谷と野蛮なハンガリアンダンス、その組み合わせの評価は微妙ですが、美女と野獣で良いんじゃないかと私は思います。どちらも私の好みでありますしね。良いですね、桐谷美玲…。

 ハンガリアンダンスbTは、ブラームスの全21曲のハンガリー舞曲集の中では一番有名な曲で、ハンガリアンダンスと言えばこの曲と言う事ができます。元は他人の作ったチャルダッシュでしたが、ブラームスは世界を股に掛けるヴァイオリニスト・E・レメーニ(ハンガリー人、明治時代日本にも来た)からこの曲を教えられ、後にハンガリー舞曲集の一曲としてアレンジの形で出版しました。ところがこれが大当たりをとり、楽譜は売れに売れ、それを妬んだレメーニからは訴えられ裁判沙汰となりました。結局アレンジ《編曲》とした事がブラームスに幸いして裁判ではブラームスが勝ちました。しかしブラームスはこれに懲りて、以後の楽譜出版にはより慎重になったと言われています。実に嫉妬とは恐ろしいものです。特に男の嫉妬はね?…。まあ、レメーニも馬鹿ですね。身の程を超えた欲をかいたのですよ。
posted by 三上和伸 at 21:36| 今宵の名曲・音楽の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする