2013年10月25日

私の歳時記 2013.10.24(旧暦・長月の廿日) 晩秋の花・三種

十月桜 宮城野萩 ノコンギク
旧重陽も過ぎ、その後に咲く花は晩秋の花。その代表が菊ですが、世は大分前から園芸ブーム、秋に咲く桜も作り出してしまいました。この十月桜もそんな品種で、十月になると咲き出し、翌年の歳の初め頃まで一頻り咲き継ぎます。春四月にも咲くので四季咲きの桜と位置付けられています。小彼岸桜の改良種だそうで、花弁が多く八重咲きと言えます。花の少ない晩秋に咲く花で、その清楚な風情は不思議な有難味があります。

秋と言えば、草冠に秋と書く萩を忘れてはなりません。特に宮城野萩は枝垂れてナンボと言う花で、多花であり、流麗なマスゲームの趣きがあります。これはやはり人間の美意識に敵う姿形、愛される必然がありますね。

私にとって菊とは野菊の事。高価な園芸品種の雅名が付いた菊など眼中にありません。私の中で菊とは麗しくも素朴な田舎娘のイメージ、あの野菊の墓で眠る民さんのような人(女性)。そこに憩い安らぎ、愛を捧げる恋人。ああ、私が命ある限り守ってやりたい大切な伴侶…

posted by 三上和伸 at 18:30| 私の歳時記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする