2014年04月13日

新・食べ歩き16 母の米寿の祝、葉山日影茶屋、春の懐石料理 2014.04.13

 懐かしい今は亡き父の思い出深い葉山日影茶屋、母の米寿の大切な祝の膳もここと決めていました。期待に違わぬ季節を愛でる懐石料理、一人として不満足な者は無く、Nちゃんもご機嫌でした。

献立の書付
献立の書付
判り易く記された献立の書き付けが各人の席の前に置かれています。一々接客の仲居さんに尋ねる事無く料理を頂ける、安心なもので良いですね。 

先付
先付 
左が空豆、雲丹の琥珀寄せ。右が赤貝とのびるのぬた和え
季節の日本料理を謳う日影茶屋、誠、一口頬張れば今春が香ります。空豆にのびるが良かった…。

前菜
前菜 前菜・春子鯛の桜寿司 
奥に春子鯛桜寿司、右に針魚(さより)手網寿司、左が海老、手前に花びら長芋
塩漬け桜葉に包まれた子鯛の桜寿司、そして針魚の手網寿司、旬の極み、舌に幸せを運ぶ…


椀 椀の蓋裏の寿老人と福禄寿 
蛤も春、弥生の物。老を愛しむ福禄寿に寿老人、米寿の母のために用意された器。心憎い演出。

造り
造り 
鯛に鮪、そして平政(ひらまさ)。ヒラマサの旬は夏、ここは一寸勘違いかな?

冷酒
冷酒 
イケる口の誰かさんの嗜み、暖気漂う中、粋な選択でした。

蒸し物
蒸し物 
新このわたの玉〆。
新このわた(海鼠腸)とはこの冬に仕込まれた海鼠(なまこ)の腸の塩辛の事。珍味中の珍味ですが、通でなければ判らない味かも? でも素人には、綴じた玉子は特旨。

Nちゃんとお庭の風景
部屋から観た庭 庭を見遣るNちゃん
立って歩けるNちゃんは、窓沿いを伝い歩きして暫しお庭を眺めます。お腹一杯になったNちゃん、今度は外に出たくて出たくて堪りません。Nちゃんにとって、お庭は魅力の宝庫、その強い憧れが観て取れて愛おしかった…。その思いを受け取ったのがパパさん。パパさんが抱っこしてお庭へ…。池には鯉がいてNちゃんは興味津々、きっとこの日一番の思い出となった事でしょう。

焼き物
焼き物
桜ます蕗味噌焼と豆腐田楽 
お味噌が大好きなNちゃん、豆腐田楽を貰ってもう無我夢中、ムンズと串を掴んでお口へ、そしてパクパク…。ホントに美味しそうに食べました。私もオコチャマと言われる食味の持ち主、もう豆腐田楽が美味しくて美味しくて、最高でした。

煮物
煮物 煮物 
若筍煮と穴子東寺巻
春を代表する味覚、筍と蕗。正に春が香り立つ、これが日本料理の粋ですかな? 穴子は湯葉巻きです。

筍ごはん、赤だし、香の物
筍ごはん、赤出し、香の物
絶品の筍ごはん、薄味ながらナメコと生湯葉入りの赤だしの塩味がジャストフィット、旨過ぎます。我が弟は絶句のちオカワリ君。

水菓子
水菓子 水菓子
小豆大好き人間の私、その甘味を纏う白玉の口当たりに思わずフフフ…、幸せはここに極まれり…

御馳走様でした。季節の幸福をありがとう。また何時か違う折節に…





posted by 三上和伸 at 22:02| 新・食べ歩き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする