2013年10月14日

新・野の花6 静かなる闘争、ススキとセイタカアワダチソウ 多摩丘陵 2013.10.13

ススキとセイタカアワダチソウ
ススキとセイタカアワダチソウ
ススキ(薄、芒)別名:オバナ(尾花) イネ科ススキ属
セイタカアワダチソウ(背高泡立草) キク科アキノキリンソウ属
この光景は現代の日本の何処の土手や河原や空き地にも観られるもので、お馴染みの風景です。どちらも崩された裸地に素早く生える性質を持つ草で雑草と言えます。ここではこの二種の草が静かなる闘争を繰り広げています。観る限り今のところススキが優勢ですが、セイタカアワダチソウは根からススキの発芽を妨げる有害物質を出して攻撃を仕掛けています。やがてその毒が回ればススキは衰退を始め、行く行くはセイタカアワダチソウの群落と化します。そうです、このセイタカアワダチソウは怖ろしい侵略植物なのです。しかし首尾よく全盛を極めたとしても、このセイタカアワダチソウは、その毒素を止める事は出来ずに、今度は逆に己へとその毒の刃を向けてしまうのです。そしてその毒で自家中毒を起こし、やがて衰退し、再びススキが攻勢を強め、セイタカアワダチソウに取って代わります。こんな戦いが休む事無く続けられているのです。この両者、衰退と隆盛を繰り返し、飽きる事無く末代までのさばり続けるのです。馬鹿で哀れな草たちですね…。でも我等人間もこの草達を嗤えませんよね。愚かにも未だに同じ事をしていますからね。日本の周りでもそうですね…、何処かの国が…
posted by 三上和伸 at 23:30| 新・野の花 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする