2014年03月01日

雑記帳207 ブラームス“第四”と“アンネの日記” 2014.03.01

 何処の世界にも人種差別があり、そこには迫害の歴史が横たわっています。特にヨーロッパに於けるユダヤ人への虐げは、ナチスのホロコーストに代表されており、凄惨を極めました。このユダヤ人迫害は20世紀に始まった訳ではなく、19世紀のドイツオーストリアでも盛んに行われていたのだそうです。ブラームスに関する逸話の中でも、その事が記憶されており、リベラルな思想を持っていたブラームス(ブラームスは保守反動と思われていたが本当は違う)は「酷過ぎる、人間のなす事ではない」と、大変に憤慨していたそうです。恐らくブラームスは、この近未来のホロコーストを予見して、怒りに満ちた噴怒のシンフォニー“第四”を書いたのでしょう。

 どうも世の中には人間の負の歴史を公平に偏りなく観る事の出来ない人間が、往々にして存在するのですね。幼気な少女アンネが綴った本を破り捨てる、そんな奇怪な人間もいるのですね。しかもそれは日本人なのでしょう? 安倍首相もそうかも知れませんが、どうしてある人種は“負の大罪人”を神格化するのでしょうか? アンネの心理と感情、そして思いをどうして想像できないのでしょうか? 無残に散った犠牲者の無念をどうして抱き締めてやれないのでしょうか? 私はこの不思議に怒りを覚えます。 
 
posted by 三上和伸 at 11:39| 雑記帳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする