2013年10月05日

私の歳時記 2013.10.05(旧暦長月の朔) 今日は旧暦長月の朔(一日)

 今日の日の出が5:38、月の出は5:37、1分差ですね。この二つの天体は僅かに離れた位置で、ほぼ同時に東の空から昇っているのですね。しかも双方の南中の高度差も約3.1度(太陽:49.6°、月:46.5°)と接近しているので、この二つの天体が直ぐ傍にいた事になります。勿論、今日は雨ですので、太陽すら確認できませんが、仮に晴天で太陽が見えていたとしても、間近の太陽の光に埋もれた月は絶対に見えませんけれどもね。これが朔(新月)の日の月の現実です。されど時に双方接近交差する事がありますが、それが日食です。この時だけは、月の輪郭が太陽面に観えるのですね。日食は朔の日だけに起こり得る天文現象です。

 朔(さく)とは月の初めの一日(ついたち)を意味する語ですが、今日はその漢字の成り立ちとその意味合いを調べてみましたので、お教え致します。朔は屰(ゲキ・ギャク)と月が合わさった漢字ですね。その内、屰は逆さまに戻ると言う意味があるそうです。月は勿論天体の月ですが、この場合は暦の月、一月二月の月です。即ち、月が屰(逆様に戻る)になる。月末(三十日・晦)から逆さに戻って元の一日になるの意味が込められているのだそうです。だから一日は朔…、お解りになりましたか?

参考 ウェブサイト:国立天文台天文情報センター暦計算室 図書:広辞苑 新漢語林
posted by 三上和伸 at 15:56| 私の歳時記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする